こっちでの投稿は久方振りです……リンバス8.5章に午イサンと酉シンクレアが来ますね、黒獣が増えるのはいいことなんですけど血鬼も増やして欲しいなぁ〜(チラチラ)
前回からだいぶ間が空いてますけど頑張ります
「ついに来た……雄英高校入試」
皆さん大変お久しぶりです祈梨です、季節はあっという間に巡り冬真っ只中……その間はお母さんの愛の指導のお陰でちょっとだけ強くなれた感じがしました!それと同時に緑谷くんはオールマイトから身体を鍛えて貰ってたそうで最初に会った時に比べたらかなりマシにはなったかな?
そんなこんなで迎えた雄英高校入試、勉強もちゃんとやってきたから大丈夫だと信じたい……信じよう!うん!こんな所でシナシナになる必要はない!ドンと胸を張って合格しよう!そしてお母さんに褒めてもらう!
「……あっ緑谷くんおはよ!」
「っ!?お……おはよう博麗さん」
「おおー服着てても分かるくらいには筋肉付いたねぇ〜相当努力したみたいだね」
「そんな事ないよ……僕は皆よりも遥かに遅れてるんだ、これからもっと努力するよ」
「頑張る子は好きだよ私は、ああそうだ一つだけアドバイスね」
「アドバイス?」
「力み過ぎは良くない……特に0か100しか使えないはもっと駄目なの、最初は小さな積み重ねをして初めて大成が成せるの」
これは経験談で私も最初は自身の能力のコントロールに四苦八苦し続けていて相手してくれた美鈴さんや勇儀さん達の身体をあらぬ方向へ捻じ曲げたりして泣くことはあったけど今じゃ使いこなせれるくらいにはなったんだから……彼のワンフォーオールも必ず使いこなせれると信じている
「0か100が駄目で……力み過ぎない……」
「そ、最初は1から5の何処かでやることをお勧めするよ。最初っからオールマイトみたいにドカンと行ける訳じゃないんだからちょっと威力のあるパンチ位の認識でいいんじゃないかなぁって思うんだぁ」
「1から5……うん、出来るかは分からないけどなんとかなる気がしてきた!ありがとう博麗さん!」
「緊張が抜けたようで何より!私先行くねぇ〜」
そう言って私は足早に会場でもある雄英高校の中にはいる……後ろを振り返るとボンバへ君に絡まれたり別の中学の女の子と会話して顔赤くしてたりしてた……青春してるなぁ
暫くして……
筆記試験も無事に終わって移動先は多目的ホール的な場所……雄英広いなぁこうやって見ると……筆記はちゃんと見直しとか時間いっぱいまでやったから多分大丈夫だと思う多分きっとMaybe
『今日は俺のライヴへようこそ!エヴィバディセイヘイ!!!』
シーン……
『こいつぁシヴィーー!!!実技試験の概要をサクッと説明するぜ!アーユーレディ!?YEAHHHH!!!!』
なんて考えていたら実技の説明をするだろう先生が壇上で話し出したライブ風に……いや白けてるのに続けれるってメンタル鬼強かな?説明担当はヴォイスヒーロー《プレゼント・マイク》、雄英教師をしながらラジオもしており結構な人気がある人でもある……隣にいる緑谷くんが興奮しかけてるけど取り敢えず無視して説明を聞くのに集中することにした
『入試要項通り!リスナーにはこの後10分間の「模擬市街演習」を行ってもらうぜ!サポートアイテムの持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場に向かってくれ!』
ふむふむ……同じ学校のメンバー同士での連携が出来ないようにバラバラになってるのか、で4種類の仮想敵ロボが出現するからそいつらを潰して回って合計点で決まると……まあどうせそれだけじゃないんだろうけどね?
「質問よろしいでしょうか!プリントには四種の敵が記載されております!誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態「ちょっと待ちなよ」っ!なんだね今俺が質問をしている所だぞ!」
説明を受けているとカクカクした眼鏡の子が雄英の説明のやつに痴態と言ったから最速で反応しちゃったせいで変に注目浴びることになっちゃった……取り敢えず訂正とか言っといた方が良いよね?
