転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
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アンアン「鍵なんてどうでもいいことだ!そもそも鍵が掛かってない可能性は最初に話し合っただろう!」
デュアン「いいや……この裁判で、まだ出ていない証拠がある」
アンアン「な、なに?」
デュアン「事件のお浚いをしよう……懲罰房で惨殺されたミリアの死体は、死体はまだ暖かく、死斑も出ていない……以上のことを踏まえて、ミリアはあの懲罰房の中で拘束されていた!だかしかし、ゴクチョー曰く「ミリアを出す」のはまだ先の話だ……しかし、懲罰房で殺された……これは、ミリアを含んだ……ゴクチョー、看守、アンアンしか居ない」
アンアン「っく……」
デュアン「看守は命令違反しただけで殺される……リスキーな事はしない……特にナノカは、な」
アンアン「すでにどの証拠も議論しつくした!これ以上に話したところで誰も新たな情報など出せまい!これ以上の議論など無意味なのだ!」
デュアン「オレは、新たな見解を示せる人物がいる……まだ、検討しきれてない事がある……それにオレは最初に言ったな"完膚なきまで叩き斬ってやると」
アンアン「……」
デュアン「オレたちはたしかにそれぞれの証拠を検討したけど……まだゴクチョーは、証拠を見せていない」
ゴクチョー「……私ですか?」
デュアン「ゴクチョーは途中から参加して、この議論に参加したからまだ十分に証拠を検討できていない」
ゴクチョー「……なるほど?フクロウ使いが荒い人ですねぇ……」
デュアン「……」
ゴクチョー「まあ別に無茶振りには慣れてますし、やれと言うならやりますけど……皆さんはそれでいいのですね?」
アリサ「……ウチはいいぜ」
デュアン「オレもだ」
アリサ「もちろん他の奴らも……文句ねぇよなぁ!?」
デュアン「うん……って言わないと、犯人候補に上がっちゃうよ?」
アンアン「……ふん……!」
デュアン「余裕ぶってるのも今のうちだぜ?夏目アンアン……勝利への道筋は、完成した……」
ゴクチョー「……わかりました。それが総意というのなら、ご協力いたしましょう……それでは……何を話しましょうかね?」
デュアン「ゴクチョーが食べられるかどうか?」
ゴクチョー「え"!?」
デュアン「冗談だよ冗談……」
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ゴクチョー「では、聞きたい事とはなんですか?」
ナノカ「……なら、鍵について聞いてもいいかしら……【懲罰房の鍵】あれは普段、鍵がかかっているの?」
つまり、オートロック説が有効になった。鍵を開けるのには、看守から盗まなければならない・・・
ゴクチョー「もちろんですとも……ミリアさんの身体を拘束に加え、鍵の扉は、かけるようにしています。事件当時もかかっていたはずですよ」
事件当時・・・これはナノカが鍵をかけたからそう発言する。
デュアン「じゃあ重要な情報を教えてもらおうか……ミリアを含むスマートフォンについては知っているだろ?」
マーゴ「ライトやアラームに配信機能……いろいろ機能があるけれど、他に何か特別な機能はないのかしら?」
デュアン「……」
ゴクチョー「そうですねぇ……皆さんに配られたスマホは外部にこそ繋がりませんが、色々な事ができます。スマホの固有IDが分かれば、メッセージや通話もできますし……配信や録音といったいろいろなアプリが入ってますよ。頑丈で、よほどのことがないと壊れない高性能機です。ぉの分容量が多くて、初期化には時間がかかりますけどね。それでも皆さんに配る時には、ちゃんと出荷状態に戻して配っていますよ」
デュアン「なるほど……手元に来た時点で既にまっさらな状態で……手元に来るということか……」
ゴクチョー「そうです、なので誰かのスマホにの特別な機能がついている……なんてことはありませんので、ご安心を……それとも……不具合でも?」
此処だ・・・
デュアン「……ちょっと待て。それっとこれまでの話と、矛盾があるぞ」
ゴクチョー「おや?そうでしょうか?特に不自然な部分は無いと思いますが?」
デュアン「んじゃ、もう一度確認するけど…【スマホの初期化には時間がかかる】……間違いないか?ゴクチョー」
ナノカ「それは……!」
エマ「あっ!」
デュアン「エマも黒部さんも気付いたか……」
エマ「うん……データの削除の説明について、これまでの推理と矛盾があることに……」
ナノカ「……デュアン、桜羽エマ。一つ、質問させて頂戴」
デュアン「ああ……」
ナノカ「あなたたちが錠前を壊して佐伯ミリアの死体を確認したとき……夏目アンアンは、どのくらい経ってから佐伯ミリアのスマホを見つけたの?」
エマ「あの時はたしか……、……そんなに時間は経ってないなかったと思う。少なくても、死体を見つけてから【5分】は経ってないよ」
デュアン「時間も覚えてるぜ……21時15分48秒06……だったかな」
ナノカ「時間まで細かいのね……んんっ!……そう。それなら……、……ゴクチョー。スマホのデータの削除には時間がかかるそうだけど、どのくらいかかるのかしら?」
ゴクチョー「機密保護の観点から、このスマホを初期化する際はデータが復元できないよう、特殊な処理をしていまして……最低でも【30分】ほどはかかりますね」
30分。本当の犯行時刻は18時30分ぐらいだろう。
つまり、ミリアの悲鳴を聞いた時点では、生存していたの、か?
