チャアクはロマン武器どれだけ弱くても私は担ぐのです。
一乙したらサブの片手剣に変えるけど零式オメガ、ツオイ勝てない
三人称side
エマとアリサは戦闘が終わったことで気が抜けたのか武器を下ろしてしまう。
そこを狙ったように魔獣が奇襲してきたがいち早くシルビアが気が付き、ラウラも気が付いた用で走りだす。
ラウラ「二人とも伏せろ!」
ラウラの声にエマとアリサは飛び掛かってきた魔獣を視認する。エマは魔導杖を構えようとするがそこにシルビアが飛び出し、魔獣との間に割り込んだ。
飛び掛かって来る魔獣をシルビアはシールドバッシュで殴り飛ばすと地面を転がって体勢を起こそうとした魔獣はラウラの大上段からの一撃で倒された。
シルビア「二人とも無事?」
アリサ「ええ、ありがとう」
エマ「大丈夫です」
ラウラ「ケガが無いようで何よりだ」
シルビア「最後、綺麗に決まったね。ナイス」
手をラウラへ向けるとラウラも手を出しハイタッチをした
ラウラ「そなたも、見事だった。少々邪魔が入ったが名乗らせてもらおう。
ラウラ・S・アルゼイド、レグラムの出身だ。以後よろしく頼む」
シルビア「レグラムと言うと帝国南西の外れにある場所だね」
ラウラ「うん、湖のほとりにある古めかしい町だ。
列車も一応通っているが辺境と言っても過言では無いな。」
アリサ「次は私ね、アリサ・R。
ルーレ市からやってきたわ、よろしくね」
エマ「エマです。エマ・ミルスティン、私も辺境出身で……奨学金頼りで入学しました。
よろしくお願いしますね。」
シルビア「それにしても、さっきの戦闘みんな結構動けてたね。
ラウラの方はさすがは、アルゼイド流の剣士って感じで一撃の重さもすごいし、きちんと仕留め切れてるから戦闘が長引かないし、アリサの弓も精度が高いし的確に援護が出来てる、エマもアーツちゃんと決まったね。」
ラウラ「シルビア、そなたは随分と珍しい戦い方をするな。
大盾を投げて攻撃する流派など聞いたことがない。」
アリサ「確かにそうね。見たところ盾の側面にも刃がついているみたいだし。」
エマ「投げて使えるようにするために刃がついているのですか?」
三人の質問にシルビアは少し考えてから答えた。
シルビア「えっとね。これはただの大盾じゃなくてね。
こうやって合体変形させて斧に出来るっていう武器なの。
盾についてる刃が斧の刃に剣が持ち手にっていう仕掛け武器なんだよこれ。」
シルビアが盾に剣をさして斧に変形させるとエマは驚愕を浮かべラウラは何やら難しそうな顔をしている。アリサだけが真剣な顔で聞いてくる
アリサ「そんな特殊な物どこで見つけたのよ?
普通の店では扱えないでしょそれ」
アリサの質問にシルビアが思い出すように遠い目をしながら答えた。
シルビア「このアイデアを思いついてからいろんな所回って帝都の武器工房に話をもって行ったら興味をもってくれて、今は運用試験中なの」
ラウラ「先ほどの戦闘では盾と剣を使用していたが本来は盾と剣を斧に変えて戦闘を行うということか?」
シルビア「う~ん、状況次第かな。
手数重視の剣と盾に手数より破壊力が欲しいときは途中で斧に変形って形かな。
隙が大きいからあんまりやらないけど盾で弾いてカウンターに斧でって戦法もあるよ。
後は、まあ・・・・剣しまって盾で殴るとか・・・」
アリサ「それじゃあ剣の意味無いじゃない。」
アリサの呆れ顔にシルビアも苦笑いを返すがラウラはシルビアの手をみて気づいたことを口にする。
ラウラ「シルビア、もしや今の剣が体に馴染んでいないのではないか?」
エマ「それなら合う剣にすればいいんじゃ・・・」
シルビア「それがそうも、行かないんだよ。
この長さじゃ無いと斧にしたときにリーチが無くてあれこれ試行錯誤した結果が長剣と大盾になったの。
因みに、直剣と中盾を最近新たに開発したって工房の人が言ってたから私も使ってみたんだけど・・・盾の耐久度と変形したときのリーチが今より無いんだよね。
盾を小さくしたことで変形して斧にしても重さが無いから破壊力も中途半端になっちゃったし応用と対応力にも欠ける。
取り回しはいいけど中盾だと片方にしか刃が付いて無かったりで諸々を考えると今使ってるやつの簡易版でしか無いんだよね~
私としては重心のバランスが重要だからさ。
この剣に騎士剣術の動きを落とし込んだり我流で試行錯誤してるんだけどうまくいかないんだよ。」
不満たっぷりといった顔で文句を言うシルビアにエマが少しおっかなびっくりといった様子で聞いた
エマ「えっと、そんなに変わる物なんですか?
