転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
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エマたちは今頃、宝生さんのところに行っているんだろう。さて、オレにはオレのやるべきことがある。
デュアン「……」
オレは、魔女因子について調べを進めていた。
とある本を見つけた。それは「魔法少女と魔女の契約」の日記だ・・・著作名は、複雑な暗号化にいろんな言語を混ぜ合わせている為、名前が文字化けみたいなものになっている。言語をマスターしているが、暗号化されちゃ、無理だわ。殆どの読めないが、
まあ、読んでみるか・・・
[*?L@ed IV/X ☀
(魔女とは、魔女因子を持つ魔法少女が覚醒したものを表す。ただし、魔女因子が持つ魔法少女が一定のストレス、
*?L@fp IV/XI ☂
魔女因子を持つ少女または魔女が深い負の感情を抱いたまま死亡すると、道具などが呪われてしまう。
Fi@rf XI/XI *
]
デュアン「解読は終わったが……まだ35冊も残ってるんだよなあ……ん?なんだコレ?」
オレが取り出した本にラテン語で書かれた書物があった。
えーっと何々?・・・「悪夢」「肉の溶解」「ニョグタの鷲掴み」「イーデ・エタドの放逐」「癒し」「視覚を奪う/視覚を回復させる」「石の呪い」「命の糧」「延長」「恐怖の注入」「空中浮遊」「黒い束縛」「魚の招来」「魚を引きつける」「自己保護の創造」「支配」「精神交換」「
さて・・・・
デュアン「……創造」
オレは脳内に記憶されている物質を思い浮かべると、簡単に現れた。
このスキルは、みんなに秘密にしているスキルだ。構造上の物を浮かべれば、核爆弾やツァーリ・ボンバまで生成可能だ。更に言えば対象のDNA、肉体の繊維、遺伝子配列の全ての条件を満たせば・・・人間を複製できるということだ。まあ、魂なんて宿ってないから単なる肉人形にならないからな。
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デュアン「……はぁ~……佐伯さんの為に嘘をついておいて良かったぜ……この牢屋敷に居るのは間違えなく「佐伯ミリア」本人だからな……魂だけは誤魔化せない……あのときは、皆には嘘を吐いたからな、ミリアには後で謝っとくか」
ただ、問題は今代の大魔女の目的。そして、大魔女の正体だよな・・・オレの記憶が一部失っている。簡易版記憶を曇らせるの解呪を試した結果。やっぱり、メルルとは会ったことがある。牢屋敷に入ることは判明した。だが、やはりなにかが抜け落ちている。一番重要な「中学時代」の記憶が全く思い出せない。いや・・・ヒロ、エマとは幼馴染ということは分かっている。幼稚園からの付き合いだからな。だが・・・本当に二人だけだったか?オレは・・・なにかを忘れている気がする。いや・・・本当にオレの記憶が合ってるのか?誰かがオレの記憶を封印してるような気がする。
考えても仕方ない。試してみるか・・・?
オレは、持っていた拳銃を取り出そうとした時。廊下からエマたちの声がしてきた。
取り出そうとした銃をしまって、オレは魔術書を異空間収納の中にしまった。便利だよなあ、これ。
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デュアン「ん?おかえり、エマ……どうだった?」
エマ「え?えーっと……占いをされそうになった……対価は身体でって……」
デュアン「……いや、脱獄計画だよ……」
エマ「う、うん……結局お流れになっちゃった……、……ねぇ、デュアンくん」
デュアン「なんだい、エマ……」
エマ「看守やゴクチョーに見つからないで、行動できる方法ってあるの?」
デュアン「ん……オレみたいにインスペクター権限があるか……それとも、ルールの抜け道を見つけているかだな」
囚人は監房に定められた滞在すること。これは当たり前だ。・・・そういや、オレってエマと同室だよな。でもオレの囚人番号は?になっている。オレがエマ以外と同室になったら、どうなるんだ?危険だが・・・明日試してみるか。
さて、自由時間外に監房外で"発見"されると、懲罰房に入ることになる。キーワードは"発見"だな
エマ「そんなことが可能なの?」
デュアン「ああ……ルールの穴を見つけた……リスキーだが、あるぞ……ふぁぁぁ~……オレはそろそろ寝る……じゃあ、お休み」
