未来を変える鬼狩り達   作:yuki_06090570

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百年を生きた次期当主とその友人達

鬼殺隊を束ねる一族。名を産屋敷という。

彼らは鬼舞辻無惨と遠い親戚であるが故、代々若くして病死する"呪い"を背負っていた。だがその呪いの連鎖は現当主である産屋敷耀哉で終わりを迎えることを、三人の産屋敷は知っている。

 

「かなた、くいな」

 

次期当主を務めることが決まっている産屋敷輝利哉は、妹である産屋敷かなた、産屋敷くいなを呼び止める。兄から呼ばれること自体に何ら不思議なことはないのだが、今回ばかりは特殊な状況である。そして何故呼ばれたのか二人は見当が付いていた。

 

「「輝利哉様…」」

 

兄妹だからか。それとも後方からではあるものの無惨との死闘を生き残ったからなのか。互いに言葉など必要はない。

彼らの目的は一つ。父、母、二人の姉、そして隊士の皆を死なせないということのみ。

 

「ただ……弱体化の薬を打ち込むには、どうしても無惨に明確な隙を作らせなければならない。そして未来の話を話せば、父は間違いなく同じ道を辿るだろう」

 

未来の道筋をそっくりそのまま辿れば必ず無惨を…鬼を滅ぼすことができると知れば、耀哉は自身の命を捨てることも厭わない。寧ろ喜んで差し出すだろう。実際、未来では大量の爆薬で無惨を巻き込んだ自爆を実行したのだから。

 

三人は自爆以外で何か隙を作る方法がないかを話し合う。そこで、くいなはふと疑問に思う。

 

「…鬼の弱点は太陽光ですが、太陽光の何が弱点なのでしょうか……」

 

太陽光が鬼の弱点であることは周知の事実であるが、実際問題鬼は何に反応して身体が灼けるのかは分かっていない。何せ未来では調べる以前に人喰い鬼が絶滅したのだから、知る必要などなかったのだ。

 

「…私たちの知識は未来で読んだ文献程度だ。分かるのは太陽光は大きく分けると三種類ということくらい…」

 

・視覚的に認識できる"可視光線"

・生物の細胞を損傷させる"紫外線"

・温熱作用をもたらす"赤外線"

この三種の光に大別されるという程度であれば、知識としては持ち合わせている。だがそれ以上は何も分からない。

 

「可能性が一番あるのは紫外線ですが…」

 

かなたは三種の中から可能性の高いものを提示するが、それでもいまいち納得できないことがあった。それは輝利哉にもくいなにも分かっていた。

 

「…紫外線は月光にも含まれている」

 

月は太陽光を反射し、地球に届けている。勿論、光の量は太陽光とは比べ物にならないほど微弱なものであるが。であれば、紫外線だけでなく他二種の光も一日中地表に降り注いでいることになる。

 

「…愈史郎さんの"目"を使って実験でもすれば、何か分かるかもしれない。父の状態を診てもらうためにも彼の力を借りたいから、どのみち彼らを探さなければならないな」

 

現状珠世と愈史郎が何処に居るのかは分かっていない。しかし日に日に病状の悪化が進む耀哉を考えると、少しでも早く見つけ出して診て貰わなければならない。

輝利哉は屋敷に居る大半の鴉に、二人を探すよう指示を送った。

 


 

愈史郎は蝶屋敷で無惨対策の薬をある程度作り出したところで、産屋敷邸へと訪れる。

 

「邪魔するぞ、輝利哉」

 

「愈史郎さん、お待ちしてました。早速で申し訳ないですが、父の状態を診ていただけませんか」

 

輝利哉の頼みに愈史郎は無言で頷き、耀哉の元へと向かう。

時期でいえば、今は遊郭での戦いから一ヵ月程度。耀哉の状態はかなり危うい状態となっている。

 

「……やあ…君が……珠世さんが…鬼にした子……かい…?」

 

辛うじて一人で身体を起こすことができた耀哉は、上体を起こして見えない目で愈史郎を見る。

 

「ああ、愈史郎だ。

あんたの状態を診に来た。輝利哉から頼まれてな。俺は無惨対策の薬を作るのに忙しいから、手早く診させてもらうぞ」

 