重いよりも軽いほうが振りやすくていいと思うんですが?」
エマの問いに確かにと頷くアリサにシルビアとラウラが何とも言いたげな顔をする。
シルビア「武器の重量は武器の振りやすさ以外にも威力にも関係してくるんだよ。」
ラウラ「例えば、私の大剣とシルビアの長剣はどちらが重いと思う?」
エマ「それは、ラウラさんの大剣ですよね。」
アリサ「まあ、大剣なんて言うくらいだものね。」
シルビア「なるほど。じゃあ、斧と大剣は振り下ろすのはどっちが早いと思う?」
アリサ「斧かしら?」
シルビア「その通りだよ。じゃあ斧と大剣、取り回しがいいのはどっちだと思う?」
エマ「・・・・大剣ですね。斧は重量バランスが悪いですから」
シルビア「じゃあ、斧と大剣だと破壊力はどっちが高いと思う?」
アリサ「大剣かしら?」
ラウラ「いや、斧だ。さっきエマが言ったように重量バランスが悪い。それは先端の分厚くて重い刃で叩き切る為だ。
特別な技術は必要なく力任せに振るうだけで大抵の物は壊せる。だが、基本的に鈍重な上避けやすく一度外すと隙が大きく大抵はそこでやられる。
動きの速い魔獣や人には剣や槍の方が戦い易いし訓練すれば誰にでも扱う事が出来る。
そういった事情から今はあまり使われていないがシルビアは何故斧に変形させるんだ?先ほどの戦闘を見ていれば剣と盾だけで十分だと思うのだが」
ラウラの質問にアリサとエマは納得しシルビアが斧を使用することに疑問を浮かべている
シルビア「う~ん、長剣で対応できない相手に対応するためって言うのと魔獣の中には剣を通さないくらい硬い魔獣もいるからっていうのと後はまあ、ロマンかな~ん?」
会話の途中でシルビアが辺りを見回したことでラウラも気が付く。話声に反応したのか魔獣が寄って来ていた。
ラウラ「魔獣だ!!構えろ」
シルビア「丁度いいから実演するね。」
シルビアside
盾斧の力を見せるために私は、こちらに向かって来る魔獣八体を見据え、左手の盾を前に構え、右半身を引くように右手の剣を構え、溜め二連斬りから移動回転斬りを飛び猫に放ち、最後の回転斬りには二体巻き込んで倒す。
シルビア「こういう素早い動きの奴は素早く動ける剣でいいけどこいつみたいに剣の通りが悪い奴は沢山いるからさ」
魔獣から少し距離を開けると盾に剣を挿して背後に構える。
私を遮っていた物が無くなって好機と捉えたのか
昆虫型の魔獣が飛び掛かって来た所に剣を挿した盾を突き出すように構えることで昆虫型の魔獣の攻撃を防ぐ。
ラウラside
シルビアが言っていたロマンとやらは良く判らなかったが実際に見ると剣が通りずらい魔獣には斧というのは納得は出来た。
シルビアが戦う姿を見ながら私も彼女の隣で魔獣と戦っていた。
彼女は、剣は手数重視などと言っていたが、長剣まして刃渡りを考えれば私の大剣の半分か対して変わらないくらいの重さはあるであろうその剣を片手でしかも大盾も持ちながら振るうなど一体どんな力しているかと思っていると盾に剣を挿して背後に構えると飛び掛かってきた魔獣の攻撃を盾で殴りに行く姿が眼に飛び込んできて呆然としていると後ろからアリサに声をかけられた
アリサ「ラウラ、シルビアが気になるのは分かるけどシルビアばかり見てないで魔獣をたおしてちょうだい。」
ラウラ「すまない、気を付けよう」
アリサに言われるまで気が付かなかったと反省しながら私は、昆虫型の魔獣に剣を振り下ろす、体表が硬いのか剣の通りが悪く感じるが少し力を込めると大剣の重みで叩き切る事が出来た。
