〜TS転生コキリ族ハイラルを往く〜 ゼルダの伝説 FAIRY OF THE MAGIC 作:ジュミ・ベラウ
よーやく声の記憶全部見つけました。……ミファーの最期の言葉とか、ウルボザへの手向とか……胸が、胸が痛い……
ティリアが城の隠し部屋で、王夫婦と話し合いをしている中、リンクは訓練場の人形相手に剣を構えていた。その横ではシークことゼルダが目を輝かせて見つめている。
ティリアに貰った訓練用の剣を握り締め、左手には磨いた龍の鱗に持ち手を付けた盾が輝いている。ふと、ゼルダはその鱗盾に、言いようのない感情を抱いた。純白の鱗に懐かしいような哀しいような。しかしその思いもリンクの真剣そうな表情を見つめるのに忙しくて直ぐに流れて消えた。
一方のリンクは、一国の姫、それも美幼女に見つめられ、小っ恥ずかしいやら緊張するやらだった。
「ふーっ。」
しかし彼が大きく息を吐いて集中を高めると、余計な雑念は消え失せる。子供らしい振る舞いは健在。しかし一度決めたならば彼はその瞬間より騎士となる。集中力の続く限り。
想定するのは姫の護衛。自分が引けば彼女の命が危険にさらされると思え。ただ型を見せるだけであっても、そのくらいの心持ちでやらねば身につかない。
訓練用人形は動かない普通のそれだが、足元が地面に固定されていないので、好きに配置できる。今回使う技の数と合わせた6体を半円状、リンクを囲むように配置した。
リンクは呼吸を整え、そして剣を振った。修めた奥義を、目に映る景色に脳内で理想の軌跡を描き、それをなぞるように。
振り下ろし、返す刃の切り上げで人形を打ち上げるようにして仰向けに転がす。そこへ第一の奥義『とどめ』を繰り出す。
胸のど真ん中を正確に穿った次の瞬間には、別な人形へと向かって行く。盾を構え、押し出すように叩きつける『盾アタック』。
そうしてバランスを崩され、ふらつく人形目掛けて飛び上がり、頭上から強烈な一撃『兜割り』を叩き込んで後ろに着地。
背面をとったことを利用して『
一旦剣を鞘に納め、一瞬の脱力。あからさまな敵意を潜め、なんでもないように人形に近付き、一瞬で抜刀。『居合斬り』にて切り捨てる。
抜いた剣を持ったまま、次の標的目掛けて大跳躍。上段から叩き斬る『大ジャンプ斬り』。
最後の人形は真っ二つに砕け散り、木片が辺りに散らばった。
リンクはしばしの残心の後に、剣と盾を背にしまう。
「すごいです、リンク!」
真正面から褒められて、リンクは照れくさそうに頰をかく。距離が近くていい匂いがするのもあって、目を合わせられない。
ゼルダがそう言っても、リンクはてんで満足できていなかった。破壊した訓練人形は、どれもこれも幾分か砕けた木片が散らばっている。ティリアであればこうならない。綺麗に、切断することのみにとどまる。そうなっていないということは、技の威力はともかく精度で劣るがため。エネルギーがばらけている、つまりは力の使い方に無駄がある証左であった。
「そう思えるからすごいんですよ。」
「そう、かな?」
「そうです!」
謙虚で、ストイック。それが彼の美点であるとゼルダは言う。それは、彼ら少年少女の瞳の如く、キラキラとした憧れと敬意からくる考えであった。嫉妬や羨望を抱くには、少女はまだ純粋であった。
*
ゼルダとてティリアの剣技を生で見た事はある。目で追うのでやっとであったが、どれがどんな技であるかは隣に座っていた父ロームが後から解説してくれた。
ハイリア兵の中でも、隊長とされる精鋭たちが10名集められ、演習場の中で10対1の戦いを繰り広げたのだ。一応は刃を潰した訓練用の模造品であり、首筋に剣を突きつけられた者は戦死判定で脱落というルールだった。
最初に倒されたのは唯一の槍使いだった。そしてまた最年長の兵士でもあったからこそ、脅威度高しと見たティリアに行動する前に討ち取られたのである。
槍というものはリーチの長さ故に、それに劣る剣で勝とうと思えば3倍の力量差が必要とまで言われるのだ。1対1ならティリアは余裕を持って圧倒できたろうが、10対1となると厄介だ。ハイラルの槍は攻撃力こそ片手剣に劣るが、攻撃の速さは圧倒的。乱戦中に隙をついて、というのが大きな負け筋だったわけである。
それゆえ、ティリアは小柄な体躯を生かしてあっという間に懐に潜り込み、初手の『居合斬り』で吹っ飛ばし、『とどめ』の要領で首筋の横の地面に剣を突き刺したのだ。
