屋根ゴミ、キヴォトスに赴任する   作:シャザ

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4話 悪徳セールスに天誅を

 蓮がアビドスのみんなとラーメン屋に行った翌日、いつもの教室に行った蓮を待っていたのは拳銃をクルクル回転させていたシロコであった。

 

「あ、先生。こんにちは」

 

“こんにちは、シロコ。何やってたの?”

 

「ガンスピンの練習。アビドスに来たばかりのころ、ホシノ先輩が暇つぶしとして教えてくれたんだ。……昔は弾が入った状態でやってホシノ先輩の額を撃ったりしてたなぁ、懐かしい」

 

『キヴォトスの人間じゃなかったら大惨事じゃねーか』

 

“や、やんちゃだなぁ…。……シロコ、私にもやり方を教えてくれないか?”

 

 シロコは頷いた。

 

「うん、いいよ。……あ、でも拳銃は今コレしかなくて…。貸した方がいい?」

 

“ああ、それは大丈夫。モデルガンは持ってるから”

 

 蓮はモデルガンのトカチェフを取り出す。大学の卒業祝いにミリタリーショップの店長である岩井から贈られた特別モデルだ。銃身には心の怪盗団のマークと『TAKE YouR heaRT』という文字が刻まれていた。

 

「……このマークは?」

 

“……昔私がシロコたちと同年代だった時に、心の怪盗団っていう義賊がいたんだ。これは怪盗団が予告状を悪人に送り付けるときに一緒に描いていたシンボルだよ”

 

「へぇ…。先生は怪盗団が好きなの?」

 

“……そうだね。青春の1ページを彩る、良い思い出だ”

 

『にゃふふ…懐かしいなぁ。悪党を改心させたり聖杯ぶっ倒したり日本一周したり、色々やったもんだ』

 

 

 しばらく練習していると他の仲間たちも教室にやってきた。ノノミがオヤツやジュースを用意するのを見てからアヤネが言った。

 

「それでは、アビドス対策委員会の定例会議を始めたいと思います。本日は雨宮先生もいらっしゃるので真面目に!会議をしてくださいね」

 

「はーい☆」

 

「もちろん」

 

“(いつもは真面目じゃないのか…?)ねぇアヤネ、いつもどんな話をしているんだ?”

 

「はい、良い質問ですね雨宮先生!主にヘルメット団の襲撃への対処とか、借金の返済に充てるための方法などを話し合ってるんですが……中々まとまらなくて」

 

 アヤネはため息をつく。確かに個性豊かなアビドスの少女たちの意見をまとめるには長時間のすり合わせが必要だろう。こういう時カリスマ性の高いリーダーが居ればいいのだが、年長者のホシノはちょっとカリスマのあるリーダーには向いてないように見える。

 

「とりあえず、今回の議題は最優先の問題である『学校の負債をどう返済するか』です!具体的な意見がある人は手を挙げてください!」

 

「はーい!」

 

「はい、一年の黒見さん。発言どうぞ!」

 

「………あのさ。ちょっと肩に力入りすぎじゃない?」

 

 セリカに指摘されたアヤネは困ったような笑みを浮かべる。

 

「セリカちゃん、せっかくの会議だし…」

 

「そうだよ~、それに先生もいるし有意義な話をした方がいいんじゃな~い?」

 

「ん、だいたい変な茶々を入れてるのホシノ先輩だよ」

 

「それは言わない約束じゃーん…」

 

 ホシノはせんべいをボリボリと齧る。緊張感のない先輩をじとーっと睨みつけてから、セリカは大声で言った。

 

「とにかく!対策委員会の会計担当として、今の状況はまったく良くないと断言するわ!このままだと廃校待ったナシ!!わかってるの先輩たち!?」

 

「うへー…」

 

「毎月の返済額は利息だけでも788万!アビドスに潜んでる賞金首を狩ったりバイトで稼いでるけど……正直利息だけでも厳しいわ。とにかくドッカーンと一発デカいの当てないと!」

 

“……具体的には?”

 

 セリカは目をキラキラさせながらチラシを見せてきた。その様子から蓮はとんでもなく嫌な予感がする。例えるなら三島あたりがいいバイト紹介するよとでも誘ってきた感覚に似ていた。

 

「ミレニアムで幸運のゲルマニウムブレスレットっていうのが流行ってるらしいの!持ってるだけで金運アップ、他の人に紹介して売ればさらに上がるんだって!この前ミレニアムから来た疑似科学部の部長って子が説明会やっててね、すっごく話が上手くって買っちゃった!」

 

“………典型的なネズミ講じゃないか!普通に詐欺だよそれ、会計担当がそれじゃダメだろう!”