隣で昆虫型の魔獣に斧を叩きつけているシルビアを視界の端に入れながら更に剣を振る。
斧での叩きつけから切り上げを行いまた叩きつけている。ステップを挿みながら斧から盾と剣に戻しシルビアは盾を地面に打ち付けている、挑発だ。
目の前の魔獣がシルビアに意識を向けた瞬間、私は剣で二体の魔獣を薙ぎ払った。
三人称side
シルビアが敵を引き付けている間にラウラが側面から敵を斬り、エマ、アリサが二人の援護をして、魔獣は残り3匹。
じりじりとシルビアによって来ているが昆虫型の魔獣が金切り声を上げると遠くから魔獣が集まってくる音がする。
アリサの矢とラウラの剣が金切り声を上げた魔獣を黙らせる。
めんどくさいなとでも言いたげな顔でシルビアが音のする方に顔を向けると五匹ほどこちらに向かってきていた。
シルビア「ラウラ、片方お願いね。
アレが来る前に目の前のを終わらせよう」
ラウラ「心得た、右は任せてもらおう」
シルビア「後ろの二人も援護お願いね~」
アリサ「任せなさい」
エマ「判りました」
アリサとエマがアークスの駆動を始める
シルビアは走って魔獣に近づき勢いを乗せた斧で四連撃し魔獣を倒す。
隣ではラウラが飛びあがってからの叩きつけの一撃で魔獣を倒した事で増援の昆虫型の魔獣が来る前に殲滅する。
自分たちが到着する前に仲間がやられた事に憤ったのか金切り声を上げている魔獣にアーツの駆動を完了した二人から声がかかる
アリサ「避けなさい二人とも」
アリサの言葉にシルビアとラウラは飛び下がると金切り声を上げている魔獣を三体ほど巻き込みゴルトスフィアが発動する。
黄金の球体が三つ螺旋を描き浮かび上がると魔獣に向かって勢いよく落ちて空属性の爆発を生じさせる。
二体の魔獣が倒れ、生き残った一体と足が止まった魔獣にシルビアが斧の横薙ぎと叩きつけを放つ。魔獣が二体倒れ、残りは一体になったところでエマがアーツを発動させる
エマ「それっラウラさんお願いします」
ラウラ「心得た」
エマが発動したアーツはラウラのSTRとDEFを上昇させるラウラが飛びあがってからの叩き付けるような斬撃で最後の一体を倒した。
戦闘終了後シルビアは息を吐き武装を解除する。
アリサ、ラウラ、エマも武装を解除すると他愛のない話をしながら探索を進め、開けた場所まで来るとラウラがリィンたちを見つけ声をかける
ラウラ「そなた達は……」
アリサはリィンたちを視認すると息をのむ、リィンも「あ」と声を漏らしている
エリオット「よかった、無事だったんだね。」
エリオットは安堵の表情でラウラ達を見る
エマ「皆さんも………ご無事で何よりです」
ラウラ「ふむ、そちらの彼も少しは頭が冷えたようだな?」
原作と同様の会話がしばらく行われシルビアの自己紹介の番となる
シルビア「私はシルビア・オルコット、ゼフィランサス領出身だよ。よろしくね、みんな」
マキアス「ゼフィランサス領か……すまないわからないな」
ゼフィランサス領の場所を思い出そうとして考え込むも出てこないといった顔で告げた
シルビア「あ!そういえば言い忘れてたけど私、貴族なんだよね。オルコット子爵令嬢、改めてよろしくねみんな」
その言葉に全員が絶句する
シルビアはのんきに「あはは~」と笑っているがエリオットは先ほど事故に巻き込まれた相手が貴族と知り青ざめているのをシルビアがフォローする
シルビア「エリオット、そんな顔しなくてもさっきので手打ちにしたでしょ。」
少しほっとした顔でエリオットが話す
