転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
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デュアン「すぅーすぅー」
エマ「あ、あれ?今何時?」
微睡んでいたエマはがばりと頭を上げ、急いでスマホを確認した。
内容はゴクチョーからの通知だった。
デュアン君、完全に熟睡してる・・・
『皆さん、夕食の時間です。速やかに食堂へ集合してください』
エマ「デュアン君……起きて、デュアン君」
デュアン「んぅ……つき、……、……」
エマ「寝ぼけてないで起きて」
デュアン「何だよぉ……人が折角寝てたのに」
エマ「夕食の時間だよ」
デュアン「夕食?」
オレは、スマホを取り出すと・・・ゴクチョーから通知が来ていた。
エマ「食堂へ行こう」
デュアン「んぅ……どうせ、碌な料理じゃないと思うぞ……ふぁあ~……」
大きな欠伸と背を伸ばした。
並ぶ牢屋が、一斉に開場されていく。
エマ「そんなこと……無いんじゃないかな?」
デュアン「……ま、食べられれば何でもいいが……」
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エマ「食堂ってどこだろ……」
デュアン「魔女図鑑に乗ってるんじゃないか?」
エマ「あっ、そうか……、……あったあった。食堂は……」
マップを頼りに歩きだそうとした足は、すぐに止まってしまう。
隣の房に誰かが残っている気配がし、気になったエマは中を覗き込んだ。
デュアン「ん?城ヶ崎さん。今から食堂に行くんだけど……キミも来るかい?」
ノア「ふんふふ~ん♪」
デュアン「城ヶ崎さーん」
くるんと、ノアは顔を振り向かせた。
手にはカラースプレーを持っている。
ノア「のあは今日、ごはん食べないんだよ?まだお絵描きの途中だから」
デュアン「まあ、キミがそう言うなら良いけど……」
エマ「お絵描きって、何を描いてるのかな」
ノア「んー……ちょっと待ってね」
ノアは立ち上がり、エマに地面が見えるように、少し横に移動する。
エマ「えっ……!」
デュアン「どったの?」
エマは驚愕の声を上げる。地面に描かれた絵が―――動いていた。
カラースプレーで描かれていた何かは、ぐねぐねと動き、形を成していく。
それはあっという間に、蛇になっていた。
カラフルに彩られた蛇は地面を這うように動き、リアルであまりに気味が悪い。
エマ「な、な、何で!」
デュアン「魔法だな……、……」
ノアは、困ったように微笑む
ノア「ええとね、のあの絵、勝手に動いちゃうんだ。絵だけじゃなくて、液体はね、全部勝手に動くの」
デュアン「液体操作をしているのか?自分で操作……はしてないな」
ノア「うん……蛇なんて描くつもりなかったのにな。やり直さなきゃ」
エマ「え?デュアン君知ってるの?」
デュアン「いや、普通に液体操作だろう……制御出来てないのか……分からんが……城ヶ崎さん……紫のスプレーを貸してくれないか?」
ノア「?良いけど……何に使うの?」
デュアン「スマホのライトに塗るんだ……」
エマ「???」
デュアン「……、……これで良し」
エマ「……じゃ、じゃあボクは行くね」
デュアン「あぁ、エマ。先に行ってくれ……ちょっと城ヶ崎さんと話があるから」
エマ「え?う、うん……ちゃんと来てよね?」
デュアン「分かった分かった」
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デュアン「久しぶりだね……城ヶ崎さん……何年振りかな?」
ノア「うんとね……多分、1年かな?」
デュアン「そうか……、……城ヶ崎さん」
ノア「なあに?」
デュアン「気をつけろよ……お前さんの命を狙ってる奴が居る……」
ノア「え?」
デュアン「誰が、とは言わない……一応、オレも警戒するが、お前さんも気をつけろよ……あっ、紫のカラースプレありがとな……」
ノア「うん……でも、でゅあん。またまもってくれるよね?」
デュアン「……、……守りきれなかったら……オレを恨め。恨み殺しても良い……だから、お前は少し警戒しろ」
ノア「わかった」
デュアン「本当、スプレーアートが好きなんだな」
オレは、少し微笑を浮かべ・・・食堂へ向かう。
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デュアン「……やはり、なんか違和感がある……この外観……ん?んー……」
間取り?いや違う。なんかこうしっくりしない。
いや、そもそも。なんだろう・・・懐かしい雰囲気のような、悲しいような・・・言葉には表す事が出来ない雰囲気は・・・。
オレが、"この場所"を一度でも訪れたことがある?いや、そんな馬鹿な……オレは、国家機密情報で・・・この場所を知ったんだ。『魔女』と言う単語にも。
―――――そう、『魔女』だ。
なんで、オレは『魔女』という単語を普通に受け入れてるんだ?
