屋根ゴミ、キヴォトスに赴任する   作:シャザ

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プロローグ・裏 心の怪盗団、参上

 ふと、蓮は月光で目が覚めた。なんか深夜にしてはやけに明るいなと彼は不思議に思ったが、眠気が完全に覚めたわけでもなくこのまま寝直すのも簡単だろうともぞもぞする。

 しかし、そんな彼に向けてモルガナが鬼気迫る声を発した。

 

「オイ!!起きろレン、外の様子がおかしいぞ!!」

 

“んー……どうしたんだモルガナ…?”

 

 蓮は目をこすると、モルガナの方向を向く。そこにいたのは黒猫ではなく怪盗服姿のモルガナだった。

 

“……!?”

 

「なんでこの姿に戻ってるのかはワガハイにもわからん!確かなのは…街中にシャドウの気配がするってことだ!!

 

“なんだって!?”

 

 シャドウ。人間が普段は認知することがない無意識が怪物の姿を取った存在である。彼らは現実世界ではない《異世界》に潜み、普通の手段では傷一つつけられない。シャドウへの対抗手段はただ一つ、同質の力であるペルソナのみ。

 蓮が窓の外を見ると、緑色の月光を浴びながら仮面を付けたシャドウがそこら中を闊歩しているのが嫌でもわかった。

 

“モルガナ、外に出るぞ!連中が中に入ってこないとも限らない!”

 

「あぁ!久しぶりの実戦になるかもしれない、武器はちゃんと持ってるよな!?」

 

“当然!”

 

 蓮はカバンの中からモデルガンとナイフを取り出す。シャーレの部室があるビルから出た蓮の姿がスーツから黒いロングコートへと変わった。

 今の彼は先生ではなく心の怪盗団のリーダー、《ジョーカー》だ。ジョーカーは自身の手袋を引っ張りながら宣言する。

 

“さあ、ショータイムだ”

 

 

 ジョーカーは相棒のモルガナ…コードネーム《モナ》と視線を合わせる。ビルの外に出たのは良いのだがあちこちに棺桶のようなオブジェが立っていたからだ。

 

「……ジョーカー、コレなんだろうな」

 

“……棺桶のように見えるな。……なんでこんなものが街に?”

 

 モナは自身の得物であるカトラスを引き抜くと棺桶に斬りかかったが、カーンという金属音と共に弾かれてしまう。

 

「……ダメか。まったく手ごたえがねぇ、何でできてるんだよコレ…」

 

“傷一つ付いてないな。……遮蔽物にはぴったりだ”

 

 そう言いながらジョーカーはさっとカバーリングでオブジェの影に隠れた。

 

「相変わらず見事な隠れっぷりだ、ジョーカー!正直気味は悪いがここは利用させてもらおうぜ」

 

 そんなことを言うモナの後ろから巨大な口が目立つシャドウが近づいてくる。

 

『ギギヒャハハ!!』

 

“モナ、後ろだ!”

 

「おっと、油断も隙もねーな!!」

 

 モナはヒラリとシャドウの噛みつきを躱し、仮面に手をかける。

 

「さあ、正体を見せろ!」

 

 そのままシャドウの仮面を引き剝がすと敵は一瞬身震いして仮初めの姿を脱ぎ捨てた。

 

『クソッタレ!よくもやりやがったナァ!!』

 

 正体を現したシャドウはひょろりとした悪魔のような姿をしていた。シャドウは手に持っている槍を振り回して威嚇するが、ジョーカーは気にした様子もなくモデルガンの銃口を向けて引き金を引く。シャドウとの戦いにおいて、武器の真贋というものは関係がない。異世界ではモデルガンでも実弾が撃てるようになり玩具のナイフが本物の切れ味を持つようになるのだ。

 

“黙ってろ”

 

『ギャアッ!?』

 

 シャドウは羽根を撃ちぬかれ悶絶する。ジョーカーたちは隙をさらした相手を見逃すほど甘くはなかった。

 

“これで終わりだ”

 

「トドメだぁー!!」

 

 ジョーカーはシャドウを完膚なきまでに叩きのめし、ニヤリと笑みを浮かべた。

 

“フィナーレだ!”

