転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮)   作:ミュウにゃん

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Ep15 謎は解いてこそ面白い

 

 

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  デュアン「さてと……彼女たちがどういう捜査をするか、楽しみだな」

  ゴクチョー「貴方……腹黒いと言われませんか?」

  デュアン「そうそう、お前はオレの力を知っているだろう?」

  ゴクチョー「なんのことです?」

  デュアン「スキル……魔法とはまた別ベクトルの力で……魔女が誕生する以前に開発された……能力のことだ」

 

  ゴクチョー「それが、何か?」

   デュアン「深淵を凝らすと、看守の歪な魂と黒部ナノカの魂が似てるんだ……多分姉妹だろう……だから、彼女に狙撃銃を渡したんだろう?」

   

  ゴクチョー「いえ……あれは普通に彼女が手にしたものですよ……多分」

 

   デュアン「ゴクチョーでも分からないのか?」

  ゴクチョー「私は、此処の責任者であって……彼女達に色々仕込むのは看守の役目だから……」

  

   デュアン「なるほど……オレのズボンが交換されてないのは、そのせいか」

 

  ゴクチョー「それにしても、貴方って……本当に人間か怪しいものですよ……」

 

  デュアン「クトゥルフ神話の邪神と契約してるし……クトゥルフの魔術を使ってるから……人間かどうか怪しいな」

 

  ゴクチョー「ちなみに何体の神と契約したのですか……?」

   デュアン「う~ん……ざっと200体以上?まあ、他の邪神達がオレの心を支配しようとしたら、苦しんで死んで……契約と力だけが残ってるな……さて、ゴクチョーさん」

 

  ゴクチョー「な、なんでしょう?」

   デュアン「今から城ヶ崎ノアを生き返らせる……そしたら、彼女だけは別の場所に隠してはくれないか?」

 

  ゴクチョー「死者蘇生の力を持っているのですか?それでは魔女裁判の意味が無くなってしまいますよ」

 

   デュアン「何言いってんだよ……裁判はするんだよ……殺人事件が起こって犯人を裁くんじゃなく……魔女になった犯人を裁くんだろう?ちゃんと言葉を間違えるなよ」

 

  ゴクチョー「悪魔ですね……蓮見レイアが苦しんでも良いと言うのですか?」

 

   デュアン「城ヶ崎さんを殺したんだ……彼女がどうなろうと知ったこっちゃない」

 

  ゴクチョー「………蘇生は何時にします?」

   デュアン「魔女裁判開始前だな……一応時間操作を3回行ったから……蘇生条件はクリアされた」

 

  ゴクチョー「……これから、貴方はどうするんです?」

   デュアン「エマ達と合流するよ……犯人の事やどういう風に殺害したかは伏せるよ……彼女たちには探偵役になってもらいたいからね」

 

  ゴクチョー「なるほど……頭脳と目を養って貰いたいと……」

   デュアン「そういうこと……オレが死んでも、大魔女に辿り着けるようにお膳立てはしなきゃね」

 

  ゴクチョー「貴方が死んだら、大魔女が彼女たちを殺すかもしれませんよ?」

 

   デュアン「……、……」

 

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さてと、玄関ホールに着いたものの、エマは何処に・・・って居たよ。

 

 

   デュアン「やあ、こっちはすべての検証が終わったよ」

   シェリー「そうだったのですか?」

   デュアン「ああ……んで、何してるんだ?」

 

    ハンナ「掃除ロッカーが開きっぱなしになってることが気になりまして……」

 

   デュアン「ロッカー……?確かに変だよな……看守は料理はダメでも掃除や片付けは完璧に熟しているのに……」

    

    ハンナ「でも……私は看守が掃除をしてるのを見たことがないですわよ」

 

   シェリー「確かに……」

階段のそばにある掃除ロッカーへと歩み寄っていく。

 

   デュアン「……となれば、事件に関係するものだろう」

オレはロッカーの写真を撮る。柄と刷毛の部分が外れている。やっぱり、距離を稼いだんだな。

 

    ハンナ「ちなみに、デュアンさんは……ノアさんを殺した犯人は分かっているのですの?」

 

   デュアン「怪しいのは、2人……オレの推理を組み立てると……犯人が分かった」

 