それに、『魔女』とはかけ離れたオレが・・・男のオレが。何故、『魔法』と言う超常現象に普通にしてられるんだ?
それに、ただの男子学生が魔法が使えるんだ?それも2種類も。
一つは、時間操作系統の『愚者の砂時計』
もう一つは、まだ効果は分からんが・・・15回までなら、魔法を自由に作成できる。これが一番意味の分からんことだ。
『魔女』は一つしか魔法を使えないんじゃないのか?
魔法の名前が『愚者』と言うのも何かあるのか?
いや、そもそも・・・オレってオカルトを信じない方だろう。いや、クトゥルーの魔術を使える時点で、普通じゃないか。
デュアン「……、……」
それに、牢屋敷に来てから・・・オレはエマに対して、違和感を感じる。あんな子だったか?
いや、そもそも・・・オレの中でのエマに靄が掛かってるような気がする。それにゴクチョーがオレを連れてきた理由を話した時。
―――――『あなたなら、分かりますよね?』と答えた。つまり、オレがドジ踏んで見つかったのではなく、予定調和?
そもそも、オレを知っていた人物が居たと言うのか?エマ、ヒロ、城ヶ崎さん以外にもオレのことを知っている人がいる?名の知れた探偵でも、オレは顔を出したりはしていない。
つまり、オレの情報を知っているものが居るのか、それとも。誰かがオレに、何かをして欲しいのか・・・。
デュアン「仕方ない……」
今は考えても、何も出てこない。ハッキリ言って情報戦で負けてるような気がする。
食堂へ向かう。本当だったら、1人で取りたかったが・・・
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デュアン「ん……此処が食堂か」
どうやら、ビュッフェスタイルか・・・
食堂の中では、少女たちは既に食事をはじめていた。
シェリー「おーい、デュアンさーん!こっちこっち!」
シェリーがふんふんと手を振って、オレを呼ぶ
既に、エマも居るようだ。
デュアン「……」
オレはエマたちが寄り合うテーブルに椅子を引いて座った。
先ほど団結したシェリー、ハンナ、メルル、エマがいる。
トレーにのせられた食事も既に置いてあった。
エマ「ビュッフェ形式だったので、デュアンさんの分も適当に取っておきましたよ」
デュアン「(量が多いよ)あ、あぁ。ありがとう」
なんか、皿に盛られた食堂はどろりとしていて、色はグロテスク。
何の料理なのか判然としない。
こんなもの、流石に食えたものじゃ・・・いや、食べられるだけマシか。
エマ「……どうしたの?」
デュアン「牢屋敷の料理って酷いもんだなあと思ってさ……悪いが、オレはリンゴを食べることにするよ」
シェリー「見た目はアレですが、けっこうイケますよ」
デュアン「嘘だろ……」
ハンナ「あなた味覚ぶっ壊れていますの?超絶まじーですわ……」
デュアン「一口……、……、……うん。マズい……食えないことはないな……超絶マズいんじゃなく……料理下手な彼女が料理を失敗して……出来た料理って感じ」
エマ「……これって、あの看守が作ってるのかな」
シェリー「それを想像すると、なんだかあの看守も可愛く見えてきますよねっ」
デュアン「シェリーさん、貴方の目はガラス玉か何かで出来てるんじゃない?」
オレは理解し難い口調で言い、ハンナが無言で、オレはシェリーを可哀想で残念な子と思ってシェリーを見ている。
味覚どころか頭自体疑う。
エマ「あの、その看守のことなんだけど……ボク、さっきアリサちゃんが捕まっちゃってるのを見ちゃって……」
メルル「わ、私も見ました……何があったのでしょうか……うぅ、とても心配です……」
デュアン「大方、この牢屋敷から逃げ出そうとしたんじゃねぇの?」
シェリー「確かに……ありえますね」
ハンナ「禁止時間に外にいたのなら、懲罰房とやらへ連れて行かれたのかもしれませんわね」
エマ「懲罰房……何かされるところなのかな……」
デュアン「爪を剥がされるとか、ペンチで指の骨を折られるとか、海老反りにして、疲れたら自動で首が締まる仕掛けとかもあるかもしれないな……なんせ脱走をしたんだから……」
オレが恐ろしいことを発言した為、全員が沈黙し、俯いてしまった。
