転生者が魔法少女ノ魔女裁判の世界へ転生(仮)   作:ミュウにゃん

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Ep60 デュアンの目的

 

 

~~~~~~~~~

 

3時間後、皆の隙を伺い。野良のなれはてを見つけて一体を確保する。

 

 

オレは、《根源魔法》である蘇生(インガル)、神代魔法《再生》と数億の中のスキルの中の一つ「大嘘憑き(オールフィクション)」を自分の能力である「全ての理を捻じ曲げる」能力を融合させて作り出した新たなアプローチの魔法を作った。

 

大嘘憑き(オールフィクション)を限定的に絞った状態の条件に設定する。これがないと、存在自体を消してしまうからだ。最後に、オレの原初のスキルが進化した「全ての理を捻じ曲げる」能力。

 

オレが異世界魔法が使えるのも、AΩの力を使えるのも・・・実はこの能力のおまけの力でもある。実際は「全ての理を捻じ曲げる能力」と「《宇宙未来(ラプラス)の観測》」「《異世界魔術書庫(アカシックマギアレコード)」を持っていれば、どんな世界線でも魔法や魔術、スキルや加護・権能を使いたい放題だ。権能や加護はまだ所持数は0だが、スキルが30兆超えしてる上に、同じスキルが重複してるんだよなあ・・・

 

正直、スキルの統廃合できる「転生したらスライムだった件の大賢者」のような人格が欲しい。この際だから、神話生物を大賢者みたく作ってみるのもアリかな?

 

AΩを手に入れるのに相当苦労したからなあ・・・夜霧が能力を使い、それを解析し、魂の複写で殺意を持たない魂と殺意を持つ魂を持った状態で夜霧にAΩの能力を受けることで、高遠夜霧とAΩの力全ての力をラーニングに成功した。まあ、魂は消滅しちゃったけど、根源に魂を複写して殺意を《Accelerate》しちゃえば、転生時に引き継げたから・・・AΩを視認できない神様連中は知らない。転生神も高遠夜霧を視認できないようになっている。

 

まあ、今はそんなことはどうでもいい。実験スタートだ

 

   デュアン「……」

オレの掌から虹色に輝く魔法陣が現れ、なれはてが魔女化し、《時間操作》で3年単位ずつ時間を戻していく・・・

 

すると、元の少女にまで戻ることまでは成功した。いや。此処までは既存の魔法で行けたが・・・

 

オレは、森羅万象の神眼《デウス・サイト》で隅々まで調べたが、異常は特に無い。魂もある・・・

 

複製までしちゃったの?やべぇ。。。

 

とんでもないことをしてしまった。この少女に魂が戻ったということは、起きた瞬間に魔女化が進行する可能性が高い。

 

とりあいず、起こそう。オレはパチンと指を鳴らすと、少女が飛び起きる。

 

    ???「ひぃっ!貴方……誰?」

   デュアン「オレは、デュアン……囚人番号は不明。囚人番号600台の少女たちに混じっている、魔王だ」

 

    ???「ま、魔王様?」

   デュアン「救済の魔王エルピスを知っていれば良い……まぁ。キミは……魔女になる必要はない《 Acceletor 》……さて、キミは晴れて自由の身だ……自分の家に帰ると良い」

 

オレは、転移(ガトム)で少女を日本の何処かに送り込んだ。

 

彼女はこれから特異点になってもらう・・・

 

そう。これから始まるのは・・・本物の救済だ。

 

何もかも奪われたものを取り返す。

 

~~~~~~~~~~~~~

 

  

    ヒロ「随分遅かったじゃないか……何をしてたんだ?」

  デュアン「ん?あぁ……夕飯の準備をしてきた」

    ヒロ「デュアンの料理が食べられるのか!今日の夜が楽しみだな……ふふっ」

 

ヒロは満面な顔で微笑む

 

  デュアン「一周目の看守が作る料理は美味しくなかったからな……それに……ゴクチョーに便宜を図ってもらってる」

 

