転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
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デュアン「さ……殺人事件の謎全て解けた」
エマ「ほとんど、デュアンくんが言い当てちゃって……皆唖然としているよ?」
ココ「なんで胸を貫かれてるのにピンピンしてんだあ?」
デュアン「オレのスキル「再成」は128時間以内に負った怪我を治癒するものだ……魔法とは別次元の力……まあ、そんなことはどうでもいい……みんな、少しは推理を頑張ってほしかったよ」
ナノカ「デュアンは、何時から蓮見レイアを疑っていた?」
デュアン「割と最初から疑っていた……蓮見レイアの魔法が魅了じゃないことも、ね……しっくり来たんだ……「もしかしたら、別の魔法」かもってね。……それで、視線誘導じゃないかってね」
ココ「もう一つきいていい?」
デュアン「なにかな?」
ココ「あんた……殺人事件を解く時……ゲームみたいに動かしてるようにしてる雰囲気があるんだけど……」
デュアン「否定はしないよ……これは、魔女当てゲームだろう?とにかく、オレは探偵としての役目を果たした……」
ミリア「ゲームって……」
デュアン「まあ、いい……ノアのメッセージ性の意味……そして、ノアが血流操作で血をコントロール出来ていれば、死ななかった……、……ははははっ……全く、自分の流れる血を全て蝶の絵を描くとは……ね」
ゴクチョー「あっ、お話終わりました?時間も押してますし、そろそろ進行したいんですが……」
デュアン「オレは、構わない……」
ゴクチョー「各自のスマホにボタンが表示されていると思うので、全員がそれを押したら処刑執行スタートします」
デュアン「…………」
エマ「えっ、ボ、ボクらが押すの……?」
デュアン「ふはははっ……つまり、オレらが死刑執行人というわけか……悪趣味だね」
ゴクチョー「ええ。そのように決まっていますのでお願いします~。ぐーっと長く押していただけますと……」
エマ「そ、そんな……」
デュアン「……」
少女たちは青ざめながら、次々と手元のボタンを押していく。
オレは、ボタンを押さずにスマホをポッケにしまう。
ゴクチョー「デュアンさん……なぜ、ボタンを押さないのですか?」
デュアン「……仕組みが割れてるんだよ……誰か1人が処刑ボタンを押せば、良い……皆押しちゃってるからね……」
ゴクチョー「……」
デュアン「まあ、いいじゃないか……もう処刑は決定したんだし……」
ゴクチョー「分かりましたよぅ……、はい!ではこれより、魔女の処刑を執行します~」
ゴクチョーの宣言と共に、何かの仕掛けが作動しはじめた。
オレは、
少女たちの注目が集まる中、床が開き、台座がゆっくりと降下していく。
もともと、あった台座と入れ替わる形で新たな台座が現れた。
大掛かりな仕掛けと共に現れた台座に、一同は唖然とし、言葉を失っていた。
デュアン「……(聖母マリア像?)」
エマ「こ、これが……処刑台……?」
デュアン「…………」
こんなもの誰がなんの為に作ったのかは知らんが、細部まで精妙に彫られている。つい最近作られたものじゃないか?
ゴクチョー「蓮見レイアさんには、この中に入って貰います」
アリサ「ハッ、天使の中に?綺麗になあれってか。嫌味かよ」
マーゴ「なんだか悪趣味ね」
ただ、レイアは先ほどよりももっと、ひどく青ざめていた。ガクガクと震えてすらいる。
デュアン「蓮見レイア……お前が怖がる権利は無い……城ヶ崎ノアを殺めてる以上……その中に入らなければならない」
ゴクチョー「あ、他あの人たちは動かないでくださいね。邪魔や介入をすれば、看守がその者も同様に断罪します」
ゴクチョーが翼でばさりと合図し、入口付近に絶っていた看守が動き始める。
看守がレイアの席へと近寄り、彼女をがっちりと捕まえてステージ上へと引きずっていく。
レイア「ま、待ってくれ……!い、いやだ!【あれ】の中には入りたくない!」
デュアン「無駄だ……諦めるんだな」
レイアは遅すぎる抵抗をはじめた。
看守に捕まって、じたばたともがく
少女たちは席に座ったまま、沈痛な面持ちで一連の流れをただ見守ることしかできない。
レイア「や、やめてくれ!本当に嫌なんだ!!裁判のやり直しを要求する!」
デュアン「……決まった判決は覆ることはできない……何度やってもお前は人を殺した魔女だ……」
レイア「だって知らなかったんだ!ノアくんとアンアンくんが同室で、うまくやっていけそうだったなんて。知っていたらノア君を殺さなかった!私はただみんなを守りたかっただけなんだ!」
デュアン「……ふざけるなよ……お前」
エマ「………っ!?」
アリサ「っ!?」
ココ「っ!」