デュアン「大丈夫だよ……死にはしないとオレは思うよ」
食堂には城ヶ崎さんと紫藤さん以外が揃っている。
皆、仕方なく規則に沿って行動している様子だ。
エマたちの席から少し離れたところで、レイアたちの一団も食事をしていた。
エマとレイアの目が合う。
レイアがにっこりと微笑んだことで、エマは頬を染め、慌てて目を逸らした。オレは少しイラッとしたが、此処は冷静になることにする。
一連の挙動を見ていたらしい、ハンナがずいっとエマに顔を寄せた。
ハンナ「あいつ……魔法を使ってるにちげーねーですわ」
エマ「魔法?」
デュアン「ちなみに、オレも魔法を使えるぞ2種類」
シェリー「デュアンさんの魔法って……どんな魔法なのですか?」
デュアン「時間を操作することが出来る魔法だ」
ハンナ「また、絶妙に使い勝手が良い魔法ですわね」
デュアン「時間停止、時間加速、時間戻行、時間を消し飛ばす……だな。時間を消し飛ばすのは10秒間だけだが……何度でも使えて、それ以外は一日3回まで、24時間の間隔時間が必要になる」
シェリー「時間停止でやりたい放題ですね」
デュアン「たった数秒しか時間を止められない能力なんて……意味がないぞ……それと、この魔法は秘密だからな」
エマ「え?」
デュアン「そもそも……ゴクチョーがオレを捕まえた理由が分からないんだ……」
ハンナ「そう言えば……そうですわね」
シェリー「デュアンさんが、魔法使いだとバレたのでは?」
デュアン「牢屋敷に閉じ込められる前は……魔法なんて使えないただの一般人探偵だぞ?」
シェリー「では、この牢屋敷に来てから魔法を憶えたのです?」
デュアン「……分からない……そもそも、オレの記憶に齟齬が生じてるんだ」
シェリー「そういうものでは……?」
デュアン「いや、オレは生まれつき、完全記憶能力と瞬間記憶能力を持ってるんだ」
ハンナ「完全記憶能力ってなんですの?」
シェリー「確か、一度聞いたことや見たことを記憶する特異体質だったはずです」
デュアン「ああ……憶えたことは絶対に忘れない……んで、瞬間記憶能力は……これは説明不要だな」
ハンナ「どういうことですの?」
デュアン「さっき、娯楽室からトランプをくすねてきた……カードを見て……はい。遠野さん……シャッフルしてくれ」
ハンナ「???」
ハンナは言われたとおりにシャッフルをする。
デュアン「今から、オレが上から順に言いますね……クラブの4、スペードの8……ダイアの13……ハートの12……クラブの1」
シェリー「うわっ……すごいです……正解です」
エマ「……つまり、一瞬で記憶してるのに……デュアン君は記憶と現状が一致してないと?」
デュアン「それもあるが……、……いや今はやめとく……」
ハンナ「それにしても、レイアとかいう女!女子を誘惑する魔法なんか使って……しかも芸能人だからって、囲いを作って、偉そうに!」
デュアン「よほど、蓮見さんを敵視しているようだな……それと、怒りを食欲にぶつけると、太りやすくなるぞ」
エマ「え!」
シェリー「そうなのですか?!」
デュアン「ちゃんと、良く噛んで飲み込むのがベスト……野菜から食べてからメインを食べるとなお良し」
シェリー「デュアンさんって……現在の体重っていくつですか?」
デュアン「確か……30Kgあったかどうか……」
エマ「ボ、ボクよりも18Kg違うなんて……」
シェリー「私は55キロなので……25キロも違いますね」
ハンナ「……」
デュアン「もうやめようよ……この話は不毛だ……やめよう」
シェリー「それじゃあ、話題を変えて。魔法と言えば、メルルさんも凄かったですよね!いや現実に魔法があるっていうので私はびっくりなんですけどね!」
メルル「は、はわわ……そ、そんなそんな……たいしたことは、できません……エマさんの血を止められただけです、し」
メルルは真っ赤になって俯いてしまった。
オレは、そこで・・・
デュアン「にしても……不思議だよなあ」
シェリー「何がです?」
デュアン「オレは「魔女」だの「魔法」だの聞いて……驚きもしなければ……普通にそう思ってることが……ああ。そういうのもあるんだなって思ってることが」
