転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
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オレたちは、外に出て、森の中にある湖の方までやってきた
シェリー「こんなところに、何かありますかねぇ?ノアさんの殺害に関係ありそうなものが、あるとは思えませんが……」
歩いている背中に突っ込まれ、エマはうっと唸る。
デュアン「ま、気分転換に外の空気を吸ったほうが、少しは頭の回転も良くなるからな……それにしても、この湖……人工で作られてるのか、それとも海から引いてるのか……」
オレは、そう呟く。
エマ「どういうこと?」
デュアン「海から引いてるなら、泳いで外まで出られるだろ」
ハンナ「貴方はバカですの?泳いだとしても、看守に捕まるのがオチですわ」
デュアン「何処から何処までがエリア外になるのか……研究してみたいな」
最悪、オレには死に戻りの力がある。朝6時に自動セーブされるから、死に戻りで、ロードする時は、前の日に戻れば良い。
未来を変えるのは、不可能じゃないが・・・面倒くさい。
シェリー「デュアンさんって、研究熱心ですね」
デュアン「あははっ……それで、エマ。外に出た理由は空気を吸いたかっただけか?」
エマ「う、うん……ごめんね、ここらへんを調査してもあんまり意味はないかも。中に戻ろうかーーーー」
ハンナ「あれ、ここまで着ている子がいるみたいですわよ」
ハンナの指差す方向に、湖のほとりに座っている少女がいた。
デュアン「紫藤さんだな……」
エマ「せっかくだし、アリサちゃんに話を聞いてみようか」
シェリー「ああ、それなら私は席を外したほうが良さそうです」
エマ「え、なんで?」
シェリー「私、アリサさんと同室なんですが、めちゃくちゃ嫌われてまして」
ハンナ「わかる気がしますわ」
デュアン「以下同文だ……」
シェリー「私がいたらきっとキレ散らかして逃げると思うので、私は隠れてますね」
お前、好奇心が猫以上だから、隠れるなんてできるかな?
オレとエマはアリサの方へと近付いて行く。
エマ「あの、アリサちゃん。ここで何を?」
デュアン「……空気を吸いに来たんだろう、エマ」
アリサ「んだよ、来てんじゃねぇよ」
デュアン「(若干涙声……泣いてたのか?)そいつは悪かったな、エマが聞きたい事があるらしいから話してやってくれ」
エマ「あの……昨日の夜さ、通路でぶつかったよね?あの時、なんであんなところにいたのかなって」
デュアン「いや、紫藤さんが何処に居ようが本人の自由じゃないか……エマ……幾らなんでも聞き方が失礼すぎるぞ」
ハンナ「あなたの方からぶつかってきておいて……ずいぶん慌てているように見えましたけれど?」
デュアン「遠野さん、紫藤さんを煽らないの!」
アリサ「あ?おめえら、ウチのこと疑ってやがんのか?」
デュアン「オレは1%も疑ってない……むしろ紫藤さんよりも、疑うべき人物が居るからね。オレは紫藤さんが犯人だとは思ってない」
アリサ「じゃあ、何の用なんだよ!」
デュアン「まあまあ、怒らない怒らない。まずは深呼吸深呼吸……エマが居た場所って……もしかして、城ヶ崎さんに会おうとしてた、とか?」
アリサ「っ……なんでそれを……」
デュアン「簡単だ……城ヶ崎さんに会う人間は、3パターンある……1つは、知的好奇心もしくは彼女のファンだった場合。2つ、彼女の事が心配もしくは食事を届けに来た……3つ、彼女に深い恨みを持ったもの、殺意を持って彼女に近づく……だが、紫藤さんの場合は、1番目と2番だね」
アリサ「……人の心を見透かしたようなその態度、ムカつく……。だが、まあ概ね正解だよ……昨日もそれで見に行ったんだけど、あの優等生と鉢合わせて気まずくなって帰ったんだよ」
紫藤アリサが優等生と呼ぶ人物って言ったら、蓮見レイアか。おいおいおい・・・思わぬ収穫じゃねぇか。これで犯行時間が確定したぞ。
エマ「ありがとう話してくれて」
デュアン「サンキューな、あ。クッキー食べるか?」
アリサ「……今は食べる気分になれない……」
デュアン「そいつは悪かったな」
アリサ「そういえば、湖でこんなもん拾った。アイツが探してたやつじゃねーか?やるよ」
アリサが差し出してきたのは、リボンだ。
デュアン「コイツは上々だ……トリックに使われた決定的な証拠だな……」
アリサ「あ?どういうことだ……?」
デュアン「オレの中で、犯行に使われた物とそれを可能にした犯人と、犯行時間が完全に分かっちまったって訳だ……あ~……もうちょっと難問かと思ったけど……期待外れだったよ」
アリサ「犯人が分かったって……え?え……?」
アリサはデュアンの三日月状にニヤリと笑っている姿に困惑する。
エマ「分かったって……ちょっと……」
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オレは、エマとは別れ・・・娯楽室に行った。
デュアン「やぁ沢渡さん」
ココ「今忙しいんだけど……ほっとけよ」
デュアン「そっか、んじゃ……キミをノア殺人事件の容疑者にするけど?いいかな?」
ココ「はあ?」
デュアン「まあ、簡単に質問に答えるだけだから……な?コーラをあげるから」
ココ「何処で手に入れたんよ……」
デュアン「作った」
ココ「え……?」
