変身するはめになっていた巫女とグリード   作:雨宮陽花

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これを書く際、ちゃんと元ネタとなったものを拝見させてもらっています。
前回は・・・実は見ながらでした。お恥ずかしい。


霊夢、アンクと共に行動する

霊夢「いい加減説明しなさいよ、アンク!」

そう言いながら横に並んであるく楽園の素敵な巫女、博麗霊夢。

アンク「あ?俺達は800年前に封印された・・・・・・」

そういおうとするのを遮るかのように霊夢が両肩をつかみ、

霊夢「違うって言ってるでしょう?その里の人間。どうするのよ」

睨みを効かせながら尋ねる。

しかし、無視して歩くアンク。

アンク「あー?どうもしねぇ。ただ使わせてもらうだけだ」

そして歩いた先に見えたアイスキャンディーを売っている場所から2本アイスをとる。

それを見た男性が駆け寄り、

男性「おいこら!勝手にとるんじゃ―――」

そう叫ぶや否や呆れた顔を浮かべた霊夢がお金をその男に手渡し、

霊夢「はい、これでいいわね。あいつが迷惑かけたわ」

と言ってアンクを追った。男性はその異様な光景を目にし、唖然とするしかなかった。

 

霊夢「いい加減にしなさいよ。そろそろ教えてくれてもいいでしょう?」

そう言いながら再度アンクの横に並んで歩く霊夢。

アンク「そうだな、メダルには2つ種類がある。コアメダルとセルメダルだ」

それに納得したようにうなずき、

霊夢「へぇ、それは見たことあるけども・・・それとなんの関係があるわけ?」

歩いてるうちに人気のあんまりない場所についた。いいところだ、とでも思ったのか、

アンク「大有りだ」

そう言いながら一本霊夢に渡す。霊夢は受け取ったものをそのまま口にする。

アンク「お前が今そうやって食べているのがセルメダルだ。棒はコアメダルってところだな。俺達グリードはこういうもんだ」

アイスキャンディーを霊夢の目の前に見せ付けながらそういうアンク。

霊夢「ふぅん・・・なるほどね。そういう例え、分かりやすいわ」

多少かじったアイスキャンディーから口を離し、うなずく霊夢。

アンク「んで・・・ヤミーは棒のないアイスキャンディー。そういえば分かるか?」

言いながら霊夢の口にそれを入れさせ、そこから棒を引っこ抜く。

霊夢はその棒の抜かれたアイスキャンディーを手にして、

霊夢「・・・そういうことなのね。例えがおかしかったけども、かなり分かりやすかったわ」

 

一方・・・怪我をしている2人が椅子に座って会話をしていた。

青年「なぁなぁ、金儲けしようぜ?」

比較的軽症だった方がそう言う。

男性「いやだよ、あの時自警団装って酷い目にあったんだからよ」

腕とかを骨折した方は苦々しい表情を浮かべて顔を横にふりながらそう答える。

青年「でももう通るルートは調べたんだ。実行しちまおうぜ」

相手をこちらに向け、そして地図の上に赤い筆の線が引かれているのを男性に見せる青年。

しかし、男性には異変が見えた。そう、今話してる相手の額にメダルが入るような穴が開いていたからだ。

男性「な、なんだよそれ・・・」

その穴を指差しながら驚く男性をよそに、青年の後ろにはセルメダルと緑色のコアメダルが集まっていた。

それが実体化するのと同時に男性と青年はそちらを向いた。

??「・・・その欲望、開放しろ」

そう言うと緑色のグリードは青年の額にセルメダルを1枚投げ入れた。

それが入った直後、青年の背中からヤミーが這うようにして出てくる。

うわぁあ!?と叫びながら青年と男性が後ずさりをする。

その灰色のヤミーはそのまま当たり前のように動いていった。

 