ハンナ「もしかして、貴方……そういう創作物がお好きだったり?」
デュアン「まさか……オレはこれでも勉学や探偵を趣味としている……稀代の変人だぞ」
シェリー「探偵業は、どんなことを?」
デュアン「少なくても……殺人事件の解決は異常に多い……こんなの中学生に頼むなよ」
メルル「あわわわ」
シェリー「じゃあ、デュアンさんは……誰が大魔女か分かるんですか?」
デュアン「知らん……情報が足りなさ過ぎる」
エマ「ね、ねえみんなは当たり前みたいに魔法って言ってるけど……ここに捕まったみんな、魔法を使えるってこと?ボク、魔法なんて使えないと思うけど……」
シェリー「私もエマさんと同じですよ……魔法なんて初めて知りましたし、使えません」
デュアン「前提条件が違うかもしれないだろ?」
シェリー「どういうことです?」
デュアン「例えば……メルルの魔法は、触れた箇所を治癒する治療の魔法……失われた血までは戻せるかは分からないが……"触れる"が前提条件が付く……無意識に魔法を取得しても……実際は分からんかもだぞ……例えば、心の奥底にあるモノが具象化したものが魔法に変質したとか」
エマ「???」
ハンナ「……ふぅ、何も知りませんのね。シェリーさんもあなたも」
スプーンを置き、ハンナは大仰なため息をつく。
デュアン「ああ!前提条件の前に……魔女因子を持ってないと、魔法は使えないことをすっかり忘れてた……あれ?オレは魔女因子なんて持ってないぞ」
メルル「…………」
シェリー「男の子が魔女因子ってのもおかしな話ですよね」
ハンナ「あなたたちも気付いてないだけで、何か不思議な力を持っているはずですわ」
シェリー「ええ~?私不思議な力なんて持ってないですよ?特技っていえば……」
シェリーは眼の前のリンゴに手を伸ばした。
それを片手で、いともたやすく、ぐしゃっと粉砕した。
指の力を使ってるようには見えなかったが、ものの見事にバラバラになった。そして、果汁が飛び散って、周辺を汚す。
ハンナ「あ……あ……」
シェリー「ちょっと力が強いかなってくらいで」
ハンナも、エマも、唖然としている。
ハンナ「どこがちょっとなんですの!?ゴリラ女!?」
シェリー「酷いです~。リンゴくらい誰でも潰せますよね?」
ハンナ「はいそれあなたの魔法!!」
デュアン「いや、握り方……力の入れ具合では……結構簡単に潰せるぞ?こんな風に」
オレは、少しの力でリンゴが粉砕した
エマ「えー?」
ハンナ「あ、ありえねーです……」
デュアン「コツさえ掴めば簡単に潰せるぞ……あっ……看守の前でリンゴを潰したらどうなるんだろう……」
メルル「へ……?」
エマ「え?」
ハンナ「そんなことをすれば、死にますわよ」
デュアン「でも、規則では……看守に反逆の意思を持ってなければいい話だろ……それに、看守を攻撃をするわけじゃ無いわけだし……ちょっと行ってくるわ」
エマ「ええ!?」
シェリー「そっかあ……私って魔法が使えたんですね。いやぁ照れますね~」
ハンナ「そんなことを言ってる場合ですか……デュアンさん……看守のところへ行って……」
デュアン「看守さーん!」
オレが大きな声で呼ぶ。
看守「……」
看守が厨房から出てきた・・・
デュアン「しゃがんで……顔を近づけて」
看守は言われたとおりにしゃがんだ・・・
看守「……」
デュアン「リンゴ食べたいですよね?手がアレだから……食べやすいようにカットしてあげます」
オレは看守の顔面に近づけて、リンゴを力を少し込めたら、リンゴが粉々に粉砕して互いの顔にリンゴ果汁が飛び散る。それとリンゴの破片が互いに飛び散った
看守「…………」
看守はぽかーんとしていた・・・
全員は、恐怖で食事どころじゃなくなった。
だが、空気を読めないシェリーは・・・
シェリー「で、ハンナさんはどんな魔法をお持ちで?」
ハンナ「あれを見て、何とも思わないのですの?!」
看守「……、……」
看守は鎌を振り下ろし、リンゴを丁寧に切った。
デュアン「ありがとう……じゃあ、また」
ハンナ「………」
エマ「……」
デュアン「ウサギさんカットのリンゴを貰えた……ラッキー」
