転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
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ヒロ「デュアン!お前は、いつもいつも危ない真似を!」
エマ「確かに……ヒロちゃんを助けるために……抱きしめ、反射神経だけでジャンプして避けるなんて……かなり無茶をするよね」
ヒロ「お前が化け物地味た身体能力のおかげで助かったよ……これで3度目か?」
デュアン「……5度目じゃないか?」
エマ「え?そんなに助けてる?」
ヒロ「……幼稚園の頃に一度、車に轢かれそうになった時に……あの時は大怪我を負ってたな……キミは」
デュアン「あぁ、あれか。大丈夫だ、人間の骨は206個もある……そのうちの一本や二本折れても平気さ……まぁ、脊椎や骨髄はヤバいが」
脊髄骨折、骨髄骨折は・・・下手をすれば死ぬからな・・・まぁ、死なない自信はある。いや、折れたとしても直ぐに「再成」の力で復活する。
痛みなんて、慣れれば怖くない。まあ、全身の痛みは慣れても・・・根源を直接攻撃されれば、幾らオレでも顔に出るがな・・・というか根源を傷つけられるって、普通に拷問だからな。死刑よりひでぇや。
それに、根源から溢れだす血に触れるとヤバいからな・・・アノスの滅びを抑えられるらしいからな。命名も貰ってるしな「無貌の血」と。
まあそれはそれとして・・・
エマ「そういえば、小学校の頃にもあったよね」
ヒロ「ああ、エマとデュアンの3人一緒にプールに行った時の話か……私が溺れた時に助けてくれた……、……私……あの時憶えてないんだが……」
デュアン「そりゃ……あの時、呼吸止まってたからな。心肺蘇生と人工呼吸したからな……というか、水をかなり飲んでたから……覚えてないのも無理はない」
結局、遊べてなかったが・・・というより、ユキが来られなかったんだよな。何故かは彼女が大魔女だったから・・・と
ヒロ「……、……」
エマ「キスじゃなく人命救助だって……がっかりしたでしょ、ヒロちゃん」
ヒロ「う、うるさい……」
デュアン「ま、後は……中学の頃に階段から転けそうになって……お姫様抱っこしたことかな?」
あれは、間抜けだったが、な。
ヒロ「あれは、制服が悪いんだ」
デュアン「いや、ロングスカートに足を引っ掛けるのはマヌケだったぞ……」
そもそも、俺ら中学の制服、ロングスカートと、普通のサイズ・・・選べるはずじゃ・・・エマは普通サイズだった、か?
ヒロ「私は普通のスカート丈だったよ?」
アリサ「聞いてて思ったんだが……デュアンって死生観ブレブレじゃないか?なんか死に急いでると言うか……」
紫藤さん。お前には言われたくねぇよ。前のループでは毒を飲んでましたよね?トレデキムとか睡眠薬乱用とか
メルル「別に死んじゃっても問題ない……って感じがします……ダメですよ、命は大事にっ」
デュアン「命は大切にしてるぞ」
ヒロ「え?」
エマ「え?」
アリサ「お前は何を言っているんだ?」
デュアン「へ?」
ヒロ「そうだ!10日前を忘れたのか!」
アリサ「おめえ……うちを助ける為に、看守と戦ったり……あのハエ女が井戸から落ちた時に、真っ先に自分から庇ったり……切りが無いぞ」
まぁ、シェリーの件に関しては「終滅の神眼」で落下距離を殺したから・・・平気だったな。
看守に関しては・・・殺したら、ナノカの姉が死ぬからな・・・「なれはて」を殺したら、人間の状態で復活できないし・・・それに、「なれはて」から人間に戻す術式は、あと数年は掛かる。
メルル「此処数ヶ月で通算600回以上は……」
デュアン「1日で6回以上助けたことになるぞ……皆がアグレッシブすぎるからダメなんだよ」
アリサ「……」
ヒロ「それを言われると……」
エマ「困るんだよね……」
デュアン「まあ、いいじゃないか……俺は怪我をしても死なないし……それに多分、核を撃たれても死なないんじゃないか?」
終滅の神眼が勝手に発動するから・・・オレを物理的に間接的に殺すことは無理だと思う。終滅の神眼の自動反撃を切らない限りは・・・
それに、AΩと違って・・・オレを殺しても世界が消滅することもない。ただ、まぁ・・・チートだよな、これ。
本来の力は魂まで死ぬからな・・・だけど。オレが成長しているのか、殺しても、ちゃんと生き返る。
メルル「…………」
メルルが、非常に困った表情をしている・・・氷上だけにって・・・口に出したらドン引きされるから言わないでおこう
アリサ「さ、流石に……それで平気だったら……逆に何をしたら死ぬんだ?」
デュアン「さあ?まあ……串刺しになってる状態で頭でもふっ飛ばせば死ぬんじゃないか?」
スキル「再成」を封じられるしな。でも、終滅の神眼だけは無効化はできないんだよな・・・一応。封印状態ではあるんだが、強烈な殺意を感じると勝手に開いて自動反射、自動攻撃って切り替わるんだよな・・・しかも、この能力・・・俺が意図しないタイミングで発動する。実際に、死ぬ時は自殺しか無いんだよなあ・・・オレを攻略するって、相当難しいんじゃ?
まあ、まだ試してないが・・・エマを覚醒させて、魔女殺しを使えば死ぬと思うが、その場合どうなるか?