愈史郎が"目"を剥がすと、持ち込んできた物々しい医療器材が姿を現す。そして耀哉から血液を採取し、成分を細かく検査していく。しかしこれといった病気は見当たらなかった。

 

「…ひとまず、ただの病気ではないのは確かだ。だが未来の医者として、"呪い"なんて馬鹿みたいな理由で片付けるつもりはないからな」

 

病気でないのであれば、他の要因があるはず。例えば………

 

愈史郎が何かの検査をしている間、輝利哉たちは静かに見守ることしかできなかった。話しかけたら邪魔にしかならないのが分かっていたからだ。

 

 

どれくらいの日が経っただろうか。愈史郎は重い口を開く。

 

「産屋敷耀哉。最初に言うが、あんたはもう長生きできない。

これは"呪い"とかいう霊的なもんじゃない。遺伝子の問題だ」

 

当然ながら、この場に居るものは愈史郎の言っていることの意味は分かっていない。それを理解している愈史郎は、部分的に端折りながら説明していく。

 

「まず、生き物には身体を構成するための情報を持っている。簡単なもので言えば髪や目の色。その情報のことを"遺伝子"という。遺伝子は無数にあるが、各々遺伝子は二つの情報を持っている。発現するのは一方だけだがな。そして呼び名の通り、遺伝子は子孫に引き継がれる。父母から一つずつ。二つの内どちらの情報を引き継ぐのかは基本的にランダム……無作為に選ばれる。あんたの子どもの髪色が白と黒に分かれてるのは、引き継いだ遺伝子が違うからだ。

そして珠世様から聞いた話にはなるが……無惨は人間時代、起き上がることすらままならないほど病弱だったらしい。医者が処方する薬を飲んでも悪化し続けるくらいに。

…あんたは遠いとはいえ、無惨と血縁だ。これでもう分かっただろう」

 

聡明な産屋敷一族は、全員が理解する。

無惨が病弱であった原因の遺伝子が、長きに渡り引き継がれてきたのだと。これまで男児だけが病弱だったのは"呪い"などではなく、ただの偶然であったのだと。

 

「無惨を殺したとしても、あんたがこのままゆっくりと衰弱して死ぬことは変わらない。今の機器で遺伝子を編集することはできないからな。何より、もう状態が悪すぎて手の施しようが無い」

 

「…そうか………」

 

悪鬼の居ない世界で、普通の親子として暮らしていきたかった輝利哉、かなた、くいなは悲しみで涙を零しかけるが、耀哉は依然として表情も声も変わらぬままだった。

 

「一つ…方法が無い訳ではないが、少なくとも俺からそれを提案することはないし、あんたもその提案には乗らないはずだ」

 

その方法が一体何なのかは誰にも分からなかった。…ただ一人を除いて。

耀哉は愈史郎の提案を察して、乾いた笑いを零す。

 

「そうだね…。仮に提案されても……私は受けないだろうね…。

ところで…無惨対策の薬は……どうやって打ち込んだのかな……」

 

「聞かずとも分かっているだろう。自爆だ。あんたが嫁と輝利哉の姉二人を連れて自爆して、その隙に珠世様がご自身諸共無惨に吸収させた」

 

輝利哉たちは頑なに話さなかったため、耀哉は愈史郎に聞く。

愈史郎は特に言い淀むこともなく、事実だけを述べていく。だが話さなかった輝利哉の考えを理解していない訳ではない。

 

「言っておくが、俺は自爆させるつもりはないぞ。

輝利哉は長年の友人だからな。友人の親と姉をみすみす手放させる訳にはいかない」

 

諸々作業を終え、愈史郎は持ってきた器材に再度"目"を貼り付けて見えないようにする。重量が変わらないのにこんなことをするのは、当然無惨に見つかりにくくするためである。

 

「無惨の不意を突く方法が他にないかは模索しておく。

そのために多少なりとも未来知識のある奴の手は借りたい。だからお前はついて来い、輝利哉」

 

愈史郎から渡された"目"を輝利哉は受け取る。そして家族たちに一礼した後、"目"を額に貼り付ける。

そうして血鬼術で姿を眩ませた愈史郎と輝利哉が産屋敷邸を出発するとき、耀哉たちは玄関口の方を静かに眺めていた。

 

