転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮)   作:ミュウにゃん

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Ep12 探索と看守と鬼ごっこ

 

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牢屋敷での囚人生活は、4日目へと突入しーーーーー

 

本日もエマとオレとシェリーは、自由時間に連だって探索しようと話し合った。

 

本格的に牢屋敷の外を見てまわり、脱獄方法を探るのが本日の目標らしい。

 

正面玄関から外に出て、オレとエマは一度牢屋敷の方を振り返る。

 

    エマ「これが牢屋敷……」

  デュアン「……、……」

やはりオレは一度此処へ訪れたことがあるのか?頭が痛い。誰が施したのかは知らんが、オレの記憶を封じるとは・・・かなりの魔法使いだ。

 

  シェリー「こうやって見ると、やっぱり堅牢そうですねえ」

    エマ「うん……で、でも自由に外に出られるなら、きっとどこかに脱出口が見つけられるよ」

 

  デュアン「なあ、橘シェリー」

  シェリー「はい、何でしょうか?」

  デュアン「オレを思いっきり上空へ飛ばしてはくれないか?」

  シェリー「えっと何処まで?」

  デュアン「400~600m飛ばせれば十分だな」

  シェリー「いやいや、幾ら何でも死んじゃいますよ?」

  デュアン「大丈夫……時間を止めて、ゆっくり降りるから」

    エマ「死なないでね……デュアン君が唯一の希望なんだから」

  デュアン「あーはいはい。こっちは十分準備は出来たぞ」

  シェリー「わっかりました!では行きますよ……それっ!」

オレはシェリーの怪力によって、上空へ飛ばされた。

 

オレは時間を停止させ、落下する時間を止める。

オレの視界には、残り50秒とカウントダウンが始まる。

 

オレは、周りを見渡すが、やはり此処は孤立した島だ。発電所らしき物があったから、あそこから電気を使っているんだろう。

 

残り10秒。島の全体に謎の施設がある。次単独行動する時は、あそこを目指すか。いや、あそこに行くには、エリア外で看守とフクロウに捕まるな。

 

停止した時間が終了し、落下死始めると・・・

 

  デュアン「オレへの落下距離を殺す」

オレの瞳が十字に光り、その光が波紋となって身体を包み込むと、ゆっくりと着地した。

 

    エマ「どう?脱出できた?」

  デュアン「そもそも、此処は孤島だったぜ……少なくても某国の仕業では無いようだ……」

 

 

  シェリー「それでそれで、デュアンさんのゆっくり降下したのは時間停止のお陰なのですか?」

 

  デュアン「ああ……一応な、物理法則を無視できるからな」

まあ、本当は終滅の魔眼で「自分への落下の勢いを殺しただけ」だが・・・。

 

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色とりどりの花が咲き誇る花畑ーーーー

どこかに小川があるのか、せせらぎの音も聞こえる。

 

     エマ「すごく綺麗なところ……」

風が吹く度に、森の木々はささやくように葉を揺らし、鳥たちのさえずりが微かに届いた。

   デュアン「……この花の香りは、ラベンダーだな」

   シェリー「ラベンダー……」

   デュアン「花言葉は「沈黙」、「疑惑」、「優美」、「期待」、「あなたを待っています」、「幸せが来る」だな」

 

この花言葉、全部を合わせると・・・厄災の魔王エルピスもとい誓いの魔王を待っているのか?それとも別の意味があるのか?

 

     エマ「花言葉なんて良く知ってるね」

   デュアン「図鑑で調べた」

   シェリー「めちゃくちゃ広いですね。自由に出入りできるなら、どこかに身を隠すことも可能なのでは?」

    エマ「うん、でもアリサちゃんが言ってた【監視フクロウ】が気になるよね」

 

監視フクロウは、ゴクチョーとは独立しているのか?そもそも、オレは牢屋敷のルールを把握していない。

 

   デュアン「外に出たら、カンチョーと同じフクロウが集団で襲ってくる……それに、我々のスマホには発信機やGPSが取り付けられている……隠れても、看守に見つかって懲罰刑かその場で処刑されるのがオチだ……おすすめはしないな」

 