男たちが小走りでお金の入っている箱を運んでいた。

その目の前に突然ヤミーが現れる。もちろん驚いて逃げようとする。

―――が、その前にそのヤミーによってそこから離されるはめになった。

ヤミーはその中に入っているお金をわしつかみにすると体内へと放り込んだ。

それと同時にヤミーの中でセルメダルが増えて行く・・・。

その音のようなものはアンクには聞こえていた。

アンク「・・・セルメダルの音だ。いくぞ」

霊夢はそれに対しうなずき、

霊夢「分かったわ」

とだけ言って先行くアンクのあとを追った。

向かった先にあったのは里でお金を預けられる外の世界で言う銀行のような働きをする建物があった。

ヤミーはその中でお金を体内に放り込んでいた。

霊夢「アンク、変身できるあれ、よこしなさい」

そう言いながらヤミーを見ながらアンクの方へ左手を伸ばす。

アンク「駄目だ。あれじゃセルメダルはそんなに手に入らない。もうちょっと成長させた方がいい」

そういうアンクに向き直り、

霊夢「んなのはどうでもいいわよ。私が困るって言ってるのよ。どうでもいいからよこしなさい。あとあいつがお金を取り込んでる理由も教えなさい」

怒ったような表情に近い顔をしながら言った。

アンク「渡さないが、これは言っておこう。あいつは欲望を食べている。分かるか?」

同時期に「欲望。この世の中も欲望で出来ている」と日傘を差す少女、小さなケーキを食べている女性、外を眺める男性に向けてその言葉を向けた男性がいることを霊夢たちは知らなかった。

霊夢「欲望?あれが?私の思っている欲望とは遥かに違う気がするんだけれども・・・」

言いながらヤミーを再度見る霊夢。

アンク「ああ、お前にとってはそうだろうな。だが、あいつらはそうやって欲望を食べ、育つんだ」

さっきからお金を食べているヤミーをみているアンクがそう話した。

霊夢「ふぅん・・・。そうなのね」

そして食べ終えると離れた場所まで歩き、そして脱皮するかのように中から虫・・・まるでカマキリのようなそれに似たヤミーが出てきた。

それはお金のありそうな場所へと向かった。霊夢とアンクはそれを追うようにして向かう。

 

一方里に嫌々ながらも出ていた魔理沙。

いつまでもキノコばかりでは飽きてしまう。しかし、お金がないため買い物が出来ない。

そのお金を稼ぐために里にバイト探しに出ていたのだ。

そして、とある店の前に張ってある紙をみて、ここはいいかもしれないと考えた魔理沙が扉の前に行く。

魔理沙「あー、悪いが、誰かいないかー?」

比較的大きめな声を出して尋ねるが返答はない。しかし、内部では人影がその扉の近くまでに歩いてその近くにあった椅子に座った。

魔理沙は扉を開けようとしたが、そう簡単には開かなかった。

しかし、すぐにそこに法則性を感じた魔理沙はそれをいともたやすく理解し、開けた。

開けた扉からゆっくり入ると・・・、

??「あら、開けられる人がいるだなんて思わなかったわ!あなた、ちょうどいいしここで働かないかしら?」

そうコスプレした女性が言ってくる。

・・・そう、魔理沙も考えてはいなかったが、バイト面接に一発合格してしまっていたのだ。

 