 

「セリカちゃんそれどれくらいの値段だったの!?」

 

 セリカは責められていることに気づき、顔を青くした後ゲルマニウムブレスレットの値段を白状した。

 

「………に、二十万……」

 

「このお馬鹿ぁ!!」

 

「あちゃー、やっちゃったね。…でも、疑似科学部なんて初めて聞いたなぁ。最近こっちに来た悪党かもね」

 

 ホシノが賞金首リストを確認している間に、アヤネは気を取り直して他の意見を聞いてみることにした。

 

「とりあえず二十万をぼったくられた会計担当の黒見さんの話はここまでにして…。他に何か意見のある方は……」

 

 シロコが手を挙げる。

 

「ん。いい考えがある」

 

「はい、砂狼さん…。なんか既に嫌な予感しかしませんが…」

 

「銀行を襲う。ターゲットは市街地にある第一中央銀行で……」

 

「駄目に決まってるでしょう!!?」

 

 シロコはとっても残念そうな顔をした。

 

「もう既にいろいろ準備してたのに……。ほら、覆面も全員分あるよ」

 

「わあ、なんだかレスラーみたいでカッコイイですね☆」

 

「ま…まさかさっきから真剣そうに地図を見てたのって逃走ルートとか考えてたんですか!?もう一度言いますけど、駄目です!」

 

「そうよ、借金を返すために犯罪者になるなんて本末転倒じゃない!!」

 

 シロコは反対されてふてくされたのか机に突っ伏してしまった。

 

「むー………」

 

「……はい、そこでいじけてるシロコ先輩は放っておきましょう。では、次!」

 

「はいはーい!それでは私がすっごい良い案を発表しまーす!」

 

「では、十六夜さん発表をお願いします!」

 

 ノノミはニッコニコでシロコに言った。

 

「ふふふ、シロコちゃん。いい子のアヤネちゃんがマルチ商法とか銀行強盗みたいな犯罪行為に首を縦に振るわけないんですよ!」

 

「んん……?」

 

「時代は、学園アイドルです!昔アニメで見たんですよ、廃校の危機にある高校に通う少女たちがアイドルグループを結成して大人気になって、学校を復興するんです!」

 

「却下で」

 

 ホシノは首を横に振った。ノノミは意外そうな顔をする。

 

「あ、あら?これも駄目なんですか?せっかく徹夜でポーズとかも考えたのに…」

 

「ぶっちゃけさ、アイドルとして有名になるのにどのくらい時間がかかるかわかんないよね?ダンスや歌の練習が実を結ぶとも限らないし…」

 

「うーん……いつも通り、まったく話が進みません………」

 

 アヤネは頭を抱えている。蓮はしばらく考えてから、ミレニアムのユウカに電話をかけた。

 

“……もしもし、シャーレの雨宮です”

 

『せ、先生!?どうしたんですか急に…』

 

“いきなりで悪いんだけど、疑似科学部っていう部活に心当たりはある?”

 

『………今のミレニアムにそんな部活はありませんよ』

 

“今の、ということは昔はあったんだね?”

 

『………そうですね。誤解がないように言っておきますが、研究テーマが軽視されたり否定されたわけではありません。ミレニアム内でも占星術などの疑似科学を学んでいる生徒はいますから。……ですが疑似科学部はインチキ商売にばかり熱心で肝心の疑似科学は金儲けの道具としか思ってないんですよ!!最終的にリオ会長が予算を停止して部活自体が廃部になりました。……部長の《吾妻(あずま)ミライ》と疑似科学部の部員たちはその日から学校に来ていません』

 

“吾妻ミライ……ね。教えてくれてありがとう、ユウカ。このお礼はいずれさせてもらうよ”

 

『あ、はい…。ではまた』

 

 電話を切った蓮はそのままホシノに話しかけた。

 

“ホシノ、吾妻ミライっていう生徒について調べてくれないか。……例の疑似科学部の親玉らしいんだけど”

 

「吾妻ミライね、りょーかい。……お、コイツヴァルキューレに指名手配されてるじゃん。二百万だって」

 

「…………よし、狩ろう」

 

「賛成です☆」

 

「ええ……いいのかなコレ…」

 

 騙されたセリカ本人は乗り気ではないようだが、対策委員会一同は可愛い下級生を騙した疑似科学部をとっちめる方向でまとまりつつあった。

 

 

 アビドス自治区の隅にある寂れた倉庫で、疑似科学部元部長の吾妻ミライは電話をしていた。

 

「はい、はい~。では、またー。……まったく、金を稼ぐためとはいえこんな砂漠地帯でコソコソしないといけないだなんて…。あの女さえいなければ、今も私はミレニアムの一室でぬくぬく稼げていたというのに……」

 

 正直、今の疑似科学部はよくない状況である。この辺りは過疎化が進んでいて商売もクソもないし派手にやればこの辺りを根城にしているカイザーグループに目を付けられるからだ。