この間、スマホが動作が重く感じたから、調べたら「見えないアプリ」が起動していて、そのアプリの中身がGPSと発信機のようだ。

 

   シェリー「でも、このあたりには飛んでいないようですが……時間も限られていますし、とりあいず見回ってみましょうか!」

 

    エマ「そうだね、行こう!」

   デュアン「……はぁ~」

   シェリー「デュアンさんは乗り気じゃないんですか?」

   デュアン「知らんぞ……どうなっても」

石畳の道に沿って歩いていくと、牢屋敷のすぐ傍にログハウス風の建物が3棟並んでいた。

 

    エマ「ここなんだろう……?」

   シェリー「なんでしょうね。看守の家とか……?とりあえず入ってみましょうか!」

 

マップ上では「火精(サラマンダー)の間】」「【水精(ウンディーネ)の間」「地精(ノーム)の間」だな。

並ぶ建物の扉には、意味深なプレートが提げられていた。

 

    エマ「マップで見た感じ、ここは【火精(サラマンダー)の間】……?」

 

サラマンダーは、火の妖精が代表的だよな・・・。

 

   シェリー「こっちは【水精(ウンディーネ)の間】ですね!」

ウンディーネは水の妖精。確か・・・フーケの小説では失恋を描かれていたな。確か、「超自然、そして人間の欲望や浅ましさ」がテーマだったな。

 

    エマ「で、此処は【地精(ノーム)の間】だね。何か違いがあるのかな……?」

地を司る精霊・妖精(四大精霊の一種)だったな。此処の庭全体を管理する魔女もしくは管理者が居るのだろうか?

 

   デュアン「ん?鍵が掛かってないぞ」

不用心か、(トラップ)の可能性があると見た。

 

中に入ると建物内部は小綺麗で、誰かが生活しているというより、宿泊用施設である印象だな。

 

    エマ「ボクらの牢屋よりもずっと綺麗だね」

   デュアン「はあひてほうらおうか(はたしてそうだろうか)

オレはペン型ブラックライトを口に加え、小物類とかベット周りを調べている。

 

   シェリー「むむむ……これはおそらく、【ゲストハウス】ではないでしょうか!」

 

    エマ「ゲストハウス……?」

   シェリー「牢屋敷の運営が国家ぐるみであると想定すれば、要人がこの監獄施設に来ることもあると思うんです」

 

    エマ「ああ……そうか!」

   シェリー「想像でしか無いのですが、要人が牢屋敷に宿泊するのは避けたいと思うんですよね……なんせ私たちは、世界を害をなすソロ恣意魔女らしいですから」

 

  デュアン「……」

本当にそうだろうか?

 

    エマ「どうしたの?デュアン君」

  デュアン「この牢屋敷には、大魔女や魔女、魔法使いが居るんだぞ?態々此処に泊まりに来ること事態、死ぬことと同義だぞ?橘シェリー……お前の推測は間違っている」

 

   シェリー「なら、デュアンさんならどう考えます?」

  デュアン「情報が少ない……とにかく退散しようぜ……薄気味悪いし、なんか変な視線を感じるぞ」

 

だが、その裏腹にシェリーは虫眼鏡で室内を隈なくチェックし始めていた。

 

    エマ「あ、あの、シェリーちゃん、他の所も見回りたいから……」

 

~~~~~~~~

やっぱり、他のゲストハウスも軽く調べてみた所、室内は土用の構造になっていた。

 

  デュアン「……3つしかない」

    エマ「え?」

  シェリー「何がです?」

  デュアン「サラマンダーは火属性の精霊ってのは知ってるよな?」

  シェリー「ええ……ゲームとかで見かけますね」

  デュアン「サラマンダー、ノーム、ウンディーネは4大精霊の1人なんで……足りないのはシルフだな」

 

    エマ「何か理由があったりして……」

  デュアン「分からん……分からんが……なにか理由はあるはずだ」

 

~~~~~~~~~~~

それからエマたちが暫く歩いていると、高い堀の前に辿り着いた。

 

   デュアン「高い塀だな……厚さは60cmはありそうだぞ」

材質は頑強な作りのコンクリート塀は、はるか上空を見上げるほどに高い。

 

     エマ「この塀の無効に行けたら、外部と連絡が取れるんじゃないかな?

