夜空に輝く星の魔法   作:雪色ココア

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 ドラゴン編がとっても雑になってしまった…
 ちょっと短めです。次回賢者の石、最終回です。


ドラゴンと無謀

 結論から言って。ハグリッドの小屋で私達は石の守りについて聞く事ができた。

 

 最初は渋っていたハグリッドだったがハーマイオニーがおだてる事によって、ハグリッドは口を滑らせた。

 

 要約するとこうなる。

 

 ハグリッドのフラッフィーが第一の守りである。

 

 何名かの教師が魔法での罠を作って仕掛ける。

 

 その教師は、変身術のマクゴナガル、妖精の呪文のフリットウィック、薬草学のスプラウト、闇の魔術に対する防衛術のクィレル、魔法薬のスネイプ、最後に校長のダンブルドアが少し手を加えたらしい。

 

「それにしても暑いよハグリッド、窓開けて良い?」

 

「ダメだ、そいつはできん」

 

 心当たりがあったから私は暖炉をチラリと見たが、やかんの隣に黒く丸い物があった。

 

どうやらパブで手に入れたらしい。

 

「ハグリッド、どうするんだ?バレたら捕まるじゃ済まないぞ?」

 私は心配になってそう聞いた。

 

「かと言って捨てるわけにもいかん、死んじまう」

 

「ハグリッド、此処は木の家なのよ?」

 信じられないという顔でハーマイオニーはそう言った。

 

 どうやらハグリッドはドラゴンを育てる気満々の様だ。

 

 そうして数日後、本当に孵化してしまった。

 

 私達は対処法を考えたが、結局はロンの兄であるチャーリーに任せる事になった。

 

 …そこで一騒動起きてしまったわけだが。

 

 最初、私達はハグリッドに任せるべきだと言ったのだが、ハリー達が自分たちでいくと言って、捕まってしまった。

 

 その結果百五十点という大幅な減点を喰らってさらに、罰則を与えられてしまった。

 

 しかし、それが一つの分岐だったのかも知れない。

 

 ハリーは罰則であるハグリッドと禁じられた森の探索中にユニコーンの血を何者かが飲んでいたらしい。

 

 曰くユニコーンの血は命を延ばす霊薬の様な物らしい。

 

 期末試験は滞りなく終わったが、ハリーは傷跡が痛むと言い出した。

 

 ハリーには分かったらしい、コレが警告だと。

 

 ハリーはなぜ今、賢者の石が狙われるのか。それが分かった様だ。

 

 スネイプは私利私欲の為に石を手に入れようとしているのではなく、自分が忠誠を誓っている相手の為に代理で石を手に入れようとしているのだと。

 

「スネイプが忠誠を誓った相手?」

 

 それがヴォルデモートであり、スネイプは闇の陣営だと。

 

「でも、教師陣が仕掛けた罠は分からない、どうやって手に入れるんだ?」

 

「それにスネイプが知っていても私達は何も知らないだろう、ソレだけじゃどうにもならない」

 

 私はハリーの透明マントを指してそう言った。

 

 父親の遺品であるらしいが、それだけでどうにかなったら苦労しない。

 

「結局私達学生が行っても死ぬだけだ、ソレが分からないほど愚かじゃ無いだろう?」

 死んでしまったら後悔もできない。

 

「それにお前には前科がある、失敗したら最後、放校処分を喰らう羽目になる」

 

「だからなんだっていうんだ!」

 ハリーは叫んだ。

 

「ヴォルデモートが復活したらどどっちにせよ僕は殺されるんだ!だったらどんなに危険だろうが僕は行く。奴は僕の両親を殺したんだ!」

 

「だからやめろって言ってんだよ!」

 私の堪忍袋は切れた。

 

「大人に任せて自分の命を守れよ!お前の両親は復讐を望むのか!お前が無謀な挑戦で死んでお前の家族は喜ぶのかよっ!」

 

 ハリーは杖を抜いた。

 

「マリサ、君のいうことはもっともだよ、でも、そこをどかないなら僕は戦う」

 

「そうか…少し怪我をして貰わないと分からないのか…」

 …一回気絶させよう、そうしないと止まらないだろうから。

 

 私の杖から層…魔法陣が展開される。

 

「考え直せ、お前じゃ私に敵わない」

 

 お互いの緊張が頂点に達する寸前に。

 

「ペトリフィカストタルス!」

 ハリーの背中から閃光が走り、私の胸に当たる。

 

 その瞬間、私の体はピンと伸び、動かなくなった。

 

 倒れる私をロンが優しく受け止めて、床に倒れさせる。ハリーの背後にはハーマイオニーがいたらしい。

 

「ごめんなさい…マリサ、ごめんなさい」

 ハーマイオニーは辛そうな表情を浮かべながら謝った。

 

 そうして三人は行ってしまった…どうして行かせてしまったんだ。

 

 私は無力だ…三人の背中が母親の背中と重なった。

 

 私は自身の無力さに涙が止まらなかった。

 

「マリサ!大丈夫!?」

 しばらくすると物音を不審に思ったアリスが私の元に駆け寄ってくる。

 

 アリスが反対呪文をかけてくれたおかげで動ける様になった。

 

「…こんな時にすまない、アリス!先生を呼んでくれ!」

 私はアリスにそう伝えた。

 

「アイツらあの部屋に行きやがった」

 

「分かったわ!すぐに呼んでくる!」

 私は急いで起き上がり例の部屋まで走っていく。

 

 頼むから…誰も死なないでくれ…

 

 私は涙を拭いながら、夜のホグワーツを疾走した。




 ドラゴン編について
 コレに関しては別の世界線の魔理ちゃんに託します。許せ読者(ᓀ‸ᓂ)

魔理沙のトラウマ
 自分の目の前で大切な人がいなくなる事に強い忌避感を感じています、魔理沙が魔法使いを目指したきっかけも母親の一件があったからです。
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