「輝利哉は……良い友を持ったね……」

 


 

愈史郎と輝利哉が到着した場所は勿論蝶屋敷。

主要人物が同じ場所に集まりすぎるのは、普通に考えればかなり危険なことだ。しかし今は愈史郎の血鬼術により夜間は存在を隠しているため、襲撃される危険性は限りなく低くなっている。

 

「相変わらず……愈史郎さんの血鬼術は凄まじいですね」

 

「毎度日が落ちる頃に貼り直さなきゃならんのが面倒だがな」

 

そんなことを言っているが、実際毎晩"目"を貼り直しているのはアオイ、きよ、すみ、なほ達なので、愈史郎は大量の"目"を事前に作っておくだけである。

 

愈史郎は玄関の戸を叩くことなく開け、我が家のように遠慮なく屋内へと入って行く。

研究部屋へと向かうと、アオイと珠世が無惨対策の薬の研究に勤しんでいた。

 

「愈史郎さん、お帰りなさ…って、輝利哉様!?」

 

アオイは愈史郎に顔を向けるが、直後輝利哉の存在に気が付いて大きな声が漏れる。

 

「こんばんは、アオイさん。珠世さんも、こんばんは」

 

驚嘆するアオイを他所に、輝利哉は頭を下げて挨拶する。その姿勢は次期当主とは違って、あくまで対等な関係で問題ないと言いたげな姿勢である。

 

「こんばんは、産屋敷輝利哉さん。そして、鬼である私たちを受け入れて下さって、ありがとうございます」

 

輝利哉に続いて、珠世は深々と頭を下げる。

 

「とんでもありません。貴女が…貴女と愈史郎さんが居なければ無惨を倒すことは叶わなかったですし、叶いませんから。

寧ろ協力して下さって、此方こそ感謝しかありません」

 

延々と頭を下げ合う珠世と輝利哉。

おそらくこの二人は互いに満足するまで感謝を繰り返すのだろう。愈史郎とアオイは顔を見合わせて苦笑する。

 

「研究はどんな具合だ?」

 

ひとまず二人のことは放っておいて、愈史郎はアオイに研究の進捗状況を聞く。

アオイは現状を簡潔にまとめた一枚の紙を愈史郎に渡す。

 

「新たな薬については難航しています。複雑な薬の数が増えると、その分効果が相殺しないよう調整することが多いので。

現状完成している四種の薬の内三種の効力については、多少ながら強くなりました」

 

"人間返り"の薬は分解される前提であること、分解されてから真価を発揮することは変わりない。ただし真価の効力、つまり他三種の薬を強力にする点は以前よりも高まった。

"老化"の薬は単純。一分で五十年のところから、一分で百年ほどにまで老化の速度が上がった。

"細胞破壊"も単純。破壊する効力が強くなった。

 

「…そうか。なら、あまり複雑な効果の薬は追加しない方向で進めよう。一つ作るのに苦労していたら時間も無駄だしな。

単純なものだと……"痛覚"を過敏にするとか、"目眩"を起こさせるとかが有効か」

 

愈史郎は資料を読んで手早く内容を把握し、今後の構想を決める。

 

一見単純なものだが、場合によっては複雑なものより期待値が高い。

痛覚を過敏にさせれば、痛みで攻撃の意識を分散させられる。細胞破壊と組み合わせれば効力が増すだろう。

目眩を起こさせれば、攻撃の正確性を低下させられる。此方は老化と組み合わせれば効力が増すだろう。

 

「分かりました。其方の方向で進めていきます」

 

「頼んだぞ。俺は産屋敷の自爆の代わりになる物を輝利哉を交えて考えるから、何かあったら呼べ」

 

そうして話してる内に、輝利哉と珠世が繰り広げる頭の下げ合い対決は終了した。

 

「では、珠世様。よろしくお願いします」

 

愈史郎は軽く会釈した後、輝利哉を連れて別の部屋へと向かった。

別の部屋に入って早々、愈史郎は輝利哉に資料を手渡す。

 

「未来で発表された太陽光に関する論文をまとめておいた。まあお前のことだから、読んで把握していたとは思うがな」

 

輝利哉は受け取った論文に目を通す。確かに読んだ憶えのある内容ばかりで、これといった新しい知見が得られることは無さそうである。

 

