変身するはめになっていた巫女とグリード   作:雨宮陽花

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どうも、掛け持ちしてる人です。
地道に色々と出してます。


霊夢、初めての出会い

霊夢「んー・・・今日も平和ね。いえ、あれからたいして目立った異変がない、と言えばいいのかしらね?」

そう言いながら歩く脇の出た巫女装束をイメージさせる巫女服を着た紅白の少女。

その人物こそ博麗霊夢。そして、今いる場所は里と呼ばれる人間の里。

いつもの通りに歩いていたが・・・何故か赤い、変なメダルを見つけた。

霊夢「・・・なにかしら、これ?」

そう言いながらなんとなく拾い上げた。

すると里の建物の影から赤い変わった・・・否、空中に浮かぶ赤い腕が出てきた。

??「おい、それは俺のメダルだ」

・・・巫女はそんな変な物を相手にする気などなく、その場から離れて行った。

 

しかし、暫くすると里のどこからか叫び声が上がった。

さすがにおかしいと感じた霊夢はそこへ向かう。

すると、そこにいたのはカマキリにも良く似た人の形をした何かが、里の住民を襲っていた。

霊夢「・・・っ!この、あんた・・・!」

そう言ってそれにしがみついてみるが、妖怪よりも強い力でひっぺがえされた挙句軽く投げられてしまった。

霊夢「っ・・・お、おかしいわ・・・。妖怪じゃ・・・ない?」

鋭い勘で、なんとなくでも感じたことを呟く。

―――相手が妖怪じゃなければどうすれば―――

そう考えていた最中、そこへさきほどの赤い腕が近づいてきた。

??「おいっ!お前!」

そう言いながら尻餅しているような体勢になっている霊夢の胸辺りをつかむ。

??「・・・アンク、人間に手助けをするつもりなのか?」

としゃべるカマキリによく似た人の形を成す者をよそにその赤い腕は続ける。

??「お前、名前はなんだ」

そう尋ねられて、

霊夢「私は博麗霊夢よ」

とその場で受け答えた霊夢。

それを聞いて、

??「霊夢・・・か。んで、お前にあいつを倒す方法を教えようと思うが・・・どうだ?」

と言った。霊夢は僅かにうなずいた。

霊夢「へぇ、そんなのがあるなら教えてもらおうかしら?」

それをよしとした赤い腕は変わった形の石を取り出した。

その石を見たカマキリによく似た人の形を成す者が、

??「封印されたあの・・・!?」

とこぼした。

しかし、それを無視するかのように霊夢の腰へとそれをつける。

すると、霊夢の腰につけられた石が一瞬光を放ち、それがくだけるようにして―――ベルトが現れる。

右腰には丸い形をした物がつけられており、前には3つを入れれるようなスキマのある物体。

霊夢「―――ちょ、ちょっと!?なによ、これ!」

そう叫び、少しうろたえる霊夢に答えるようにその赤い腕がしゃべる。

??「俺がコアメダルだけ持って行ったわけじゃなくてなぁ」

言い終えると霊夢のほうに近づいて、顔の横にまで移動する。

??「霊夢、あれを倒すにはそれを使うしかない」

冷静に戻りかかった霊夢が、そのカマキリによく似た人の形を成す者を見ながら、

霊夢「へぇ・・・これで・・・なのね」

とそれ以外に方法がないのか、と察した顔で言った。

それに答えるかのように、

??「メダルは3枚」

と言い、赤いメダル、黄色のメダル、緑色のメダルを取り出して見せた。

それから霊夢の腰についたベルトを軽くつつきながら、

??「ここに入れろ」

と言ったあげく、顔に近づいて、

??「これがお前の新たな力だ」

と言った。それを受け取る霊夢。

受け取った後、カマキリによく似た人の形を成す者が近づき、

??「アンクにのせられるな。使えばただではすまない」

と言ってのけた。

赤い腕は霊夢に近づき、

アンク?「多少のリスクがあろうが・・・倒さないとお前にとっては困るだろう?さぁ、霊夢、さっさと変身しろ」

と急かすようにして言った。

霊夢「しょうがないわね・・・。あんまり人に害なす存在を放っておけないし」

そう言いながら軽く前に出て、そしてそれから両端に赤いメダルと緑のメダルをはめ。

それから真ん中に黄色いメダルをはめた。

アンク?「おい、これを使え」

そう言いながら赤い腕が霊夢の右腰についていた丸い物体を渡す。

その物体から変わった音が出始め―――霊夢は言われた通りに動かした。

軽快な音が出たあと、霊夢は思わず呟いた。

霊夢「・・・・・・変身」

そう言った瞬間、色々なメダルが彼女の周りをまわりながら「タカ・トラ・バッタ」と言う音が聞こえた。

それからすぐに「タ・ト・バ タ・ト・バ タッ・トッ・バッ」と言う音と共に霊夢の姿が全く別の物へと変化した。

 

