転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
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ーーーー裁判の翌日。
エマは朝食後の自由時間にて、少女たちとオレをラウンジに集合させていた。
現在生き残っているメンバーは、エマ、シェリー、ハンナ、メルル、マーゴ、ココ、アリサ、オレ。まあ、ハンナは魔女化の進行が進んでるから、退場する可能性が高い。
今は成り行きを見守ろう。オレが呼ばれた理由も良くわからないが・・・
まあ、その成り行きも明後日で最後だからな・・・
・・・そういや、此処に来てから・・・まだ一ヶ月も満たないんだよな・・・。凄ぇや・・・数週間で4人死ぬとか普通じゃね?
何処かの名探偵さんは、10人以上死んでる時があったよな・・・
ハンナ「エマさん、なんのお話ですの?」
エマ「ああ、うん。脱獄に関して話し合いたくてね。実はね……」
ほう?娯楽室のキャビネットから古い牢屋敷の設計図を見つけたのか。
ココ「はぁん、エマっち懲りないね~脱獄脱獄~!って騒ぎ立てたせいで殺されかけたのに……それで集合させたんならあてぃしはパス!仲良く脱獄話なんてしたくねーから」
エマ「で、でもさ、ココちゃん聞いて……」
ココ『期待させるだけさせといて、最悪な結果になったばっかじゃん……もう巻き込むなっての」
エマも記憶を弄られてる可能性もあるな・・・こりゃ。
オレが知るエマは、傍観者側だからな・・・
エマ「ま、待ってよココちゃん!」
ココ「わっかんないかなぁ?おめえと一緒に行動するのがヤダッつってんの」
エマ「……っ」
ココ「あ、ごめんね?別にエマっちのことだけじゃないよ……誰ももう信じらんっつーこと……誰がどこで殺意を抱くか分かったもんじゃない……1人でいるのが一番安全じゃん」
エマ「そんなことない、よ……」
デュアン「クローズド系で単独行動は最初の犠牲者になるんだよなあ……」
マーゴ「あら……デュアンくんは経験があるのかしら?」
デュアン「さあ?小説の中ではそういう風に描かれている……まぁいい……単独行動したいのならすればいい……」
オレがそう言うと、ココはラウンジを出ていってしまった・・・
エマがしゅん、と項垂れると、マーゴがその前に立つ
マーゴ「申し訳ないけれど、私もここちゃんと同意見……これ以上の馴れ合いは避けたほうがいいと思うの」
デュアン「……………」
ふは、はははは。これでオレの自殺する条件が揃ってくぞ
全員アリバイが完全で完全じゃない面白い構築が出来るな・・・
エマ「そんな、マーゴちゃんまで」
マーゴ「関係を結べば結ぶほど、おかしな確執が生まれて良い結果を生まない……」
それはそうだ・・・
マーゴ「相手に対するほんの少しの違和感が大きく膨れて、殺人衝動へと繋がっていくのならーーーー私たちは一緒にいない方がいいのよ」
たしかにな、夏目アンアンの事件の後じゃあ、なあ・・・・
シェリー「……それって、全員が単独行動したほうが良いということでしょうか?」
マーゴ「そうなるわねーーーねえエマちゃん、いい加減気付いたら?」
デュアン「……」
エマ「え、何を……?」
マーゴ「私たちに絆なんてないのよ」
エマ「ーーー!」
マーゴ「エマちゃんだって、いい加減私のこと信じられなくなっているでしょう?自分に利益がなければ、私は手を差し伸べないわ。ごめんなさいね」
利益優先か・・・
デュアン「…………」
アリサ「二階堂、城ヶ崎、蓮見、佐伯、夏目……5人も犠牲になった……もう十分、思い知ったろ」
マーゴとアリサ退室していく・・・
デュアン「……こんな役に立たない司令塔が居ても邪魔なだけだな……オレも思い知ったよ……紫藤さんの言う通りだ……既に5人も死んでいる……「死なせない為」に……オレは抜ける……、……けどまぁ、困った時は少しは助けてやらんこともない……」
オレは退室する・・・・
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ーーーーーよし、仕掛けを全て完成させた
デュアン「ドアを開ければ斜めから槍が貫通して心臓に貫通だな。全身に杭をさせば、再成不能になる……後は、時間差で毒が回るようにすれば……完成かな?」
とりあいず・・・ざっと計算して30分もあれば、密室殺人と不可能犯罪が両方成立する。
さあ、惨劇を始めよう・・・・
まあ、仕掛けは完成しただけだけどな
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次の日・・・・
デュアン「……、……」
オレは深い眠りに就くと・・・
昔の夢を見た。
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デュアン「……人類大虐殺だと!?大魔女ユキ……それは本気か?私は、他の魔女や大魔女から、あなたをその道から走らないように止められている」
ユキ「エルピス……貴方まで、そんなことを言うのです?」
デュアン「オレにも救える命は限界がある、お前が魔女と家族なのは分かる……けど、人類大虐殺はダメだ……それは、魔女を殺した人間と同じことをしている……」
ユキ「………じゃあ、私のこの苦しみは誰にぶつければ良い!!」
デュアン「……、……オレにぶつければ良い……それに、妹みたいな子が出来たって言ってたじゃねぇか……殺戮者になるな」
ユキ「……貴方なら、どうにかしてくれるって言うの?」
デュアン「現在魔女や魔法少女がいる人数は全国で86000人以上……1秒で救えるのは200人弱……、……仕方ない」
ユキ「?」
デュアン「もう一つ、屋敷を作る」
ユキ「屋敷?」
デュアン「……魔女裁判を行える……そこに魔女狩りの人間をぶち込めば……少しは溜飲は下がるだろ」
ユキ「…………」
デュアン「この魔女屋敷の方は、誰にも探知できないようになっている……魔女は屋敷に避難……そして、もう一つの方は人間用にすればいい」
ユキ「……」
デュアン「オレはこれから……全ての魔女や魔法少女を助ける……」
オレは、門の創造を使い、これから魔法少女や魔女を一箇所に集める。
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デュアン「……っ!?」
此処は・・・なんだ牢屋敷か。スマホもあるから。現代だな。
魔女屋敷・・・か。
周りが騒がしいが・・・どうやら、エマが原因不明の発熱を起こしたようだ。ってことは、魔女殺しの魔法を習得中って訳か
オレは、面倒くさいから・・・・飯を作ったら寝よう。
おやすみなさ~い!