魔法少女アンブレーラブル   作:国語の教科書に載るような話を描きたい

5 / 7
5話 虹

 

 日奈美は思い出した、既視感の正体に、それは日奈美が昔書いた物語だと、

 

それはそれとして

 

「よっしゃあああああ一撃入れたぞおをおおおお!!!!」

 

『やってやったぜ!あとは綺麗に着地、』

 

 

 

「あれ?」

 

傘剣(アンブレード)を作ることを意識しすぎて傘翼(アウィング)の制御を忘れてしまい、挙げ句の果てには無くなっていた

 

 

 

「、」

 

「うぎゃああああああああああ」     ボッ

 

 

日奈美はつもりに積もった雪にダイブした時自分の形な穴が開くような感じで、情けなく着地ではなく墜落した、

 

 

「お姉ちゃん!」

 

 

 

「う、」

 

自身の形に空いた雲の穴をよじ登る、

 

『た、たすかったー、雲でよかった、』

 

 

 

「お姉ぇちゃああああーー!!ん!」

 

あめちゃんが日奈美に向かって走ってくる

 

「あめちゃん、く!」

 

日奈美も走る

 

 

「「っ!」」

 

お互いを走ってきた勢いのまま抱きつく

 

 

「「やったああー!!」」

 

「お姉ちゃん!すごいよすごいよ!」

「勝ったよ!勝ったよ!あめちゃん!」

 

 

 

すると、雨ちゃんのお父さんが近寄ってきた、

 

「ぱ、パパ、」

 

『一撃当てた、けどあれだけやって一撃、もしまだやるってなったら、、』

 

するとお父さんは持っていた武器を島の雲に沈めた、

 

そして兜をそっと外した、

 

そこには、もこもことまさに雲という頭に目がまさに点!もうこれ「・」ほんとにこれ!! で、短い髭を伸ばした顔があった、

 

『え、かわいい』

 

「パパ、?」

 

するとお父さんは大きな手を二人にゆっくりゆっくり動かし

 

『え!?なに!?』

 

優しく頭を撫でた

 

『ん?』

 

「、パパ!」

 

するとお父さんは手を戻し、顔を見ると優しく微笑んでいた、

 

『お父さん、』

 

「パパ!!」

 

あめちゃんはお父さんの足に走って抱きつく、

 

『あめちゃん、よかった、これでもう大丈夫だ、』

 

日奈美はあめちゃんに出会ってから色々なことがあったが、本当にこれで終わりなんだと思い、意識的に少しあった肩の重みが解けた気がした、

 

「あ!そうだ!」

 

そういうとあめちゃんは日奈美走って近づき、

 

「えい!」

 

っと手を言う

 

「どうしたのあめちゃん?」

「何をしているんだあめ」

「パパ!いまお姉ちゃんにパパ達の声聞こえるようにしたの!」

「えっそんなことできるの!?」

「おお!じゃあおしゃべりできるな!」

 

 

「うわあ喋ってる!?」

「ああ今気づいたのか!」

「どう?ちゃんと聞こえる?」

「え、ああうん!聞こえるよになった!あめちゃんこんなことできたんだね!すごいじゃん!」

「えへへ」

 

「改めて、私があめのパパだ!」

「あ、えっと」

「お姉ちゃん!」

「え、、お、お姉ちゃんです!」

「お姉ちゃん!まず君には色々謝らなきゃいけないね、けど最初に、あめをここまで連れて帰って来てくれて本当に、ありがとう!」

 

「お、お父さん、」

 

「よしじゃあ謝ろう!雲頭(くもがしら)雨上(あまがみ)雷像(らいぞう)出てこい!」

 

「え?」

 

そういう時あたりにこれまで戦ってきた怪人達が現れた、するとみな兜を外す、そこにはあめちゃんのお父さんと同じような可愛い顔があった

 

『うわあこんな可愛い人?達を私は、あんなことやこんなことを、』

 

 

「ご、ごめんええ、驚かせちゃったよね、」

 

「いっぱい水当てちゃってごめんね、」

 

「、いい戦いだった」

 

「なんか一人謝ってなく無いですか?」

 

「ああそうだ彼らをあめも知らないだろ?」

「うん!誰?」

 

「僕が雲頭(くもがしら)です!一番最初に会った人です!」

「鳥の嘴みたいな兜の人だ、てか名前めちゃめちゃファンタジー感ぶち壊してない?めちゃめちゃ漢字じゃん!?」

 

 