 

THE SHOW'S OVER

 

 消滅したシャドウには目もくれず、ジョーカーはモナにニヤリと笑う。

 

“久しぶりにしては中々うまくいったな”

 

「あぁ…。………オイ、気づいてるかジョーカー」

 

“うん?……確かに誰かの視線を感じるな。隠れてないで出てきたらどうだ!”

 

 ジョーカーは視線を感じた方角に銃を向ける。

 

「………ククク、やはり誤魔化せる相手ではないようですね。たかが《ダイモーン》とはいえ、シャドウをいとも容易く退けるとは」

 

 そう言いながら現れたのは、黒いスーツを見に纏う怪人であった。単眼に放射状の亀裂が入ったその顔は、男が人型であれど人間ではない事を物語っている。

 

“何者だ。なぜこちらを観察していた?”

 

「………私のことは、黒服とでもお呼びください。無論仮初(かりそめ)の名前ではありますが、気に入っている名でして」

 

「黒服とやら、オマエはいったい()()()?シャドウじゃねぇみたいだが……」

 

「えぇ、ですがこんな場所で話すのもアレです。場所を移しませんか?」

 

“………わかった”

 

 ジョーカーとモナは黒服を名乗る存在についていく。案内されたのは廃ビルの一室であった。

 

「……ここならばシャドウに勘づかれる心配はないでしょう」

 

「……確かにこの辺りは敵意が薄いな。派手に暴れたりしなければシャドウも来ないはずだぜ…多分」

 

 モナも黒服に同意したので、ジョーカーはひとまず警戒を一段階緩めた。

 

“………じゃあ、話を聞かせてもらうぞ。お前は何者で、何故この世界にシャドウがいるのかを”

 

「えぇ、もちろん。先ほども自己紹介をしましたが、私は黒服といいます。……ええと、あなた方はなんとお呼びすればいいでしょうか」

 

“ジョーカー”

 

「モナだ」

 

「ではジョーカー、あなたはこのキヴォトスの外部からやってきた者…間違いありませんか?」

 

 二人は無言で頷いた。

 

「私もまた、この世界の外側から来訪した異邦人です。といってもあなた方の住んでいたところとは別口でしょうが」

 

“だろうな、今まで色んなことに巻き込まれたがお前みたいなのは初めて見た”

 

「ククク…正直でよろしい。ジョーカー、私はこのキヴォトスの謎を解くためにここにいるのです。この《影時間》もまた、神秘を紐解くための実験の一環でして」

 

 ジョーカーとモナは首をかしげた。黒服が聞き覚えのない単語を言ったからである。

 

「その《影時間》ってのはなんだ?」

 

「………ああ、ご存じではないようですね。シャドウを知っているから当然《影時間》も知っているものだと思っていました、申し訳ありません。……まず前提として、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。ちょうど一日が終わる午前零時に常人が感知できない空白の時間が存在しているのです」

 

“……空白の時間?”

 

「はい、その時間になると生きとし生けるもののほとんどが象徴化…棺桶のような物質に変化します、無論例外はありますが。そして影時間になると現れる存在こそシャドウというわけです。彼らは時折人間を影時間に引きずり込み、その精神を喰らう」

 

“……なるほど、あの薄気味悪いオブジェは人間だったのか。……引きずり込むというのは?”

