転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
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マーゴ「昨日の晩、アリサちゃんとココちゃんに協力してもらって、魔法の実験をしていたわ」
ココ「あてぃしは無理矢理付き合わされただけなんですけどー」
アリサ「ウチだってそうだよ……」
マーゴ「その結果、ハンナちゃんが死んでしまった……もしかするとこれは、魔法の実験のせいかもしれないわね……きっと呪いが彼女を殺したのよ……」
ミュウ「ツッコミ入りま~す……まず、死の状況から彼女の死は「窒息」か「頚椎骨折」によるものだ……魔法で死んだとしても首吊りで死んだとは思えない……魔法での窒息もあり得ない……以上によって、遠野ハンナさんの死に呪いは関係ありません」
アリサ「そ、そうだよな……呪いなんて、そんなもん……あるわけねーよな?!」
ミュウ「まぁ……呪術の類はありますよ?例えば、魔法少女の強い想いのまま死んでしまった場合……それは深く刻まれます」
生前の魔法少女が死亡した時に・・・ね
マーゴ「どういうことかしら?」
ミュウ「えぇっと……、……例えば、最初の事件の殺害された子……【液体操作】の魔法を操作してたみたいですよね?」
デュアンのスマホ起動し、メモ帳アプリを事件簿を見てみる。
エマ「ノアちゃんのことだね」
ミュウ「……彼女の魔法は死後も続いています……」
エマ「それが、ミュウちゃんが言っている呪術?」
ミュウ「……、……デュアンさんなら「願い」とも呼びます……ですが、ボクは呪いって言いますね……話は以上です」
これ以上は答えないぞ。
エマ「……(呪いによるものではない……ミュウちゃんはハッキリそう言った……それに、ミュウちゃんは全貌を知っているような言い方をしていた……いつから知ったんだろう?)」
ナノカ「ともかく、昨日の詳しい状況を聞きたいわ……昨夜、その現場に遠野ハンナはいなかったのね?」
アリサ「いたら気付くに決まってんだろ!」
シェリー「でもでも、それって証明できないですよね?見落としたかもしれませんし!もしかしたら隠れてたのかもしれませんよ……それならあとでこっそりと自殺した線も追えますよね?もしくは3人が口裏を合わせているとか?」
シェリーお前の負けだ。犯人を誰かに擦り付けるのは負けフラグだ
エマ「それは違うよ!シェリーちゃん……昨日の夜、あの部屋に誰もいなかったはずだよ」
シェリー「えっ?そうなんですか?」
エマ「それを証明する証拠は……これだよ!」
エマが提出したのは、看守のカメラ。
シェリー「それって……看守さんに取り付けられていたカメラですか?」
エマ「うん。ゴクチョーの話では、昨晩のカメラの映像に怪しいものは映っていない……そうだよね、ゴクチョー」
ゴクチョー「ええ、もちろんです」
アリサ「……それって信用できるのか?」
エマ「信用できないなら、映像を見せてもらおうよ……問題ないよね?」
ミュウ「すべての映像じゃなく部分的な映像を見せれば良いんじゃないか?たとえば、看守が鍵を閉めるまでが……」
妥協点を付けないと、こっちが危ない
ゴクチョー「ええ、まあそれぐらいは……、……あれ?私がやるんですか?」
アリサ「おめえ以外に誰がやんだよ!」
ミュウ「ゴクチョー……」
俺は、ゴクチョーに向かって「インスペクター権限でどうにかできないか」と口パクで伝えると・・・
ゴクチョー「はぁ……。データをサーバから取り出すの、面倒なんですけどねぇ……ではしばらくお待ちください……」
ゴクチョーはそう言いながら、首を横には振らなかった。つまりは無理ということか・・・インスペクター権限ではできないってことか。
ゴクチョー「……さて、昨夜の映像をコピーしてきました……映像を見るのも時間がかかりますしね……簡単に印刷してきましたので、こちらをどうぞ」
シェリー「見てください!部屋の中にはハンナさんの死体はもちろん、ロープもありませんよ!」
ナノカ「つまり昨夜この部屋に鍵をかけられたとき、遠野ハンナは中にいなかったという事が証明されたということね」
ココ「で。でもそれってどういう事……?」
シェリー「密室殺人……いえ、これはもう【不可能犯罪】ですね!」
エマ「(昨日の晩から、誰も
そもそも、デュアンくんの自殺メリットがない。それに、ミュウちゃん。彼はどことなくデュアンくんに似ている・・・・身長は低いけど、髪の長さも太ももぐらいまである。考える仕草はデュアンくんそっくり。
エマ「(これは……いったい……)」
この事件は連鎖密室。そういえば、デュアンくんが言ってたような・・・連鎖密室に鍵は必要ないって。1つは、確か・・・カギをかける前に殺人を済ませること。2つ目は隠し扉の存在。3つ目はキーピンギだった気がする。
ナノカ「……でも、1つだけわかったことがあるわ」
ミュウ「…………」