「私は雨上(あまがみ)です、結構力使ったけど勝てなかったよ、君は強いね!まあもう二度と戦いたくないがね、」

「いや私もですよ」

 

「、、雷像(らいぞう)だ、君のその戦いのセンス、素晴らしかった、またやろう」

「嫌ですよ、って雷像さんは目に傷が、」

「ああ、これはまあ、名誉ある負傷だ、」

「あ、そうなんですね、」

「かっこいいだろ?」

「そう、ですね、?」

 

「彼らはー何というか旧友だったんだが最近仲間になってくれたんだ、そう言えばあめに紹介する事を忘れていた!すまないあめ!」

「そうだったんだ!パパが兵さんとなんかーなんか〜してたのは知ってたけどお友達だったんだね!」

「だからあめちゃん知らなかったのか、」

 

「そして私が、」

 

『そうじゃんお父さんは名前なんて言うんだろう』

 

「あめちゃんのパパです!」

「あれ、、名前は?」

 

「ん?パパだ!」

 

 

「、、あめちゃんのパパさんのパパさんなんですね!」

 

「そうだ!」

 

『パパが名前なんかい!』

 

そのあとみんなでおしゃべりをした、あめちゃんは楽しそうに私との冒険をみんなに話した、そして私は、

 

 

「じゃあ、私は帰りますね、」

 

「え?」

 

「ああ!そうだよな!けどすまんな見送りはちょっとできな、、ああ!そうだ!」

 

「どうしたんですか?」

 

「君は能力を使ってここまできたんだ、疲れているだろう、だから!こうだ!」

 

そういう時パパは日奈美達が向かってきた方に手を向けその先の先まで雲をもくもくと伸ばし、あめを降らせた、

 

するとそこには、

 

 

「に、虹だ!」

 

その続く雲の下に虹が掛かった!

 

「あの上を歩いて行くのはどうだい問題は雨が振ってしまう事なんだが、」

 

「ええ!すごい素敵です!大丈夫でしよう傘!あるんで!」

「おお!じゃあよかった!」

 

「お姉ちゃん、」

「あ、、あめちゃん、」

 

終わったんだ、日奈美はそう思った、

 

『けど、寂しいな、なんだかんだすごい楽しかった、あめちゃんとの三日間、』

 

「お姉ちゃんに着いてく!」

 

「、、え!?」

「あめちゃん!?まさかまた家出を!?!?」

「いや!違う違う!お見送りしたいの!」

「ああ、そう言うことか、びっくりしたぞ〜あめ」

『けど戻ることは変わりないんだけどな』

 

「お姉ちゃん!」

 

「ん?なに?」

「その、もっとおしゃべりしたいの、一緒に歩いて、」

「あめちゃん、、 わかった!行こう!」

「あめ、だ、大丈夫か?戻る一人で?あそうだ護衛をつけよう!」

「大丈夫だよパパ!!ちょっと待ってて!初めてできた友達なんだ、わがままだと思うけどせめてお別れを遠くにしたいんだ、」

「てことでパパさん達!さようなら!」

「あめえぇ〜〜〜!」

 

 

 

二人はその虹の橋を踏み歩き始めた、とその前に

 

「濡れちゃうから傘を、、あ!そうだ!」

「どうしたのお姉ちゃん?」

「あれまだやってなかった!」

 

 

 

『これが、最後かな』

 

「雨護傘、」

 

 

『傘と言ったらみたいなところ漫画とかアニメだとあるよね、』

 

優しく持った傘は、少し大きくなって

 

 

「相合傘!」

「あい、あい?」

「一つの傘に二人が並んで使うの、お喋りするなら?」

「近い方が良いもんね!」

「うん!」

 

号泣するパパ達の手を振る様を見て後にした、

優しく落ちる雨粒は傘に当たりポツポツと音を弾く

 

「あめちゃん大丈夫なの?結構距離あると思うけど?」

「多分パパおまじないしてくれてるから疲れないようになってると思うよ!」

「そんなことまでできるの!?すごいねパパさん」

「パパは凄いよ!なんでもできちゃうんだから!」

 

『凄いニコニコ、パパさんの事やっぱり大好きなんだろうな』

 

「凄いんだよ、だから心配だった、」

「、あめちゃん、ごめんね心配だったよね、」

「うん、けど私も謝りたい、」

「え?何を?」

「私、お姉ちゃんが頑張るって言ってるのに最初信じてあげられてなかった、」

「あ、あああ、ほらだって私だってあめちゃんがダメって言ってたのに始まっちゃったんだし、」

「けど、お姉ちゃんは私をいっっっぱい助けてくれた、、ありがとう、お姉ちゃん、」

「あめちゃん、」

 