    ヒロ「なんだと!?お前……何を知っている?」

  デュアン「……大魔女の正体、黒幕の正体……この牢屋敷を作ったのが、前世のオレだと言うことだ」

 

    ヒロ「デュアン……お前……何が目的なんだ!」

ヒロがオレの襟首を絞めて上げる。うわぁ、野蛮というよりオレって、ヒロに持ち上げられるほど軽いのか・・・・

 

  デュアン「目的……ね。あははっ、笑っちゃうよ……オレの目的はたった一つしかない……魔女の事を知っている国の連中を抹殺する……でなければ、誰も救えない」

 

そう。全てを救うには、魔女関連の情報を抹殺するしかない。それに、少女たちを死亡扱いにするのは、官僚のトップ若しくは警察組織の弱みを握れる人間らだ。

 

     ヒロ「誰も、救えない……どういう意味だ」

   デュアン「お前の死に戻りの魔法は、24時間の中で睡眠を取ったら、セーブされる……覚醒すりゃ時間の操作なんて簡単だが……そんなもので救えるのは、少なくても14人程度……大魔女の交渉次第では100人は救えるが、今まで死んでいった人間までは救えない」

 

そう。これからオレがやることは、決まっている。その魔法も手に入った・・・

 

     ヒロ「デュアンは……救えるというのか?」

   デュアン「ああ……救えるさ、散っていった全ての少女……月代ユキや500年前の魔女すら……な」

 

     ヒロ「じゃあ……最後に質問する……お前は何を企んでいる?」

 

   デュアン「人聞きが悪いなあ……でも、面白いことは教えてあげる……あの看守の正体……あれは魔女が自己崩壊した姿だ」

 

     ヒロ「!!」

   デュアン「ゴクチョーが言っていた事は5割は本当のことだが……実際は、トラウマを刺激されると魔女因子が加速し、最終的には魔女になる……魔女になる条件は、過剰なストレス……負の感情そして心的外傷

(トラウマ)の刺激だ……殺人衝動を起こさず魔女化することも可能だが……オレの口からは言えないな」

 

それを実行するには、地獄を見なければならない・・・

 

     ヒロ「なぜ……そこまで詳しいんだ」

ようやく、ヒロがオレを離した。

 

   デュアン「それは……これから起こる殺人事件が物語る……くれぐれも、発言には注意しろよ?あと、自己メンタルも……エマのトラウマも安易に踏み込むなよ?」

 

     ヒロ「エマだけを?」

   デュアン「アイツは……魔女化した時点で、全人類が滅びる。不老不死の魔女でも死ぬ……世界をも巻き込む災いの魔法だ」

 

まだ、分からんが・・・オレが「魔女殺し」の魔法を食らったことがないけど、オレの神眼()で確認した、一周目の先を確認した時に見た光景で死なないはずのメルルが死んだし看守も死んだ

 

そして・・・全人類が死んだことも確認済みだ。

 

とりあいず、この2周目からは不利だろうな・・・沢渡ココと黒部ナノカには注意を払わないと危険だ。しかも沢渡ココは魔女化したから一周目の状況を2周目に伝えるという公式チートが使えるわけだ。まあ、オレが一番のチートだが、オレは単なる異世界人(転生者)で、世界にとっては異物(ノイズ)だしな・・・

 

困った時は「Accelerate」で記憶を有耶無耶にしちゃえばいいしな。しかもオレのスキルには「二重詠唱(ダブルマジック)」というドラクエで例えるなら「山彦の帽子」みたいに出来るから・・・「Accelerate」で封印した記憶を更に「Accelerate」で封印するという2重ロックを掛けられる。

 

     ヒロ「どういうことだ?」

   デュアン「エマの魔法は「魔女殺し」だ……」

 

メルルが持っている疑似魔女殺しとは違い、エマの魔法は真の魔女殺しだ。念じただけで相手を殺すヤバい魔法だ。

 

