転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮)   作:ミュウにゃん

63 / 81
Ep43 昔の夢

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

ーーーー裁判の翌日。

 

エマは朝食後の自由時間にて、少女たちとオレをラウンジに集合させていた。

 

現在生き残っているメンバーは、エマ、シェリー、ハンナ、メルル、マーゴ、ココ、アリサ、オレ。まあ、ハンナは魔女化の進行が進んでるから、退場する可能性が高い。

 

今は成り行きを見守ろう。オレが呼ばれた理由も良くわからないが・・・

 

まあ、その成り行きも明後日で最後だからな・・・

 

・・・そういや、此処に来てから・・・まだ一ヶ月も満たないんだよな・・・。凄ぇや・・・数週間で4人死ぬとか普通じゃね?

何処かの名探偵さんは、10人以上死んでる時があったよな・・・

 

   ハンナ「エマさん、なんのお話ですの?」

    エマ「ああ、うん。脱獄に関して話し合いたくてね。実はね……」

 

ほう?娯楽室のキャビネットから古い牢屋敷の設計図を見つけたのか。

 

    ココ「はぁん、エマっち懲りないね~脱獄脱獄~!って騒ぎ立てたせいで殺されかけたのに……それで集合させたんならあてぃしはパス!仲良く脱獄話なんてしたくねーから」

 

    エマ「で、でもさ、ココちゃん聞いて……」

    ココ『期待させるだけさせといて、最悪な結果になったばっかじゃん……もう巻き込むなっての」

 

エマも記憶を弄られてる可能性もあるな・・・こりゃ。

オレが知るエマは、傍観者側だからな・・・

 

    エマ「ま、待ってよココちゃん!」

    ココ「わっかんないかなぁ?おめえと一緒に行動するのがヤダッつってんの」

 

    エマ「……っ」

    ココ「あ、ごめんね?別にエマっちのことだけじゃないよ……誰ももう信じらんっつーこと……誰がどこで殺意を抱くか分かったもんじゃない……1人でいるのが一番安全じゃん」

 

     エマ「そんなことない、よ……」

   デュアン「クローズド系で単独行動は最初の犠牲者になるんだよなあ……」

 

    マーゴ「あら……デュアンくんは経験があるのかしら?」

   デュアン「さあ?小説の中ではそういう風に描かれている……まぁいい……単独行動したいのならすればいい……」

 

オレがそう言うと、ココはラウンジを出ていってしまった・・・

 

エマがしゅん、と項垂れると、マーゴがその前に立つ

 

    マーゴ「申し訳ないけれど、私もここちゃんと同意見……これ以上の馴れ合いは避けたほうがいいと思うの」

 

   デュアン「……………」

ふは、はははは。これでオレの自殺する条件が揃ってくぞ

全員アリバイが完全で完全じゃない面白い構築が出来るな・・・

 

     エマ「そんな、マーゴちゃんまで」

    マーゴ「関係を結べば結ぶほど、おかしな確執が生まれて良い結果を生まない……」

 

それはそうだ・・・

  

    マーゴ「相手に対するほんの少しの違和感が大きく膨れて、殺人衝動へと繋がっていくのならーーーー私たちは一緒にいない方がいいのよ」

 

たしかにな、夏目アンアンの事件の後じゃあ、なあ・・・・

 

   シェリー「……それって、全員が単独行動したほうが良いということでしょうか?」

 

   マーゴ「そうなるわねーーーねえエマちゃん、いい加減気付いたら?」

   デュアン「……」

    エマ「え、何を……?」

   マーゴ「私たちに絆なんてないのよ」

    エマ「ーーー!」

   マーゴ「エマちゃんだって、いい加減私のこと信じられなくなっているでしょう?自分に利益がなければ、私は手を差し伸べないわ。ごめんなさいね」

 

利益優先か・・・

 

   デュアン「…………」

    アリサ「二階堂、城ヶ崎、蓮見、佐伯、夏目……5人も犠牲になった……もう十分、思い知ったろ」

 

マーゴとアリサ退室していく・・・

 

   デュアン「……こんな役に立たない司令塔が居ても邪魔なだけだな……オレも思い知ったよ……紫藤さんの言う通りだ……既に5人も死んでいる……「死なせない為」に……オレは抜ける……、……けどまぁ、困った時は少しは助けてやらんこともない……」

 

オレは退室する・・・・

 

~~~~~~~~~~

 

ーーーーーよし、仕掛けを全て完成させた

 

  デュアン「ドアを開ければ斜めから槍が貫通して心臓に貫通だな。全身に杭をさせば、再成不能になる……後は、時間差で毒が回るようにすれば……完成かな?」

 

とりあいず・・・ざっと計算して30分もあれば、密室殺人と不可能犯罪が両方成立する。

 

さあ、惨劇を始めよう・・・・

 

まあ、仕掛けは完成しただけだけどな

 

~~~~~~~~~~

次の日・・・・

 

  デュアン「……、……」

オレは深い眠りに就くと・・・

 

昔の夢を見た。

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

  デュアン「……人類大虐殺だと!?大魔女ユキ……それは本気か?私は、他の魔女や大魔女から、あなたをその道から走らないように止められている」

 

    ユキ「エルピス……貴方まで、そんなことを言うのです?」

  デュアン「オレにも救える命は限界がある、お前が魔女と家族なのは分かる……けど、人類大虐殺はダメだ……それは、魔女を殺した人間と同じことをしている……」

 

    ユキ「………じゃあ、私のこの苦しみは誰にぶつければ良い!!」

    

  デュアン「……、……オレにぶつければ良い……それに、妹みたいな子が出来たって言ってたじゃねぇか……殺戮者になるな」

    ユキ「……貴方なら、どうにかしてくれるって言うの?」

  デュアン「現在魔女や魔法少女がいる人数は全国で86000人以上……1秒で救えるのは200人弱……、……仕方ない」

 

    ユキ「?」

  デュアン「もう一つ、屋敷を作る」

    ユキ「屋敷?」

  デュアン「……魔女裁判を行える……そこに魔女狩りの人間をぶち込めば……少しは溜飲は下がるだろ」

    ユキ「…………」

  デュアン「この魔女屋敷の方は、誰にも探知できないようになっている……魔女は屋敷に避難……そして、もう一つの方は人間用にすればいい」

 

    ユキ「……」

  デュアン「オレはこれから……全ての魔女や魔法少女を助ける……」

オレは、門の創造を使い、これから魔法少女や魔女を一箇所に集める。

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

   デュアン「……っ!?」

此処は・・・なんだ牢屋敷か。スマホもあるから。現代だな。

 

魔女屋敷・・・か。

 

周りが騒がしいが・・・どうやら、エマが原因不明の発熱を起こしたようだ。ってことは、魔女殺しの魔法を習得中って訳か

 

 

オレは、面倒くさいから・・・・飯を作ったら寝よう。

 

 

おやすみなさ~い!

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。