『なんだろう、心の底から嬉しい、それ以外表せないような暖かさだな、けどね、』

 

「こちらこそだよ、」

「こちらこそ?」

「私もあめちゃんに助けてもらった、ってより救ってもらった、」

「私が?」

「そう、」

「正直に言うとね、私も最初の日、あの時凄い怖かった、」

「お姉ちゃん、怖かったの?」

「もちろん、けどなんか気づいてなかった異能力でなんとかなった、昨日も今日も、けどね確かに大変だった、」

「そ、そうだよね、」

「けどあめちゃんがいなかったら私戦えなかったよ、」

「私がいなかったら?」

「うん、」

「私ね、凄い怖がりなんだよ昔っから、、ある人達がね、ちっちゃい時は私は好きだったんだけど、その人達私のこと嫌いなの、」

「お姉ちゃんのことが?」

「そう、それを知ってからどうその人達と向き合えば良いのかなって、で、結局お互いほとんど喋らなくなっちゃった、」

「、なんでお姉ちゃんのこと嫌いになるんだろ、」

「ああ、そうだね、私より好きな人がいるの、その人達は、だから私はきっと邪魔なんだろうね、」

「、、なんで!なんでその人がいるってだけでお姉ちゃんが嫌いになるの!?」

「なんでだろうね、けどきっとあめちゃんも私のこともっと知ったら、、、いや、そう言うんじゃないか、」

「教えてよ!もっとお姉ちゃんのこと!」

「え?私のこと?」

「うん!納得できないよ、こんなにカッコよくて優しいお姉ちゃんが、絶対変だよ、」

「いや良いよ、もうその人達はそう言う人なんだよ、」

「そ、そっか、」

 

『帰ったら元に戻る、けどこの思い出はきっと私を支えてくれる、  けど、』

 

「じゃあわかった、そに人たち私嫌い!」

「え、あ、あはは、ま、まあいっか、」

「ああそうだ!お姉ちゃん!良いこと思いついた!」

「良いこと?」

「お姉ちゃんこといっぱい教えて!」

「え?なんで?」

「多分もう私の方がそうだけど、その人達よりお姉ちゃんのこと知れば!なんか勝ち誇れる気がする!」

「な、なるほど?」

「だから教えて!教えて!」

「え、ええーけど何から教えれば良いかな、」

 

『それに色々言えないことが、』

 

「名前!名前から!全部!」

「名前?名前は、、あれ、?私名前言ってなかったっけ!?あめちゃんに!?」

「うん!」

「え。。、、」

 

『そっか、おととい思い返すと言ってないな、こんな親密な仲になってたつもりだったけど、名前も知ってもらえてなかったんだ、  そう思うと、知って欲しい気がしてきた、』

 

「名前ね、私は長咲(ながさき) 日奈美(ひなび)

「おお!なんかかっこいい!」

「か、かっこいいかな?」

「じゃあ!じゃあ、、、あとは、、なんだろ」

「えーっと、なんだろ」

「そうだ!好きなものは!?」

「好きなものかあ、マンガとかアニメとかゲーム?昔小説とか色々書いてたけど、」

「えーっと、マンガは絵がいっぱいあるお話のやつでアニメは動くやつ、ゲームは〜自分で動かすやつ?」

「そうそう」

「しょうせつ?って何?」

「小説は基本的に文字だけで書かれた物語見たいな?マンガは絵があるけどその絵の部分も文字で説明するの、情景?とか?」

「え!じゃあお姉ちゃんそれ書いてたの!」

「ま、まあ昔の事だけどね、」

「その物語聞かせて!」

「ええ?!結構前だからなあ、それに面白くないし、」

「お姉ちゃんの書いた物語気になるう!」

「ええ、、けど何話せば、、あ、そっか、」

 

『既視感の正体のやつ、めちゃ思い出してたわ、けど、タイトルなんだっけなあ、これなら、良いか』

 

「じゃ、じゃあ結構長くなるけど、大丈夫?」

「やったああ!」

 

 

既視感の正体は私が書いた物語、

 

港町で魔法少女がある少女と出会って怪人と戦って魔法少女の願いを叶える、簡単に言うとこう言う感じだ、

 