そんなことを知らない霊夢とアンクは比較的高い建物のところについていた。

中から必死に逃げて出てくる里の住民を避けるようにしながら中へと入る2人。

その中にはあのカマキリのような虫のようなヤミーが上へと移動しようとしていた。

霊夢「ったく・・・これじゃ里も被害甚大じゃないの。本当困るわ・・・」

そう言いながらそれを見る。

アンク「んでもお前にとっては関係のない奴らだろう?んならもっと大きくなるのを待てばいいだろ?」

そう言うアンク。聞いた霊夢はいらだったような表情を浮かべると、

霊夢「ええ、無関係だからこそ仕方なくやってるんじゃないの!」

と言い走るのが面倒だと言わんばかりに軽く浮いて階段を飛ばして行く。

そしてある程度のぼった先で地に足をつけると今にもヤミーによって外へと連れて行かれて、そのまま放り出されてしまいそうな男性がいた。

霊夢は駆け寄ると

霊夢「逃げ遅れるんじゃないわよ、この馬鹿!」

と言ってその男性をヤミーから離し、逃げやすいような場所へと押しやった。

ヤミーはそれに気づいてるのか上へと移動する。

そのタイミングで床に亀裂が入り―――そして、崩壊し、霊夢は落ちかけるが、残った部分をつかみなんとかなった。

それを落とすかのように建物が揺れ、片手を離してしまう。

本来は空を飛べるため、そんなことをしなくていいが・・・唐突すぎて空を飛ぶ、と言う行為ができずにいる。

落ちる―――霊夢がそう確信すると腕だけとなったアンクが引き上げた。

霊夢は両手をそこにつかむ、という形のままだが、落下の恐れを一時的に免れた。

アンク「お前に死なれちゃ困るんだよな。メダル集めにお前がいるし。・・・んで、変身しろ」

言いながらアンクは霊夢にも見えるように変身ベルトを見せ付ける。

よしとしない霊夢はいらだった様子で、

霊夢「んじゃいいかしら?私が変身したいと思ったらすぐに変身させなさい。いくら仕方ないからと言って幻想郷のバランスが崩れたら困るわ。それに失うのが嫌な連中もいるでしょうし」

と言った。アンクは不満そうに動くと、

アンク「いいから変身しろ!」

と叫んだ。しかし、霊夢は

霊夢「いいからあんたは分かったと言いなさい!そしてそれをこれから実行してちょうだい!でなきゃ―――変身なんてしないわよ!」

怒りのこもった声で、それでもそうしなきゃ手助けしてやらないと言わんばかりに叫び返した。

タイミング悪く、また建物が揺れて落ちる霊夢。

やはり体勢やタイミングがあんまりよくないせいで空を飛ばず自由落下していく。

アンク「いいから早く変身しろ!」

そう叫ぶアンクに対し、やはり霊夢は

霊夢「いいからこっちの要求を呑みなさい!それに私は―――落下しきる直前で空を飛ぶことなんて簡単にできるのよ?」

と落ち着いた様子で言った。まるでこの状況が狙い通りというかのように。

アンク「分かった、呑む!からさっさと変身しろ!」

その叫びを聞いて納得すると空に浮き、アンクから変身ベルトを受け取る。

霊夢「・・・変身っ!」

そういうと同時に「タ・ト・バ タトバ タッ・トッ・バッ」と言う歌が流れる。

―――しかし、オーズになるのと同時にそっちの能力に切り替わったせいで空を飛んでいられなくなった霊夢はトラのかぎ爪のようなものを出して、

霊夢「・・・!?ったくもう・・・!」

半ば叫びそうになった声を抑えながらも地面に近づき、そしてその爪のおかげで怪我せずにすんだ。

 

