転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮) 作:ミュウにゃん
更新が遅れて、すみません!
デュアン「………」
ヒロ「どうした?」
デュアン「……(この妙な気配……前の時間軸では気づかなかったが……おかしな魔力反応があるぞ?これは……、……なんだ?)」
大魔女とは違う・・・まるで、自分がもう1人いるかの感覚だ。
少なくても、オレの保護している魔女たちとは違う魔力反応だ。
・・・あれ、消えた。
ヒロ「おい、デュアン?」
デュアン「いや、なんでもない……2回目だと、対策をとらなければならないなーってね」
ヒソヒソとヒロと話す。
ヒロ「そうか……」
デュアン「お前……「私を含めて全員が存在が間違っているもの?」なんて……くだらないことを考えてるなら、張り倒すからな」
それこそ「正しくない答え」だ。間違っているのはお前らじゃなく、オレだ。オレという存在が居なければ・・・今頃・・・
ーーーーーー『それは、傲慢だよ。デュアン君」ーーーーーー
ああ。そうだったな。だけど・・・
ヒロ「なっ……」
デュアン「お前の考えそうなことだ……おっと、これ以上のヒソヒソ話はやめといたほうがいいな……」
前と同じだな。
オレと、少女たちを含めた14人がいる。
面白いことに、オレの別個体でもある「ミュウ」は魔女因子を覚醒せずに魔女化をしている。
・・・あれ?オレは前の世界で「魔女因子としての魔法」と口にしている。
じゃあ、本来の固有魔法はなんだ?
・・・・・、・・・・
ミュウが魔女だということは、ミュウの身体に入って分かったことだ。トレデキムで死んだことも分かっている。
なぜ、オレは・・・疑問に抱かなかった?
完全な魔女が魔女因子を持っていることに・・・
例えるなら、メルルが魔女因子を・・・っ。
「魔女殺し」・・・彼女も持っていたな、エマの劣化版だけど。
メルルの能力は「再生」だけど、「魔女殺し」も持っている。
・・・両立するなんて不可能・・・
それは、表裏のコインと同じで・・・両立はできない。
そもそも、なんで魔女が「魔女殺し」の魔法が習得出来るのかが謎だ。
まあ、この周回。ちょっと試したいことが出来たな。
おっ、ヒロが中央に立ったな。
ヒロ「みんな初対面だし、自己紹介をしていこう!」
ヒロが大きな声で提案すると、ざわめいていた少女たちがヒロに注目した。
よし、ヒロの方に集中しているな。
デュアン「……(「なれはて」は魔女の精神が崩壊した姿。魔法少女が
魔法少女は、大魔女の呪いを振りまいた・・・言わば
潜伏期間中は、小さな魔法が使用できる。だが、進行が進めば強力な魔法になり・・・魔女化する。例えるなら、"ステージ"だな。
ステージ4は末期と考えれば、魔女に進化する直前と考えれば・・・簡単だな。
前の時間軸ではハンナが魔女になる前に、死んだ。より正確には、シェリーがハンナの為を思って・・・・殺人事件に見せる為に色々細工したがな。
・・・・魔女化した状態で理性が保つ方法なんて簡単なんだ。トラウマを克服すりゃ良いんだ。簡単な話じゃないが・・・。
ナノカの姉を救い出す方法は5つあるということだ。言い換えるなら、なれはて化した少女を救う手立てだな。これは、実験を繰り返しとかないとな・・・確か、虹が掛かった森の周辺に野良のなれはてが居るから・・・実験体になってもらおう。
あとは、ナノカに、オレの所持品を触れさせないようにしなきゃな・・・
ヒロ「私の名前は二階堂ヒロ……以後よろしく」
微笑んで自己紹介してみせると、すぐさま近寄ってきたのはレイアか。
レイア「キミ、ずいぶん落ち着いているんだね……ひょっとして、ここのこと詳しいのかい?」
詳しいのはオレとメルルだが・・・
ヒロ「いいや、まったく」
訝しげに見つめてくる視線と交錯する。
あ~怖い怖い。
デュアン「……」
・・・・これ以上の思考は、危ないと判断しよう。
レイア「ふうん……まあ、いいか。私の名前は蓮見レイアだよ。よろしく」
ココ「あのさぁ、レイアっち……あてぃし、あんたのこと、テレビとかでみたことがある気がすんだよねー」
デュアン「(あー……そういや、真っ先に
ヒロ「彼女は芸能人だ……舞台やテレビで活躍している」
猫耳の少女、ココが近付いてきたので、ヒロは遮るように早々に伝える。
うわぁ・・・RTAしてる人みたい・・・いや。オレのほうがRTAか?TASか?
