転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
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ヒロ「……」
デュアン「……」
ゴクチョー『あ……もしもし……映像って見えてます……?何せ古くて故障が多いので……やれやれ。私、ゴクチョーと申します』
同じことの繰り返しだ・・・・
デュアン「……」
ヒロ「……」
ゴクチョー『詳しい説明がしたいので、ラウンジに集合してください。監房の鍵を開けますので、看守の後ろについてきてください。抵抗とかは自由なんですが……命とかなくなっちゃうので……はい……』
デュアン「だってさ、ヒロ……マジで気をつけなよ?」
ヒロ「うるさい!動揺していたんだ!ただ、動揺してたとはいえ、私の行動はどうかしていた」
デュアン「ダジャレ?」
ヒロ「違う!……なんか、昔の感じに戻ってないか?」
デュアン「……そうだな、俺はやることが出来たからな」
そう。俺がやることは・・・決まっている。
さてさて・・・・
ヒロ「……行くぞ」
デュアン「恐怖よ、再び……ってことかな?」
俺とヒロは、通路の方へと出る。
ココ「ぎゃああぁ!触んな化け物ぉ!キモいから!わかった、わかりました、行くから!!」
デュアン「相変わらず、騒がしいヤツだ……」
俺たちは、歩いていると・・・
エマ「え?デュアンくんにヒロちゃん!?」
デュアン「ん?……エマ?」
ヒロ「……どうした、エマ?」
エマ「こんなところで会うなんて、すごくびっくりしちゃった……」
ヒロ「私はまったく驚いていない」
デュアン「そうだな……」
答えが分かってるほどつまらないものは無い。だが、1つ言えることは・・・同じルートに辿るとは、限らない。
ま、俺が死ぬことは・・・確定的だがな。
エマ「色々あったけど、ボクら、また前みたいに友達に……」
ヒロ「悪いが、そのつもりはない。私は君を許せないし、その事実は変わらない」
デュアン「……もう前みたいには無理だ」
そう、一度関係が壊れた時点で、修復は簡単には直らない。
月代ユキが死んだ地点で、関係が拗れているんだ・・・
エマ「ーーーッ」
ヒロ「話はそれだけか?じゃあ」
デュアン「……」
エマ・・・お前、まさか・・・「月代ユキ」の記憶が封じられてるのか?
・・・いや、そうだ。俺は、自分が死んだ先の見通した。
エマ「ボク、諦めなーーーあっ」
デュアン「……」
俺は振り返らずにそのまま、歩く。
・・・助けることは無理だ。エマ、俺は・・・思い出したんだ。
ーーーーお前が、「傍観者」だって。
オレには、やらなければならないことがある。
「月代ユキ」を助けなければならないことを・・・
方法は、全員が揃ってなければならない。
今回のオレは、裁判の行方を見守るだけだ・・・
行動のスタンスは変わらない。
ヒロ「デュアン……?」
デュアン「なんだ?」
ヒロ「……何を考えていた?」
デュアン「オレのスポーン位置が変わっていたことだ」
ヒロ「あぁ……私もそれが引っかかる……」
デュアン「そもそも、エマって……あんな
ヒロ「どういう意味だ?」
デュアン「……俺がループする前でも……ところどころ違和感があった……中学時代つまり、ユキがイジメられていた時……自殺後」
幼馴染である、ユキを知らないのはおかしい。
ヒロ「……確かに……おかしいとは思う」
デュアン「ユキの名前を出さないのは……思い出せないのか、忘れたのか……誰かが記憶を弄ったか、……ショックで記憶が封印したの か……、……理由は分からない。これだけは言える……少なくても、ループする前にオレは自殺を行っていた……それを「月影ミュウ」として観察をしていた……だが、オレの死とヒロの死を見てきてるのに……、……なんで「ユキ」の死は……知らないんだ?」
ヒロ「忘れている、と?」
デュアン「少なくても、沢渡ココは……記憶に忘れないように刻み込まれてるが、刺激すりゃ……魔女化もあり得る」
ヒロ「なに、なんで……沢渡ココが出てくるんだ」
デュアン「眼の前で両親が惨殺されてるところを現場で見てるからだ……」
ヒロ「!?」
デュアン「……」
ヒロ「どういう意味だ……」
デュアン「……映像を送る」
オレは、此処に来てから・・・俺が死ぬまでの見た情報を動画化したものをヒロに送る。全てだ。余計な情報である「トレデキム」や「魔女殺し」「メルル=黒幕」は、情報を与えない。それは、ヒロが手に入れるべき情報・・・彼女自身が見つけなければならない
ヒロ「デュアン……お前、どんな方法で撮ったんだ……」
デュアン「俺の記憶を映像に変換し、出力する魔法だ……ちなみに、映像終了までに黒幕を見つけている」
ヒロ「……君はいくつ魔法を持ってるんだ」
デュアン「沢山ある……」
ヒロ「沢山、だと?」
デュアン「クトゥルーの魔術が使える時点で、お察しだと思うが……俺は少なくても人間というカテゴライズされるべきではない」
ヒロ「……はぁ~」
デュアン「看守の正体も俺は知っている」
ヒロ「なっ……」
デュアン「……黒部ナノカの姉だ」
ヒロ「なぜ、それを……知っている?」
デュアン「この牢屋敷に、隠し通路が存在している……そこで、過去の魔法少女たちの資料を見つけている」
ヒロ「場所を教えてくれないか?」
デュアン「……いや、これは教えられない……黒幕の正体に繋がるからな……」
ヒロ「それは、私たちには言えないことか?」
デュアン「ああ……俺を殺しちゃっても構わない……だが、全てを救うためには……それしかない」
ヒロ「……全て、とは?」
デュアン「大魔女も含めた、全ての魔女やなれはて……魔法少女たち……だ」
ヒロ「なぜ?」
デュアン「……大魔女は、人間に復讐しようとしているだけだ……全てのきっかけは人間が悪いんだ」
ヒロ「……」
デュアン「もう着くぞ……話は此処までだ」
俺は、目的地に着く前に話を切り上げた。
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