第一話 ペテルギウス
パラレルワールド、平行世界。欠片は一つであり、どれもみな違う。そして世界は決して交わらない。だが、この世界はどうか?
推しの子の世界
2024年12月24日、とある場所
アクアは長い復讐の末カミキ諸共海に沈んで死んだ?アクアは一瞬もがき苦しむが、B小町のライブ成功を感じ取り、穏やかな表情で眠るように息を引き取る……………かに思えた。
???「星野ルビーの運命を、変えてやる!」
そういいながら何者かが謎のポータルでアクアを回収した。
リゼロの世界
どこかの洞窟
アクアが目が覚めると、頭が変なおっさんと、監禁されてる青年に頭にツノが生えた青髪のメイドがいる洞窟にいた。
アクア「…………………まだ走馬灯を見ているのか?」
ペテルギウス「あなた、傲慢ですね。」
スバル「な、何言ってんだこいつ」
レム「頭でも打ったのでしょうか?」
聞き覚えのある言葉にアクアは驚愕する。
アクア「え?鴨志田!?」
スバル「誰だよ!俺はナツキスバル!」
アクアは推しの子の世界とは別のリゼロの世界に異世界召喚された。
アクア「お前は何者だ」
ペテルギウス「わたくしは魔女教滞在司教、怠惰担当ペテルギウス・ロマネコンティ…………………です!」
アクア「狂ったおっさんか?」
レム「魔女に対して冷静な対応?」
スバル「話しているところ悪いが、俺を助けて!」
アクア「忘れてた、こいつ縛られていること」
ペテルギウス「脳が震える。」
アクア「大丈夫か?俺前世が医者だから」
スバル「俺よりいい人生送ってやがる。」
レム「あの金髪の人からは魔女の香りがしません。味方なのかも。」
ペテルギウス「怠惰なる権限、見えざる手」
ペテルギウスはそう言いながらアクアに見えざる手を使うが、アクアは東京ブレイドで育った演劇力で難なくかわし、スバルを救出した。
アクア「スバルとかいう奴、逃げるぞ」
スバル一行は洞窟から逃げるが、遠くまでには行けないことに気づく。
レム「パトラッシュがいれば何とかなるのに死んでしまったから」
アクア「犬飼ってるんだ」
その時、謎の人物がパトラッシュを連れてきた。
レム「え!?なんで!」
???「俺が直した。これに乗れ。あいつは何とかする。」
スバル「にげるぞ!」
アクア「犬じゃないんかい」
アクアはパトラッシュ名前から某推しの子よりつらい名作の犬と思っていたが実際は恐竜?だった。スバル一行はエミリアがいる屋敷に逃げ込んだ。
アーラム村の人々を不思議がりながらアクアはロズワール低のエミリアがいる部屋に来た。
エミリア「ス、スバル!?な、なんでここに?」
スバル「エミリア!大変だ!」
レム「魔女を目撃しました!」
アクアはかつて目の前で死んだ自分の母に似た声がして思わず驚愕した。
アクア「あ、アイ!?星野アイ!?」
エミリア「星野アイって誰のこと?スバルその金髪さんは?」
スバル「俺の目の前に突然現れたんだ俺も名前を聞いてなくて。」
レム「レムもこの目で見ました」
アクアは気が動転して
アクア「お、俺はほ、星野愛久愛海」
スバル「お前の親は毒親か?」
レム「なんか変わった名前なのでアクアでいいですか?」
アクア「まあ、妹のルビーもそう呼んでるからいいけど」
スバル「妹もか、兄に比べダメージが少ないけど。」
エミリア「それより魔女教を目撃したの?いずれ攻めてきそうだから早く対処しなきゃ。」
アクアは全部フィクションかと思ったが何やらおかしい。
アクア「何がどうなってるんだ。これお芝居じゃないの?」
スバル「お芝居なんかじゃない!ガチだ。」
アクアはその場で固まった。
レム「奴は見えざる手を使ってきます。アクア様になら見えるはずです。」
スバル「俺も見えたぞ!」
レム「スバルくんも一緒です!」
アクア「愛が重いな。」
早速エミリア達はペテルギウスの洞窟に援軍を呼ぶが白鯨が辺りを彷徨いて呼べず、大きな障害となる。
アクア「白鯨とは?」
エミリア「あの鯨は魔獣よ!襲われたら大変だよ!」
アクア「なるほど援軍が呼べなければ俺たちとアーラム村は死ぬ。」
スバル「これじゃあペテルギウスを倒せねぇ」
レム「レムも少し負傷してて戦えません。どうしますか姉様。」
アクア「少しどころではない。というかケガしてんならはよいえ」
ラム「こうなったらクルシュ様と一緒に白鯨と戦うしかありません。」