「そうですね。概ね理解できているかと」

 

「それで、だ。鬼は日光の何に対して弱点なのかだが、直接陽の光に当たれない加減で中々研究が進んでいないから、ひとまず手当たり次第に調べていくしかない状況だ」

 

注意すればできないこともないのだが、万一事故でも起きれば愈史郎の命は失くなる。そのため殆ど検証できていないのである。

 

「では、明日の早朝から色々実験するということですね」

 

輝利哉と愈史郎は、幾つかの事例から日光が鬼にどう作用するのかを考察しつつ、明日の準備を行った。

 


 

翌朝

愈史郎は一日中陽の光が当たらない場所に座り、輝利哉は準備したものを持って中庭へと出る。

 

「まずは、何もしない場合の再確認から」

 

愈史郎は"目"を作り、中庭の方へと投げる。

日陰から日向に飛び出た瞬間、"目"は表面から灼けるように燃え始め、やがて跡形も無く消え去った。

 

「まあ、言うことはないな」

 

「では次に…直射日光を遮ります」

 

輝利哉は大きめの本で直射日光を防ぎながら"目"を日の下へと持って行く。すると"目"は灼けることなくその場に残り続ける。

 

「…直射日光は関係あるようですね」

 

「みたいだな。じゃあ次だ」

 

愈史郎は横に置いていた"缶"を輝利哉に投げる。缶の形状は少し縦長で、噴射口のようなものが取り付けられている。そして缶本体には"UV protection"と手書きで書かれていた。

 

「紫外線の方からですね」

 

輝利哉は(スプレー)を振り、直射日光を避けた状態の"目"にガスを吹き付ける。充分に吹き付けたところで日光を遮っている本を除け、"目"を日光の下に曝す。

すると先刻と同様、"目"が灼けて消えるようなことはなく、その場に残り続けていた。

 

「紫外線を遮断しても消えませんね」

 

「…こうなると、赤外線も大方結果は見えるな」

 

輝利哉は缶を縁側に置き、次の缶を愈史郎から受け取る。今度の缶には"IR protection"と書かれていた。

条件を同じにするために、今度は別の"目"にガスを吹き付ける。そして日光の下に曝す。

此方も前二つと同様に、陽の光に当たっても消えることなく残り続けている。

 

「…つまり……紫外線、赤外線、直射日光。全てが混ざった場合にのみ、鬼の肉体が灼ける現象が起きるということですね。

なら――」

 

「どれだけの強さが必要なのか、だな。…しかし、明確な値でなければ調べたところで大した意味はないぞ」

 

明確な値。つまりは出力の可視化を可能にする"機械"が必要となる。どのみち無惨に用いる分も作らなければならない。

 

「何方にしても彼の力は借りなければならないので、丁度良いです。今は刀鍛冶の里に居るはずですから、鴉を向かわせましょう」

 


 

鎹鴉を刀鍛冶の里へと向かわせてから数日、

 

「輝利哉くん、こんにちはー!」

 

元気な声でやって来たのは小鉄。当たり前のように次期当主のことを"くん"付けで呼んでいるが、輝利哉は特に気にした様子はない。

 

「こんにちは、小鉄くん。来てもらったばかりだけど、早速良いかな?」

 

「勿論!」

 

小鉄はお面の中で満面の笑顔を浮かべながら親指を立て、早々に作業に取り掛かり始めた。そして輝利哉も分かる限りの範囲で協力する。

 

それからおよそ二週間、日中の蝶屋敷はかなり騒がしくなっていた。原因は勿論、機械製作によるものだ。とはいっても作業が騒がしいのではなく、製作に必要な素材や部品を度々持ち込んでいたことが原因であるが。

 

「まだ試作の段階ですが、とりあえず完成しましたよ。

名前で言うと…何でしたっけ………ソーラーシミュレータ?疑似太陽光源?とかそんな感じのやつです」

 

小鉄が嬉々として完成した機械を、蝶屋敷に居る者たちにお披露目する。しかし試作機ということもあってか、かなりの大きさを誇っている。これでは無惨に不意打ちする以前の問題だ。

 

「今回のは出力の調整も必要とのことなので大型化してますけど、一定にするのであればもっと小さくできると思います」

 