 

 黒服の説明にジョーカーは怪訝な顔をする。

 

「先ほど象徴化の話をしましたが、影時間で人間が活動するには条件があるのです。シャドウに餌として招かれるか、ペルソナ使いの適正があるか。基本的にはこのどちらかを満たしている必要があります」

 

「なるほど、ここのシャドウはずいぶんたちが悪いな…。精神を食われたやつが廃人化してもおかしくない…」

 

「ええ、シャドウに襲われた者の末路は様々です。モナの言うように廃人と化す者、変死体として発見される者、そのまま行方不明になる者。実際のところなぜここまでバリエーションに富んでいるのかはわかっていません。たいして興味も湧かないというのが実情です」

 

“……逆に言えば興味が湧けば手を出すんだな”

 

 ジョーカーの言葉に黒服は笑った。

 

「クックック、そうですね。私は悪い大人ですよジョーカー」

 

“……それで?お前は人がいくら死のうが興味がないことはよくわかった。……だったらお前はこの世界で何をしようとしているんだ?”

 

「もちろん研究ですよ。……影時間はキヴォトス特有のものではありません。かつてはキヴォトスの外でも同様の現象が発生していたようですが、ある時期を境に影時間は無くなったようです。……まあそんなこともあるだろうとその時はそう思っていました。……《認知訶学》という学問を知るまでは」

 

“………!!?”

 

 聞き覚えのある単語にジョーカーは唖然とする。何故ならば認知訶学は心の怪盗団と切っても切り離せないものだからだ。モナも動揺しているのか黒服に詰め寄る。

 

「オイ、ちょっと待てそこと関わってくるのか!?」

 

「シャドウが潜み、適性のない人間はその存在すら知覚できない。影時間と認知の世界には共通点が存在していたのです。それならば認知世界をうまく調整できれば疑似的に影時間を創りだせるのではないかと考え、試行錯誤してできたのがキヴォトスの影時間です」

 

“普通にヤバいことしてないか?”

 

「ただ、私としては不満が残る形となってしまったのも事実。大型シャドウ十二体とタルタロスをどうしても再現できなかったのです。……ああ、タルタロスというのは……」

 

 黒服が説明を続けようとしたその時だった。

 

「誰か、助けてええええ!!」

 

 夜の街に少女の悲鳴が響き渡る。ジョーカーとモナは黒服を睨んだ。

 

“……今の声は”

 

「ただシャドウが狩りを行っているだけです、気にしないでもいいでしょう。では、説明の続きを…」

 

“……悪いがそういうわけにもいかない。その話はまた今度聞かせてもらう”

 

 ジョーカーは窓を蹴りで叩き割り、モナと共に飛び出していった。一人残された黒服はため息をついた。

 

「……はぁ、物好きな方ですね」

 

 

 その日、少女はちょっとした用事でD.U.へとやってきていた。彼女は正義実現委員会所属である。矯正局から脱走した連中が暴れまわったので上司のハスミから復興支援を命令された彼女は仲間たちとともに業務をこなし、終わるころには深夜になっていた。

 

「はぁ、疲れたねー」

 

「そうだね、そろそろ帰っちゃお」

 

 ……その時だった。

 

『クククク…』

 

「………へ?」

 

「どーしたのキョロキョロして」

 

「……今、変な笑い声聞こえたんだけど」

 

「私じゃないわよ、聞き間違いじゃない?」

 

「………そうかなぁ」

 

「気にしすぎんの良くないよ?」

 

 友達は心配性の友人にそう言うが、本人は背筋に冷たいものが走る。

 

「あ、あはは…そ、そうだよ、ね……?」

 

 少女が友達の方を振り返る。……が、今たしかに友達がそこにいたはずの場所には黒い棺桶が佇むだけだった。

 

「…………エ?」

 

 少女は周りを見渡す。……今までまばらに歩いていた人々は、彼女を除き全て象徴化してしまっている。

 

「な、なに……これ…」

 

『ククク、ハハハハ……!』

 

「…!?」

 

 少女は銃を構える。上空から降りてきたのは仮面を付けた天使のような存在だった。光り輝きながら天使は傲慢に言い放つ。

 