「……先ずは口を挟んだ事に対して謝罪を申し上げます大変申し訳ござません、ですが口頭と記載で差異を生ませているのは何かしらの意図があると此方は認識していると思った矢先に痴態だのなんだのと仰られるのは少しお門違いでは?」
「っ!?なんだと?」
「もしかしたらワザと3種と口頭で言いつつ最後の方で大ボスとして出す……とか記載の方は4種だけど実は3種が正解だとか、所謂ブラフを見せている可能性もあります。プロの現場において正確な情報が届くとも限らない……それこそ偽情報を掴まされることだって有り得ます」
そう、プロの現場という物は常に何が起きるかを想定しないといけない……所謂「かもしれない運転」というやつだね、情報が正しいとも限らないしその点を注意しとかないとこの子早死しそうで怖い
『オーケオーケー受験番号7111くんナイスなお便りサンキューな!そして受験番号5112ちゃんもナイスなお便りだ!4種目の敵は0P!所謂おじゃま虫ってやつだ!スーパーマリオブラザーズやったことあるか?レトロゲーの!あれのドッスンみたいなやつだと思ってくれりゃいい!各会場に一体!所狭しと暴れまくる!逃げるもよし攻めるもよしのギミックだ!』
……マリオがレトロゲーム扱いされてるの凄い不服なんだけど?いや今はそんなことを思ってる暇はないや、要は倒してもいいし逃げてもよしの大型ってことね?アピールするにはもってこいじゃない
「成程……ありがとうございます!それと君!先程は済まなかった!」
「分かれば良いんです、先生も口を挟んでしまい申し訳ありません」
『いいさいいさ!間違いなんざ誰にだってあるんだからな!俺からは以上だ!最後に我が校”校訓”をプレゼントしよう!かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えて行く者」と』
ーさらに向こうへ
『Plus・Ultra!それでは皆良い受難を!!』
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プロからの有難いお言葉を頂き更衣室でジャージに着替えた後バスに乗り込み揺られながら次元収納ポーチの中を確認する……御札よし陰陽玉の霊力充填よしスペルカードよしお祓い棒よし月光と月隠もよし応急セットよし……コンディションよし!
「ケロ、あなた不思議なポーチを持ってるのね……何処のサポート会社の物かしら?」
不意に隣から話しかけられて横を見るとカエルの様な子が話しかけてきていた……諏訪子さんと違って割と本格的なカエルっぽくてちょっと可愛い
「えっと……これお母さんの知り合いの工房で作って貰ったやつで……サポート会社製の物じゃないの」
「ケロ、そうなのね……てっきりかなりの大手の所のを使っているのかと思ったわ。そういえば自己紹介がまだだったわね、私は蛙吹梅雨、梅雨ちゃんと呼んで」
「あはは、まあそう勘違いしちゃうよね……私は博麗祈梨、宜しくね梅雨ちゃん」
「ケロ?博麗?」
「うん、私の実家博麗神社の総本山で巫女やってるの」
そう言うと梅雨ちゃんは目をパチクリとしつつ数回瞬きをした……可愛い
「ご……ごめんなさいね、まさかそんな所の子とは思わなかったわ……巫女の仕事って辛かったりするの?」
「?全然だよ?修行はちょっと辛いけど皆優しいしいい人たちだし」
「しゅ……ぎょう?まあそうよね個性の訓練とかあるだろうし」
「あぁ〜えっとぉ〜どっちかって言うとこっちかな?」
「ケロっ!?まさかの物理!?」
「【やられる前にやれ】の教えの通りにやってるだけだよ?と言うか個性云々以前に身体作らなきゃ意味無いでしょ?要はそういうことだよ」
実際しんどい……特に遊戯さんとかイグニスさん達との格闘訓練、あの人たち容赦のよの字も無いから相手してて物凄くしんどいんだよね……いやもっとしんどい相手してる人いるけどさぁ
「あっ目的地に着いたみたい……お互い合格できるといいね梅雨ちゃん」
暫く揺れていたバスも停車していて扉が開いていてぞろぞろと一緒に乗ってた他の受験生に続くように私もバスから飛び降りてスタートラインに立つ、先に陰陽玉2個とお祓い棒構えとこ……流石にこんな狭苦しい所で刀2本出す訳にはいかないし
『はいスタート』
少ししてから扉が開くと同時に開始の合図が発生する、多分全部の演習場の準備が出来たからなんだろうけどこんなにいきなり来るんだね……スタートダッシュ出来て良かったぁ