その時の模擬戦は連携を高める訓練も兼ねていた。脱落した兵士は他の隊長たちからも信頼篤く、また現場指揮官として優秀な男であった。無論その彼を欠いたからといって動きが極端に悪くなるほどに柔な者達ではない。その次に指揮に秀でたものが指示を出し、巧みな連携でティリアを倒そうとする。
だが迂闊に攻めれば躱してからの『ラッシュ』で倒される。そうでなくとも動きを見切った攻撃は『盾アタック』で弾いて反動で体幹を崩してくる。その後は『兜割り』の要領で頭上を取られる。盾を構えて守りに入れば、小柄な体躯を生かして回り込み、十八番の『背面斬り』を叩き込まれる。
姿勢を崩されまいと足に力を込めたとて、全体重を乗せた渾身の『大ジャンプ斬り』を受け止めきれない。
最後に残った3人が3方向から一気に向かっていったが、『大回転斬り』でまとめて倒された。
それらの技は、どれも金色に輝く刀身が軌跡を描く宝剣だった。
だがゼルダを最も魅了したのは、その後の父ロームとの1対1での立ち合いであった。
ローム王は老齢ながらも、両手持ちの重剣を振るう一流の剣士でもある。老いてなおも健在どころか、ティリアからのアドバイスを受け剣にフォースを宿す術をも身につけた。老いて益々健在という実力者である。ティリアの技を解説できるだけの実力があるのはそういうわけだった。
そういう相手だからこそ、ティリアは本気の上乗せで魔法を交えた剣を振るったのだ。
『フロルの風』の竜巻で回転力を高めた『大回転斬り』。
刀身に『ディンの炎』を纏わせた閃熱の『居合斬り』。
盾を弾き飛ばされたと見せかけて誘い込んでの『ネールの愛』による『ガードジャスト』。
素早く、そして魔法ゆえの煌びやかさ。正しく、妖精の剣。
*
と、そこまで思い起こしてゼルダは首を傾げた。先ほど見せてくれたリンクの奥義と、ティリアが使った奥義との数が合わない。
「『大回転斬り』……」
「っ……」
リンクは、未だそれを修めていなかった。フォースの感知はできるのにも関わらず、自分自身のそれを剣にこめる事ができないと言うところは未だ改善の目処が立っていなかったのである。
フォースを能動的に扱うと言うことは、ウルボザやローム王も一部の技でやっている。彼らの場合はフォースの概念を知らず、ただ力を込めた結果そうなったという習得方であり、ティリアと出会う以前から当たり前に使っていた。
その話を聞いてリンクもまた同じように剣に力を込めてはみた。しかし何も起こらなかった。
「おれは……『大回転斬り』ができないんだ……」
悲しげに、絞り出すようなか細い声で彼はそう告げる。
ゼルダはハッとした顔で、何か言おうとしたが、彼のような性格では、どんな慰めも癒しにはならないだろう。
しかして、彼女は首を傾げる。
彼女の性分は自他ともに認める理論派である。ティリアは己を感覚派と言っていたこととは真逆に、だ。逆の目線からならば、見えてくるものがあるかもしれない。
ゼルダはティリアの言うフォースがなんであるかを未だ体感できてはいない。いないが、定義は知っている。
全ての物質が持つ存在のエネルギーであると定義して、そして首を傾げたのだ。「全ての物質がすでに持っているのにも関わらず、そこにさらに込めることができるのは不思議」と。
ゼルダはリンクの持つ剣に目を向けた。どことなく、ティリアに似ているような気がした。見た目はごく普通の鋼の剣であるのに関わらず、だ。そしてまた彼の盾から感じる懐かしさと同じようなものも感じた。
この感覚、気配としか言いようのないものが、フォースの一端であると仮定した時、彼女の中で1つの仮説が生まれる。
「リンク、この剣を使ってみてくれませんか?」
「これを?」
それは、なんの変哲もない剣。訓練場の備品であり、丁寧に砥がれてはいるだろうが、それにしても数打ちの品。どうしたってティリアからの贈り物であるリンクの剣に比べると見劣りする性能しかない。
とはいえ、強い剣を使っているから強いようでは2流3流であると考えているリンクとしては、いい機会と思えた。強い剣士が強い剣を持っているのが理想であるのだから、ここいらで数打ちの剣でも技の冴えは見劣りしないという証明をしようという気になったのである。
*
sideティリア
王妃サマとのお話を終えて訓練場に戻ってきたらだ。……2人してオロオロしてる。
足元には砕けた金属の破片……かなり鋭利なものが……!