 

「こんな場所にいるのは物好きかカイザーの社員か引っ越しすらできないほど困窮した老人くらいなものです。ですが、今こそ耐えるとき!」

 

 ミライはいずれミレニアムに戻り、自身と部員が巨万の富を得るであろうことを疑っていなかった。そんな皮算用をしていた彼女に、部員の一人が声を掛けてくる。

 

「部長、なんか今黒見セリカとかいう子から電話がかかってきたんですが」

 

「黒見…?………ええっと、どちら様です?」

 

「なんか前にゲルマニウムブレスレットを買ったけど、クーリングオフしたいとか抜かしてます。どうします?」

 

「適当に理由を言って誤魔化していいですよ。契約の問題で100%買った側の責任ですので、クーリングオフなどは出来ませんとでも伝えてください」

 

「了解です」

 

 しばらくして、部員の一人が首を傾げながら報告してくる。

 

「なんか誤魔化したらもういいって言われました。なんだったんですかね?」

 

「気にしない気にしない。どうせ情弱の妬み僻み……」

 

 ミライがそこまで言った瞬間、複数人が窓をぶち破って倉庫内に侵入してきた。

 

「………ひょ?」

 

「セリカ、擬似科学部の部長ってどれ?」

 

 シロコは一緒に突っ込んだセリカに聞く。セリカはミライを指差した。

 

「アイツ!」

 

「擬似科学部の皆さんこんにちは〜☆うちの後輩にインチキブレスレットを売りつけた悪い子たちにおしおきしに来ましたよ〜」

 

「は、はぁ…!?なんなんですかあなた達、いきなり押し入ってきて!不法侵入ですよ!?」

 

「ここ、今は誰も使ってないはずなんだよね〜。うちのアヤネちゃんがちゃんと調べてくれたから裏どりもバッチリだよ?」

 

 ホシノは敵に銃口を向ける。絶体絶命のミライは話術でこの場を切り抜けようと試みた。土下座をしながら心にもないことをベラベラと喋りだす。

 

「も、申し訳ありません!わ、私たちだって本当はこんなことしたくないんですよ…。学校から追い出されて今日を生き延びるためには手を汚すしか方法がなかったんです!こ…この自治区からは撤退します、もう二度と来ません!見逃してはもらえませんか!?」

 

「………ふーん、そうなんだぁ」

 

 ホシノはゆっくりとミライに近づいて、彼女の肩に手を置いた。ミライは内心ほっとする。

 

「……わかってくれたようです、ね……」

 

「見逃すわけないじゃん」

 

「……え?」

 

 顔を上げたミライの肩を、ホシノは握力だけで粉砕した。ミライの顔はあっという間に真っ青に染まり、痛みで絶叫する。

 

「あ、ああ゛あ゛あ゛ぁ!!?な、なんで?どうしてぇ!?」

 

「だってお前賞金首だもん。今の話が本当だろうが嘘だろうがどうでもいいし、こっちは借金で切羽詰まってるんだよねー」

 

「や、やめ……」

 

 ホシノはショットガン五連射で詐欺師を文字通り黙らせてから、仲間たちに指示を出した。

 

「みんな、残りの雑魚は任せたよー」

 

「「「はーい!」」」

 

 

 統率を失った疑似科学部の面々が対策委員会に勝てるわけもなく、簡単に制圧された。蓮は逃げられた時のために逃げ道になりえるルートに簡易的なバリケードを設置したものの、使われることがなかったそれに微笑んだ。

 

“……お疲れ様”

 

 詐欺師集団を遠路はるばる回収しに来てくれたヴァルキューレに引き渡してから、一行は柴関ラーメンで夕食を取ることにした。

 

「いらっしゃい!」

 

“柴大将、来たよ。六人なんだけど、席空いてるかな”

 

「おぉ、セリカちゃんもいるのか。今度またシフトに入ってくれると助かるよ」

 

「はい、もちろんです!」

 

 席に着いた蓮はいい笑顔でみんなに言った。

 

“みんな、今日はトッピングを一つくらい追加してもいいんじゃないかな”

 

「おー、ということはまたおごってくれるの?ありがと先生!」

 

「今回の疑似科学部にかかってた賞金のおかげで、借金も返せるもんね。まあ、それにしたって全額返済には程遠いんだけど…」

 

 セリカはため息をついた。二百万の賞金を手にしても返せる借金は雀の涙、まさしく賽の河原で石を積んでいる気分である。

 

「そうだね。どっちにしても大きく稼げる方法は必要。………やっぱり銀行強盗しかないかも」

 

「………シロコ先輩がやりたいだけでは?」

 

 そんな風に話していると、店内に新しい客が入ってくる。おどおどとした女の子は不安そうに店長に話しかけた。

 