『どうしたどうしたぁ!実戦じゃカウントなんざねぇんだぞ!走れ走れ!賽は投げられてんぞ!それにもうリスナーのひとりがスタートダッシュ決めてんだぞ!』
アナウンスから出る声を聞き流しつつ私は陰陽玉を左右に配置、装填されてるアミュレットの射出を扇状にセットしつつ走っていくと正面から大量のポイントの書かれたロボがいっぱい出てくる……早苗さんが見たら喜びそぉ〜ああいうやられメカ的なの
<標的発見!ぶっ殺す!>
<ヒャッハー!血祭りに上げてやらぁ!>
<私が全部倒してしまっても構わんのだろう?>
……なんか死亡フラグ立ててるやつとか語彙力溶けてるやつとかの電子音声が聞こえてきたけど取り敢えずぶっ潰せば関係ない!おりゃあー!(天覇風神脚の音)
<ビガー!サヨナラッ!>
「……これ作ってる人絶対音声ネタまみれにしたでしょ」
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一方その頃管制室にて……
「今年はいっぱいいい子が居そうねぇ」
「特にあのスタートダッシュ決めた子、博麗の力を上手く使いつつ飛んでくる瓦礫やスクラップにしたロボを上手く反発させて当てているのは流石だなぁ」
「体力、身体能力、反応速度、状況判断……ドレヲ取ッテモ一線級ナ辺リカナリ良イ教育ヲシタミタイダナ」
「それに負傷した子の応急処置をして御札で浮かせて離脱もさせている、後ろに下げるのもちゃんと考えているのは流石だ」
雄英が誇るヒーロー教師たちは今年の受験生の動きを見て感嘆・落胆・賞賛・分析と様々な観点から己の自己評価を各々好きなように口に出していく……その中では矢張り祈梨の動きはすぐに目に止まるのは当たり前の話でもある
まあそもそもとして鬼やら魔女やら……果てには蓬莱人や仙人神様達から戦い方を幼き頃より叩き込まれ続けているのだからこれくらい出来て当然だと本人は考えているのだろうがそんな事は知る由もない
「それじゃあ校長……そろそろ」
「うん、仕上げに入ろうか」
そう言って鼠の様な姿をした校長が【殺る気スイッチ】と書かれたボタンを迷わず押した……すると全ての演習場の奥の方が動き巨大なロボが出現した
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ズズゥン!!
「っ!?何の音!?」
「ケロ……あれは」
「おい見ろ!」
「なんだよあのデカさは!?」
出現したロボ……0Pは高層ビルを思わせるほど巨体でとてもじゃないけど倒せそうな見た目をしていない、多分試されてるんだ私たちの度胸を
「こんなの勝てっこねぇだろ!?」
「逃げろぉ!」
何人か逃げていく……寧ろそっちの方が都合は良いかな?瓦礫の撤去と怪我人の避難も済ませてるからある程度暴れても怒られたり……しないよね?大丈夫だよね?派手にやっても「修理費としてこの金額支払って下さいね?」とか言われないよね?……まあなるようになるかぁ
「梅雨ちゃん、私の後ろに居ててね?絶対護ってみせるから」
「ケロっ!?あれを倒すの?」
「もっちろん!だって私博麗の巫女なんだから!」
そう言いながらポーチから追加の陰陽玉を5つ取り出し周りに浮遊させる、博麗の巫女ならば必ず覚えなければいけない伝承された技は幾つかある……ひとつは体術の【天覇風神脚】、ひとつは結界術の【封魔陣】……そして
「博麗の奥義!とくとご覧あれ!」
取り出した1つの御札には【夢想封印】と書かれておりそれに霊力を込めると周りに浮いていた7つの陰陽玉が7色に輝き出した……ある程度距離が詰まったところに私は放った
「スペルカード発動!【霊符】夢想封印!」
最後のひとつ、絶対封印術でもある夢想封印を放ちロボは為す術なく直撃……出現してすぐに爆散するのはまあうん……運がなかったってことで
『はいしゅーりょー!』
撃破して少しした後試験終了のアナウンスが鳴り響いた……帰ったらお母さんに褒めて貰えるかなぁ?と一抹の期待を胸に抱えて私は帰路に着くことにした。あっ因みに帰る前に梅雨ちゃんの連絡先交換しました!合格したかどうかの確認も出来るし……無事に2人揃って合格できてるといいなぁ、勿論緑谷くんも……ね?
久々に書いたら結構長くなっちった……まあでもいっか!
次回何時になるかはわからんけど取り敢えず個性把握テストの所までは行きたいです