まあ、クラフトコーラみたいな感じだけど・・・材料は結構簡単に手に入る。まずは、パクチーをすり潰して、そこにライム汁を掛ける。それだけでコーラの匂いがする。後は、砂糖を焦がして、カラメルにする。そして、すり潰したパクチーとライム汁を布で絞り尽くしてカラメルに混ぜて、オレのスキルで水を炭酸水に変化させる。まあ、重曹とクエン酸で炭酸が作れるけど・・・余分な塩が生成されるから、却下にしたけど。まあ、これでDr.STONEのあのコーラが出来るってわけだ。一応、これは完成品だ。作って飲んでみたが、普通に美味かった。
ココ「……それで、質問って何?」
デュアン「蓮見レイアって配信直前に遅刻とかしてたりしたか?」
ココ「え……あー……確かにギリギリに来てたんよ」
デュアン「ありがとう……キミの容疑が完全に晴れたよ。ほれ報酬のコーラ。氷で冷やして飲むと美味しいぞ」
ココ「ちょっと、氷なんて……」
デュアン「あ……それはゴクチョーに言ってくれ。じゃあ」
オレは、その前にチェスの駒を幾つか拝借し、ポケットに入れた。
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デュアン「……」
オレは、最初の現場へと戻ってきた。オレは、犯人の行動を
結果は・・・30分以内と判明した。
凶器は、推理通り・・・即席の長槍だな。後、犯人は蓮見レイア以外考えられない。
犯行動機は、嫉妬心だろう・・・
ゴクチョー「もう間もなく、魔女裁判が始まりますよ……蘇生準備に取り掛かりますか?」
デュアン「そうか……もうそんな時間か。閉鎖は出来ているのか?」
ゴクチョー「バッチリです……」
デュアン「んじゃ、始めますか……ゴクチョー知ってるか、魔女屋敷には、魂の保管庫があるんだ……そこに、……あれ?数が足りない」
ゴクチョー「誰の魂です?」
デュアン「二階堂ヒロの魂だ……行方不明だ」
ゴクチョー「……完全に死んだのでは?」
デュアン「それでも、この魔女屋敷はエルピスが一から作ったもので島一つ囲うことができるんだ……魂の装置というものは」
ゴクチョー「エルピスのことを知ってるのですか?」
デュアン「……これは仮説だが、オレはエルピスの転生体もしくは、オレ自身がエルピスの転生した存在かもしれない……まあいい。始めよう」
オレは、スキル「再成」で現時点における城ヶ崎ノアの肉体情報履歴を参照ーーーー魔女因子核の履歴を確認。復元開始!
デュアン「……、…………」
胸が貫かれる痛みを堪えながら、魂の復元をする。
ーーーー現時点における「魂の束縛装置」に存在する城ヶ崎ノアの魂をコピー、再成魔法により複製を開始・・・
デュアン「っ……ぐぅ……ぁあ」
死んだ人間の魂を復元、死んだ人間の苦痛、苦悩、それぞれの負の感情や死んだ時のフラッシュバックが脳裏に焼き付く。そして、死ぬ瞬間の痛みが逆流し、150000倍の痛みとして・・・彼女の怪我と同じ場所が激痛を走る。だが、心臓が止まろうと・・・自動的に「再成」により修復される。
デュアン「ーーーー蘇生完了」
ゴクチョー「目を覚ましませんが……確かに、肌艶が良くなりましたね……」
デュアン「彼女が目を覚まさない理由は血が足りないからだ……血の復元はオレにはどうにも出来ない……とりあいず、意識が戻るまで……4日は掛かるだろう……」
ゴクチョー「……、……貴方……大丈夫ですか?」
デュアン「平気だ……それより、彼女を隠さないとな……確か、屋敷の外に一つの家があっただろ?そこに隠すから……一時、規則違反を解除してくれ」
ゴクチョー「分かりました……」
デュアン「ああ、それと……ゴクチョー……オレの方に捕まってくれ」
ゴクチョー「?こうですか?」
ゴクチョーの足がオレの肩に掴んだので・・・
デュアン「門の創造……」
オレは、屋敷の外の家へとゲートを繋げる。
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デュアン「完璧だな」
ゴクチョー「……貴方……此処から脱出出来たのでは?」
デュアン「悪いが……オレの目的は魔女因子の魔法少女から魔女因子を取り除いた後、オレは此処に残るつもりでいる」
ゴクチョー「それは……何故です?」
デュアン「……オレがエルピスなら……そうするかと思っただけだ……」
オレは、城ヶ崎ノアをベットに寝かせ、布団を被せた。
デュアン「そろそろ、魔女裁判だろう?」
ゴクチョー「そうですね……」
オレは、再び門の創造を使い・・・ノアの部屋へ繋げ・・・戻ってきた。
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デュアンのヒロイン候補は誰?
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桜羽エマ
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二階堂ヒロ
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紫藤アリサ
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橘シェリー
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氷上メルル
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月代ユキ