これだけだとあまりだと思うにでもう少し詳しく言うと部分的な展開と場所がほとんど一緒なのだ、

海沿いを怪人に追われる魔法少女とその怪人を追う少女、少女も魔法を使えるようになり魔法少女と一緒に必殺技を放つ、

パパさんとの戦いはほぼ全て一緒だった、

けど気づいているだろうが違うところがある、

私とあめちゃんがが魔法少女と少女だとしたら少女は私はっきり言って似ていない、

少女はまさに主人公という感じの勇気ある女の子で、まるで渡すと反対にようなキャラクター、

そして魔法少女、

あめちゃんが該当するが、少し違う、やっていることが私が異能でした事そのものをしていた、

 

つまり、魔法少女と少女は私とあめちゃんをごちゃ混ぜにして2つに分けた、みたいな感じなのだ、

そして違いではないにだが結末、

あめちゃんがパパと和解したかのように魔法少女もお父さんと喧嘩していたが和解、そこで少女と魔法少女は別れ、この話は終わる、

 

「おしまい」

 

 

「、、、すごい、すごい面白かった!」

「ええ、そ、そんなに?」

「うん!すごいねお姉ちゃん!物語書けるだけで凄いのにこんなに面白いの書けるんだもん!」

「え、えへへ、」

 

『滅茶滅茶褒めてくれる嬉しいいいい』

 

 

『けどもしこの物語通に私は進んでいるなら、今の私は話の先、いや、、違う状況、』

 

「凄いなー私もかけたりしないかな!なんでお姉ちゃんは物語かけるのお?」

 

「なんで、かあ、昔だからな、」

 

『書けなくなった理由は、理由がないから、けど、確かに最初はなんで、』

 

「こんなに凄いのになんでその人達はお姉ちゃんのこと嫌いなんだろう、」

「それは関係」―――――――

 

 

―――――――――――

 

「、、、、これ、日奈美が書いたの!?!?凄いじゃん!小1でこんなお話考えられるなんて、もしかして天才!?!?」――――――――

 

 

 

 

既視感、

 

 

いや、

 

ちがう、

 

思い出した、

 

『そうだ、昔はお姉ちゃんに読んでもらってたんだ、初めは確か絵本を読んで、私も書けないかなって思って、その時見てたテレビとか色々見て、書いた、それをお姉ちゃんに、そしてそうだ、お母さんとお父さんに事を知ってから悲しくなってかけなくなって、そっからちょっとしたらまた書いたけど、結局友達に見せれるもんじゃなくて、、、』

 

「思い出した、お姉ちゃんが読んでくれてたんだ、」

 

「、、?お姉ちゃんがお姉ちゃんの?」

「ああ、えっと私のお姉ちゃんが読んでくれてたんだいっぱい褒めてくれたんだ、それが嬉しくて書いてた、気がする、」

「お姉ちゃん!お姉ちゃんいたんだ!そっかあ、お姉ちゃん羨ましいなあ、もっと色々お姉ちゃんの書いた物語読んだのかなあ、」

「そんな詳しくは思い出せないけど、いっぱい読んでくれたことは覚えてる、」

「優しいお姉ちゃんだね、」

「うん、凄く優しいよ」

 

『昔は気楽にお姉ちゃんと喋れたけど、今はもう嫌われちゃってるだろうな、ごめんねお姉ちゃん、』

 

 

『けど読んでもらえるからってだけで書けてたっけな、』

 

「けどお姉ちゃんは読んでもらえることが嬉しかったのはそうだりうけど、きっと好きだから書いてたんじゃないかな、」

「好きだから、?」

「うん、物語聞いてて凄いね、そう感じたんだ、」

 

『好きだから、』

 

 

 

 

 

 

なんでこんな簡単なこと、忘れてたんだろ、自分に隠してたんだろ、

 

 

きっと、怖かったからだよね、

 

 

 

 

『けどもう』

 

 

「そうだわ!好きだからだ!私!小説書くの好き!」

「やっぱり!そうでしょ!」

「うん、ありがとうあめちゃん、」

「え?なんでありがとうなの?」

「嬉しいから、」

「、、じゃあ私も嬉しい!」

 

「私も、あめちゃんのこと知りたい、」

「ええ?私?」

「うん」

 

 

 

ありがとう、あめちゃん

 

 

「良いよ!」

 

 

 

 

 

 

幸せな時間は流れた、ゆっくりと、二人の時間が、

 

 

 

あの助けた子って私のことだよね

 

うん

 

私ね、凄く、助けてもらったよ

 

私、言ったはいいものの、心配だった

 

 

 

 

お姉ちゃんは、幸せ?

 

 

うん!

