ハイスクールD×Dにワンパンなモブ参上   作:愛ネコ家

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遅い投稿ですが許して下さい。

ツッコミたくなる所はあると思いますがそっとここの内にしまって下さい。


第8話

 

レーエィングゲーム当日

 

「今日がゲームの当日かー」

ハッキリ言って眠い!

今1番したい事は何ですか?と聞かれたら、寝たいです!と即答できるぐらい眠い。

 

「蒼空さん」

 

「どうしたんだアーちん?」

 

「これから戦いが起こると思うと怖くて……隣に居てもいいですか?」

 

「いいよアーちん」

 

アーちんが俺の隣に震えながら座ってきた。

初めての戦いで怖がっているアーちんの気を落ち着かせる為に何か話題を出さないと。

 

「アーちんの格好、初めて会った時と同じだね」

 

「好きな服装でと言われたので悩んだのですが、この服が1番私らしいかなっと思いまして……」

 

「やっぱりアーちんはその服装が似合ってるよ」

 

「ありがとうございます。あの…蒼空さん」

 

「どうしたんだアーちん?」

 

「蒼空さんが側に居てくれたら私はどんな事があっても大丈夫な気がするんです。だから……ずっと蒼空さんの側に居てもいいですか?」

 

「……いいよアーちん。俺たちはもう家族みたいなもんじゃないか。だから、側に居てくれたアーちん」

 

「…ありがとうございます」

 

俺は家族を……アーちんを守る事を誓った。

 

 

深夜11時40分 駒王学園旧校舎

 

イッセーside

皆んな時間が来るまでそれぞれ1番リラックスできる方法で待機している。

 

アーシアはおどおどしながら蒼空の腕を抱いており、木場は自分の装備のチエックをしていたり、小猫ちゃんは読書をしていたり、朱乃さんとリアス部長はソファに座ってお茶を飲んでいた、そして蒼空は、目を瞑っていた。

恐らく集中しているのだろう。

 

開始10分前になった時部室の魔法陣が光りだし、グレイフィアさんが現れた。

 

「皆さん、準備はお済みになられましたか?開始10分前です」

 

グレイフィアさんが確認すると皆んなが立ち上がった。

あれ?蒼空だけが立っていないぞ?まだ集中しているのだろうか?

 

「開始時間になりましたら、ここの魔法陣から戦闘フィールドへ転送されます。場所は異空間に作られた戦闘用の世界。そこではどんな派手なことをしても構いません。使い捨ての空間なので思う存分にどうぞ」

 

なるほど。悪魔は戦闘用のフィールドを用意できるのか。

 

 

イッセーside out

 

蒼空side

 

「起きなさい蒼空!」

 

「んーー………後5分……」

 

「寝るな!」

 

「……何すかリアス部長?」

 

「何すかじゃないわよ!早くイッセーと小猫と一緒に体育館に行くのよ!」

 

「えー」

 

「早く行きなさい!」

 

「へーい」

 

 

俺たちは今、体育館の中にいる。

イッちんが演壇の端っこからコートを見ようとした時「……気配。敵」と小猫ちゃんが言ったのでそれを聞いて中二病かな?と思ってしまったがいきなり体育館に大声が響いた。

 

「そこにいるのはわかっているわよ、グレモリーの下僕さんたち!あなたたちがここへ入り込むのを監視していたんだから」

 

いやん♡ストーカーとかは思ってない。

ちょっとストーカーみたいと思っただけである。

 

俺たちは壇上に姿を現した。

体育館のコートにはチャイドレスの女の子と双子とイッちんを打ち倒した子がいた。

 

「ブーステッド・ギア、スタンバイ」

 

『Boost!!』

 

イッちんが戦闘態勢に入り倍加が始まった。

 

「蒼空先輩は双子の『兵士』をお願いします。イッセー先輩は残りの『兵士』をお願いします」

 

「おう!」

 

「寝みいー(返事)」

 

俺たちはお互いの相手と対峙する。

俺の相手の双子が小型のチェーンソーをニコニコ顏で取り出した。

 

危険な音を立てるチェーンソーを構える双子

 

「「解体しまーす♪」」

 

双子が楽しそうに宣言する

 

「じゃあ俺は逃げまーす♪」

 

