転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮)   作:ミュウにゃん

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Another Episode07 大浴場と混浴②

 

 

 

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  デュアン「……どうやら成功したようだな」

    エマ「ボク、ヒロちゃんになってる!」

   ミリア「お、おじさん……アリサちゃんの身体に……」

   ハンナ「あたくしは、シェリーさんですね」

    ノア「のあは、アンアンちゃんになっちゃった」

   レイア「私は、ノア君の身体に……」

  シェリー「私は、ミリアさんですね」

  アンアン「『吾輩はマーゴの身体に』」

    ココ「あてぃしはメルルの身体に……」

   ナノカ「私は、ココの身体に入っているようだ……」

   アリサ「っち、ナノカの身体か……なんか、視界が見えづらい」

  デュアン「(そりゃおっぱいのせい……とは男の俺には言えない)」

    ヒロ「ふふふっ……私はデュアンの身体に入ったー!」

  デュアン「……とにかく風呂に入りに行くぞ」

 

 

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    エマ「そういえば、魔法ってどうなってるの?」

  デュアン「エマのは試せないだろ……そもそも魂が由来しているから……例えば……俺の中に居るヒロが俺の魔法を使うことは出来ない……」

 

    ヒロ「むっ……触手の展開が出来ない」

  デュアン「触手を出すには、細い針に糸を通す感覚でやってみたらどうだ?」

 

触手は魔法じゃないしな・・・

 

    ヒロ「……難しいな」

4本も出せれば十分だろ・・・ただ攻撃するとなると周りに被害が及ぶ。

 

  デュアン「十分出せる……俺の限界は300本が限度だな……後、それで他人をチューチューするなよ……寿命を吸い取り、自分に取り込むから……30本同時にやれば、常に空中で居られるし……100本あれば、東京24区を中心に無差別攻撃も可能……300本もあれば……日本は支配できるんじゃないか?やったことないが……」

 

    ヒロ「……、……少なくても使えるんだな」

  デュアン「ああ……」

   エマ「まさに、小説とかに出てくる力だね」

   ミリア「……もはや、魔王の領域じゃ?」

   ハンナ「魔王……」

  デュアン「いいや、……こんな程度じゃ魔王にすらなれん」

本物の魔王なら、こんな能力を持った触手を使わずに敵を倒せるしな・・・。

 

    ノア「どういうこと?」

  デュアン「300本操ったところで、オレみたいな化物級が現れたとしても……簡単に落ちる」

 

オレは、なんでこんな客観的に言えるんだ・・・?まるで、オレみたいな怪物が現れて戦ったみたいな言い方を・・・

 

   レイア「……え?」

  シェリー「ヤバいですね……」

  デュアン「例えるなら、身体能力を極限にした、シェリーの魔法で一発で沈む……と考えれば良い」

 

  アンアン「ああ、納得……」

    ココ「……なるほど」

   ナノカ「……まさに人外」

  デュアン「まあ……、……人の領域から外れた存在だな……オレは……自分を世界から切り離して、相手を俯瞰してみているからな」

   アリサ「っち……神様気取りの趣味じゃねぇか」

  デュアン「……、……そうだな……オレ自身もそう思うし、……オレは、そんな趣味は持っていない」

    ヒロ「……、……ならお前の本心はどこにある?」

  デュアン「……無い」

オレはそう答えると・・・・

 

  シェリー「それって、少し淋しい生き方じゃないですか……そんな考え」

    ココ「人外はそうじゃね?」

    エマ「……、……」

  デュアン「どうした?エマ……」

    エマ「お風呂で話す内容じゃないよ……もうちょっと、楽しいことを想像してたのに……」

 

  デュアン「ふはははっ、たしかにな」

    ヒロ「おい、私の肉体で変な笑いをするな」

  デュアン「じゃあ、ヒロ……お前はオレの身体をこそこそと触るな」

   ナノカ「………それは無いわ……二階堂ヒロ」

    ヒロ「……、……うるさい」

   アリサ「……というか……肉体を交換した意味……あったか?」

  デュアン「あー……、……あるわ。多分」

   ミリア「でも……結局ややこしいことになってない?」

  デュアン「……、……そうだな」

   メルル「デュアンさん……結局、入れ替わる意味無かったですよね?」

 

