僕の師匠は超能力の使い手です   作:ワニの騎士

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第三話:最強の力『サイコパワー』

 

「何度観てもスゲェな!0ポイントの頭をぶっ壊す奴なんて初めてだ!!」

 

「今年は中々豊作ね…。」

 

各演習場の映像を移すモニター室にて、雄英高校に在籍するプロヒーローの教師陣がひとつの映像に集中する。そこには正に、緑谷がドリルの様に回転し、0ポイントの頭部に風穴を開けた所だった。

 

「それだけじゃない、破壊した後にちゃんと瓦礫に埋もれた少女を救出している。」

 

「レスキューポイント、ヴィランポイントも充分。確か、彼の個性は『サイコパワー』だったな。」

 

「身体能力強化、筋力強化、念力、念動力、パイロキネシスか…。攻撃特化な個性だ。」

 

「個性の発現が遅かったのね。それでも、あれだけ動けると言う事は相当努力したと見てわかるわ。」

 

「それじゃあみんな、異論は無いね?」

 

『無い/わ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「お前かぁ?最近噂になってる『ゴーストライダー』ってのは。」

 

ベガが拠点にしている裏山の廃墟、その場には廃墟に似つかわないバニー服の様なボディースーツを着たプロヒーロー『ミルコ』が焚き火に佇むベガを屋上から見下ろしていた。

 

「ふん…そうだと言ったら、貴様はどうする?」

 

「怪しいヤツは、ぶっ飛ばして捕まえる!!」

 

屋上から飛び降りてフォームをとるミルコに対し、ベガは不敵な笑みを見せると蒼い炎を滲ませ構えをとる。

 

「面白い。」

 

 

 

【FINAL ROUND】

 

FIGHT!

 

「捉えた!」

 

先に飛び出してきたミルコの動きを読み、彼女にサイコマインを植え付ける。

 

「んだこれ?!」

 

ベガから距離を取り、体の内側から紫に光るのを見た後、ベガを睨みつける。

 

「テメェ、何をしやがった!」

 

するとベガは腕を出し、指を3本をミルコに向ける。

 

「3.」

 

「2.」

 

「1.」

 

「何を考えて…グハッ?!」

 

ベガが数え終わるのと同時にミルコの体が内側から爆発して仰け反るが、姿勢を保ちベガを睨み続ける。

 

「変な小細工をしやがって。そんなんじゃヒーローミルコは殺れねぇぞ。」

 

離れた場所から急接近したミルコは引き締まった脚を主体にベガに蹴り技を仕掛けていく。

 

「どうしたァ!もっと本気出せよ!!」

 

防戦一方だったベガだが右腕に力を込めて、蹴られながらも其れをものとせずミルコを殴り付ける。

 

【PUNISH COUNTER】

 

「馬鹿めが!!!!」

 

ミルコの攻撃を崩したベガの猛攻が始まる。前方へ回転しつつ飛び、相手の足元を狙うODダブルニープレスでミルコを打ち上げ、地面に落ちるミルコに合わせてサイコマインを埋め込む。

 

「ぐっ、中々やるじゃねぇ…か?!」

 

「サイコクラッシャー!」

 

サイコパワーを全身に纏って突進したベガはミルコに埋め込んだサイコマインを誘爆させて打ち上げる。

 

 

「泣き叫べ!二ープレス、ナイトメア!!!!」

 

【KO】

 

 

「肩慣らしにはなったか。」

 

「チッ、まだ終わってねぇぞ!」

 

そう言ったミルコは体に鞭を打ち、ベガを蹴り上げようとするがベガに軽くあしらわれてしまう。

 

「悪いが、そろそろ愛馬の食事の時間だ。」

 

「は?

何処から出したのかいつの間に手に人参を持つベガにミルコは豆鉄砲を食らったかのような顔をする。

 

パカラッパカラッ…パカラッ……

 

そして建物の影から現れた黒馬に人参を与えるベガを見て、ミルコは考える。そもそも、ミルコが廃墟にやって来たのは噂になっているゴーストライダーが目撃されている山にたまたま通りかかり、寄り道しただけなのだ。思考を巡らせるミルコにベガは言う。

 

「お前が誰であれいい運動になった。礼にお前の質問に答えてやってもいい。」

 

ベガの上から目線の発言にミルコは、勿論イラッときた。




戦闘を詳しく書くのムズすぎ。
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