ボクは顔中から血の気が失せていくのを感じながら2人に駆け寄った。
よかった、2人ともケガはないみたいジャラ。それにしても、剣が砕けるなんて……。リンクの剣はボクがダボラさんに依頼して作ってもらったトクベツな剣だ。流石に白刃剣ではないケド、素材には白龍の爪を使ってる。自己再生で刃こぼれくらいならすぐ治るし、単純な強度もそこらの鋼より強いンだ。そう簡単に砕けは……エ? これはお城の備品? 訓練場の?
「わざとじゃないんです! リンクがこの剣を使ったのは、私が言ったからなんです!」
ゼルちゃんがリンクを庇うみたいに言うケド、怒ってないからネ。ケガがなくてなによりだ……いくら聡明だからって、子供だけで置いてったボクの責任サ。……というか、ゼルちゃん付きの護衛さんは……あ、あっちで気配消してらっしゃる。……ふむん。リンクは気づいてるケド、あのヒトが出てこないから逆に怖かったのネ。マァ、ゼルちゃんにケガをさせてないから出る幕じゃないって判断だろうネ。
「大丈夫だヨ。ケガがなくて良かったジャラ。」
訓練場においてあるような剣は基本消耗品ジャラ。壊れても報告をあげておけば問題ないヨ。訓練場の使用許可には備品の使用許可も含まれてるからネ。わざとぶっ壊しでもしない限りはもーまんたい。
「でもなんでこの剣を?」
「それが……そうだった! ティリア、おれ、『大回転斬り』ができたんだ!」
「エ……?」
この数十分の間にナニがあったノ⁉︎
「ど、どうやったの?」
お、落ち着けボク。慌てず騒がずあわわわわ……
「シークのおかげなんだ!」
ワァ、リンクってばゼルちゃんの手をぎゅっと両手で握って、すっごく嬉しそーに……ア、ゼルちゃんほっぺ赤い。カオ近いからネ、リンクは無意識に。てぇてぇがスゴい。
て、ゼルちゃんのおかげ? ボクは役に立てなかった?
こ、これが
……ジョーダンはともかく、どうやったのかは素直に聞きたいジャラ。本来なら、ボクが教えなきゃイケないことだもン。
ふむふむ、なるほどネ。
やっぱりボクが戦犯じゃァないかッ!