エマ「えっ……ちょっと……寝ちゃったよ」
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ーーーーーー翌日、午後の自由時間。
エマたちとオレは再び宝生さんに呼ばれ、図書館を訪れた。
だが、佐伯さん、夏目さん、氷上さんが来ていない。
しかし、昨日のメンバーに加え、沢渡さんが来ていた。
だが、あいつは少し離れた場所で椅子に腰掛け、だるそうにスマホをいじっている。
エマ「マーゴちゃん、今日はなんで図書室に……?」
マーゴ「ウフフ、そんなに警戒しないで。今日は営業じゃないわ」
ん?ああ、昨日エマが言っていた「占い」の営業か・・・
デュアン「…………」
マーゴ「図書室の本を調べて回ったのだけど、興味深いものを見つけたの。皆にも見てもらおうと思って」
エマ「………」
デュアン「ふーん……その興味深いものとやらって?」
マーゴ「この本よ」
宝生さんが机の上に置いたのは、豪華な装丁の、とても分厚い本だった。
マーゴ「魔女のことが記された本なの。今のところ、この本以外で魔女のことを記したものは見つけられていない」
そりゃ、今はオレが持っているからな。
シェリー「ほうほう、どれどれ」
シェリーが本を開きページをぺらぺらめくると、ハンナは慌てた。
ハンナ「あっ、あなた乱暴に扱わないでくださいまし!?本が破壊されてしまいますわ!?」
シェリー「……私のことなんだと思ってるんです?」
デュアン「紫藤さんの言葉を借りるなら……"ゴリラ女"とか?」
シェリー「えぇー……それは酷いです!」
デュアン「ええい……今はそんなことはどうでもいい……それでなんて書いてあるんだ?」
シェリー「いやぁ~この本私には読めないみたいです」
デュアン「読めない?」
マーゴ「ふふ。どう?不思議な文字でしょう?」
オレも覗き込むと、その文字には見覚えがある。
デュアン「…………」
エマ「マーゴちゃん、まさか解読できるの!?」
マーゴ「いいえ、できないわ」
デュアン「…………」
そこに書いてあるのは、オレには解読ができる。だが・・・これは・・・
マーゴ「ただこの本、図解が多いの。だから魔女について書かれているって分かったのよ……ほら、これなんかは私たちの魔法について書かれているんじゃないかしら……」
シェリー「あ!本当です!この絵の女の子、ちょっと浮いている!」
古びたイラストで図解されている少女が、宙に浮いていた。そしてその隣の絵では、大空を滑空しているゆに見える。
マーゴ「ね?興味深いでしょう??私たちの魔法がどう進化するか読み解ける」
ハンナ「この本の情報が正しければ……わたくしの魔法は強くなったら……もっと上空を飛べますわ!」
エマ「ハンナちゃんの魔法が強くなったら塀を越えられるかもしれない……!」
デュアン「………………」
それはそうだが、魔法が進化は魔女化の進行が始まる予兆だ。
シェリー「ん?でも、魔法が強くなったら、魔女化が進むってことですよね……?」
デュアン「より正確には、魔女化の進行は強いストレスと
シェリー「へぇー……詳しいですね」
デュアン「……だから、魔法が進化してることに気づいたら……すぐに自分を見失うな」
マーゴ「あら……デュアンは、なにか知ってるって顔をしてるわね……」
デュアン「……その本の文字の意味、オレは知っている……だが、それはお前ら魔法少女には教えられない禁断の果実そのものだ」
エマ「え……?」
ハンナ「わたくしたちには教えられない?」
デュアン「ああ……ダメだ」
そう。見せてくれた文字には、魔法の進化方法も記載されている。つまりは自我を保ったまま理性を失わないで、魔女になる方法だ。
マーゴ「まあ、とにかく。ハンナちゃんの魔法は難しいけれど、魔法を使えば脱獄は可能かもしれない。その話し合いがしたかったの」
エマ「そうだね……!改めてみんなの魔法を確認してみよう……って、ごめん……ボクは、ボク自身の魔法がなんなのか分かってないや……」
はいはーいと元気よく、シェリーが手を挙げた。
シェリー「私は力が強いです!ただ、誰かの魔法でもかかってるのかあの塀は私のちからをもっても壊せません。登るのも不可能でした……でも、デュアンさんの魔術なら壊せてませんでした?」
デュアン「【ヨグ=ソトースのこぶし】だろ……そもそも、あれを使った瞬間に看守が飛んできたことを忘れるな」