俺はクルッと180度回転し、どこぞの怪盗がする逃げる時の走り方をして逃げる。

 

「あ!待てー!」

 

「待てませーん」

 

双子と追いかけっこをしている間に小猫ちゃんとチャイドレスの女の子が戦っており格闘戦が繰り広げられている。

 

イッちんと棍を持った女の子が戦っている、イッちんは防御に徹しており何かする気なのだろう。

イッちんは今までに比べて体が動いているようで修行の成果が出ている。

 

俺は今体育館の角に追い込まれている。

 

「追い詰めたわよ!今度こそバラバラによ!」

 

「きゃー!エッチィーやー」

 

「何がエッチィーよ!」

 

そう言いながら双子が俺にチェーンソーを振り下ろす。

 

「当たらんよぉ!」

 

俺は海に漂う海藻のように体をユラユラと不規則な動きをしてチェーンソーを避ける。

 

「なんで当たらないのよ!」

 

「フフフ、それは眠いからだよ」

 

「関係あるか!」

 

怒られたよ!

 

『Boost!!』

 

イッちんの神器の3度目の倍加が終了した時。

 

「いくぜ俺の神器くん!」

 

『Explosion!!』

 

「まずはキミだ!」

 

イッちんは棍を持った女の子に駆け出した。

今までのイッちんに比べて遥かに速い動きで女の子に近寄る。まるで少女に駆け寄るGの様である。

 

「すげーなおい!今までのイッちんには出来ない動きだ!まるで……Gのような素早さだ!」

 

「失礼だろ!」

 

そう言いながらスピードを緩めず棍を持った女の子に近寄る。

 

それを迎え撃とうと渾身の突きを女の子が出した。

それをイッちんは体を捻り突きを避ける、隙の出来た女の子の棍を掴み手刀で叩き折る。

その時痛そうな顏をしていた、間も空けず女の子を突き飛ばす。ちゃっかり胸を触っていた。

 

「キャッ!」

 

女の子が悲鳴をあげながら床に転がる

 

「蒼空!その子たちをこっちに!」

 

「?オッケー!」

 

俺は、斬り掛かってくる双子のチェーンソーを避けて背後に回り込み襟元を掴みイッちんの方に投げる。

 

イッちんは飛んできた双子に触れる。ちゃっかりお尻を触っていた。

 

「ふふふ、くらえ!俺の新必殺技!『洋服崩壊(ドレス・ブレイク)』」

 

パチン!イッちんが下衆な顏をしながら指を鳴らすと同時に棍を持った女の子と双子の服が弾け飛んだ。

 

は?

 

「「「イ、イヤァァァァアアアッッ!」」」

 

体育館に3人の悲鳴が響き渡る

3人ともその場にうずくまり大事な部分をかくそうとしている

 

「アハハハハ!どうだ!これが俺の技だ!その名も『洋服崩壊』!俺は脳内で女の子の服を消し飛ばすイメージだけを延々と、延々と妄想し続けたんだよ!魔力の才能をすべて女の子を裸にするためだけに使った!」

 

げ、下衆い!だが男なら誰もが考えるであろう技を完成させたイッちんに尊敬するぜ!脱帽。

そして、眼福ですな。

 

「最低!女の敵!」

 

「ケダモノ!性欲の権化!」

 

女の子たちの容赦ない罵りをイッちんは甘んじて受けている。

 

「……見損ないました」グサッ

 

しかし、小猫ちゃんのつぶやきは流石に胸に刺さったようだ。

 

「サイテーだイッちん」

 

「なんだと!?本当は喜んでるだろ蒼空!」

 

「そんな訳ないじゃないか。嫌だなぁ一誠君」

 

すまない。変態(友と呼ぶ)本当は俺だって喜んでいるさ!

けど!それよりも女の子たちの俺に対する評価が大事なんだ!

変態を選ぶか女の子を取るかで変態(友)が1で女の子が9で僅差で女の子なんだ。

 

『イッセー、蒼空、小猫。聞こえる?私よ!』

 

リアス部長から通信が入った。

 

「はい!俺たちは無事です!つーか、今のところいい感じです」

 

おいおい顔!顏がやばい!