改善の余地を残していることを皆に報告しつつ、小鉄は珠世と愈史郎に注意して電源を入れる。そして十秒ほど経過したとき、如何にも光を放つと言わんばかりの照射部から光が出始める。

 

輝利哉はその光に手を当てると、接触している部分に熱を感じた。

 

「愈史郎さん」

 

愈史郎は名前を呼ばれた理由を察し、"目"を作り出して輝利哉に手渡しする。

そして輝利哉は受け取った"目"を照射光に当てる。すると"目"から少しずつ火が出始め、やがて完全に燃え尽きて跡形も無く消えてしまった。

その光景を見ていた者たちは歓喜で少しざわつくが、輝利哉と愈史郎は今後の構想を淡々と練る。

 

「効果は問題なし。後は検証しつつ、小型化して量産だな」

 

効果があるのなら検証の必要はないかもしれない。だが最低限の出力で事足りるようにすれば、その分電力の消費を抑えられる。

とどのつまり、彼らの最終目標は携帯仕様にまで発展させることにある。

 

「せめて一般隊士の方々の分くらいは用意したいですね」

 

何せ、最後の戦いの場所は太陽の昇らない世界。そして落ちることはおそらく不可避だ。愈史郎が鳴女の視覚と意識を奪取すれば外へと出られるが、それまでは延々と戦い続けなければならない。

加えて襲ってくる有象無象の鬼は下弦程度の強さを持つ。柱であれば刀で頸を落とす方が早いが、一般隊士はそうはいかない。体力の消耗も大きく、夜明けまで身一つで戦うのは相当厳しい。

 

「小鉄。懐中電灯サイズで量産はできるか?」

 

片手で持てる程度の大きさにまで小さくできれば、刀の邪魔にはならないし、帯革(ベルト)に吊り下げておけば最悪の状況に陥ってもすぐさま対応できる。

 

愈史郎の問いに小鉄は少し考え、やがて口を開く。

 

「できないことはないですけど、出力次第ではバッテリーの持ちが怪しいですね。いざってときに使う程度であれば問題ないとは思いますけど」

 

「それで問題ない。あいつ等は味噌っかすだが、味噌っかすなりに鍛練してるはずだからな。

とはいえ、まずは検証から進めていかないとだが」

 

「はい。未来と同じであれば、今年の大晦日に決戦ですからね。それまでに完成させないと…」

 

輝利哉はその後も蝶屋敷に泊まり込み、愈史郎、小鉄とともに無惨対策を進めていくこととなった。




【あとがき】

お読みいただきありがとうございます。

鬼殺隊関係者となれば、産屋敷家の話を書かない訳にはいきませんよね。
ということで、今回は輝利哉とその友人たちのお話です。
そして未来で輝利哉の友人である愈史郎も交えてみました。
小鉄も輝利哉と近い年齢ですし、もしかしたら友人になっていたのかなぁ…なんて思ったので、小鉄も合わせてみました。
きよ、すみ、なほの三人娘はかなた、くいなと友人になってたら嬉しいなぁ…なんて思ったり。そっちの方は物語に大きく関わる内容を書きようがないので書きませんが。


産屋敷家にあった"呪い"。これを呪いのままにしてしまうのは何となく気に食わなかったので、ただの遺伝であるということにしました。
というか本当にただの遺伝で、呪いなんてものは最初から存在しなかったのでは…?
無惨は二十歳を迎える前に逝去すると言われるほどに重度の病を抱えていましたし。具体的な症状は描かれていませんでしたがね。


ちなみに愈史郎が珠世様ラブが溢れ出してないですが、何百年と生きた記憶がある加減で少々達観した雰囲気に変わっているためです。


これは単なる考察ですが、日光への耐性は鬼ごとに違うのではないかなと。
半天狗は結構長時間耐えていましたし(本体ではないからというのもあるかもしれませんが)、無惨も肉の鎧で相当耐えていましたし。



誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。


【余談】

太陽光と遺伝子については軽く論文を漁って書いただけなので、正解なのかはよく分かりません。
間違ってた場合、専門家の人は優しく指摘するか、見なかったことにしてください。
専門家ではない人たちは鵜呑みにしないでくださいね。
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