ハンナ「そ、それは良かったですわね……えぇっと、なんの話でしたっけ?」
エマ「ハンナちゃんの魔法が聞きたいみたい」
ハンナ「仕方ないですわね。そんなに見たいのなら見せてあげてもよろしくってよ?よ?」
ハンナは目立つところへと移動していき、そこでバッと両手を広げ―――
ハンナ「これがわたくしのまほうですわあぁっ」
ほむ。浮遊魔法か。10センチくらいだろうか。足元が地面に接しておらず、ふわふわしている
シェリー「すごいすごいすご~い!」
シェリーは大はしゃぎだ。ハンナはますます鼻息を荒くし、頬を紅潮させている。
ハンナ「このまま移動もできますのよ!」
少しだけ、移動をした。
30秒が経過しているが、なんか・・・無理をしてないか?
シェリーだけが拍手喝采だ。
疲れたのか、すぐにハンナは地面に降り立った。
行きが荒くなっている。
つまり・・・ハンナの魔法は1分弱が限界ってことか?
デュアン「なんか、魔法にしてはしょぼいような気がする……」
ハンナ「え?」
デュアン「魔法って超常現象みたいなものだろう?時間の計測してたけど……ハンナの魔法って……30秒以上1分未満って感じがする」
ハンナ「それは、多分……魔女見習いみたいなものね」
デュアン「そうか」
ハンナ「自分が不思議な力を使えるって気付いた時から、わたくし、色々調べてきましたの」
デュアン「オレも同じだな……牢屋敷のことも……魔女因子を持った少女の末路も……国家機密の情報を引き抜いたからな」
エマ「平気でそんなことを出来るデュアン君は凄いよ……」
デュアン「600番台なのは、ちょうど、捕まった人数が600人を超えたんだろう……」
エマ「でも、デュアン君……デュアン君の囚人番号だけがクエスチョンマークなのはなぜ?」
デュアン「それは、オレにも分からん……」
ハンナ「魔法を持つ者は、魔女になるかもしれないから……15歳で牢屋敷送りになるって」
シェリー「そういえば、私も友達からそんなような噂聞いたことあったかも?」
エマ「ボク、間違えてここに連れてこられたんじゃないかな?」
ハンナ「可能性はありますわね……検査なんて、いつされたのかも分からないですし」
デュアン「方法は幾らでもあるだろ」
シェリー「というと?」
デュアン「例えば、健康診断、血液検査……とか」
シェリー「それだと納得ですね……」
ハンナ「あーあ……わたくし、牢屋敷送りが嫌でこの能力をずっと隠してきましたのに……こんなところに閉じ込められて、この先、どうなってしまうんですの……」
デュアン「多分、無理矢理魔女因子を覚醒させ魔女化するのが目的か、魔女因子である魔女達を保護する為に外界から閉じ込められた……の二パターンだろう」
オレはそう答えることにした。
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・デュアンの牢屋敷用のスマホ
紫色にデコレーションした。
こちらも、即席ブラックライトを作るためにスプレーでスマホ事態を紫色にした。
・ペンライト
二階堂ヒロが殺された時に、床から
城ヶ崎ノアから紫色のカラースプレーを借り、ライト部分にスプレーを噴出した。即席のブラックライト。
------持ち物
《グロック19・改造式》
装弾数は35発。公安支給品。
弾倉は8個所持。
《仕事用のスマホ》
何故か、没収されなかった、公安支給のスマホ
デュアンが牢屋敷に入れられた理由
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大魔女に目をつけられた
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大魔女に気に入れられた
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大魔女が彼を愛したから
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どこかでデュアンと会った
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上記全て