ナノカ「そ、それじゃあ……!」
デュアン「ああ……データが消されてた可能性がある……」
いや、待て。考えろ・・・、・・・まさか。オレの推理に間違いがあるとは・・・
ハンナ「アンアンさんにデータの消去は無理ですわ!」
シェリー「たしかに……あの時、中に入ってから……そんなに時間は経ってませんでしたね!」
ココ「って事はつまり……やっぱ犯人はナノカしかいねーって事じゃねぇーの!?」
デュアン「いいや彼女は犯人では無い……」
ナノカ「!?」
デュアン「いいか、良く聞きやがれ……最初に言った通り、この事件には【魔法】という第三の法則がある……例えば、……、……」
デュアン「……いや、そうか。そういうことか」
エマ「何かわかったの?!」
デュアン「細工されたのは、ミリアのスマホではなく……犯人のスマホだった……つまり、すり替えトリックだ」
ナノカ「すり替え……!」
シェリー「ええ?でもこのスマホって、ミリアさんの物じゃないんですか?」
デュアン「違うな……、……アイツ、良くコケたりしたりしてただろ?……それなのに罅が無いのは変だと思ったんだ……それにラバーケースを取り替えれば、誰のスマホかが分からなくなる」
マーゴ「確かに……その手を使えば、スマホを交換できるわね」
デュアン「夏目アンアン……自ら
マーゴ「中身を取り替えるだけなら、一瞬で交換できるし……」
デュアン「いいや、アンアンのスマホの中は恐らく……なにもない初期状態だ……そうすれば、カバーを替えるだけで、スマホの問題は解決する……」
アンアン「……違う」
デュアン「へぇ~……まだ粘るんだ……」
アンアン「違う、違う……違う違う違う違う!!」
デュアン「それ以上は、やめろ……魔女因子が覚醒して、魔女化するぞ!」
オレは、夏目さんを落ち着かせる
アンアン「っ……」
エマ「……(え?今、デュアン君……なんて、言ったの?)」
アンアン「そのスマホはミリアのものだ!わがはいはすり替えてなんていない……!!」
デュアン「じゃあ、アンアン……キミがすり替えた決定的な証拠を出してやるよ……
アンアン「ーーー言いがかりだ!!すり替えた証拠なんてどこにもない!!」
デュアン「あっそ……それが遺言ってことでオッケーでKOか?」
アンアン「何を……」
デュアン「ミリアに電話をかければ一発だ……」
オレは、電話をかける。
ミリア『……きゃあああーーー!!!』
デュアン「これが動かぬ決定的な証拠ってヤツだ……」
ココ「この声……!」
ナノカ「佐伯ミリアの……悲鳴」
シェリー「ハンナさんが録音した物と、同じ声でしたね!」
ハンナ「どうして……アンアンさんから……!」
デュアン「…………」
実は、魔法負荷による暴走・・・と明記したほうが良いのかもしれないな。
アンアン「……あ……これ……は……」
デュアン「……チェックメイト」
オレは白のキングを倒して、そう呟く。
ミリア「『……あ~、もう~……こういうびっくり系のホラー、おじさん苦手なんだよね~……って録音してない!?恥ずかしいなぁ。そんなのわざわざ送らなくてもいいって、アンアンちゃーーー』」
アンアン「ーーーもう……やめて……!!」
デュアン「……、……お前の犯行動機は……本当の殺意は……」
アンアン「やめてくれ!お前からそれを言われれば……もう、二度と顔向けできない」
デュアン「……、……良いんだな?」
アンアン「ああ……構わない」
デュアン「…………」
ココ「さ、さっさとこいつ処刑しよ!何されるかわかったもんじゃない!」
デュアン「彼女に、その気が無い……煽るようなことをすれば……この女は魔女化してしまう……」
ナノカ「落ち着いて。彼女の魔法は【軽度の洗脳】よ。気を確かに持てば惑わされたりしない」
マーゴ「それに、アンアンちゃんはミリアちゃんを殺したかった」
デュアン「違う!それは違うぞ!」
アンアン「デュアンっ!」
デュアン「……、……っ」
馬鹿野郎が。
ゴクチョー「業務時間外ですので、巻で進行しましょう。大変申し訳ないのですが、皆さん、さっさと処刑ボタンを教えて下さい」
デュアン「……、……せめて、ミリアと同じ場所へ辿り着けると良いな……」
オレは、夏目アンアンに近づき、彼女の耳元で喋り、ポケットから、ミリアの遺品を取り出し、彼女に手渡す。彼女のスマートフォンと遺書だ。
デュアン「……ミリアが死に前に書いた遺書だ……夏目さん宛だから……それを棺の中で読むか、今読むかは好きにすると良い……」
アンアン「……、……」
全員が「処刑」のボタンを押す。
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