エマ「……え?」
ナノカ「【遠野ハンナが死んだのは、夜間】……これは確定したはずよ」
だったら、なぜ火事を起こしたんだ?って話になる。
ミュウ「理由を教えてくれないかな?えぇっと……黒部さん」
ナノカ「いいわ、教えてあげる。なぜなら昨晩の時点で彼女の死体は部屋に無かった……」
シェリー「つまりハンナさんは夜の間に死んで、どうにかして密室の中に入り込んだって事ですよね!」
ミュウ「……」
アリサ「そういや、夜に【大きな音】を聞いたな」
確定。此処ですり替えトリックをしたんだな。
つまり、朝に時限発火装置を作った。
これでアリバイを崩すことが出来る・・・
ココ「え?」
アリサ「ちょっと寝付きが悪くてな……外を歩いてたんだ」
ミュウ「確か、この牢屋敷に睡眠薬があったはずですよ?」
アリサ「そうなのか?」
ミュウ「超強力な睡眠薬があったはず……「Alphabetic」って名前だ」
あれは、精神安定剤もあるから・・・普通に飲んでも良い。
ただし、1日に2回までしか服用できない。10錠飲めば、永眠してしまう・・・
マーゴ「あら。規則違反よ」
アリサ「ああ?現行犯じゃねーんだからいいだろ……時効だ時効」
エマ「…………」
ゴクチョー「…………」
ミュウ「今は規則違反の話なんてどうでもいいんだよ……今は誰が遠野さんを殺したか……だろ?」
アリサ「音は2回のタイミングで聞いた……【1時に1回】【2時に何度か】……」
ミュウ「へぇ?」
それを聞いて、ニヤリと笑う・・・・
アリサ「どっちも外で聞こえた音だ」
ココ「なにそれ?録音とかしてねーの?」
アリサ「してるわけねーだろ」
ミュウ「……もしかして、何か大きなものでも移動したのかもしれない……」
エマ「大きな、音……」
アリサ「……例えばどんな音?」
ミュウ「そこまではボクは分からない……」
シェリー「まあまあ!ここにきて新しい証言が出たんです!その音がなんだったのか……みんなで意見をすり合わせてみましょう」
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アリサ「最初の音は夜の【1時】だったな。。ちょうどスマホで時間を確認した時だったから間違いないと思う。【1時】に何かの【破裂音】、もしくは【爆発音】みたいな……爆竹とかそういうのに近い音が【1回】した」
破裂音に爆発音?それって、ナノカが持っている魔銃じゃないか?
エマ「……待って、アリサちゃん……その音って爆竹の音じゃないと思うんだ」
アリサ「あ?そりゃウチも夜中に爆竹の音なんて聞こえるわけねーと思ってるけど……」
マーゴ「エマちゃん、何かそれを証明できるものはあるのかしら?」
エマ「1時に倉庫の方からした【破裂音】が爆竹じゃないという証拠、それは……!夜中に鳴った【破裂音】……それってつまり【銃声】だったんじゃないかな】」
そうだな・・・それしか考えられない。
アリサ「銃声……たしかに銃の音なら違和感はない音だったな」
シェリー「破裂音なんて、そうそうあるものでもないですしね!」
エマ「そして音がした方向……倉庫には銃が発泡された痕跡があったんだ」
俺の知らない情報だな・・・んじゃ、シェリーが怪我しているのは、銃弾によるもの?
エマ「この銃を撃ったのは、もちろん……ナノカちゃん……キミだよね」
ナノカ「……ええ。そうね」
アリサ「じゅ、銃を……!?夜中になんで撃ったんだよ……!お前まさか、また誰かを……!」
ミュウ「もし、誰かが死んでいたら……行方不明者が出ている……それは無いと思うよ?」
重要を負わせる事は可能だが・・・
ナノカ「別に隠すつもりはなかったの。ただーーー誰かを襲ってきたのか、見極めたくてね」
ミュウ「デュアンさんの身体に貫通していない弾痕がありました……黒部さん、彼を撃ちましたか?」
ナノカ「いえ……身長的にデュアンではなかった筈よ」
此処はウソを付くのがセオリーだな
アリサ「【襲ってきた】?黒部、お前が襲われたってのか?」
ナノカ「ええ……何者かが闇に紛れて、倉庫を漁ってたの。私はそれに気付いて起きたんだけど……無効に気付かれてしまってね。……そして相手はこちらに襲いかかってきた」
漁って手に入れるとしたら「ロープ」と「蝋燭」だろう・・・
ナノカ「だから反撃をしたの……それだけよ、この事件には何も関係ない……」
ココ「本当~?なんかやましー事でも隠してんじゃねーの?」
ミュウ「なあ、沢渡さん……少しお口チャックしようか……煽られて、次の犠牲者になっても文句は言えないよ?」
シェリー「そんなことありません!ナノカさんは本当のことを言ってますよ!」
マーゴ「あら、シェリーちゃん……何か知ってるのかしら?」
シェリー「はい!もちろんです!襲ったの私ですから!!」
あ~あ・・・自ら言ってしまった・・・
アリサ「……は?」
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