つまりアレだ……ボクの贈った剣はサ、とにかく頑丈にしてあるんだヨ。将来的に、成長したリンクにパキンパキン砕かれないように、彼の腕力に耐えうるように兎角頑丈に造って貰った。ボク自身のフォースも込めて、ネ。
ウン。つまりリンクの剣は常にボクのフォースが込められてる。とはいえ剣ビームとかそこらは込めてもいいケド、基本は纏いだ。なんでできなかったのかって言えば……纏わせることすら困難なレベルでフォースの圧に差があった……コレに尽きるヨ。ボクのフォースが今のリンクには邪魔だったんだ。だってサ、剣に纏わせるフォースはハート満タンの余剰分に過ぎないエネルギーだ。まだまだ成長中で、そっちにもエネルギーを回さないといけない6歳に100年以上生きたボクのフォースを押し返せるかという問題だった……。
そしてまたリンクが今まで自分のフォースを掌握できなかったのも、隣にボクというバカでかいフォースの塊があったから、と。
むぅ……知らなかったとは言え、気が重いヨ。ボクは雰囲気でフォースを使ってる。あと魔力も……だから全てが手探りなんだなァ。
ただ、聞いてみた感じはそこまで悲観することでもなさげなのは救いだ。将来的にリンクが強く、それこそ剣に込められたフォースを押し返せるだけのフォースが使えるようになったら、自然と『大回転斬り』はじめとしたフォース纏いの技巧はできるようになってたハズ。
なんもかんもボクが師として未熟だったというハナシ……ふ、不甲斐ない。
「ごめんネ、リンク。ごめんネ……」
ボクの不注意でリンクは技を出せない苦しみで涙さえ流したんだ。結果オーライとは言えんヨ。挫折のない成長はないとは言うけど、不必要な挫折は健全な精神を損いかねないのだ。
頭を下げるボクを、リンクはぎゅっと抱きしめてきた。いい子だ。前に、ハグをするとストレスが減って幸せな気分になるって教えたことがあったケド、覚えてたんだネ。
アレ? ゼルちゃんもそわそわしてる。
「ゼルちゃんもぎゅってする?」
「します!」
かわヨ……2人まとめてぎゅーだ。頭も撫でたるジャラ。
一頻りハグをして落ち着いたネ。
よく考えたら護衛のヒトに見られてるんだよなァ……不敬罪で捕まる⁉︎
あ、イヤ、何か呆れてる? 何故ぇ?
ア、リンクのほっぺ赤いや。強く締め過ぎた⁉︎ と思いきやゼルちゃんは平気そうだ。ウーン、大丈夫? 平気? ならいっか。
「それはともかく、だ。リンクは暫く『大回転斬り』は禁止だヨ。」
「えぇっ⁉︎」
「いやーだってアブないもン。」
数打ちとは言え決して粗悪品ではない剣を、たった1回の大回転斬りでお釈迦にしちャったンだから是非もなし。
ボクのフォースに比べりゃ弱いってだけで、リンクのレベルはお城の一般兵士さんより強いジャラ。……ボクの贈った剣に纏わせられるようになるまではお預けだ。
「まだ焦るには早過ぎるヨ。」
「そうかな?」
「そうだヨ。大ジョーブ、ボクはキミをほっぽり出す気は毛頭ないヨ。可愛い教え子だ。手放すもんか。」
「ティリア、私はどうですか?」
「もちろん、ゼルちゃんもネ。」
ウーン、嬉しそう。お母さんが存命だからか、ゼルちゃんはまだまだ子供っぽいや。
リンクが大人し過ぎるのかな? 2人揃ってちょうど良いかも? 今回みたいにいい影響をお互いに与え合ってくれれば、未来は安泰だヨ。
ふむ。次はミファちゃんとこにも一緒に行きたいネ。
後は、そろそろリーバルにも紹介すべきかな? 努力の天才である彼の姿に、何かを見出してくれるやもだ。
それが落ち着いたら、ウルボザとかダルケルとかのアダルト組の、ある種練り上げられた強さを見てもらうのもいいかもだ。自慢でもなんでもなく、この子らの中での『最強』の二文字を持ってるのは他ならぬボクだと思ってる。でもスピードではウルボザに、パワーではダルケルに負けてるんだ。
んで、彼らは当然ボクより年下だ。あんまりそんな気しないケド……
だからマァ、ボクの強さを超えるのは、そう不可能じゃない証左を示しておくべきかもしれないネ。
先生ってのは責任ジューダイというのは、知識としては知ってたケド、やっぱり実践してみると色々分かってくるものだなァ……
*
魔剣を携えし青年は束ねた資料に目を落とし、ため息を吐いた。
「手札が足りんな。ワシ