 

『それは結構。でも、朱乃の準備が整ったわ!例の作戦通りにお願いね!」

 

俺は寝ていて作戦は知らないがイッちんと小猫ちゃんが視線を交わし頷き合い走り出した。

俺もそれに付いて行く。

 

体育館を出た瞬間、一瞬の閃光

 

轟音とともに巨大な雷の柱が体育館に降り注いだ。

 

そして、目の前にあったはずの体育館が無くなっていた。

 

「爆破(テイク)」

 

振り返ると、ニコニコ顏の朱乃さんがいた。

 

『ライザー・フェニックスさまの「兵士」3名、「戦車1名、戦闘不能!』

 

フィールドにグレイフィアさんの声が響く。

 

「「朱乃さんマジパネェっす!今の雷マジパネェっす!」」

 

俺とイッちんは震えていた。

あんな一撃を喰らったらひとたまりもねぇよ!

 

「『雷(いかづち)の巫女』それが朱乃さんの通り名だよ。部長がまだ正規のゲームが出来る年齢じゃないから、まだ朱乃さんは知る人ぞ知る存在だけど、それでも一部の者の間では有名になっているんだ」

 

その時、俺とイッちんは心に朱乃さんを怒らさないと誓った。

 

「やったね、小猫ちゃん」

 

イッちんが小猫ちゃんの肩を触ろうとした。けど、小猫ちゃんに避けられる。

 

「……触れないでください」

 

蔑んだ声と顔でイッちんを睨む小猫ちゃん。

 

「大丈夫だよ。味方には使わないから」

 

「……それでも最低な技です」

 

「そうだ!そうだ!」

 

「便乗してくるな!」

 

『皆、聞こえる?朱乃が最高の一撃を派手に決めたわ。これで最初の作戦はうまく出来たわね』

 

通信機からリアス部長の声が聞こえてくる。

寝ていたから作戦の内容は知らないけど。

 

『あの雷は一度放ったら二度目を撃つまで時間がかかるの。まだ相手のほうが数では上。朱乃の魔力が回復しだい、私たちも前へ出るから、それまで各自にお願いするわね。次の作戦に向けて動き出してちょうだい!』

 

「はい!」

 

元気よく返事するイッちん。その時

 

ドォンッッ!!

 

突然の爆砕音が発生する。音のした所を見ると……………小猫ちゃんが倒れていた。

 

sideout

 

イッセーside

 

突然の爆砕音が近くから発生し、音の出先に目を向けると、小猫ちゃんが倒れていた。

 

「小猫ちゃん!」

 

俺は急いで駆け寄り抱きかかえる。

小猫ちゃんの体と制服は爆発に巻き込まれたようにボロボロになっていた。

さっきの爆発音はもしかして…

 

「爆破(テイク)」

 

声が空から聞こえる。見上げれば、翼を広げて空に浮遊するフードを被った魔導師の格好をしている女性がいた。

ライザーの下僕!

ライザーの下僕が小猫ちゃんをやったのか!

 

「ふふふ獲物を狩るとき、獲物が何かをやり遂げた瞬間が一番隙だらけとなっていて、狩りやすい。こちらは多少の駒を『犠牲(サクリフアス)』にしてもあなたたちをひとつ狩れば十分。だだでさえメンバー不足なのですもの。それだけで大打撃でしょう?どうせ、私たちを倒してもライザー様は倒せないんですもの。あがいても無駄よ。」

 

愉快そうに笑うライザーの下僕。

 

「……イッセー先輩……蒼空先輩……朱乃先輩……」

 

小猫ちゃんが消え入りそうな声でつぶやく。

 

「……すみません。……もっと部長たちのお役に立ちたかったのに……」

 

「謝ることなんざねぇさ!俺らは仕事したんだ!問題ねぇ!待ってろ、アーシアが来ればすぐに回復ーーー」

 

小猫ちゃんの体が光に包まれ、しだいに体が透けていき、ついにこの場から消失してしまった。

 

『リアス・グレモリー様の「戦車」1名、リタイア』

 

無情のアナウンスが聞こえてきた。

部長から説明は受けている。俺たちは一定以上のダメージを食らい、その戦闘で再起不能になった場合、リタイアとなってフィールドから強制転送される。

転送先は医療設備の整った所と聞いている。

だから、大ダメージを受けても問題ない。死んだわけじゃない。

わかっている。頭ではわかっている。

 