??「馬鹿な・・・!?」

と言い、軽くうろたえるカマキリによく似た人の形を成すもの。手首を回すような動きで赤い腕は、

アンク?「あぁ、思い通りの、な」

と言った。

霊夢「・・・あー?歌?って歌なのかしら?それよりタカ、トラ、バッタって・・・」

冷静に自分の姿を見下ろし、そして見回す霊夢。

アンク?「歌は気にするな。まぁ、とにかくそれはオーズ。お前でも倒せないだろう物を倒すための道具だ。んで、その今目の前いる奴で試してみろ」

そう平然と霊夢の近くで言う赤い腕に、

霊夢「へぇ・・・んじゃ、さっき軽くやられかけたお返しを・・・してあげなきゃいけないわねっ!」

とさっそく慣れる霊夢。しかし、そこへそのカマキリによく似た人の形を成す者が飛び込む―――が、霊夢はそれをガード。

それから何故か分かっているかのように、右腕の奴をかぎ爪のようなものへ変化させるとそれで切りつけた。

切られたカマキリによく似た人の形を成す者は銀色のメダルを少し撒き散らしながら転がっていき、そこから再び戦闘体勢に戻る。

霊夢「・・・なるほど、今度はこっちを使えってわけなのね」

銀色のメダルを切られたところから落としながら立つカマキリによく似た人の形を成す者を見ながら余裕そうに呟く霊夢。

するとそれを使って軽く浮きながらも今立ったカマキリによく似た人の形を成す者を連続で蹴る。

また銀色のメダルを少し落としながら後ろへ後退するはめになったそれは、

??「こ、この・・・っ」

と言いながら霊夢に襲い掛かろうとする。

しかし、霊夢はギリギリで後ろにバックステップしながら避ける。

霊夢「こんなんじゃキリがないわ・・・」

と面倒くさそうに呟いた霊夢に赤い腕は緑色のメダルを見せつけながら、

アンク?「おい、霊夢。これに変えろ」

と言って投げ渡した。

霊夢「これ?・・・あぁ、そういうことね」

近づいてくるカマキリによく似た人の形を成す者を蹴り飛ばし、勘でどこに入れるべきかを理解して真ん中のメダルと取替え、丸い物体を再度最初にしたように動かす。

今度は「タカ・カマキリ・バッタ」と言う音がした。

身構える霊夢、勝手に動き、攻撃できるように動く腕のカマキリの腕にも似たそれ。

アンク?「よしっ」

赤い腕は予測どおりになって嬉しいのかそう呟いた。

??「アンク、コアメダルをよこせ!」

そういうカマキリによく似た人の形を成す者を霊夢は当たり前のように何度も切りつけた。

切りつけられて後ろに下がり、それからころがるように、そして銀色のメダルをばらまきながら離れた位置へと移動した。

霊夢「よっと・・・」

そう呟く霊夢。それに答えるように胴体のところが光り、その光は腕へと移動するように光り。

霊夢「せいっ!」

構えなおしながらそう呟くとカマキリによく似た人の形を成す者に向かって飛び、近づき―――そして、それを用いて切りつけた。

切りつけられたカマキリにもよく似た人の形を成す者は軽く吹き飛び、それから断末魔をあげながら爆破した。

そこからは銀色のメダルが出てきて、それが四方八方に吹き飛ぶ。

 

霊夢「ふぅん・・・奇妙なことがあるのね。にしてもメダル、かしら?」

呟きながら周りの見回す霊夢。しかし、その時に倒れているさきほど襲われたであろう里の住民を見かける。

霊夢「あー、そういや襲われてた奴がいたわねぇ・・・」

と今更思い出したかのように言う霊夢。それをよそに赤い腕はその倒れている住民にとりつき・・・そのまま自分の体のようにしてしまった。

霊夢「・・・一応里の住民だから困るんだけれどもね?」

と呆れた声で近づく霊夢。

 

―――そんなのをよそにとある場所では誰かの誕生日をとある男が祝っていた。近くには女と室内にも関わらず日傘をさす紫の服を着た少女がいた。

―――そして・・・ハッピバースデーディアのあとにこう言った。「オーズ」、と。

―――霊夢たちを離れた場所から見ていた男はヘルメットを脱ぎ、片手に持つと缶のようなものを開く。鳥の形になるとしたにあったのも全て鳥になり、それが霊夢たちの頭上へと飛んで行く。

 

―――これは、オーズになってしまった霊夢と赤い腕、アンクが織り成す成長物語である―――




はい、こういう感じでしょうか。
バトルシーンがはじめてなので、上手くいった気はしません。
元ネタが豊富にありますが、今後はそれを上手く使っていこうと思っています。
では・・・ごゆっくり。
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