エリオット「そういえば、これからどうしようか?せっかく合流したんだしこのまま一緒に行動する?」
マキアス「そうだな、そちらは女子だけだし安全の為にも_____」
ラウラ「いや、心配は無用だ。」
ラウラは大剣を構え男子たちに見せる
マキアス「それは……」
ラウラ「剣には少々自身がある。残りの二人を見つける為にも二手に別れた方がいいだろう。」
エマ「そうですね、あの銀髪の子も見つかってませんし。」
ガイウス「そう言うことなら、別行動で構わないだろう。
お互い出口を目指しつつ残りの二人も探していく。
それでかまわないか?」
ガイウスの提案にラウラは了承する
ラウラ「アリサ、エマ、シルビア、それでは行くとしようか」
アリサ「そうね」
一言告げるとさっさと歩き出す、ラウラが続いて歩いて行く
エマ「またあとで、それでは失礼します。」
エマは頭を下げると歩いていく
シルビア「それじゃあ、男子のみんな頑張ってね。
それとマキアス、ユーシスを見つけても噛みついたりしないようにね。
こんな魔獣だらけの場所でケンカして何かあったら大変だからさ。
リィンもユーシスがあおったりしたら嗜めるんだよ。がんばってね」
シルビアは片方に釘を刺し、もう片方にはフォローを頼み前の三人へと走る。
名前を呼ばれた二人は片方が「ぐぬぬ……」と小さくうなりもう片方が「ああ、任せておけ」と言葉を返した。
残された男子たちはアリサとリィン、エリオットとシルビアの話をし許された奴と許されなかった奴でぶつくさと文句を垂れていたとシルビアが聞いた時「あの時は状況的に割り切っただけでまだ怒ってるよ」と圧をかけられ冷汗を搔いたところに「冗談だよ」と遊ばれることをこの時はまだ知らないエリオットたちであった。
ラウラたちはしばらく探索をして終点にたどり着くとリィンたちが魔物と戦っている。
ラウラたちは走りだす
アリサ「下がりなさい」
声とともにリィンの横を矢がと通り過ぎ魔物にあたり動きを阻害する。
アリサが牽制している間エマはマキアスとエリオットの間、ラウラはリィンとガイウスの横に移動。
エマとラウラも一撃入れそのすきにアリサがリィンの隣に移動し私は、ガイウスの隣に移動する。
エリオット「き、君たちは!」
ガイウス「追いついたか!」
アリサ「ふう、どうやら無事みたいね!」
ラウラ「石の守護者、暗黒時代の魔道の産物か。
どうやらすさまじく硬いようだ。」
マキアス「ああ、しかもダメージを与えても再生されてしまう!」
リィン「だが、この人数なら勝機さえ掴めれば_____」
シルビアはこの場面に、幾度と画面で見てきたガーゴイルとの戦闘に高揚し、剣と盾を構え直す
フィー「まあ、仕方ないか」
シルビアはフィー声に視線をリィンの後ろにやる
ユーシス「フン、結局こうなったか。」
ユーシスの声にマキアスが反応する。
マキアス「き、君は」
ユーシス「ARCUS駆動_______喰らえ《エアストライク》」
ユーシスのアーツを顔に喰らいガーゴイルは一瞬硬直した隙をフィーがガーゴイルの頭上を飛び越え後ろ足に攻撃する。ガーゴイルは痛みに悶え怯む
ガイウス「勝機だ!」
リィン「ああ」
ガイウスの声にその場の全員が心を一つにし淡い光が全員を包む。
順に攻撃しリィンが待機していたラウラに合図をだす
リィン「いまだ!」
ラウラ「任せるがよい! はああああああ!」
気合の入った声とともにガーゴイルの首にラウラが大剣を振りぬくがガーゴイルは首をひねり角を斬らせて後ろに下がり体制を立て直すとラウラへ狙いを定める。
