2度と繰り返さないために彼は剣を振るう。 作:お寿司のネタのサーモン
あらすじ
響ノイズに殺意丸出し!
一夏は髪と目が変色!
病院で
医者「詳しく調べてみましたが分かりませんね。」
一夏「はあ。」
片山(やはりな。)
千冬「そうですか・・・」
千冬「それで・・・今のところは何も無いと?」
医者「そうです、もう退院してもらってもいいですよ、片山さんも退院してOKです。」
片山「分かりました。」
一夏「・・・ありがとうございました。」
片山「・・・・一夏、心配すんな、絶対に俺が直してやる。」
一夏「和人さん・・・ありがとうございます。」
千冬「私のセリフだ。」 ゴチン
片山「いて・・・別にいいだろ?幼馴染の弟なんて可愛いもんだぜ?」
千冬「ふん・・・その点については否定しない。」
一夏「え?」
千冬「何でもない。それよりも荷物をまとめよう。」
片山「さて俺も退院の準備するかね。」
ーーー準備中ーーー
千冬「さて忘れ物は無いな?一夏。」
一夏「ああ。」
片山「じゃあ帰るかな?」
道を歩いている時片山が喋り出した。
片山「一夏、何か寝てるときに何か見たか?」
一夏「えっと・・・真っ白い部屋に居ました。」
片山「それで?」
一夏「部屋の片隅に黒いシミがあってそれについて考えると・・・アレを入れられたときみたいになって・・・」
僅かだが一夏の体が震えていた。
片山「済まない、辛いことを聞いてしまった。」
千冬「一夏大丈夫か?」
そう言って千冬は一夏の肩をそっと寄せた。
一夏「・・ふう・・ふう・・ううう。」
player『大丈夫かい?若干バグッてるが。』
片山「家まで我慢できるか?」
一夏「・・ふう・・・うん。」
片山「じゃあ俺が連れて帰る・・・少し待ってろ一夏。」
一夏「・・・うううう。」
千冬「頼んだ。」
片山「ということだ、驚くなよ舌嚙むぞ。」
そう言い一夏をお姫様抱っこし呟く。
片山「ヴァンパイア」
一夏「うう・・?焦げ臭い・・!和人さん!?」
片山「気にするな、後で治す、それよりも舌嚙むから喋るなよ。」
一夏が驚いた理由それは片山の皮膚が焼けていた。
ドン!
片山は足と腰に力を入れて跳躍する。
一夏「うわああああああ!!!」
そのまま民家の屋根を蹴りながら最短ルートで片山は一夏たちが住む、家に進んでいった。
片山「ほうら、着いたぞ。」
一夏「あばばばば・・・つ、着いたの?」
片山「ああ、バッチリだ。」
・・・だが少し遅かった。
一夏「・・・ううう、ああああああああああ!!!!」
片山「クソッ!」
『取り敢えず家に入れよう!』
片山「少し我慢してくれ!」
一夏の髪の紫色の範囲は広がり右目は赤黒さを増し暴れていた。
そこを片山が担ぎ上げて家にいれた。
片山(家に入れたはいいがどうやって落ち着かせる?・・・そうだあの歌は?)
片山「お眠り坊や農場で遊び疲れはてて」(英語)
一夏「ああああああああああ!!!!」
片山「何が起きても、起きずにぐっすりと」(英語)
一夏「あああああ・・・」
片山「お眠り坊や、また来る明日のために・・・」(英語)
一夏「・・・すーすー」
片山「・・・寝たか?」
『バッチリ。』
片山「・・・少し広がったか?」
一夏の髪の紫色が少し増えていた。
『侵食してるね・・・これは早くワクチン作らないと。』
片山「・・・ワクチン作るのにも大本の『バグの素』がいるだろ?」
『そうだね、今まで見たことないやつだし、一度調べないと、でもそれが出来るのは・・・』
片山「俺みたいなAIのみ・・・か」
『ほら、飲みな。』
片山「・・・まずは落ち着くか。」
体にできた火傷を治すために片山は蛇の油を一本飲み干した。
片山「千冬はまだかな?」
『そんなに早くは来ないとおも・・・ってたな~』
すると空から人を二人乗せたISが降りてきた。
千冬「済まない、遅くなった。」
???「あ!いたの!?山ピー!」
片山「おー、束、久しぶりだな。」
束「そうだよ!みんなのアイドル束ちゃんだよ~!」
そう言って束は片山の首に突撃をかましてきた。
千冬「・・・お前がそれを飲んでるということはあの動きは何か制限があるんだな?」
片山「ああ、ヴァンパイアって言ったらわかるだろ?」
束「ヴァンパイア・・・なるほど、太陽の光ね。」
千冬「・・・お前の体に痕は残らんだろうな?」
片山「残らないよ、バッチリ治る。」
『おひさー、束ちゃん!』
束「おひさー!まだ片山を開放する気無いの?」
『だーめ、だって私のだもん。』