バック回転を空で1回してから着地する。その霊夢の後ろから近寄ってくる男性が1人いた。

??「ある方からの誕生日プレゼントがある」

その声に応じ振り返るとその男の手には長方形の箱があった。

霊夢「私、誕生日なんて知らないんだけども・・・」

無視して、その箱を開ける男。その中には少し中の見える剣とセルメダルが入っていた。

赤い腕だけのアンクは霊夢のそばにいきそれを見る。

??「これを使え。それとこのメダルはあの自動販売機に入れろ」

そう言われてその自動販売機のような物に目をやる霊夢。

霊夢「あー?なによあれ。あれでどうしろと言うわけ?」

しかし、それを気にせずに男は差し出す。

霊夢「ったく分かったわよ」

その剣を手にすると男は、

??「このメダルを剣に入れるといい」

と言いながら計6枚のセルメダルを差し出した。

その箱から3枚のセルメダルを出してはいたが、仕方なくその6枚も受け取る霊夢。

それから自動販売機に近づき、試しにセルメダルを1枚入れた。

霊夢「んで、これをどう・・・・・・?」

適当にボタンなどを見てからこれかしら?と大きめなボタンを押す。

するとその自動販売機のようなそれはバイクへと姿を変えた。

霊夢「な、なによこれ!?この世界じゃ見たことないわね・・・。んでもちょうどいいわ」

驚くが、すぐにそれにまたがり、エンジンを軽くふかす霊夢。

傍から見ればおかしな光景。だが、アンクは封印されていた間になにがあったのかと考えた。

霊夢はその考えを無視するかのようにバイクをまるで乗りこなれたように動かす。

男はバイクだったそれを自動販売機に戻し、セルメダルを入れる。

それから青い缶を選ぶ。そうするとたくさん下から出てくる。

タコのようなものが空を浮かんで道を作る。

霊夢「・・・変な形をした奴ね。まさかとは思うけども、外の世界の生き物でも模してるのかしら?」

呟く霊夢。鋭い勘のおかげで、それの正体を理解しないまででも、それがなんたるかを理解する事が出来た。

青色のタコの形をしたそれが大きくなったヤミーへと続く道を形成し終えるのと見ると霊夢は再びバイクを動かした。

そしてそのまま大きなヤミーに近づき、なにも入れてない状態の剣をヤミーに向けて動かそうとした。

が、その前に攻撃されかけたので避けるために飛び降りた。

それから軽くその入ってないままで戦っていたが、剣を吹き飛ばされたあげく後ろに回避行動を何度もしなくてはいけなくなった。

後ろが見えない状態でしていたので尻餅をつくように座り込んでしまう。

アンク「なにやってるんだ、霊夢!これと変えろ!」

そう言ってカマキリのコアメダルを投げた。

立ち上がり、投げられたそれを受け取ると

霊夢「あんたもたまにはいいことしてくれるのね」

と言いながら真ん中のトラのコアメダルと交換してスキャナーを使い変えたのを読み込ませる。

「タカ!カマキリ!バッタ!」と言う音が出てからすぐにヤミーを切りつける霊夢。

多少のセルメダルがそこから出てくる。しばらくそういう風にして戦っていたが・・・一撃を軽く食らい、外へと放り出されてしまった。

もちろんオーズになっているせいで空を飛べない霊夢は自由落下する。

そして地面すれすれの時点でようやく青色のタコによって助けられる。

霊夢「へぇ、以外と使えるのねぇ・・・」

そう呟いて真下へと顔を向ける。

顔を向けたおかげで真下に剣があることに気がつく。それを無言で取るとさっきいたところに戻される。否、戻してもらった。

剣を持つころにはタトバのコンボに戻していた。

ヤミーは下の方へと逃げるかのようにして飛んだ。

霊夢はおいかけるためにバイクに乗り込み再び追いかける。

しかし、途中で止め、

霊夢「そういえば剣にメダルを入れろって言ってたわね、あいつ」

思い出すように呟くと持っていた剣に3枚ほどセルメダルを入れた。

その状態でその巨大なヤミーに向かってバイクを走らせる。

お腹辺りを切りながら走り、尻のような部分のしたまで行くと、

霊夢「・・・いいわ、冥土へのお土産もおまけよ!」

と叫びながら剣を使う。そこからトリプル!スキャニングチャージ!と言う音声が流れる。

それをよしとして空間を切るようにして動かす。

ヤミーとその後ろまで切れたかのように見えた―――が、後ろの建物はすぐに戻り、ヤミーだけが切れて爆破。

大量のセルメダルをばらまきながら消えた。アンクは空中で動きながらそのセルメダルを吸収していく。俺のメダルだぁ!とも叫んでいる。

霊夢「結構たくさんのメダルが出るのねぇ・・・」

と霊夢はその中の1枚を見ながら言う。

 

里のとある場所。アンクはアイスキャンディーを食べながら座っていた。

そこに魔理沙が現れ、

魔理沙「・・・お、お前・・・誰なんだぜ?」

そう言いながら立ち上がったアンクに近づく。

霊夢はその様子を見て、

霊夢「って・・・魔理沙!?」

叫びながら近づいた。

内心誰だこいつ、と思うアンク。

 




そう言う感じで二話投稿です。
一度消えたから再度書き直し・・・。
疲れました、ゴールしてもいいですよね?(遠い目
次話・・・お楽しみ、に・・・(ばたっ
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