俺は怒りで体中が震えていた。

 

「降りてきやがれぇぇぇ!俺が相手だ!」

 

俺は作戦のことを忘れて、小猫ちゃんを倒した敵を挑発していた。

 

「ふふふ。うるさい『兵士』の坊やね。あなたもさっきのお嬢さんみたいに爆発してみる?」

 

魔導師が腕をこちらへ向ける。撃たれる!そう身構えた時

 

「うるせぇ」

 

「!?」

 

ドスのきいた低い声が聞こえる。

後ろを振り向くと蒼空が魔導師を睨んでいた。

一目見て蒼空が怒っているのがわかる。

 

魔導師は気圧され後ずさる。

 

「おねぇさんよ、先に俺の相手してくれよ」

 

そう言って蒼空は魔導師に攻撃しようと攻撃態勢に入った時

 

「蒼空くん、あの人の相手を私に譲ってくださらないかしら?」

 

朱乃さんが蒼空に話しかけた。

 

「………分かりました、後はよろしく頼みます」

 

「ありがとう蒼空くん、小猫ちゃんの仇は私が取ります。この『女王』は、私の全身全霊をもって消しとばしますわ!」

 

朱乃さんの体を金色のオーラが包み込む。

 

「イッちん行くぞ」

 

「ああ!」

 

俺たちは木場が待つ運動場へ走り出す。

 

sideout

 

蒼空side

 

イッちんとはぐれてしまいました、マル。

 

運動場に向かっている時にトイレに行きたくなってトイレにって戻ってくるとイッちんが居なかった。

 

「全く!人がトイレに行っているのに置いていく子に育てた覚えはないわ!」

 

と、まぁボケはさておき。

気になった人はいるだろう、それは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大か小か。

 

あれ?気になってないって?それはごめんなさい。

 

まぁボケもこのぐらいにしてさっさと歩いて運動場を目指そう。

 

 

俺は今、校舎の屋上にいる。

なぜかと言うと、運動場で戦ってる皆んなを見ようと思って屋上に来た。

そしたらね、ボロボロのリアス部長とアーシアがいたんだ。おまけにチキンも。

 

「蒼空なんでここに!?」

 

「トイレ行ってました」

 

「真面目にしなさい!」

 

「そう言いましてもリアス部長、生理現象には勝てませんぜ」

 

生きとし生きるもの生理現象には勝てへんわ。うんうん

 

「アーちん、とりあえずリアス部長を回復してあげて」

 

「はい!」

 

それと

 

「ねぇチキン。美味しいチキン料理って何かな?」

 

「知るか!」

 

「えぇーひーどーいー。マジひどいんですけどー。マジチキンなんですけどー。プププ」

 

「何が面白いんだ!」

 

「え?なんも面白くねぇよ?」

 

「なぜ笑った!?」

 

「うっせチキン」

 

「……もういい」

 

そう言って怒ったライザーは火球を放ってくる。

 

「あらよっと」

 

カキーン!!

 

俺は火球をバットで打ち返す。

 

「「「え?」」」

 

蒼空以外のその場にいた全員が驚いた。

 

「な、なぜ唯の人間が俺の業火を打ち返せる!」

 

「そんなの簡単だ………俺はJリーガーを目指していたからだ!」

 

「Jリーガーはサッカーでしょ!」

 

ナイスツッコミですねリアス部長。

 

「くっ!ならこれはどうだ!」

 

ライザーは数発火球を放ってくる。

 

「俺は!錦◯圭を越える!」

 

それを俺はテニスラケットで打ち返していく。

 

「くそ!お前は何者なんだ!」

 

「俺か?俺は………モブキャラだ!」

 

シーン

 

「あれ?スベった?」

 

いやん、恥ずかしい。

 

『リアス・グレモリー様の「女王」1名、リタイヤ』

 

アナウンスが流れてくる。

朱乃さんがやられてしまったらしい。

 

ドォォオンッッ!