『人間よ喜びなさい!』

 

「な、何の話です!?」

 

『もちろん、この《アークエンジェル》の糧となれることをですよ!!あなたの心を喰らうことで、私は新たなる位階へと昇りつめるのです!!』

 

「や、やだ───!!」

 

 少女は銃を乱射するが、アークエンジェルにはかすり傷しかつかない。

 

『ククク、抵抗は無意味ですよ!!』

 

 アークエンジェルは少女に剣を振り下ろす。ギリギリのところで避けられた彼女は深く突き刺さった剣を見て本物の凶器だと気づく。

 

(こ、殺される…!逃げなきゃ、速く逃げなきゃ!)

 

 少女は声の限り叫んだ。自分と同じような人間がこの世界に迷い込んでいるかもというか細い希望に賭けたのだ。

 

「誰か、助けてええええ!!」

 

 

 少女はひたすら逃げたが、アークエンジェルを振り切れるほど足が速いわけではなかった。時折刃が背中をかすめ、その度に少女は自分の寿命が縮むような感覚で精神がすり減った。

 そして、必死の逃亡はあっけなく終わった。彼女は路地裏の袋小路に入ってしまったのだ。

 

「い、行き止まり……」

 

『ちょこまかと逃げ回って…!非常に腹がすきました、痛めつけてから喰らってやるぞこのメス猿めがァ!!』

 

 激昂するアークエンジェルはもはやなりふり構わず少女に襲い掛かる。

 

(……もう駄目だ…。私、ここで死んじゃうんだ……)

 

 少女はぎゅっと目をつぶり、その時を待った。……が、何時まで経っても振り下ろされたはずの剣は彼女を斬り裂くことはなかった。

 

「………?」

 

 恐る恐る目を開ける。

 

『ガアアアアアッ!!?』

 

 そこでは信じられない光景が広がっていた。黒い翼を持つ異形の怪人がアークエンジェルを地面に叩きつけて拘束していたのだ。

 怪人のそばには黒いコートを身にまとった大人がいる。彼は押さえつけられたアークエンジェルには見向きもせず、少女に声をかけてきた。

 

“間に合ったようだな”

 

「あ、貴方は……?」

 

“……心配するな、すぐに終わらせる”

 

 ジョーカーはもう一人の自分《アルセーヌ》に命じた。

 

“やれ、アルセーヌ!!”

 

 アルセーヌは闇のオーラを右手に纏わせアークエンジェルに叩き込む。呪怨属性の魔法である《エイガ》は天使の身体を容赦なく抉り取った。

 

『グアアアアッ!!!』

 

 アークエンジェルは一瞬ひるんだものの、大ダメージを受けてリミッターが外れたのかとんでもない力でアルセーヌを引き剥がす。

 

『殺す、コロスころす殺すゥウウウ!!』

 

 殺気のこもった怒声を聞いても、ジョーカーは涼しい顔。ボロボロになったアークエンジェルは《大切断》でジョーカーを両断しようとする。

 

“アルセーヌ!!”

 

『クハハハハ!!堕ちろ天使!!』

 

 アルセーヌは再び《エイガ》を放つ。剣を振りかぶったアークエンジェルはあっけなく闇の奔流に飲み込まれた。

 

『ば、馬鹿な……』

 

 闇に溶けていく天使と役割を終えて仮面へと戻るアルセーヌ。その光景を少女は生涯忘れられないだろうと思った。

 ジョーカーはぺたりと座り込んでいる少女に話しかける。服はあちこちほつれてはいるものの、本人に大きな怪我はなさそうだ。

 

“大丈夫か?”

