異世界迷宮でハーレムしない   作:とくめい

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第10話

4人部屋である必要はなくない?と思ったのだが4人部屋になるとまた上のグレードが出てくるらしい。

 

ベッドフッカフカやで。

 

 

 

 

アシュリーにもヤンガスと同様に己の事を話す。

 

色々変わった力がある事。生活は一般的な奴隷と違って主人と同じような生活をしてもらう事。己が宇宙一の美少女である事。

 

突然そんな事を言われても己が美少女である事以外は理解が追いつかないだろう。

 

こういう時の必殺技、ワープの刑を執行する。

 

概ね理解していただけたようだ。

 

 

 

戦闘面の説明を行う。

 

己が先頭で敵に突っ込み、己がヘイトを受け持ち、己が暴力で薙ぎ倒す。2人はそれを応援する。

 

突然こんな事を言われても己の美しさの完璧さ故にどう応援していいか困ってしまう事だろう。

 

こういう時は実演するに限る。片手に鉄の剣を持ち片手に棍棒を持つ。

無駄に広くなった室内で振り回した。

 

 

大体納得していただけたようだ。

 

 

新しい職場では不安が付きまとうもの。その不安を払拭せしめるのが上司たる己の務めであろう。

 

我々は家族のようなもの、アットホームな雰囲気で職務を行い、お給料もやる気があればすぐ昇給すぐ昇進!可愛いからとスパチャもしてもらえる、やりがいが感じられる職場なのだと真摯に伝えた。

 

突然こんな事を言われてもスパチャしてもらえるのは銀河一可愛い己だけかもしれないと不安に思う事もあるだろう。

 

こういう時はちゃんと約束を守ってみせる事だ。早速昇進させようではないか。

 

 

アシュリー 狼人族 ♀ 18歳 村人Lv6

村人Lv6 探索者Lv1 剣士Lv1 戦士Lv1 獣戦士Lv1

 

 

 

「あなたは今から獣戦士です!」

 

 

これの証明は簡単だ。

ビーストアタックと言いなさい。

理解したね?

 

頑張って飲み込もうとプルプルしながら頑張っている。

おかわいいこと…

 

 

ここからは話しづらい内容なのだが…もうテンションが続かない。

 

 

「ウチでは、えっと。あまり奴隷の中で序列をキッチリ決めつけ過ぎたくなくって…いわゆる一番奴隷はヤンガスで、新人さんを優しく導いてほしいし、先輩っていうか…よろしくお願いします…」

 

全く上手くまとめられなかったが優しく承諾してくれた。

 

装備の更新も、己含めて優先される人の優先される場所から行なっていくこと。

意見や疑問があれば、罰したりは絶対しないのでいつでも聞かせてほしい。

といって締め括った。

 

 

 

早朝の迷宮タイム。

 

早速アシュリーが大活躍していた。

これまで歩いてたのに突然車に乗れるようになったくらい違いを感じる!

 

風…なんだろう吹いてきてる確実に。

 

心配だったのは、この己の体力お化け具合についてこられるかだったが

様子を見ている限り全く問題なさそう。

念の為、休憩したかったりしたら遠慮なく言ってね!再度伝えておく。

 

 

4層は人気がないからか、数が多めのグループが多い。経験値が美味しい。

 

アシュリーの索敵は距離も方角も数もぼんやりしている事があったりするが、全然気にならなかった。もはやアシュリーなしでは生きられない身体に改造されてしまった効率厨は、人に見せちゃいけない顔の一歩手前くらいを反復横跳びしてた。

 

 

お昼休憩タイム。

 

迷宮の小部屋にて、己とヤンガスでアシュリーを褒め称えていた。

 

ヤンガスは一般的パーティと比べ、殲滅が早いパーティではこれ程索敵性能の重要性が変わるのかと大変驚いていた。

 

アシュリーは褒められてあわあわしながらも、己の圧倒的殲滅力を称賛してくれた。

 

いいパーティが出来たなあ!と嬉しい己である。

順番こそ前後したものの、ミチオ君と同じくドワーフと狼人族であるな。

ここで気付く。あれ?ドワーフそんな急ぐ必要なかったんじゃ…

索敵担当がいた方が余程スムーズであったのでは…

ミチオ君こそがRTA神だった…?

