魔王と勇者の配信生活 なお魔王は合法ロリ爆乳とする 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
あれから2時間近くゼフィに抱きつかれていて、俺の性欲はMAX。
便所で一発抜いてきたが、あんな無警戒だと性欲を堪えるのも一苦労である。
「マサノブ! 飯にするのじゃ!」
「はいよーちょっと待ってろ」
俺は手を洗ってから台所に向かう。
台所ではゼフィがなんの料理を作るか質問してくる。
「今夜は卵を使った料理を作るぞ」
「卵か! 焼いた卵は美味いのじゃ」
「それだけじゃないんだな〜これが」
まずは材料の準備。
今回使うのは顔付き玉ねぎと顔付きカブ擬き……これに昼使いきれなかったピーギーの尻尾肉とコカトリスの卵を用意する。
まずは玉ねぎ、カブを細切りにし、尻尾肉もミンチにしていく。
筋が多くてもミンチにしてしまえば関係なくなるからな。
玉ねぎとカブから中華鍋で先に炒め、火を通してキャラメル色になったらミンチ肉を投入。
しっかり火を通し、一度別の皿に盛り付け、肉汁が出ている中華鍋にバターを敷いてから卵を2個溶き卵にしてから投入。
コカトリスの卵は普通の卵より1回り大きく、黄身も大きいので、2個でも十分な量になる。
直ぐに火が入り難くなっていくので、中華鍋を揺らしてくっつかないようにしながら半熟状態になったら、先程の野菜や肉を焼いた卵を乗っける。
それを包み込み、木のプレートに乗っければ……
「完成、オムレツだよ」
ゼフィにカメラを持ってもらって作っている様子を撮ってもらったが、よだれが止まらない様子。
ゼフィは神に感謝と言って食べ始めると、包んでいた卵を切り分けると、中から半熟の黄身と野菜の良い匂いが溢れ出す。
「おお! これまた芸術品のようじゃな……あむ!?」
ゼフィは体を震わせる。
「卵のまろやかさが癖の強い野菜や肉の味を中和し、オニオンから出る甘さが肉と相性抜群。それにカブのシャキシャキした食感がより全体を引き立てているのじゃ!」
「そしてミンチにしたことでピーギーの尻尾肉は食べやすくなり、肉に他の野菜の味が染みて……絶品じゃ!」
ゼフィはくううと口を尖らせながら天を向く。
すると今度は勢いよく食べ始めた。
俺自身の総評としては、味付けに醤油を少量混ぜても良かったし、ケチャップがあればより味がマイルドになっただろうと思える。
あとはまだ野菜達の癖が強すぎる。
卵で調和しようとしているが、まだ消しきれてない。
焼肉ソースを絡めて味を整えてから卵で閉じても良かった気がする。
「うーむ、まだまだ研鑽が足りねぇなぁ」
「そうなのか? 十分に美味しいと思うのじゃが」
「足りねぇよ。まだまだ上を目指せる料理だよこれは」
「そうなのかのぉ……」
ゼフィが食べ終わったので、撮影を終えて、俺は食器を洗う。
ゼフィは体を洗いに井戸に向かった。
「明日は冒険者ギルドに行って依頼を受けに行くか」
流石に何度も1つの小さなベッドで抱きつきながら寝るというのは性欲的に辛いので、俺は毛布を借りてきて、床で眠ることにした。
ゼフィはそんなことしなくてもと言ってくれたが、俺の息子が限界なんだよ!
なんとか言いくるめて別々の場所で眠ることに成功した俺は硬い床で寝たので体はバキバキに硬くなっていたが、精神的にはある程度ゆっくり眠ることができた。
「良い朝だ」
「おはようなのじゃマサノブ!」
「おう、ゼフィもおはよう」
朝食は少しグレードを上げて紫パンと目玉焼き。
少し高いパンなだけあって黒パンとは大違い。
えづく様な苦みや雑味は無い。
まぁ多少の変な味はするが、我慢できない範囲じゃないし、卵と一緒に食べれば中和される程度である。
朝食を食べ終わった俺とゼフィは冒険者ギルドに移動し、ロックさんに依頼が無いか聞くのだった。
「依頼ね。掲示板に載っているのが全てよ」
指差された方向を見ると、掲示板が置かれており、そこに依頼書が何枚も張り出されていた。
「マサノブ、何か受けてみたい依頼はあるか?」
「受けてみたい……うーん……食えそうなモンスターの依頼ってどれだ?」
「食べられそうなやつじゃと……これじゃな」
ゼフィが手に取ったのは一角うさぎの討伐依頼であった。
「一角うさぎの角は薬として重宝されており、今回の依頼も薬が欲しくての依頼じゃな」
一角うさぎは肉部分は普通のうさぎと同じ可食部位。
味も良い為、肉屋でも仕入れられればそこそこの値段が付くので買い手が殺到するらしい。
なので一角うさぎの討伐依頼が来たってことは群れが近くに居る証拠。
沢山狩って稼ぐにはもってこいの話である。
俺達はそのまま依頼を受ける事を決めて冒険者ギルドを後にするのだった。
この話で一旦更新を停止します。
すみません