ハンナ「そ、そうでしたわね……」
マーゴ「あら?それって、クトゥルフの魔術?」
デュアン「そう……使い方を教えようか?」
マーゴ「遠慮するわ……使うだけで、正気度が削れそうで」
デュアン「そうか……そりゃ、残念だ……"
シェリー「デュアンさんの話はおいといて、マーゴさんの魔法はなんなんでしょう!?」
宝生さんは軽く息を吐き、肩をすくめた
マーゴ「私は自分の声を自在に変えられるの。たとえばーーーー」
マーゴ「『ボクは桜羽エマだよ!』」
マーゴから発せられた声は、完全にエマの声だった。
デュアン「……なんだ、ただの声真似じゃないか……それが魔法だなんて……少し残念だ」
オレはがっかりする。だが、その場にいるオレ以外の全員がぎょっとする。ただ、マーゴは憂いげな表情だ。
マーゴ「こんなモノマネみたいな能力でごめんなさい。脱獄にはまったく使えないでしょう?」
・・・いや、考えようによっては使えるぞ。ただ、どう考えるか・・・・
ココ「まじー?配信ウケしそーじゃん!モノマネ芸人になればあ?」
ハンナ「ふんっ、人の能力を嘲笑うなんて、あなたは相当すごい魔法の持ち主なのかしら?」
ココ「あてぃし?あてぃしの魔法はーーーー【千里眼】」
だが、沢渡さん・・・いつもと違い、どこか思い詰めた様子で立ち上がる。
ハンナ「せ、千里眼ですって……?わたくしたちのこと常に監視を……?」
ココ「ただし、あてぃしが見えるのは、あてぃしのことを見てるヤツに限る」
デュアン「やっぱり条件型だったか……まぁ、すごい魔法だな」
ココ「配信でも写真でも、とにかく沢渡ココを認知してたらあてぃしも見てるヤツのことを俯瞰できるってワケ」
デュアン「条件次第だが、脱獄には使えそうな魔法だな」
ハンナ「どういうことですの?」
デュアン「つまり、写真や映像を使って、沢渡さんを見せる状態で、ゴクチョーや看守の顔をに張り付けば、いつでもどこでもあの二人を俯瞰して見れるというわけだ」
ココ「……その発想はなかった!」
デュアン「……」
ココ「いい方法でも見つかったのかと思って来てみたら、くっだんない話し合いばっか!!あていしの魔法もあんたらの魔法も役立たず!!それでどうやって外に出るんだよ!!」
デュアン「……成功確率低いがあるぞ……」
ココ「え?」
デュアン「マーゴの声真似の最大限の引き出す方法」
マーゴ「?」
デュアン「ゴクチョーの声を真似して、看守に命令すれば良いんだ……簡単だろう?」
エマ「す、すごい……で、でも……脱獄には向いてないよね?」
デュアン「いいや、組み合わせれば……脱獄なんて簡単だ……「声真似」の宝生さん、「千里眼」の沢渡さん。そして、現在体調不良の夏目さんの「洗脳」……これらを組み合わせれば、30%台で成功する」
ココ「……え?」
マーゴ「でも、なぜ30%台なの?」
デュアン「一番最初に脱出した紫藤さん曰く、牢屋敷の外に出た瞬間にフクロウが沢山飛んでいると言っていた……看守は、ゴクチョーの声真似で看守に命令すれば、反逆できる……ただし、これは失敗リスクが高いと、オレらは全員死ぬことになる……リスキーはオレの性分じゃない……だから、忘れてくれ」
エマ「う~ん……」
エマは本の内容とにらめっこして・・・
デュアン「……?」
エマ「あ!!」
シェリー「どうしました、エマさん?」
エマ「脱獄方法、見つけたかも……!」
閃きを得たエマは、前のめりになって少女たちに向けて、語りだした。
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デュアンのヒロイン候補は誰?
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桜羽エマ
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二階堂ヒロ
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紫藤アリサ
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橘シェリー
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氷上メルル
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月代ユキ