 

「あ、ハイ…。た、助けてくれてありがとうございます!」

 

“礼には及ばない。たまたま通りがかっただけだ”

 

「いえ…貴方が来てくれなかったら私は死んでたと思うので……。あの、お名前を教えてもらえませんか?」

 

“ジョーカーだ。……もし困ったことがあったらこの街にあるシャーレの部室を訪ねてみるといい。酔狂な大人が相談に乗ってくれるから”

 

 ジョーカーは颯爽とその場を後にする。少女は慌てて追いかけようとするが、気づいた時にはジョーカーはワイヤーフックで飛び去っていた。

 

 しばらくジョーカーが移動していると、道中でモナと合流する。モナは少女の助けを呼ぶ声に引き寄せられたシャドウを誘導していたのだ。

 

「で、どうだったんだ?」

 

“アークエンジェルに襲われていたから倒したよ”

 

「そうか…」

 

 ジョーカーはため息をつく。昔の自分ならアークエンジェルなど片手間でも倒せていたはずだ。数年のブランクは大きい。

 

“鈍ったな…。アークエンジェルなんかカモシダパレスにいた敵だぞ、一発で仕留められないなんて…”

 

「……おや、実力不足を感じているようですね」

 

“……!?く、黒服!いつからそこに…”

 

 ジョーカーはいつの間にかそこにいた黒服に驚いた。

 

「一部始終を記録させてもらいました。……中々興味深いデータです、そこで提案があるのですが…。私と取り引きをするつもりはありませんか?」

 

“……取り引き?”

 

「ええ、大人のペルソナ使いの戦闘記録は貴重です。キヴォトスにもペルソナ使いはいますが…そのほとんどが学生なので」

 

 どうやら黒服はこのキヴォトスのペルソナ使いについて調べ上げているようだ。

 

“……それで?”

 

「あなたにはこちらが提示するシャドウの討伐や道具の納品を行ってもらいたいのです。もちろん、取り引きですから報酬は用意させてもらいます。……どうでしょうか?」

 

“……こちらが要らないものを押し付けられても困る。依頼内容と報酬はできる限り吟味させてもらうが、それでいいなら”

 

「……契約成立、ですね」

 

 黒服からの好奇心を感じる……

 

我は汝…汝は

汝、ここにたなる契りを得たり

 

契りはち、

歪んだ着点を打ち破る楔なり

 

我「悪魔」のペルソナの生に祝福の風を得たり

を切り開く、更なる力とならん…

 

悪魔 黒服 RANK1

★★★★★★★★★

 

「………ククク、良い取引になることを期待しますよ」

 

“そうだな……裏切ったらどうなるかはわかってるな?”

 

「ええ、もちろんです。……おや、そろそろ影時間が終わるようですね。……では次の影時間でお会いしましょう、ジョーカー」

 

 黒服は去っていった。なんともつかみどころのない男である。ふと、ジョーカーは自分の格好が元に戻っていることに気づく。

 

「……お、街の様子も戻ったみたいだぜレン。帰って寝直さないか?」

 

 黒猫の姿に戻ったモナ…モルガナに蓮は頷いた。

 

“ああ、まさか深夜にこんな時間が起こるなんてな…”

 

 

 

 数日後、キヴォトスで二つの噂が徐々に広がり始めた。一つはシャーレの先生なる人物が人助けをしていること。もう一つは深夜にD.U.エリアを駆ける仮面の男の噂であった。




《影時間》
黒服が認知訶学を用いて再現した疑似的な影時間。タルタロスと大型シャドウが存在しないという大きな差異こそあるが、それ以外は本来の影時間と見分けがつかない。

《D.U.エリア》
ゲヘナエリアから侵攻する悪魔型シャドウと同じくエリアを手中に収めようとするトリニティエリアの天使型シャドウが戦争をする危険地帯。出現するシャドウのレベル帯は10〜30と幅広い。

《ダイモーン》
レベル10 耐性:火炎 無効:呪怨 弱点:銃撃、電撃、祝福 アルカナ:悪魔
普段はゲヘナエリアに生息しているしたっぱシャドウ。アギやムド、スラッシュなどを習得するが弱点が多い。
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