 

 

 

 

 

ありがとう、あめちゃん

 

 

うん!ありがとう!

 

 

 

私たち 三日しか一緒にいなのに、なんかずっと一緒にいたみたいじゃない?

 

 

私もそう思う、あめちゃんが妹で私がお姉ちゃん

 

 

お姉ちゃんはお姉ちゃん!

 

 

 

 

時間は流れた

 

 

 

そして、

 

 

 

 

 

「     着いちゃったね、」

「うん、」

 

虹の刺さる砂浜が目に前にある、

 

 

お別れの時間

 

 

「お姉ちゃん、」

「なあに」

「また、会えるかな、」

「絶対、会お、」

「絶対、、うん、」

「そうだ、あめちゃん、その折り畳み傘と靴あげるよ」

「ええ!良いの!やったあ!あ、あそうだ!」

「どうしたの?」

「私もお姉ちゃんにあげたい物があるんだ!」

「?」

 

「私は転んで怪我しちゃった、けど頑張ったから貼ってもらえた、」

「絆創膏?」

「そう、だからこれ、」

「絆創膏だ、」

「お姉ちゃんの心の傷はまだあるかも知れないけどきっと前より良くなった、けどまた辛くなった時、これを心に張って、私のおまじないがきっと、きっとお姉ちゃんを癒してくれる、はずだから!」

 

「、、、うん、大事にするね、ありがとう、」

 

 

「お別れだね、お姉ちゃん、」

「うん、あめちゃん、」

 

「ううーーじゃあね!とかバイバイって言いたくないよおお!」

「私もちょっと言いたくないな、悲しくなっちゃう、」

「けどなんも言わないでお別れはもっと悲しいよね、」

 

「んーあ、そうじゃん、」

「お姉ちゃん?」

「またね、ってどう?」

「!それだ!」

 

 

日奈美は浜辺に降りた、

「帰り、レインコートで大丈夫?」

「うん!」

 

「、、」

 

「。。」

 

 

「お姉ちゃん」

 

「あめちゃん」

 

 

 

 

「「またね!」」

 

 

 

二人はゆっくりとお互いを視線から外し、ゆっくりとお互いの家に歩いて、歩いて、歩いた。

 

 

 

 

 

『絶対に忘れない、ありがたい、あめちゃん』

 

 

――――

 

 

 

 

 

 

あめちゃんの冒険は終わった、けど日奈美はまだやることがあった

 

 

それはこの現象、なぜ昔書いた物語とリンクしたのか、

日奈美は帰る途中にいっぱい考えた

 

するとよくよく考えると都合が良すぎるところがいっぱいあった、

 

例えばパパさんのお仲間さん達が来る時の爆発音、あれだってない方が周りの人の注意を引かずにあめちゃんを連れ帰れたし、私もあめちゃんと雲頭さんのところに行かなかっただろう、

それに初日以外、人間と会っていない、田舎とは言え結構人口は少なくはない方なこの港町で2日も人と会わないのは違和感がある、

他にもいっぱいあるがこれは結局

 

物語の都合、 つまり自然なご都合展開とでも言えば良いのだろうか、

 

そして異能力、

 

傘を持ったのがおとといが初めてなんてそんなことはない、なのになぜ今まで気づけなかったのだろうか、そう思うと検査もしなかった気がする、

 

そして、結局あめちゃん達は、なんだったのだろうか、

 

 

妖精、の、類なのだろうか、けどこれが誰かの異能によるもにだとしたら、それはそれで色々と疑問が浮かぶが、きっとあめちゃんは、そういう存在なのだろう、

というより私はあめちゃん達が好きなので、正直どうでも良いところはある。

 

 

とか考えていると家に着いていた

 

『まだ帰ってきてないか、もう暗くなってきたし、ご飯食べるか、』

 

 

『今日お店勝手に休みにしちゃったからな、、まあ、良いか、何食べようかな、そう言えば買ってもらってたのにカップ麺残ってるじゃん!疲れてるし楽しちゃうか、』

 

 

『そんなことより、』

 

 

 

大事なこと、それはその物語の本物、つまり私昔書いた、原稿?なんて言えないが紙がどこかにあるはずだ、

 

日奈美は階段を上がり、自分の部屋の電気をつけた、

 

「あれ?布団しまわなかったっけ?まあ良いか、多分押入れなんだけど、」

 

押入れの扉を横にやる、するとなぜか傘が倒れてきた

 

「わ!?ええ?傘?、、

 