 

   デュアン「それは無理だ……カンチョーも言ってただろ、此処は絶海の孤島と……と言うか、今日の自由時間に580m飛んで、覗いてみたが……陸が繋がってない時点で絶望だよ」

 

    エマ「うぅ~ん……」

   デュアン「それ以上は辞めたほうが良いと思うぞ」

   シェリー「ダメでしたねぇ……」

   デュアン『普通に無理に決まってるだろ」

   シェリー「確かアリサさんが塀には不思議な力が宿っているとも言っていましたし、そもそもの登れないようになっているかもしれませんね」

 

   ハンナ「あなたたち、何をやっていやがりますの?看守に見つかったら懲罰房行きになるますよ」

 

  デュアン「女子との空間、一緒にベット、トイレが嫌だから……わざと懲罰行きになろうっと……」

 

    エマ「正気!?」

   ハンナ「何をバカなことを考えてやがりますの」

  デュアン「グーはグーでも……ヨグ=ソトースのこぶし……行けっ!」

オレの魔力は現在、大魔女の約5000億倍ある。支払うMPは4000だな。

 

  デュアン「ぶっ壊れろ!」

壁に思いっきりヨグパンチすると、塀がバラバラに砕け散った。

 

   ハンナ「なんてことを……」

    エマ「デュアン君……」

  デュアン「ルールの穴を見つけたって言っただろ……塀を壊してはいけないとは書かれてないそれに……脱出しなければ、看守はスルーしてくれるよ」

 

   ハンナ「此処で一つ分かったことが分かりましたわ」

  デュアン「此処は孤島だということと……風に乗っかって潮の香りがするな……自給自足出来るじゃん」

 

オレは、早速カンチョーにお願いしよう。

 

  シェリー「おおっ!予感はしていましたが……デュアンさんの全て推理通りです……流石は名探偵と呼ばれた男」

 

  ハンナ「確か……公安局警備企画課「ゼロ」に所属している、協力者さんでしたわね?」

  

  デュアン「そうだな……今わかっていることは、これから犯罪が起きること、被害者になり得るのは城ヶ崎ノアだね……」

  ハンナ「まさか、バルーンに恨みを持つものが?」

  デュアン「怪しい人物は3人居る……一人目は蓮見レイア、二人目は沢渡ココ……3人目は、佐伯ミリアだな……要注意しとけ」

  

  シェリー「それでは3人を監禁しますか?」

  デュアン「いや、作戦がある……エマは今日、部屋の交換をしてくれ……メルルと」

 

   メルル「メルルちゃんと?」 

  デュアン「その間オレは、1人で見張っとく……後は、この壊れた塀に「見せかけの呪文」を掛けて、バレないだろう」

 

  ハンナ「こんなところでクトゥルーの魔術を使うなんて……しかも魔女因子も持たないのに、魔法を使えたり……滅茶苦茶ですわ」

 

  デュアン「肉体の保護でも掛けとくか……不意打ち対策として……」

オレのMP4000支払い、装甲が10580P着いたぜ。これなら、ロケットランチャーを討たれてもヘッチャラだぜ」

 

  シェリー「デュアンさんの魔術でこの塀は壊れてしまいましたね……」

 

  デュアン「見せかけの呪文で、壊れてない風に見えるから大丈夫だ

 

   エマ「シェ、シェリーちゃん、ハンナちゃん、デュアン君……ヤバいかも……」

 

看守が、近づいてきている。

 

  デュアン「別に俺等反逆行為はしてないだろ?脱走もしなければ……普通に塀をぶち壊しただけだし」

 

   ハンナ「ひっ……」

  シェリー「あらら」

看守は鎌を掲げて、いつもよりずっと移動速度が速い。

 

  デュアン「おっせーよ」

看守が走り出した瞬間に、オレは足を前に出し、転ばせた

 

   ハンナ「っ……」

    エマ「…………」

  デュアン「逃げろ!ダッシュで逃げるんだ」

オレとエマたちは別れた。

 