デュアン「……守る?お前がやってることは守ってるという口実を作って……殺した魔女なんだよ」
ーーーーーーー『そう。キミの言う通り……彼女は哀れな殺人鬼』
デュアン「…………」
ハンナ「ひっ……」
シェリー「これはまた痛そうですね……」
少女たちの多くがあまりの光景に目を逸らした。
オレは、その光景を最後まで見届けることにする。
天使像の内部には大量の細長く鋭い針がついていてーーーこれを閉じられたら、中にいる人間は全身串刺しになる。
拘束されたレイアが、その中に入れられる。
針数はえげつないが、棺の中は美しく青い薔薇が、ぎっしりと敷き詰められていた。
デュアン「(青い薔薇の花言葉は「夢がかなう」「奇跡」「神の祝福」……本来の花言葉は「不可能」「存在しないもの」……)」
天使像の内部に入れられたレイアは、青い薔薇に囲まれ、恐怖で顔を引き攣らせていながらも、凄惨な美しさがあった。
マーゴ「外見は天使像だけど、処刑方法はアイアンメイデンということよね。やっぱり悪趣味だわ」
デュアン「ああ……これは悪趣味だな」
レイア「いやだ!お願い!お願いします!これを閉めないで!!やだあぁぁぁ!!」
デュアン「今更命乞いか?ノアは、そんな言葉を発せすに死んだんだぞ?お前に命乞いをする権利なんて無い……」
レイア「お願いだから他の処刑方法にして!!閉めないでください!!他の処刑方法にしよう!!これはダメだ!だってみんなに見えないじゃないか!!」
デュアン「ついに本音をぶちまけたな……ノアを殺した本当の理由を」
エマ「みんなに、見えない……?」
ココ「やっぱりね。デュアンの言う通り……みんなを守りたかったなんて、嘘ばーっか。デュアンの言う通りの動機だったね」
オレは、三日月状にニヤリと笑みをを浮かべ
処刑台に立たされるレイアを見る
デュアン「嫉妬……やっぱり……ノアを殺した本当の理由は自分が一番目立たない状況が許せなかったから……お前の処刑に最もお似合いだな……」
レイア「!!」
デュアン「図星か……」
シェリー「ああ……デュアンさんの推理通り【バルーン】の方が動機でしたか!知名度的には、芸能人のレイアさんより、圧倒的に上ですもんね!」
デュアン「その通り、ノアは、世界で有名なアーティスト……オレの推理は間違ってなかったってわけだ」
レイア「ちが、ちが……」
レイアは涙目になって、がくがくと震えている
デュアン「違わない……お前が他の処刑方法を提示しようとしたり……"この処刑方法じゃ、みんなから見れない"って言ってたじゃないか……」
ヤツの仮面を容赦なく剥がしていきーーーーー
彼女は今までに見たことないほど、情けない表情になっていた。
その顔に亀裂が入り、手の爪がありえないスピードで伸びていく。
デュアン「……魔女化の進行を確認……」
レイア「あ、ああ、あーーーーああそうだ、認めるよ!私は目立ちたかった!」
デュアン「一番目立たないといけなかったんだろう?だから、許せなかったんだろう?オレの推理通り」
レイア「ああそうだよ!城ヶ崎ノアに、舞台の主役を奪われて、あいつを殺さないといけないと思ったんだよ!あいつが邪魔だったんだよ!」
デュアン「…………」
レイア「これを閉めたら、みんなが私のこと、見れなくなっちゃうじゃないか!!」
デュアン「じゃあ、なぜ見られる努力をしなかった?努力もせずに……ノアは絵という注目を浴びていた。一方お前は守る守ると言いながら、視線誘導でしか見られることしかしてこなかった……お前は、魔女でも芸能人でもない……ただの薄汚い殺人鬼そのものだ」
レイア「もっと私をみてくれよ!私だけを見てよ!やだぁぁぁ!!!」
デュアン「見ているさ……お前が処刑されるまでずーっとな」
アイアンメイデンの蓋が閉じられ・・・
レイア「あぁぁぁぁぁ!!」
悲痛な叫び声が聞こえる。
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デュアンのヒロイン候補は誰?
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桜羽エマ
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二階堂ヒロ
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紫藤アリサ
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橘シェリー
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氷上メルル
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月代ユキ