ラウラ「ッく!(この体制では!!)」
リィン「(この人数でも、・・・・・・・・こうなったら)」
シルビア「リィン!!ラウラ!!」
リィン「?!ッ」
ラウラ「!!」
シルビアは二人の名前を叫びガーゴイルの背後に既に回り込んでいた
シルビア「いい加減、倒れろ!!」
シルビアはガーゴイルの後ろ脚に二連撃して移動しながら回転斬りを叩き込み斧へ変形させる。
ガーゴイルはラウラに攻撃しようとしていた時、突然の新手からの攻撃に対応するために振り向きと同時に尻尾を攻撃された方向に薙ぎ払う。
アリサ「シルビア!!」
アリサの心配の声がこだまするがシルビアは目の前に斧を叩き付け、反動を使って体ごと垂直に上昇する事で尻尾の薙ぎ払いを回避する。
空中で構えた斧がバチバチと闘気を弾けさせながらガーゴイルの翼目掛けて振り下ろされた。
衝突した瞬間バチバチと音を響かせながら硬い翼を切断する。
ガーゴイルは片翼を失い、バランスを崩しながらも最後の抵抗とばかりにシルビアに紫の球体を放つ。
シルビアはとっさに斧から盾と剣に戻すがガード間に合わず、空中で紫の球体、ソウルブラーを受けて吹き飛ばされ壁に背中を打ち付けるも痛みに耐えてシルビアは叫ぶ
シルビア「くっ!!ラウラ、リィン止めを」
ラウラ「任せるがいい!!はあああああ」
リィン「ああ!!ッシ」
ラウラ、リィンを包む光が強まりタイミングを合わせた二人がガーゴイルに止めを挿さんと走る
ラウラの上段からの振り下ろしと居合による高速の切り上げで挟みこみ二人の攻撃でようやく首は斬り飛ばされる。
転がったガーゴイルの首は石に戻り光となって消えた。
エリオット「あ・・・・・・」
アリサ「やった!」
二人の言葉にシルビアが立ち上がろうとするも眩暈でふらつき膝をついてしまう。
そんなシルビアにラウラとリィンが駆け寄る。
ラウラ「しっかりするがいい」
リィン「大丈夫か、ケガは?どこか痛むか」
シルビア「背中痛い、受け身とれなかったからすごい痛い。
誰かティアの薬もって無い?」
シルビアの言葉にみんなが顔を見合わせるもエリオットがシルビアに声をかける。
エリオット「ティアの薬は無いけど回復のアーツなら」
シルビア「お願い」
エリオットが駆動を始めアーツを発動し、シルビアの傷を少し回復する。
エリオット「応急処置だからすぐには動かないで。」
アーツで回復し少し休んで良くなったからかシルビアは少しふらつきながら立ち上がる
ラウラ「無理はするな、シルビア。
アーツで回復したとは言えあくまで応急処置、急に立ち上がるなどほら、肩を貸そう」
シルビア「ありがとう、ラウラ」
シルビアはラウラの肩を借り、リィン、シルビア、ラウラの三名以外が集まっている所に向かうとリィンがシルビアの長剣と大盾を回収してもって来るとシルビアの武装の話を始めた。
シルビアside
リィン「シルビア、校門前で預けていた荷物はこれだったんだな。側面に刃が付いた盾なんて初めて見たよ。」
シルビア「すごいでしょ。これ、試験運用中の武器で盾と剣が合体して斧になるの。」
ユーシス「随分と珍妙なようだな。剣と盾をわざわざ、取り回しの悪い斧に変えるのは理解できんが破壊力はさっきのガーゴイルで実証済みという訳か。」
ガイウス「確かに、あの硬いガーゴイルの翼を一撃で切断していたな。」
シルビア「斧で斬るのにはコツが合ってね。色々と面白い技があったりするんだけどま、それは追々ね。」