まあ、一番ヤバいのはオレの「終滅の神眼」だが・・・アレは封印開放(アンロック)しない限りは無害だしな。現在は第一門開放済みだけどな。一応、第二門も条件付きで開放させてるしな・・・

 

まあ、三門以降は使わんだろう・・・この世界では。

 

    ヒロ「魔女を殺す為の魔法だと?魔女が魔女を殺す魔法を持ってるなんて一番の矛盾じゃないか?」

 

それはオレも思った。魔女が魔女を殺す・・・同族殺しに何の意味があるのだろうか?

 

   デュアン「兎に角……オレはオレで準備がある……不満ならインスペクター権限を与えるが、どうする?」

 

     ヒロ「一応、貰う」

   デュアン「分かった……お前は、悪用はしないだろうが……看守への特例許可の命令権利を付与しとく」

 

     ヒロ「どういうことだ?」

   デュアン「ゴクチョーとは別系統で命令権ができる……ただ、殺人行為の命令は出来ない」

 

オレはマスター権限で、ヒロのスマホに「インスペクター権限」を付与する。

 

色々項目があるが・・・

 

・時間外外出の特例許可

・殺人事件時特例で遺体の周辺捜査を特例許可

・看守への特例による命令許可

 

など、幾つかオレが知らない項目があるが・・・どれを許可するべきか。

 

とりあいず、4つぐらい権限付与しとくか。レベルによるアンロックにさせといて・・・これでいいか。

 

後は、パスワードを時間にすりゃ完璧だな。インスペクター権限のもう一つは、エリア外の外出時、看守やフクロウに追われない事と。後は、魔女化した時に処刑されないというやつだな。まあ、これは犯罪を犯さなければ結構有利に働くけどな。まあ、付与はさせないが。

 

とりあいず、調査特例許可と時間外外出の特例許可、看守への命令許可だな。これは、一応付与だけはしとくか。

 

    デュアン「こんなものか」

      ヒロ「……ん?なんだこのアプリは?」

    デュアン「それをインストールすることで、インスペクター権限が常時起動する……看守に命令をする時は、そのアプリを起動した状態で言うと看守が命令を無理のない範囲で聞いてくれる」

 

      ヒロ「無理な範囲は?」

    デュアン「自害、殺人を犯せ、監視フクロウを皆殺しなど色々だな……」

   

      ヒロ「デュアンは一度目は命令してたのか?」 

    デュアン「いや知らない……オレは料理を作るためにインスペクター権限を貰って、オレが死ぬ前にゴクチョー本人からマスター権限を付与てもらったからな……実際、オレには2つのスマホと……外部用スマホを一つ持っている」

 

      ヒロ「外部用……それは普通に電話できる携帯電話のことか?」

    デュアン「ああ……と言っても、此処は無人島だから電波は拾えない……」

 

まあ、このスマホにはGPSと盗聴アプリが仕込まれているから・・・電波を復活させた瞬間にゼロから小言を言われるからな。

 

      ヒロ「デュアン(きみ)なら……魔法やスキルで解決できるんじゃないのか?」

 

    デュアン「ああ……電波を収束させることは可能だ、しかしオレとヒロを含めた13人は既に死亡扱いになっている……つまり戸籍が消滅している状態だ……そんな状態で連絡したら、物理的に殺しに来るだろう……」

 

      ヒロ「なに?どういうことだ……」

    デュアン「大魔女を呼び出して、魔女因子を取り払って……漸くゴクチョーから抹消された戸籍を復活させられるというわけだ……とりわけ、元の家に帰れるというわけだ」

 

      ヒロ「……デュアン、お前はなんでそんなにも知っている……お前は誰だ?」

 

    デュアン「……これ以上は知る必要が無い……《Accelerate》」

オレは、外部用スマホから今の会話を記憶を曇らせた。

 

迂闊だったな・・・

~~~~~~~~~

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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