『ああこれ昔よく使ってたやつか、な、なんでここに、てかこれもし寝てる時に誰か押入れ開けたら私の当たるぞこれ、、、お姉ちゃんのイタズラ、?それかあめちゃん?、、まあいっか、で、』

 

その紙が入っているだろう箱、なんとなく見た目を覚えているのでそれを頼りにさが、そうと思ったのだが、ちょうど傘が倒れたその、倒れた軸?の方?が傘の先端なのだが、その先端が指し示してくれてるかのように、そこにその箱があった。

 

「あった!」

 

色々しまってある押入れが爆発しないようにそーっとそに箱を取り出す

 

なんとか取り出して箱を開ける、

 

そこにはやはり昔書いていた物語がたくさん入っていた

 

『私こんないっぱい書いてたんだ、で、どれだろこれ、てかこんな付箋貼ってたっけ?、、ん?ああ!これお姉ちゃんの字だ!』

 

そこにはその場面の感想が書いてあった、

 

『しかもいっぱいある、  ありがとう、お姉ちゃん、、、よし!探すぞ!』

 

 

 

結構な数があるから少し大変だった、タイトルと初めの文章頼りで探したがまずまずタイトルがなかったりするのもあり、少し時間をかけた、

 

 

そしてついに!

 

 

「あった!これだ!」

 

見つけた!

 

「うわあーこれだこれこれ!あで、タイトルが!   魔法少女、アン、、、、バレリーナ?!」

 

 

 

「なんでバレリーナ?」

 

その見つけた魔法少女アンバレリーナをささっと読んだ、やはりこの三日間とほぼ一緒の出来事、物語だった。

 

 

「やっぱりそうだよなあ、、、、けど結局何だったんだろうな、、、ほんとなんか夢見たいな三日間だったな、」

 

 

 

 

「もし、夢だったら、少し悲しいな、」

 

 

『異能も、冒険も、あめちゃんも、もしただの夢だったら、』

 

 

 

 

―――――――――『えーっと、あ、赤色!になれ!』――――

 

 

 

『、、』

 

「そうか、異能が使えたら夢じゃないか、よし、」

 

日奈美は階段を降り、1日目の夜に赤色に変えられたビニール傘を持って外に出た。

 

 

 

 

『怖いな、けど!いける!思い出せ、あめちゃんとの思い出を!』

 

 

ふと目を閉じる、そしていっぱい思い出す。

 

 

凄く楽しかったなあ、本当に初めは怖かったけど、一緒にいると心が軽くなって暖かくなって、一緒に戦って、パパさんとも仲直りできて、一緒に作ったチャーハン、美味しかったなあ、今日は渡った、『虹』の橋も、綺麗だったな

 

 

 

するとなぜか、目を閉じているのに眩しいと感じる、ゆっくり、開く、

 

 

『、、虹色だ、』

 

透明なビニール傘は、鮮やかな優しい虹色に輝いていた

 

 

 

 

「夢じゃなかったんだ、」

 

 

 

日奈美は、傘をゆっくり閉じて、家に入った。

 

 

 

 

 

それから私はこの出来事を小説にしようとめちゃめちゃ頑張った!

いっぱい考えて、いっぱい思い出して、

 

そして大体一ヶ月して、完成した、そしてそれを、とあるサイトに投稿してみようと思ったのだ。

 

 

「ひやああ緊張するうう、、、」

 

『けど、あめちゃんにいったもんな、』

 

 

―――――――

 

 

「私は夢ができた!」

 

「夢!」

 

「私は!小説家になる!それでいつかあめちゃんに届くくらい面白くて有名な小説書いてやる!!」

 

「じゃあ!楽しみにしてるね!」

 

「うん!」

 

―――――――

 

『結構、凄いこと言っちゃったよな、けど、とりあえず、これは一歩なんだ、始まってすらいない、』

 

「けど大丈夫だよな、一応見返す?けど長いからなぁ、とりあえず後々直せるし、タイトルとか設定を、えーっと、、、、うん、、大丈夫、」

 

 

 

「押すぞお、、 えい!」

 

 

「行ってこい!私の作品! 『魔法少女アンブレーラブル』!!」

 

 

 

『しちゃったあああああーーーーーーーーーー、、、、、伸びるかな、、、けど伸びなくても、いっぱい書こう、そしてあげよう、』

 

すると日奈美は緊張していたので雨が降っていることに今気づいた。

 

『あれ、降ってたんだ、、、、、そうだな』

 

 

 

私は雨が好きだ あの子のことを、あの子との思い出を、楽しい三日間を思い出せるから

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。