  デュアン「そう、……だな」

  アンアン「もとに戻せ」

  デュアン「分かった……」

オレは、パチンと指を鳴らした。

 

    ヒロ「……なぜ戻したんだ?」

  デュアン「いや、よく考えたら……入れ替わる必要性が無いと思ったからさ」

 

   ナノカ「……」

   ミリア「魔女因子が無くなったら……使えなくなるんじゃないの?」

  

  デュアン「どうだろう……元々クトゥルーの呪文だからな……使えると思う……「肉体の入れ替わり」どころか……多分、オレの魔法技術は全て使用可能になると思う……」

 

   アリサ「ずりぃよな……」

  デュアン「なら覚えるか?結構簡単に覚えられるぞ……まあ、場合によっては……正気度を失う可能性がある」

    ヒロ「それ、魔女因子が持っている私たちが使って良いのか?」

  デュアン「まあ……オレが予め説明しとけば……減少はしないとは思うが……」

 

実際どうなるかは分からん・・・オレは、何方かと言うと正気を保ったまま狂ってるからな。何がトリガーで暴走するか分からん。少なくても1本は飛んじまってる。

 

  デュアン「触手も……うまく熟せば……1人オーケストラ出来そう」

    エマ「?」

  デュアン「触手に大量の楽器やバッチを持たせて、演奏する……バイオリンやピアノなら触手2本で動かせるし、トランペットや鉄琴や金管楽器……まぁ、色々できるな……ギターだったり、ベースだったり」

 

    ヒロ「1人演奏……」

   アリサ「しかも、触手は透明だから……透明?」

  デュアン「ああ……見えないんだよ……触手に色を付けない限りは……ほぼ肉眼では見えんな……」

 

太陽の反射で薄っすらと見える程度だからな・・・

 

    エマ「どのぐらいの威力を出せるの?」

  デュアン「本気で叩けば……ひと1人を肉片に変えちゃうぐらい?前に、やった時はショベルカーを真っ二つにしたり……暴走した時は、ヤクザ組織を滅ぼしたりしたなあ……懐かしい」

 

10歳ぐらいの時だったかな?というか、記憶に齟齬がある。

 

    エマ「……、……え?」

  デュアン「ま……ゆっくりと風呂も入れたし……そろそろ、夕飯の支度をする……何が食べたい?」

  アンアン「なんでもいいのか?」

  デュアン「まあ……別に構わんよ」

  アンアン「じゃあ……ラーメンがいい」

    ヒロ「ラーメンか……」

  デュアン「醤油、塩、味噌、豚骨があるが……冷たいのとあったかいのを選べるぜ」

 

    エマ「冷やし豚骨ラーメンって美味しいの?」

  デュアン「オレが昔食べたところは美味しかったぞ……」

 

    ヒロ「ふむ……今度連れてってくれないか?」

  デュアン「牢屋敷から脱出したらな……」

   レイア「デュアンくんは……私たちの裸を見ても何も反応しないのかい?」

 

  デュアン「……レイア、お前は黙れ」

魔術を使い、レイアに命令を飛ばす。

 

    ヒロ「で……実際は、どうなんだ?」

  デュアン「いや教えないよ……」

  アンアン「見せろ」

  デュアン「嫌だよ……なんで見たいんだよ!」

    ノア「絵のモデル?」

  デュアン「ヌードモデルなぞ……下手くそに裸体を書かれるのが一番気に食わない」

 

    ヒロ「じゃあ、どうしたら見せてくれる」

  デュアン「……、……逆になんで見たいんだ?」

    ノア「ヘタレさん?」

  デュアン「ヘタレで結構だ……何が悲しくて裸を見せなきゃならんのだ……」

 

   マーゴ「『実はオレ、こう見えて……』」

  デュアン「宝生マーゴぉ~?そこから先一つにつき一回の触手のビンタかヨグソトースの気絶付与のパンチ……どっちがいい?」

   マーゴ「ふふふっ……冗談よ、冗談」

  デュアン「冗談でオレの声で……真似をするんじゃない、張り倒すぞ……」

 

    ヒロ「デュアンって、下ネタって嫌いだよな……」

  デュアン「お前らも……少しは隠せ……というか、普通に女子高生だろ……お前ら」

 