 

 

「アシュリー。一緒に歌を歌ってみない?」

 

 

アシュリーは えっ? って感じの驚き顔をしている。

 

ヤンガスはハッとして本日一番の真剣な目で見つめてきた。

 

試しに歌ってみた。

 

いきなりは難しいかもしれない。何度か己のステージを見てもらい、最初はコーラスをお願いしようと思っていた。ハモリとかもあれば華やかさが全然違うからな。アカペラだし。

 

少しずつパートを増やしていって、狙うのは

 

  箱推し

 

である。

お互いがお互いの魅力を高め合い、客達は最高にエキサイトしていって足踏みはララパルーザとなり己のスマッシュは外されアシュリーのデンプシーロールが己を打ち砕き、店は潤い、我々は更に稼ぎこの帝国の頂点に立つ。

 

想定よりも話題になるのが早いようだし、本当に貴族が絡んでくるかもしれない。今は楽器できるやつが来てほしい。そろそろくるだろ。

 

 

幾つか歌ってみたところ、元々かなりの割合が尊敬度を占めていた己への視線が(それ以外は得体が知れない生き物を見るような眼差しだった)更に輝きを増した。

 

一緒に歌ってみたりゆるゆりな空間の中キャピキャピしていると、ヤンガスは決して画角に挟まる事がないように離れた位置で何故か正座をしながら今にも「お養父さん、お嬢さんを僕に下さい」と言わんばかりの凛々しい表情で見守っていた。本当にできる男だ。

 

 

 

 

 

4層ボス部屋前

 

 

 

 

竜騎士Lv14/英雄Lv12/戦士Lv16/探索者Lv15

 

 

大きく育った。己のビルドだと経験値ブーストを最大までかけられないのが悔しいところ。

 

いつものように必要経験値を武器6にスライド。

鑑定外して5thジョブがとれる。

 

というか竜騎士1stジョブへの拘り必要ないな…思ってたより下級ジョブと差が出来てるし。

 

そもそもボーナスポイントの付け替えが強みなのに極力しないで済むってのはめんどくさがり向けってことで…

いや、スタートが違うんだ。

自分にとってのビルドってそういう手間暇かけない完成された形ってのを基準に置いてるんだ。ゲームのビルド最終形ってそういう感じじゃん。正しくゲーム脳。くっ、しっかりこっちの世界に来るって準備してたならしっかりビルド組んできたのに!そもそも竜人だったし!!

手探りだよ!!

 

むうー。まあいい。少し何かにふればっていう状況になるまでは困ってないしこれでいい。

別に不正解ではないしな。未だに敵の攻撃が掠ってもいない。クリーンヒットしたとしても多分痛くもなんともない。

 

 

 

剣士ジョブが帰ってきた事でダブルスキルが復活した。オカエリナサイ…

 

当然ゴブリンのボスなど一撃。5層に進む。

ボスまでも一撃で倒した己を見るアシュリーの己への尊敬度は止まる事を知らない。フフッ

 

 

5層の敵は――――――

 

 

 

アリLv5

アリLv5

 

 

 

毒持ち来たね。

 

 

確か、ミチオ君5層からデュランダル一撃とはいかなくなってたはず。

己も試そう。

 

オーバーホエルミング

 

はい、一発。

 

 

フラガラッハでどうなるかだなー。

毒耐性を付けられてないから簡単に検証したら帰ることとしよう。

 

 

 

 

 

うーん。フラガラッハの場合、ダブルスキルなら即死。

普通にふったら3回だった。

いや充分に強いけども。

 

5層はフラガラッハで全てダブルスキルで行くか。MP苦しくなったらデュランダルだ。魔法ビルドと同じことしてるやんけ!

 

ミチオ君と比べてみると?

索敵はロクサーヌの方が正確。

殲滅速度は圧倒的に己。

経験値効率は…ミチオ君どういうふりかただっけ。でも多分経験値にふってるよな。MAX効率にふれるほど稼げてたとは思えないので己と同じ効率10×10だと思われる。

後は安全度かな?己の方がカチカチ。

 

そう考えればトントンかな?索敵はロクサーヌだけどこちらは体力が凄まじいのでずっと戦いっぱなしできる。

 

結論: みんな違って皆いい。世界にひt

 

 

「ご主人様。お手紙です!」

 

 

おっとアシュリーありがとう。ちょっと名前を言ってはいけないあの人になりつつある人の過去を思い出しかけててさ。助かったよ。

 

 

お〜もう揃ったのかさすが仲買人。毒持ちの階層でタイミングもピッタリだね。

 

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