片山「あんまり騒がしくすると一夏が起きるぞ?」 鞘に入ったままの剣を持ちながら。
「『はい。』」 がくがくブルブル
片山「はあ・・・取り敢えず一夏はベットに連れて行ってやれ、俺はどこが寝室か知らないからな。」
千冬「分かった。」
束「あ、私泊っていい?」
千冬「誰が泊めるか。」
束「良いでしょ~!束さんはタクシーじゃないのだ。」
片山「俺もいいか?流石に疲れたからな。」
千冬「・・・仕方があるまい。」
片山「久しぶりに三人でお泊り会だな。」
その後はギャアギャア騒ぎながら夜は過ぎた。
次の日片山は物音で目を覚ました。
片山「・・・ん。」
『起きた?』
片山「ああ・・・ん?」
背中に柔らかい感触を覚えたため振り返ると・・・
千冬「すーすー」
そこには寝間着姿の千冬がいた。
片山「・・・取り敢えず起きるか。」
片山がリビングに来るとエプロンを着た一夏が朝食を作っていた。
一夏「あ、起きましたか?」
片山「ああ、昨夜はすまなかった。うるさかったよな。」
一夏「いや、寝てたので気にしなくていいですよ。」
片山「そういってもらうと助かる。」
一夏「昨日は・・・すみません。」
片山「何も謝ることは無い、別に何もないからいいよ。」
そこに千冬がやって来た。
千冬「・・・頭が痛い。」
片山「飲み過ぎるからだ。」
千冬「あのバカはどこ行った?」
一夏「それならそこの机の上に置き手紙があったよ。」
片山「なになに~・・・『久しぶりに山ピー成分が補給できたから帰るね!じゃあね!』・・・帰ったみたいだな・・・あと山ピー成分ってなんだよ。」
千冬「・・・帰ったのか、うう。」
片山「水でも飲んどけ。」
千冬「私の事はどうでもいい、一夏、行けそうか?学校。」
一夏「・・・正直言って友達がいたのかどうかも分からない・・・おかしいよね。」
千冬「私から説明しておこう、これで良いな?」
一夏「う、うん、もう一度確認をさせてくれたら思い出すかも。」
片山「俺は何か情報がないか探してくる、何かあったら携帯で電話してくれ。」
千冬「分かった。」
片山「・・・学校に行くときは俺に連絡しろ、良いな。」
一夏「分かった。」
それから中学三年生になるまでの間、一夏が今までの友達の事を思い出すことはなかった。
中学三年生の終り頃受験シーズン真っ先りな一夏は今まで学んできたことを最大限引き出すため復習をしていた。
片山「一夏leaveの過去形は?」
一夏「left、じゃなかった?」
片山「ああ、合ってる。」
片山「さて・・・もう直ぐ試験だ・・・大丈夫か?」
一夏「・・・ちょっと怖い。」
片山「まあ会場に入るまでは一緒にいてやるから安心しな。」
一夏「ありがとうございます。」
片山「良いって事よ・・・着いたぞ。」
それから受付で確認を終えいざ会場に・・・というときにアクシデントが起きた。
片山「・・・迷った。」
一夏「何で所々防火壁が下りてたんでしょうね?」
片山「さあ・・・あ、ここも降りてら。」
その隣には「受験会場はこちら」と書かれたデジタルポスターがあったのでその通りに進んだ。
彼らが通り過ぎた後ポスターの文字が変わったのに気付かずに。
そして幾つかのポスターの指示に従っていると教室に着いた。
片山「ここかな?」
一夏「はあ・・はあ・・・多分?」
片山「一夏?発作か?」
一夏「・・・大丈夫だよ。」
片山「無理せずに言えよな・・・失礼しま~す、暗っ!」
一夏「ふう・・あれ何?」
片山「・・・ISだな。」
薄暗い部屋に鎮座していたのは一つは部分装甲のIS、もう一つは
一夏「・・触っていいかな?」
片山「別にいいだろ・・・ッ!」
一夏「どうしました?」
片山「ドアが開かねえ・・・何でだ?」
一夏「ホントだ開かない。」
片山「・・・出られん。」
一夏「・・・そうですね。」
片山「そうだ!一夏合図でISに触ろう、案外起動するかもしれないし。」
一夏「そんな簡単にいきますかね?」
片山「やってみなくちゃ分からないからな。」
一夏「・・・分かりました、じゃあ3,2,1,0!」
カッ!
片山「眩しッ・・・ん?」
一夏「・・・か、和人さん?」
片山「一夏!?・・・起動できたのか・・・」
一夏「そうだな。」
片山「まあ何はともあれ、ここから出れるな・・・へ?」
一夏「どうした?」
片山「いや、ハッキングで開けられますって書いてて。」
一夏「・・・開けてみたら?」
片山「まあいっか。」
その後開けた先に丁度女性職員がいて問い詰められた後連れていかれた。