アクア「共闘か?それとラム、俺を怪しまないのか?」
ラム「アクア様が何者かはわかりませんが、バルスと同じ者だと思います。」
アクア「そのあだ名、宮⚪︎駿の映画で聞いたことあるな」
アクアとスバル、そしてスバルの見張をするために来たレムはクルシュがいる屋敷に裏道で急いで向かい、たどり着いた。白鯨退治にクルシュ陣営と協力し、白鯨討伐計画の作戦会議をした。少し経ってなんとか協力してくれることになった。次の日、外で訓練していたスバル達の前にクルシュ陣営の一人の兵士がこう言った。
謎の兵士「お!おはようスバルくんにレム様。アクアくんまで。」
アクア「何故俺達の名を」
謎の兵士「昨日の俺だよ!パトラッシュ治療した俺!君達のことは知っているからね。俺も別世界から来た者で。」
スバル「アクアも君も召喚者か。」
謎の兵士「まあそんなところ」
レム「何故レムは様付けですか。」
謎の兵士「まあまあいいからいいから。」
そして謎の兵士はレムに警告した
謎の兵士「それよりレム様、警告しておく。暴食の魔女教には決して近づくな!」
レム「?」 アクア・スバル「どういうことだ?」
謎の兵士「魔女教はお前らが出会ったペテルギウスだけではない。ペテルギウス含め、暴食、強欲等6人の魔女教がいる。そして最近傲慢担当の魔女教が出来た噂も。」
レム「そんなにいたらエミリア様でも対処できません。」
スバル「ラインハルトに頼もう。対処できるかわかんねえけど。」
アクア「それより魔女教の由来は7つの大罪から来ているのか。」
謎の兵士「まあそうゆうこと。そんなことよりレム様、右腕と頭と肩に包帯を巻いているから負傷しているね。私が治療してあげるからこっち来て。」
レム「わかりました。」
レムは謎の兵士の治療を受けた。戻ってきた時には怪我の痕跡がなくなるほど完治していた。
スバル「すげー!怪我が治っている!」
アクア「これはどうゆうことだ。」
謎の兵士「これが私の力。マルチバース能力です。」
スバル「何そのかっこいい技名」
謎の兵士「並行世界の能力を借りて今いる世界で使用できる能力です。今のは宮藤の力を使い、完治させました。」
スバル「すっげー!ラインハルトより強そう!」
謎の兵士「ただし宮藤の力は相当マナを使用するのでピンチの時だけです。」
アクア「ピンチじゃないのに何故使った。」
謎の兵士「レム様を救うためのサービスです。」
レムは不思議がった。
レム「何故あなたはレムを助けるんですか?」
謎の兵士「レム様を幸せにしたいからです。」
スバル「お前、なんていい人なんだ。」
謎の兵士「それとアクアくん」
アクア「なんだ?」
謎の兵士「君の世界では君は死んでいるが、この世界では肉体が再生されて生きている。ただし帰るには魔女教をスバル達と協力して3人倒さないといけない。だからスバルくんと協力したまえ。」
スバル「おう、まかせろ!」
謎の兵士「あ、言い忘れるところだった、白鯨の霧の一つは人を存在諸共消滅させる、注意するんだ。」
アクア「まじかよ。」
謎の兵士「奴は分身をする。アナスタシア陣営の協力も借りた方がいい。私はレム様と行動する。あとは任せた。」
スバル「やれるかどうかわからないがやってみるさ!」
アクア「本当に夢ではないようだな」
そしてスバルとアクアは試行錯誤の末にクルシュ陣営、アナスタシア陣営との共闘を実現させ、大規模な討伐戦が開かれた。
ヴィルヘルム「あの白鯨は私の愛人を奪った奴だ!」
アクア「仇を取るのか。おやっさん」
スバル「行くぞ!みんな!」
一同「おーーーーー!」
苦戦した闘いの末に白鯨は討伐された。
謎の兵士「犠牲者はゼロ人です。ヴィルヘルム様」
ヴィルヘルム「そうか。」
レム「アカさんと私は避難計画を実行します。スバルくんあとは頼みました。」
スバル「お前アカさんと言うんだ。」
謎の兵士「偽名ですけど。」
アクア「あとは、ペテルギウスだけか。」
謎の兵士「ペテルギウスは配下を従えている。憑依されないように協力者を呼んだほうがいいぞ!」
スバル「となるとあいつしかいねえよな」
アクア「ラインハルトか?」
スバル「そいつだったら問題解決してつまらないから違う!」
アクアとスバルはその人物と交渉し、ロズワール庭に向かった。
その頃カミキヒカルもこの世界に召喚され、暴食に襲われ、記憶を失ってしまった。
レグルス「素晴らしい提案をしよう。お前も魔女教にならないか?」
