転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
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デュアン「さてと……彼女たちがどういう捜査をするか、楽しみだな」
ゴクチョー「貴方……腹黒いと言われませんか?」
デュアン「そうそう、お前はオレの力を知っているだろう?」
ゴクチョー「なんのことです?」
デュアン「スキル……魔法とはまた別ベクトルの力で……魔女が誕生する以前に開発された……能力のことだ」
ゴクチョー「それが、何か?」
デュアン「深淵を凝らすと、看守の歪な魂と黒部ナノカの魂が似てるんだ……多分姉妹だろう……だから、彼女に狙撃銃を渡したんだろう?」
ゴクチョー「いえ……あれは普通に彼女が手にしたものですよ……多分」
デュアン「ゴクチョーでも分からないのか?」
ゴクチョー「私は、此処の責任者であって……彼女達に色々仕込むのは看守の役目だから……」
デュアン「なるほど……オレのズボンが交換されてないのは、そのせいか」
ゴクチョー「それにしても、貴方って……本当に人間か怪しいものですよ……」
デュアン「クトゥルフ神話の邪神と契約してるし……クトゥルフの魔術を使ってるから……人間かどうか怪しいな」
ゴクチョー「ちなみに何体の神と契約したのですか……?」
デュアン「う~ん……ざっと200体以上?まあ、他の邪神達がオレの心を支配しようとしたら、苦しんで死んで……契約と力だけが残ってるな……さて、ゴクチョーさん」
ゴクチョー「な、なんでしょう?」
デュアン「今から城ヶ崎ノアを生き返らせる……そしたら、彼女だけは別の場所に隠してはくれないか?」
ゴクチョー「死者蘇生の力を持っているのですか?それでは魔女裁判の意味が無くなってしまいますよ」
デュアン「何言いってんだよ……裁判はするんだよ……殺人事件が起こって犯人を裁くんじゃなく……魔女になった犯人を裁くんだろう?ちゃんと言葉を間違えるなよ」
ゴクチョー「悪魔ですね……蓮見レイアが苦しんでも良いと言うのですか?」
デュアン「城ヶ崎さんを殺したんだ……彼女がどうなろうと知ったこっちゃない」
ゴクチョー「………蘇生は何時にします?」
デュアン「魔女裁判開始前だな……一応時間操作を3回行ったから……蘇生条件はクリアされた」
ゴクチョー「……これから、貴方はどうするんです?」
デュアン「エマ達と合流するよ……犯人の事やどういう風に殺害したかは伏せるよ……彼女たちには探偵役になってもらいたいからね」
ゴクチョー「なるほど……頭脳と目を養って貰いたいと……」
デュアン「そういうこと……オレが死んでも、大魔女に辿り着けるようにお膳立てはしなきゃね」
ゴクチョー「貴方が死んだら、大魔女が彼女たちを殺すかもしれませんよ?」
デュアン「……、……」
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さてと、玄関ホールに着いたものの、エマは何処に・・・って居たよ。
デュアン「やあ、こっちはすべての検証が終わったよ」
シェリー「そうだったのですか?」
デュアン「ああ……んで、何してるんだ?」
ハンナ「掃除ロッカーが開きっぱなしになってることが気になりまして……」
デュアン「ロッカー……?確かに変だよな……看守は料理はダメでも掃除や片付けは完璧に熟しているのに……」
ハンナ「でも……私は看守が掃除をしてるのを見たことがないですわよ」
シェリー「確かに……」
階段のそばにある掃除ロッカーへと歩み寄っていく。
デュアン「……となれば、事件に関係するものだろう」
オレはロッカーの写真を撮る。柄と刷毛の部分が外れている。やっぱり、距離を稼いだんだな。
ハンナ「ちなみに、デュアンさんは……ノアさんを殺した犯人は分かっているのですの?」
デュアン「怪しいのは、2人……オレの推理を組み立てると……犯人が分かった」
シェリー「す、凄い……もうそこまで辿り着いたのですか?」
デュアン「まず浮遊魔法を使わなくても、殺害は可能だ」
エマ「でも、矢は何処で入手したんだろう……」
デュアン「それなんだが……懲罰房の中にあった」
ハンナ「懲罰房に……確かに、あそこは武器とか色々ありましたが……どうやって侵入したのかしら……」
そうだ。問題はそこだ。懲罰房に入るには、規則違反で行動するしかない。違う、ノア殺害に使われたのはアーチェリー用の矢だ。なら外の小屋で入手可能だ。