私はリィン、ユーシス、ガイウスの質問に答え、ひとまずの無事を喜んでいた所でエリオットの疑問を皮切りに先ほどの戦闘の不思議な現象について話出すとサラ教官の声が聞こえてくる。
サラ教官「そう。それがARCUSの真価って訳ね」
全員が声の出所へ視線を向けるとサラ教官の拍手と賞賛の言葉が述べられる
サラ教官「これをもって入学特別オリエンテーションは全て終了何だけど・・・・・・何よ君たち。もっと喜んでもいいんじゃない?」
サラ教官の発言に学生たちの不満と疑問の声が寄せられサラ教官は答えていく
サラ教官「ふむ、そうね。君たちがⅦ組に選ばれたのは色々な理由があるんだけど・・・・・一番わかりやすい理由はそのARCUSにあるわ。」
リィン「この戦術オーブメントに・・・・・」
サラ教官からARCUSの機能説明と戦術リンクについて述べられ、文句の受け付けが始まった
サラ教官「トールズ士官学院はこのARCUSの適合者として君たち10人を見出した。
でも、やるきの無いものや気の進まない者に参加させるほど予算的に余裕があるわけじゃないわ。
それと本来所属するクラスよりもハードなカリキュラムになるはずよ。
それを聞いた上でⅦ組に参加するかどうか___改めて聞かせてもらいましょうか?
あ、ちなみに辞退したら本来所属するはずだったクラスに行ってもらうことになるわ。
貴族出身なら一組か二組それ以外なら三~五組になるわね。今だったら初日だし、そのまま溶け込めると思うわよ~?。」
少しの沈黙が流れ原作道理リィンが一番に声を上げる
リィン「リィン・シュバルツァー。____参加させてもらいます。」
サラ教官「一番乗りは君か・・・何か事情があるみたいね?」
リィン「いえ、わがままを言って行かせてもらった学院です。
自分を高められるのであればどんなクラスでも構いません。」
リィンを皮切りにラウラが参加を希望する。
続くようにガイウスが少し間を置いてエマが、続いてエリオットが参加を希望する。アリサが参加を希望するとサラ教官は少し驚くがサラ教官はフィーへ問いかけひと悶着あり、投げやりに参加を希望する。またひと悶着あり。マキアスとユーシスが参加を希望する。
私は、みんなのやり摂りに感度した。画面越しのやり取りだったこの会話を、目の前で聞いていることに転生したことへの実感も沸いてくる。今度は私も彼らと一緒に激動の時代を
サラ教官「これで、9名____アンタはどうするの?」
シルビア「そうですね・・・・・・・・・シルビア・オルコット参加します。
皆さんとなら楽しく過ごせそうです。それに、私も修行中の身、困難は多いほうがいいですから。」
サラ教官「これで、10名____全員参加って事ね!___それではこの場をもって特科クラスⅦ組の発足を宣言する。この一年、ビシバシしごいてあげるから楽しみにしてなさい!」
「やれやれ、まさかここまで異色の顔ぶれが集まるとはのう。これはいろいろ大変かもしれんな。」
「フフ、確かに。
ですがこれも女神の巡り合わせというものでしょう」
「ほう・・・・?」
「ひょっとしたら、彼らこそが光となるかもしれません。
動乱の足音が聞こえる帝国において対立を乗り越えられる唯一の光に。
(そして願わくば彼女を救ってやってほしいと思うのは少し酷かもしれ無いが)」
オリエンテーションが終わってようやく第一章が見えてきましたが色々とまだ考え中です。
少しずつ進めながら途中で変更したりしています。