カミキヒカル「俺が誰だかわからないが、君の作戦は素晴らしい。」
魔女教滞在司教傲慢担当カミキヒカルへと変貌した。
しかし星野アクアは『試練』は阻止できたものの、人々の多くを巻き込んだ挙句、最終的にナツキスバルがペテルギウスに憑依され、自害した。
星野アクア「そんな、どうして、なんでこうなるんだ!」
謎の兵士「アクアくん、使いたくないがやり直すぞ!」
星野アクア「え?」
星野アクアとアカはスバルの死に戻りに巻き込み、白鯨討伐後の時間に戻った。
ナツキスバル「やり直してもお前らはついてくるのか。」
星野アクア「一体君の能力はなんなんだ」
謎の兵士「スバルくんの能力は何度も見ているからね」
ペテルギウスの本質を漸く掴んだスバル達は今度こそ全てを救うために作戦を立てた。
まずスバルが『試練』決行前のペテルギウスと接触、友好的な芝居を打つことで気を引き、その間に
アクア「そこまでだ!指先ども」
指作の一人「!?」
各所に点在する「指先」を抑える事に成功。
更に土の邪精霊たるペテルギウスに直接攻撃を加えられる「精霊術師」ユリウスと協力、彼の意思疎通魔法「ネクト」を利用することでスバルの視界を通し、『見えざる手』に対処した。
ユリウス「とどめだ!」
ペテルギウス「ぐっ」
アクア「気をつけろ!スバル。」
『見えざる手』を見破られたペテルギウスはなすすべなくユリウスに圧倒され致命傷を負う。
ならばとばかりにスバルの肉体を乗っ取ろうとするが――
スバル「お、俺は死に………」
『死に戻り』を口にした。敢えてサテラの呪いを受け、呪いの激痛をペテルギウスと同調させたのだ。
激痛に耐えきれず…というより、今まで盲目的に信じてきた魔女からの『愛』を、他ならぬ魔女自身に否定されたショックによりスバルから離れるペテルギウス。
アクア「ザマァみろ。これがレムを痛ぶった結果だ」
元の肉体に咄嗟に戻るが、既にその肉体は死に体。もはや戦う気力すら無くした彼はうわ言のように『愛』を語りながら、呆然と『見えざる手』を天に向かって伸ばす。
ペテルギウス「ワタシは、愛されて――」
『見えざる手』は岩肌を抉り、落石が降り注ぎ、彼は呆気なく押しつぶされる事となった。
スバル「お前が捧げたのは信仰でも愛でも、ましてやお前自身でもない。ただ、お前の周りを歩いていただけの通りすがりの人たちだ」
さらに続けて
スバル「ペテルギウス・ロマネコンティ………――お前、『怠惰』だったな」
『怠惰』を討伐し今度こそ魔女教の脅威を払い除けたスバルとアクアは、ユリウスらに別れを告げ、エミリアの元へ帰還するのだった。
謎の兵士「私はレム様の元へ戻ります。嫌な予感がするので」
アクア「わかった。」
ところが
スバル「な、なんだ!」
アクア「スバル!あれをみろ!」
竜車に揺られる帰路の途中、後方から異変を感じる。まさかと思い後ろを確認したその先には――
ペテルギウス「――体ァをォ、ワタシィの、肉のォ体をぉぉぉぉぉ!! 魔ァ女ォ……サテラぁ……! ワタ、ワタシを、愛、愛、愛し、愛して、愛を、愛が、愛で、愛され、愛す、愛、愛愛愛愛愛愛愛愛アイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイイイイイイイィィィ!!」
ただの死体と化した肉体を、『見えざる手』によって無理矢理に動かし、妄執と怨嗟を撒き散らしながら追い縋るペテルギウスの姿があった。
スバル「何回最終局面やらせんだよ!お前のどこが怠惰だ、この無用な働き者がぁ!」
アクア「カミキと同じくらいしつこい。」
あまりにも悍ましく歪な生命力だが、こんな状態ではそのまま自壊するのが目に見えていた。が、その最期の悪あがきは凄まじく、自壊するより先にスバルとアクアを殺害せんばかりの勢いで攻め立てる。
荷台にある油壺を投げつけまくり、ユリウスの準精霊の力で火だるまにまでして抵抗するスバルとアクアだったが、なお止まる気配すらなく竜車に取り付くペテルギウス。
狂気的に言葉にもならない絶叫をあげながらスバルへ襲いかかるが…
スバル「お前が化け物のままだったら、俺の負けだったろうぜ」
スバルはかつてペテルギウスから奪った彼の『福音書』を投げつける。
ペテルギウス「ぁ……サテラ」
彼は、寄る辺とした愛しい魔女からの寵愛の証に手を伸ばし、竜車にかかる『風除けの加護』の範囲から出てしまった。