エマの意思と魔女エマの認識によっては、終滅の神眼の自動反撃を貫通して、オレが滅びるか、エマと共に滅ぶかは分からない。
エマ「それは、誰だって死んじゃうよ!」
デュアン「まあ……そうだろうな」
ヒロ「お前は身体能力がおかしんだ……体力もおかしいんじゃないか?」
デュアン「まあ、幼稚園の頃は……時速120kmオーバーの車と平行して走れるぐらいはできて、たかな?」
まあ、普通に息が苦しいが・・・
エマ「そ、そう言えば……そうだった、かな?あまり覚えてないけど……」
デュアン「覚えて無くていいよ……ヒロが攫われた事件の一つでもあるしな」
ヒロ「なぬ?」
デュアン「……小学校に上がった頃には……北海道から鹿児島県まで走って……3週間で踏破したな」
魔法を使って文字通り直線上に走ったからな・・・多分半年あれば全世界を踏破出来ると思う。
人間卒業試験の25個のうちの一つ「素材変質せず、
アリサ「……」
メルル「………」
エマ「デュアンくんって……本当に人間?」
アリサ「北海道から鹿児島って、2417Kmも離れてるんだぞ……それを走った?3週間で着く……、……冗談みたいなのはよしてくれ……」
デュアン「人間の肉体は電気信号みたいになってるから……やろうと思えば、新幹線よりも早く動けるし、音速を超えることもできる……ただまぁ、……12時間以内に北海道から沖縄まで踏破してしまってる時点でお察しだろう」
そんなことが出来るのは
ただまぁ、最弱が最強に勝てない通りは無いからな。
エマ「じゃあ、デュアンくんはどうやって?」
デュアン「簡単だ……「再成」の力で自動的に最適化してるんだ……後は、自己加速術式を使って走っている」
まあ、流石に風邪とかの免疫力を向上の為、後者は走る練習だな。
アリサ「最適化?」
デュアン「……メルルの魔法の究極の形とも言える」
メルル「私、ですか?」
デュアン「俺の場合、128時間以内なら死者だって蘇らせることも可能だ……肉体が無くても、魂さえ無事なら……128時間という枠は取っ払えるけどな」
まあ、その場合、
まあ、最悪の場合・・・オレは歴史すら書き換えることが出来る「アレ」がある・・・
アリサ「それが、お前の魔法なのか?」
デュアン「スキルだな……技能の1つ」
アリサ「魔法じゃないことが驚きだが……」
エマ「……だから無茶が出来るんだね」
デュアン「まぁな。それに、「再成」のせいか……俺は欲求や感情あまり出ない方だからな」
というか、全ての感情や欲求が欠落しているような感覚だよなあ。
と言っても、ユキが死んだ時は・・・憎しみの感情が出てたよな・・・前回の周回でもこいつらが死んだときも怒りはあった。
・・・全く無いわけじゃないってことか。
メルル「……でも普通にニコニコ笑ってますよね?」
デュアン「うわべだけさ……鉄仮面よりもマシだろ?」
ヒロ「欲求が出ないとは、どういうことだ?」
デュアン「人間の三大欲求が殆ど無いってこと、感情もほとんど表には出さない……というより、俺に感情を出させるのは無理だと思うぞ……少なくても、怒りとか殺意は……」
エマ「え?」
デュアン「俺に殺意を抱かせた時点で……そいつをぶっ殺してるから……文字通りの意味で」
ヒロ「あー……うん、キミは、一番怒らしちゃダメなタイプって分かってるから」
アリサ「……そうなのか?」
エマ「あー……うん。デュアンくんって……警戒心が強いけど、友達とか出来たら……激甘な部分があるんだよね……なんというか、大切にしたい……って感じがする。だから「大切なもの」には容赦がない……」
デュアン「まぁ、その通りだが……そんなに甘いか、俺?」
メルル「分かる気がします……でも「友達」に対してではなく……「理不尽」な目にあっている子では……?」
アリサ「理不尽な子……」
ヒロ「そういや……デュアン……10年前に、殺人事件の犯人を自殺に追い込んでなかったか?」
デュアン「あー……「大晦日連続無差別殺傷事件」の話か?」
ヒロ「確か、そんな事件だったな……」
デュアン「……自殺に追い込んだというより……そういう風に誘導した……としたら、お前ら……俺のことどう思う?」
エマ「え?」
アリサ「お前……まさか……」
デュアン「そう……文字通り自殺寸前まで追い込んだ……」
オレの
そいつは、廃人になったな。球磨川先輩みたく・・・綺麗に壊せなかったが・・・。
ヒロ「お前……、……そんなに憎かったのか、その犯人を」
デュアン「分からない……ただ、裁判所で話を聞いた瞬間で……プツンと来ちゃったからな……」
あの時、顔には出さなかったとは思うが・・・キレたことは確かだ。というか、ヤツの言葉を思い出せない・・・《Accelerate》をしていないんだろうな。
アリサ「……」
デュアン「オレは、魔女や大魔女よりも凶悪な存在だと言うことが……良く分かっただろう……お前達は「普通の感性を持つ女の子」だ……魔法が使えるぐらい些細なことだ……、……あぁ、それと、沢渡さん……あいつの前ではその事件に関しては絶対に口にするな」
ヒロ「?」
エマ「どうして?」
デュアン「被害者遺族だからだ……喋ったら、マジで許さんからな……」
メルル「もし、喋っちゃったら?」
デュアン「マインドブラストを食らわせる……心を破壊して、廃人にさせる……いや、発狂させる、か?」
ヒロ「……好きなのか?彼女を」
デュアン「違う!思い出す度に、心を抉られるんだぞ?嫌だろ、誰だってトラウマを刺激されたくはないだろ……この話はおしまいだ」
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デュアンが牢屋敷に入れられた理由
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大魔女に目をつけられた
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大魔女に気に入れられた
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大魔女が彼を愛したから
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どこかでデュアンと会った
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上記全て