   シェリー「す、凄い……もうそこまで辿り着いたのですか?」

   デュアン「まず浮遊魔法を使わなくても、殺害は可能だ」

     エマ「でも、矢は何処で入手したんだろう……」

   デュアン「それなんだが……懲罰房の中にあった」

    ハンナ「懲罰房に……確かに、あそこは武器とか色々ありましたが……どうやって侵入したのかしら……」

 

そうだ。問題はそこだ。懲罰房に入るには、規則違反で行動するしかない。違う、ノア殺害に使われたのはアーチェリー用の矢だ。なら外の小屋で入手可能だ。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

  

    エマ「そういえば昨夜、ノアちゃんの部屋付近で、アリサちゃんを見かけたよね」

 

   シェリー「アリサさんは私と同室です。私たちは一番手前の部屋なので、奥に行く用事でもあったのでしょうか?」

 

    ハンナ「なんだか慌ててる様子にも見えましたわね……」

   デュアン「…………」

     エマ「う、うん。だからボクも、変だなって」

   シェリー「とっても気になりますね~!それはぜひ、アリサさんに話を聞いてみたいですっ」

 

     エマ「…………」

   シェリー「うーん、デュアンさん……中に入ったんですよね?現場の写真は撮ってあります?」

 

   デュアン「一応撮ってあるよ」

    ハンナ「こんな残酷なものを撮影してるなんて……よく思えますわね」

 

   デュアン「鑑識さんとか、現場検証で写真を撮るだろ?それと一緒だ……」

 

   シェリー「そういえば、私たちチャットアプリのお友達登録していませんでしたよね。このアプリでお友達登録すれば、チャットじゃなくて通話も可能になりますし、画像を送りあうこともできるんですよ」

 

     エマ「へぇ、そうなんだ……!」

    ハンナ「わたくしたちが普段使っているチャットツールと同じですわね。それなら……」

 

慣れた様子でシェリーとハンナとオレが友達をさっさと終わらせて、エマの方へ向き直る。

 

    エマ「あ、え、えっと……」

やっぱり、エマの様子がおかしい。なんで、チャットツールの登録の仕方を知らない?オレとか友達に・・・・

 

ーーーーーーー『それは、********?』

   

   デュアン「…………」

   シェリー「これで私とエマさん、ハンナさん、デュアンさんはいつでも連絡が取り合えます!」

 

     エマ「う、うん。メルルちゃんとも後で繋がっておかなきゃね」

 

   デュアン「んじゃ、現場の写真を送るぞ」

オレはそれぞれの角度から撮った写真を送り、現場に落ちている凶器らしき矢と、床の傷、部屋全体の画像をエマたちに送った。

 

シェリーからは、フルーツの写真が送られてきた

 

     エマ「このフルーツの写真は……?」

   シェリー「ああそれは昨日撮ったんです!なんとなく記念になるかなって!」

 

    ハンナ「なんの記念ですの……」

  デュアン「………」

フルーツといえば、昨日ライブ配信でリンゴを・・・っ!

み、見つけたぞ・・・決定的な動かぬ証拠を!

 

   シェリー「床が真っ白に塗られてるのは、ノアさんがスプレーを使用したからですよね」

 

    エマ「うん、ノアちゃんは新しくまた何かを描くって言っていた。そのために一旦、白くしたんじゃないかな……」

 

  デュアン「ちなみに、床は既に乾き切っている……このタイプのスプレーは乾燥までに約半日から1日とされてるが、ノアが使っているのはスプレーアートのヤツだから半日だね……夕食の時間には既に白く染まってたから……犯行時間は……19時30分以降になる」

 

    エマ「そこまで分かってるの……凄い」

  シェリー「それにしてもこれは足跡がついたら一目瞭然ですね。そしてノアさんの周辺に足跡はなし、と……宙に浮き上がってノアさんに近づかないと、殺せませんね」

 

  デュアン「いいや、宙に浮かばずに殺す方法はあるぞ……アーチェリー用のボーガンを使えば、簡単に殺せる」

 

    エマ「犯人も分かってて、凶器も分かってる……なのに、なんでデュアン君は教えてくれないの?」

 

  デュアン「謎は解いてこそ面白いものだ……」

オレは、ニヤリと三日月状にニヤける。

 

~~~~~~~~~~~

 

 

デュアンのヒロイン候補は誰?

  • 桜羽エマ
  • 二階堂ヒロ
  • 紫藤アリサ
  • 橘シェリー
  • 氷上メルル
  • 月代ユキ
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