オレは頭を抑えながらそう呟く。

 

   マーゴ「かわいいことを言うのね……」

  デュアン「……」

オレは、そのまま風呂から出る

 

    ノア「もう出ちゃうの?」

  デュアン「ご飯、食べたいだろ?」

   マーゴ「それは、そうね……」

  デュアン「んじゃ」

オレは、異世界魔法で、服に着替える。

黒Tシャツに黒のフード付きのシャツ。

 

    ヒロ「監房用の服に着替えないのか?」

  デュアン「あー……後で着るよ」

オレは、そう言い・・・風呂から出る。

 

~~~~~~~~~

 

   ミリア「う~ん……デュアン君って、本当に男の子なのかな?」

    エマ「ちゃんと着いてるよ?」

   レイア「……そういうことを言ってるんじゃないよ……」

    ヒロ「うむ……ちゃんと着いてるぞ……あぁ……もっと堪能したかった」

 

   ナノカ「彼が聞いたら怒ると思うぞ?」

    ココ「ぶっちゃけ、なんか……私たちを妹か娘みたいな感じで扱ってね?」

 

    エマ「え!?ボクたちを女として見てないってこと?!」

    ヒロ「な、な……なんだと?!」

  シェリー「あは、は……何だろう……嬉しいような悔しいような……微妙な気持ちですね」

 

   アリサ「っけ……くだらねぇ」

  シェリー「と……暴言を吐いていますが、実際には視線をデュアンさんの身体を見ていましたよね?」

   

  アンアン「むっつりスケベめ」

   アリサ「……」

  シェリー「でも、意外ですね……アリサさんって……もっとこう、男を嫌うタイプだと……」

 

   アリサ「いや、嫌いって訳じゃねぇよ……」

   メルル「でも……デュアンさん……本当に恥ずかしがらなかったですね……」

 

    エマ「そう、だね」

    ヒロ「ああ……」

  シェリー「お二人は、デュアンさんが恥ずかしがってるところって見たりはしないのですか?」

  

    エマ「そうだね……つい最近まで一緒にお風呂に入ったり、身体を一緒に洗いっこしたり……一緒のベッドに寝たりしてたから……ね」

    ヒロ「むしろ……女の裸なんて見飽きた?」

   レイア「私は見られても気にしないが……」

  シェリー「なぜです?」

   レイア「私には、お兄ちゃんが居るからね」

    ヒロ「ふむ……兄妹と」

   ミリア「おじさんの場合、入れ替わった時におじさんの身体を見たり……兄と一緒にお風呂入ったりしてたかな……あは、はは」

 

   ハンナ「わたくしも、兄や弟たちとも入っていますわ」

    ヒロ「むむ……」

    エマ「いいなあ、ボクも兄妹欲しいなあ」

   ハンナ「沢山いると……今度は金銭で困りますわよ」

    ヒロ「そうだな……」

    エマ「ヒロちゃんはお金持ちだから……そこまで行かないんじゃないの?」

 

    ヒロ「そうだが……お金があっても心は淋しいものだ……」

   レイア「……、……」

    ノア「わたし、そろそろ出たい……お風呂嫌い」

    ヒロ「ダメだ……ちゃんと100数えてから出ろ」

    ノア「デュアンは100数えてない」

    ヒロ「っぐ……」

   マーゴ「彼は、まぁ……この後の料理当番だから、ね」

  シェリー「そう言えば、私……デュアンさんの両親とか家族構成とか聞いていませんが……エマさんやヒロさんは知っていますか?」

    

    エマ「少なくても……ボク達は、会った覚えが無い……会ったとしても小さい頃の話だからね」

 

    ヒロ「ああ……それに、デュアンの両親は10年前に死んでいる……父親もその2年後に亡くなっているな」

 

  シェリー「歳は幾つだったんでしょうね……」

    エマ「えーっと……母親が19歳で……父親が24歳だったかな?」

    ヒロ「確か……それぐらいだった気が……」

  シェリー「えぇ!?つまり学生結婚?!」

   アリサ「ま、マジ?」

   メルル「デュアンさん……少なくても5歳から一人暮らしで生活してたんですね……」

   

    ヒロ「たまに、私の家やエマの家で泊まったりはしてたが……」

    ココ「アイツ……そんなにすげぇヤツだったんだな」

   ナノカ「1人で孤独……に、……、……」

   レイア「……デュアン君の母親が19ってことは……14歳で子供を生んだってことになるよ?」

 

  アンアン「父親が22歳だから17歳だな……普通に犯罪じゃないか」

    エマ「いやいや、日本ではない国で結婚して子供が出来て……そのまま日本で暮らしたんじゃないかな?」

 

    ヒロ「だけど……明らかに日本人の顔だったぞ?」

    ココ「え?どういうこと?」

    エマ「不思議なのが……あの事件に関して、報道はされたけど……犯人も見つかったのに……その事件……ある日を境に事件ごと消滅しちゃったんだよね」

 

   ナノカ「なにそれ……普通に怖い」

  シェリー「デュアンさんが探偵になったのは……親の事件を追うため?」

   ナノカ「違うと思う」

    エマ「うん……というか、デュアン君……その犯人を殺しちゃってるしね」

 

    ヒロ「ああ……確か、殺してた」

  シェリー「え?殺したって……物理的に?」

    エマ「ううん……偶発的に精神的に……殺したって聞いた」

    ヒロ「精神的に追い詰めて、最後は犯人自身が首を掻っ切って死んだ……私たちはそれを見ていた……」

 

    ココ「なんで、そんなやべぇーヤツと友達になってるんだよ」

    ヒロ「私は、命を救われたり、助けられたりしたからかな?エマの場合は……普通にデュアンと友達だったな」

 

   アンアン「……つまり、デュアンは幼少期の頃から頭のネジが飛んでいた?」

 

    ヒロ「んー……強いて言うなら、死生観がブレブレで……私やエマ、もう1人の幼馴染で支えてたんだが……その幼馴染も数年前に自殺してしまった……イジメで」

 

   シェリー「もしかして、デュアンさん……」

    ヒロ「ああ……最初は、私に泣きながら謝ってた……ただ、その後の彼は……怒り狂ってたな……イジメに加担してた連中の1人を自殺に追い込んで殺して、リーダーだったヤツを殺した……と聞いた」

 

   アンアン「……恐ろしいヤツだ」

    ヒロ「私はそう思わない……恐ろしいのは、私やエマが殺された時だ……デュアンの眼の前で、手の届く範囲で死んだら……アイツは多分……世界そのものを憎むだろう……無差別に、躊躇無く……殺すだろう……いいや多分……アイツならこの地球の生物を1人も残さず殺すだろう」

 

   アリサ「……デュアンって、確かクトゥルーの邪神たちを取り込んで……その邪神が苦しんでたって話だよな……クトゥルーの邪神がデュアンを発狂させることなんてできないんじゃ?」

 

    ヒロ「そもそも正気じゃないと思う……」

    エマ「でも、ボクたちは……そんな彼が好き」

    ヒロ「ああ……」

 