高速で動く竜車の風の抵抗をモロに受けたペテルギウスは大きく態勢を崩し、さらにそれを見たスバルの追撃を受け、完全に竜車から投げ出され、法衣が車輪に巻き込まれる。
ペテルギウス「終わ、終わり、終わら、終わらない、終わって、ない、デス、デス、デス!?」
そんな状態となってなお、しぶとく持ち堪え、福音書を求めるペテルギウス。そんな彼を見たスバルはふと彼の福音書の白紙のページに血で文字を書き、
スバル「――いや、もう終わりだ」
そしてペテルギウスに『福音書』、今まで彼を導き、彼の行いを肯定し、彼が最後に縋る存在となった『福音書』の、その内容を見せつけた。
スバル・アクア「ここでお前は、『おわり』だ――!」
ペテルギウス「――ナツキ・スバルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」
ペテルギウスは法衣の端から竜車の車輪に巻き込まれ、肉体が引き裂かれ粉々になっていく。そして肉体が完全に失われたと同時に、精霊としての存在が霧散。今度こそ完全に、消失する事となった。
アクア「やったか。」
スバル「やったようだ。」
そして、スバルは、エミリアとのわかだまりを解き、無事にエミリアとの関係を修復した。
アクア「よかったな、スバル、アイ…‥いや、エミリア。」
その時、
謎の兵士がレムとクルシュを連れてやってきた。
謎の兵士「大変だ!スバル、アクア!」
レム「魔女教がアクアくんの世界に行ってしまいました。」
クルシュ「このままだとアクア殿の世界が魔女に!」
アクア「なんだって!」
スバル「これは一大事だ!」
謎の兵士「アクアくんは今は元の世界には帰れない。ここは他の誰かが行くしか方法がない。」
スバル「レムは無事なのか?」
レム「はい。その前に魔女教が攻めてきた時のことを話します。」
それは、少し前
暴食と強欲がレムとクルシュの前に現れたが、
謎の兵士「ライ・バテンカイトス、お前だけは許さんぞ!」
ライ・バテンカイトス「ほう、こいつらの記憶を食べようとしたのに邪魔が入ったか」
謎の兵士が駆けつけた。
レム「一体何を。」
謎の兵士「………… マルチバース能力………冬空コガラシの力」
ドオーン
ライは遠くに吹っ飛ばされ、大きく弱体化した。
ライ「お、俺の技が……奪われた……だと。」
謎の兵士「これでレムは眠り姫に一生ならないだろう。」
レム「どうゆう意味ですか?」
謎の兵士「終わりだ、ルグニス。」
ルグニス「ぐっ。」
その時、巨大な裂け目がルグニスとライを吸い込んだ。
謎の兵士「な、なんだ!?」
その時人影が現れた、
???「ライ、あなたには失望しました。だが新たな世界を新略するにはちょうどいい戦力です。」
謎の兵士「お前は!」
???「私は魔女教滞在司教傲慢担当カミキヒカルと言うものだ」
レム「あいつが新たな魔女!」
謎の兵士「まさか、お前まで。」
カミキヒカル「我々は新世界推しの子の世界を征服する。サテラ様を復活させるにはちょうどいいからだ。二つの世界の終焉、行くぞ!シリウス、カペラ」
カペラ「面倒くせー」
シリウス「いきましょう!」
そう言って闇に消えた。
レム「私が、推しの子の世界の人を救い、魔女教を全滅させます。スバルくん達は、エミリア様を。」
スバル「わかった。アーラム村の住民を救ってやる。」
エミリア「行くよ。スバル!アクア!」
アクア「ああ!」
その頃、推しの子の世界の東京では
有馬かな「なんだ!あの裂け目は!」
推しの子の世界には裂け目ができていた。
黒川あかね「宮崎県やほかの県にも同様の裂け目が。」
そこから出てきたのはリゼロの世界の魔女教だった。
有馬かな「変質者だーーー!」
有馬かな達は逃げるのがやっとだった
有馬かな「なんなんだよあの宗教集団!」
黒川あかね「カミキヒカルが悪あがきに攻めてきたのかも」
星野ルビーはというと
星野ルビー「せんせい、助けて。どうしてこうなるの。」
部屋にうずくまって隠れてアクアに助けを待つばかりだった。その時、
レム「ここが推しの子の世界、誰かの部屋に来てしまったのでしょうか」
星野ルビー「!、あ、あなたは?」
レム「私はレムですあなたの名前は?」
星野ルビー「星野ルビー!」
第1部 完
前編、中編、後編を合体させました。ここで完結までやります。