人生にRTAもTASも関係ないわ!
・・・いや、今はそれは置いといて・・・
ココ「はぁん?あてぃしはそっちの王子系に話しかけてんだけどー?」
ヒロ「どうでもいい情報に時間を割きたくない……ちなみにサインやコラボは受け付けていない」
・・・話をカットする気か。
死に戻りを所持者って、効率を重視するよな・・・
だから・・・話の流れに着いて行けないんだ。重要な箇所をハブるから・・・
ココ「なんなんコイツ……」
ヒロ「さっさと自己紹介をしてくれないか?」
あー・・・ヒロが怒っている。
ほら、ココが怯えた。面倒くさいなぁ・・・
ココ「あ、あてぃしの名前は沢渡ココ、です」
ヒロ「紹介ありがとう」
あーあ。女王様の誕生だ。
「ヒロ女王陛下万歳!」って口に出したら、怒るからやめとこう・・・
シェリー「はいはーい!私は橘シェリーっていいますっ!事件あるところに私あり!この名探偵にお任せください!」
お前は、名探偵としては三流だ。まだまだ経験値が足りない。
ヒロ「そう、じゃあ次の子!」
シェリー「あれ~、いじってくれないんですか?」
ヒロ「君に興味がない……それに、あそこに居る彼の方が、有名な探偵だ」
デュアン「おい、ヒロ……余計な事を言うな」
シェリー「貴方も探偵ですか?」
デュアン「顔とかは、表沙汰になってないが……一応、探偵だ。まぁ、より正確には警察庁公安局刑事課から依頼されたことをしているだけだが……」
ま、記憶を一部取り戻したおかげで・・・分かったことは「内務省」「総務省」「外務省」「防衛省」「官公庁」をスパイしていたことが分かっている。スパイと言うより、ハッキングだな。
お陰で、500人以上の少女たちが誰かの手によって戸籍ごと消されていたことが発覚したな。
・・・それに付随して、魔法少女に関する出来事を調べてたんだと思う。
シェリー「公安警察直々に……す、凄いです!」
レイア「じゃあ、キミは警察の人間?」
デュアン「いや、協力者だな……ゼロの協力者になっとけば……色々得だしな……」
ココ「得って……何が?」
デュアン「内務省、総務省、外務省、防衛省、官公庁……色々の組織に出入りが出来るからな……ハッキングもしてるし、弱みを見つけている……」
ヒロ「デュアン!ハッキングとは穏やかじゃないぞ……キミは正しくない!」
デュアン「正しくないのは、腐敗した上のトップ共だろう……それに、オレたち14人は……戸籍が完全に消されてる状態だ」
エマ「ちょっと待って……デュアンくん……どういうこと?」
デュアン「……オレたちは完全に、居ないモノとして扱われている……前に……国のシステムにハッキングして得た情報だが……此処10年以上で300人以上も、戸籍が消されている少女たちがいる……しかも、全員が中学生以上高校生未満が、だ……」
ナノカ「!」
デュアン「少女たちが突然消えたのに、ニュースにもなっていない……」
シェリー「はへー……凄いですね、探偵ってハッキングも出来るんですね」
いや、普通の探偵は・・・せいぜい浮気調査とか身辺調査とかだろう。
オレのは完全に探偵として逸脱している。
ヒロ「まぁいい……自己紹介を続けるぞ」
こうして、ヒロの独壇場が続く・・・