「あ、あのぉ……」

 

「うん?いらっしゃい!何名様?」

 

「え、ええっと…その……このラーメン屋で、一番安いメニューって…おいくらですか…?」

 

 奇妙な質問をした女の子に、柴大将は怪訝な顔一つせず答える。

 

「柴関ラーメン並盛が580円だよ。うちの看板メニューさ」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

 少女は店を出た。……と思ったらすぐに四人組が入ってくる。明るそうな女の子がニッコニコで言った。

 

「えへへっ、やっと見つかったねアルちゃん!600円以下のメニューだよ!」

 

「ふふふ、言ったでしょう?何事も解決策はあるものだって」

 

 アルと呼ばれた少女は悪そうな笑みを浮かべている。

 

「さ、さすがはアル様です……」

 

「……はあ」

 

「それじゃ、四名様ご案内だ。そこの席どうぞ」

 

「んー…一杯しか頼まないし大丈夫だよ」

 

 柴大将は目を丸くする。四人で入店してきたのにラーメン一杯だけとはどういう意味なのか測りかねたからだ。

 

「んん……?いや、席は空いてるしゆっくり食べたらどうだい?」

 

「ありがと店長!それじゃあお言葉に甘えさせてもらうね。あと、わがままついでに箸は四膳でよろしく!」

 

「……………、わかった。ちょっと待ってな、すぐ作る」

 

 明るい性格の女の子が微妙な顔になった柴大将に気づき、隣にいたアルに声をかける。

 

「……アルちゃん、やっぱりコレはないよ。どうしてあんな雑兵雇うのに全財産使っちゃったの?」

 

「ふふ、ムツキ?敵の戦力は未知数なのよ?確実に勝つための必要な出資だったわ」

 

「……それにしたって四人分頼めるくらいの金は残してもよかったんじゃない?」

 

 髪が白と黒のツートンカラーの少女に言われて、アルはうぐっと変な声を出した。…が、咳払いを一つして誤魔化す。

 

「いいじゃない、こうしてラーメンにありつけたわけだもの」

 

「夕食代取っておかなかったのうっかりだよねぶっちゃけさ。アルちゃんのびびり」

 

 アルはムツキに小声で返す。

 

「………だって相手はあのホルスなのよ?そりゃ私たちにも新しい奥の手はあるけど、それでも確実に勝てるなんて言えないわ」

 

「……《暁のホルス》か。都市伝説の類だと思ってたけど、()()()()が実在するとわかった今、本当にいるんだろうね」

 

 少女たちが怪しい話をしていると、柴関ラーメンの並盛がやってくる。デーンという効果音と共に、山盛りのラーメン一杯が机に置かれた。

 

「………???」

 

「え、ええ!?な、なにこれ超大盛じゃん!?」

 

「十人前は普通にあるよコレ…」

 

「お、オーダーミスなのでは…?こんなの払えるお金なんてありませんよう……」

 

 少女たちの困惑を見ながら、柴大将は笑顔ですっとぼけた。

 

「いやぁ?ちょっと手元が狂っちまったみたいだなぁ。確かに柴関ラーメン並盛だと思ったんだが。……まあ、気にしないで食べてってくれよ!」

 

「わ、わあ…こんなラーメン初めて見ました……」

 

「よくわかんないけどラッキーだねアルちゃん!さっそく食べちゃお?」

 

「え、ええ…。いただきます」

 

 四人組はラーメンを分けてそれをすする。その瞬間彼女たちは満面の笑みを浮かべて言った。

 

「「「お、おいしい!」」」

 

「すっご…中々いけるじゃん!期待を大幅に飛び越えてった感じ!」

 

「でしょう?柴関ラーメンは最高のお店なんですよ!」

 

 隣の席からノノミが不思議な四人組に話しかける。

 

「あれ、隣の席の…?」

 

「はい、私ノノミって言います!柴関ラーメンは遠くから食べに来る人もいるんですよ」

 

「あら、そうなのね。確かに色々ラーメンは食べてきたけれど…ここのラーメンは五指に入る美味しさだわ」

 

「その制服、ゲヘナ?お隣さんとはいえ、よくここまで来たね」

 

 モノクロ少女は制服についた識別票を見て眉間にしわを寄せる。

 

(……連中の制服、アビドスじゃない?)

 

(アビドスだね。今回のターゲットだよ)

 

「うふふ、こんなに気が合う人たちに会えるなんて今日はいい日だわ!一期一会って最高ね!」

 

 アルは相手がアビドスの生徒だということにまっったく気づいていなかった。

 

(………あぁ、社長は気が付いてないなこの浮かれ具合だと)

 

(面白いしこのまま黙ってようよ)

 

 そういうとこだぞと言いたげな目線で鬼方(おにかた)カヨコはムツキにため息をつくのだった。

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