その書類にまとめられているのは、ハイラル各地で語られるティリアについての噂。そして彼が今いるのはゲルド砂漠の北、カルサー谷のイーガ団アジトだ。
「ふん。この程度か。」
イーガ団の諜報員が心血を注いで集めているのは、ティリアを攻略するにあたって必要な情報。いくら停戦中と言えども、潜在的には未だ敵であるのだ。敵を討つために情報を集めるのは、不義理というものでもない。
魔剣士はその攻略法をかすめ取れれば儲け物と思ったが、やはりそんなものは無かった。だからと言ってこれらの情報が無価値であるというものでもないが。
彼が堂々と資料室の机に腰掛け、資料に目を通しているのにも関わらず、団員たちは誰1人として気が付かない。当たり前だ。全員、切り伏せられているのだから。辛うじて息はある。殺さぬようにしたのだから当然だ。
「信心のなっていない俗物どもが。精々あの妖精の足を引っ張ることで魔王様に報いてみろ。」
停戦などという甘ったれた選択を受け入れたイーガ団を、彼は唾棄すべきというほどに嫌った。それゆえに利用する。血も涙もなく。
斬られた者達はかなりの重体だ。命だけは助かるだろう。だが、この先の人生ほぼ全て、動かぬ手足を持ったまま寝たきりにならざるを得ないだろう。
だが、彼らは何に斬られたか分からない。ただ、風を切る音だけが耳に残っている。
それゆえ不信が生まれるのだ。森の妖精が、風の魔法を用いてイーガ団を襲った可能性がある、と。
「人間どもの時代は終わる。赤い月の祝福によって、我ら魔族は復権する。厄災など、前座に過ぎぬ物を精々崇めているがいい。我らが主は貴様らなど必要とはしない。……生きている内はな……」
魔剣士が剣を抜く。赤き月の如き剣身が、アジトに染み込んだ1万年ものの怨嗟や怨念といった残留思念を啜って行く。王国への、尽きぬ悪意と恨みを。
「ふむ。糧としては……悪くないか。問題はどの魔物にすべきか。質か、量か。」
ただ強いだけでも、ただ多いだけでも意味はない。森の妖精に通用するだけの何かを持っていなければならない。リソースは有限だ。赤い月が昇るにはまだまだ時間がかかる。しかし赤い月の祝福がなければ彼ら全員がその力を十全に振るえるようにはならない。
イーガの怨念も、所詮は時間稼ぎだ。だからと言って無駄にしていい余裕は彼らにはない。
「ふん……いくら賢者と持ち上げられようと、所詮はこの世に生まれただけの存在。我らの能力、その出所までは知る由もない。ならば、我らの方が有利であることに変わり無し。所詮、無駄な足掻きであると知るだろう。最後に笑うのは、大魔王ガノンドロフ様だ……!」
自らの主が世界を滑る姿を想起し、魔剣士は満足げにフッフッフと笑いを溢す。
と、廊下から聞こえる足音。書類を取りに行かせた部下が中々戻らないので、幹部の1人が迎えを寄越したのである。その部下は今、血の海に沈んでいるが。
魔剣士は机から降りる、と同時に姿は消えている。
後にはただ、颶風が隙間風のようにアジトの中を駆け巡るだけだった。
タイトルの割に最後は闇でした。一体何フーなんでしょうね、彼?
さて、リンクくんの好感度調整はクリティカルです。ゼルちゃんに対して恩義にも似た友情を抱いてくれていることでしょう。ところでゼルちゃんからはいい匂いがします。ティリアからもします。
リンクが大回転斬りを使えなかった理由を出せて、将来的には問題がないであろうことが分かって一安心。
次回は結構間が開くかもです。12月以降になるやも? 封印戦記が近づいてまいりましたのでそちらをやんないとです。ダウンロード版購入済みですとも。
しかし当時の賢者達の名前全部公開されましたけど、神獣の名前とはカスりもしませんでしたね。意外でした。例えば水の賢者であればルトかルッタかと思ってましたので。ルトさんとかはもっと後なのでしょうか? 気になるところです。あとは謎のコログ族カラモさん。若かりし日のデクの樹様説とかありますが、だとするとデクの樹様はいったいおいくつ?
イフルートがあるのか、それともないのか。
全盛期の大魔王の軍勢がどの程度か気になりますね。
というわけなのでしばらく更新はないかもです。あれば何かしらの閑話かと。声の記憶風で作中キャラからのティリアへの印象を書いてみるとか面白いかもと思ってます。