 

運動場の方から爆発音が聞こえてくる。

しばらくすると

 

『リアス・グレモリー様の「騎士」1名、リタイヤ』

 

木場もやられてしまった。

残っているのは、『王』のリアス部長。『僧侶』のアーちん。『兵士』のイッちん。そして『戦車』の代役の俺だけである。

 

「大丈夫ですかライザー様?」

 

どこからか朱乃さんと戦っていた焼き鳥の『女王』がやってきた。

 

「ああ何ともない」

 

少し分が悪いと思った。その時

 

「部長ぉぉおおおおッ!兵藤一誠ただいま参上しましたぁぁあッ!」

 

屋上全体に聞こえる程の声を張り上げてイッちんが登場した。

 

「イッセー!」

 

「イッセーさん!」

 

リアス部長とアーちんが歓喜の声をあげる。

 

「レイヴェルの奴、見逃したのか?」

 

どうやらイッちんは敵に見逃して貰えたらしい。

 

「ライザー様、私が『兵士』と『僧侶』と人間の相手をしましょうか?」

 

一歩前に出る「女王」をライザーは手で制す。

 

「リアス達の相手は俺がやる。そのほうがこいつらも納得するだろ。しかし、人間の方は厄介だ、お前が相手をしてくれ」

 

「かしこまりました」

 

どうやら俺の相手は「女王」らしい。

小猫ちゃんと朱乃さんの仇をとってやる。あと木場の分も。

 

「アーちん、イッちんの治療を」

 

「はい!」

 

アーちんがイッちんの治療をしようとしたとき」

 

「させませんわ」

 

「キャッ!」

 

アーちんの足元に魔法陣が現れアーちんの動きを止める

 

「悪いな。あんまり長引いてもキミらがかわいそうだ。その子を倒しても良かったんだが……。とりあえず、回復だけは封じさせてもらった。その魔法陣は俺の『女王』を倒さない限り解けない」

 

なるほど「女王」を倒せばいいと?小猫ちゃんや朱乃さんだけではなく、俺の家族に手を出すと?

 

「ぶっ飛ばすぞテメェ」

 

「心強いはね蒼空。イッセー、一緒にライザーを倒すわよ!」

 

「はい!」

 

そしてイッちんは神器を出現させる。

 

『Boost』

 

その音声が発せられた時、イッちんは血反吐を吐いた。

そして、ライザーが声をかけた。

 

「ブーステッド・ギアの能力は、想像以上に宿主を疲弊させるんだよ。体への負担は他の神器に比べると段違いに高い。この戦場を駆け回り、俺の下僕達と戦いながら、ブーステッド・ギアを使い続けた。ーーー」

 

ライザーは告げる、お前はとっくに限界なんだ、と。

 

しかし、イッちんはそんなことを言われても足に力を入れて立ち上がる。

 

「部長いきましょう!」

 

そしてライザーへ突っ込んで行った。

 

何度目になるかイッちんは倒れてもなおライザーに立ち向かう。

リアス部長は魔力が尽き、俺は傷だらけのイッちんを助けようにも、ライザーの「女王」の爆発に邪魔され助けることが出来ない。

 

「……イッセー、よくやったわ。もういいわ」

 

リアス部長がつぶやく。

 

「もういいの!イッセー!」

 

部長リアス部長がイッちんを止めるが、イッちんはノロノロと力なく立ち上げり一歩一歩前に進む。

 

「イッセー!止まりなさい!私の言うことが聞けないーーー」

 

そこまで言ってリアス部長は言葉を詰まらせた。

 

「あなた……こんなになってまで……」

 

見るとイッちんの体は傷だらけで双眸も虚ろであった。

 

「……バカね」

 

リアス部長は、前に出ようとするイッちんを抱きしめ、

 

「お疲れさま、イッセー」

 

その言葉を聞いたイッちんは、全身から力が抜け、その場に倒れ込んだ。

リアス部長はそのまま下に寝かし、膝枕をする。

 

「ありがとう、朱乃、祐斗、小猫、アーシア……イッセー。不甲斐ない私のために、よく頑張ってくれたわ」

 

そっとイッちんの頭をリアス部長が撫でる。

 

「あなたもありがとう。蒼空」

 

「え?」

 

まさかリアス部長

 

「私の負けよ。投了(リザイン)します」

 

この、レーティングゲームで聞きたくない言葉をリアス部長が言う。

 

この瞬間、リアス部長は敗北した。





長い文章は疲れますね
次回、第9話を楽しみにして下さいねー。
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