~~~~~~~~~~

 

   デュアン「う~ん……今日はラーメンと言ったが……何味が良いかなあ……」

 

塩、醤油、味噌、豚骨、鳥白湯、塩レモン、トマト味・・・色んな種類があるしなあ・・・・

 

カルボナーラ仕立てのラーメンにするか?いや、工程が面倒くさい

 

う~ん・・・・ん~・・・あっ!

 

オレは、まず風系統魔法のカテゴリーに「粉砕」を選択し、人参、キャベツ、トマト、味覇を大さじ10杯、胡椒を大さじ4杯分入れ・・・ミキサーのように粉砕する。わずか3分でペースト状になったので、冷蔵庫を自作したので、その中に時間操作で8ヶ月寝かせる。

 

とりあいず、野菜を決めなければならない。キャベツ、人参、エリンギ、豚肉、ミックス海鮮で良いかな?油・・・は無しで良いかな?

 

スープを煮込む・・・面倒くさいが・・・時間操作の応用で工程を飛ばす。

 

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こうして、大浴場と混浴の事件は一旦お預けとなり、皆でラーメンを食べることした・・・

 

 

デュアンが牢屋敷に入れられた理由

  • 大魔女に目をつけられた
  • 大魔女に気に入れられた
  • 大魔女が彼を愛したから
  • どこかでデュアンと会った
  • 上記全て
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