エマは逆方向へ逃げた。

 

振り下ろされた鎌は不可視の結界に阻まれた。

 

な~んだ、首狙いでも壊れないんだな。流石は肉体の保護だな

なら・・・・瓦礫を拾い集め、握りしめ、小さな礫にした。

 

その礫を思いっきり投げた。すると、秒速19000mで看守が粉々の肉片になってしまった。まあ、復活するし、別にいっか。

 

その間に鎌を土を被せれば完璧だ。これで看守の武器は紛失する。

 

オレは、エマ達が逃げた方向へ向かうと、どうやら3人が井戸から落ちたようだ。オレも入り、「落下の勢いを殺す」で無事着地と思ったら、シェリーが大怪我を負ってるな

 

     エマ「デュアンくん!なんで降りてきちゃったの?」

    ハンナ「そうですわよ……これでは登れないじゃないですの」

    デュアン「悪いが、今2人の相手をしてる場合じゃない。橘シェリー……少しどころか結構痛いが我慢してくれよ?」

    シェリー「あははっ……大丈夫ですよ……むぐっ!」

オレは、シェリーにタオルを突っ込ませ、突き刺さっている物を引き抜き、彼女の下腹部に触れ「再成」を使う。

 

    デュアン「コレ以上の異物は無いようだな……んじゃ「再成」発動……治癒完了。血は戻せないから……後で血を作る料理でも食べるんだな」

  

さてさて、オレはシェリーをお米様抱っこをし、ハンナは普通に抱っこで、エマはお姫様抱っこをし、ジャンプ力を強化し、思いっきりジャンプをし、井戸の端を掴み、思いっきり壁を蹴り、そのまま壁を走り抜き、井戸から脱出をした。

 

    デュアン「ふぅー……全員無事か?」

      エマ「う、うん……相変わらず……凄い身体能力だね」

    シェリー「デュアンさん……実は魔女だったりしませんか?」

    デュアン「身体能力は強化しようと思えばできるものだ……さてと、脱出は出来たが……残り10分以内に牢屋敷に戻らないと……肉片まで粉々にした看守が修復して襲ってくるぞ」

 

     ハンナ「肉片!?看守をバラバラにしたのですの?」

    デュアン「いや……塀の残骸を細かくして、時速19000mで投げつけたら、一瞬で肉片になっちゃって……とりあいず看守の鎌は土に埋めて見せかけの魔法で掘り出せないようにしといた」

 

      エマ「……」

    シェリー「流石はデュアンさんですね……」

     ハンナ「後で別の武器で襲われても知りませんよ?」

    デュアン「大丈夫……肉体の保護が掛かってる以上、戦車で討たれても壊れないから」

 

      エマ「便利だよね……私も覚えたいなあ」

    シェリー「それは、辞めといたほうが良いですよ」

     ハンナ「そうですわよ……正気度を失って、魔女化しちゃう可能性がありますのよ」

 

    デュアン「って……話してる場合じゃない」

オレは再び、ハンナを背負い、エマをお姫様抱っこをし、シェリーをお米抱っこをし、全力で牢屋敷に逃げる。

 

~~~~~~~~~

 

    ハンナ「か、看守が斧を持っていますわよ」

   デュアン「リーチ武器が無くなったから、斧でオレらを殺そうとするとか……何処のジェイソンだ?ジェイソンはチェーンソーだっけ?どうでもいいや……とにかく……邪魔だ」

 

オレは、ジャンプ力で看守の頭上まで飛び・・・急いで牢屋敷の中へ入っていく。

 

とりあいず、壁を走り、階段は一気に飛び降りなんとか独房まで着いた

 

    ハンナ「つ、疲れましたわ」

   シェリー「いやあ……結構楽しかったよ」

     エマ「私は脱出出来る手掛かりが欲しかったなあ」

   デュアン「ま、明日考えれば良いじゃないか……んじゃ、お休み」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

   

 

 

デュアンのヒロイン候補は誰?

  • 桜羽エマ
  • 二階堂ヒロ
  • 紫藤アリサ
  • 橘シェリー
  • 氷上メルル
  • 月代ユキ
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