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エマ「そういえば昨夜、ノアちゃんの部屋付近で、アリサちゃんを見かけたよね」
シェリー「アリサさんは私と同室です。私たちは一番手前の部屋なので、奥に行く用事でもあったのでしょうか?」
ハンナ「なんだか慌ててる様子にも見えましたわね……」
デュアン「…………」
エマ「う、うん。だからボクも、変だなって」
シェリー「とっても気になりますね~!それはぜひ、アリサさんに話を聞いてみたいですっ」
エマ「…………」
シェリー「うーん、デュアンさん……中に入ったんですよね?現場の写真は撮ってあります?」
デュアン「一応撮ってあるよ」
ハンナ「こんな残酷なものを撮影してるなんて……よく思えますわね」
デュアン「鑑識さんとか、現場検証で写真を撮るだろ?それと一緒だ……」
シェリー「そういえば、私たちチャットアプリのお友達登録していませんでしたよね。このアプリでお友達登録すれば、チャットじゃなくて通話も可能になりますし、画像を送りあうこともできるんですよ」
エマ「へぇ、そうなんだ……!」
ハンナ「わたくしたちが普段使っているチャットツールと同じですわね。それなら……」
慣れた様子でシェリーとハンナとオレが友達をさっさと終わらせて、エマの方へ向き直る。
エマ「あ、え、えっと……」
やっぱり、エマの様子がおかしい。なんで、チャットツールの登録の仕方を知らない?オレとか友達に・・・・
ーーーーーーー『それは、********?』
デュアン「…………」
シェリー「これで私とエマさん、ハンナさん、デュアンさんはいつでも連絡が取り合えます!」
エマ「う、うん。メルルちゃんとも後で繋がっておかなきゃね」
デュアン「んじゃ、現場の写真を送るぞ」
オレはそれぞれの角度から撮った写真を送り、現場に落ちている凶器らしき矢と、床の傷、部屋全体の画像をエマたちに送った。
シェリーからは、フルーツの写真が送られてきた
エマ「このフルーツの写真は……?」
シェリー「ああそれは昨日撮ったんです!なんとなく記念になるかなって!」
ハンナ「なんの記念ですの……」
デュアン「………」
フルーツといえば、昨日ライブ配信でリンゴを・・・っ!
み、見つけたぞ・・・決定的な動かぬ証拠を!
シェリー「床が真っ白に塗られてるのは、ノアさんがスプレーを使用したからですよね」
エマ「うん、ノアちゃんは新しくまた何かを描くって言っていた。そのために一旦、白くしたんじゃないかな……」
デュアン「ちなみに、床は既に乾き切っている……このタイプのスプレーは乾燥までに約半日から1日とされてるが、ノアが使っているのはスプレーアートのヤツだから半日だね……夕食の時間には既に白く染まってたから……犯行時間は……19時30分以降になる」
エマ「そこまで分かってるの……凄い」
シェリー「それにしてもこれは足跡がついたら一目瞭然ですね。そしてノアさんの周辺に足跡はなし、と……宙に浮き上がってノアさんに近づかないと、殺せませんね」
デュアン「いいや、宙に浮かばずに殺す方法はあるぞ……アーチェリー用のボーガンを使えば、簡単に殺せる」
エマ「犯人も分かってて、凶器も分かってる……なのに、なんでデュアン君は教えてくれないの?」
デュアン「謎は解いてこそ面白いものだ……」
オレは、ニヤリと三日月状にニヤける。
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デュアンのヒロイン候補は誰?
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桜羽エマ
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二階堂ヒロ
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紫藤アリサ
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橘シェリー
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氷上メルル
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月代ユキ