異世界迷宮でハーレムしない 作:とくめい
所持金の問題にて大幅なアシュリーのディスカウントを行います。
勢いで書き始めて設定等が練れていない筆者の大ポカですすみません。
9話のアシュリー購入時の辺りをちょこちょこイジって安い理由付けをおこなっております。
物品の値段なども考えると整合性を取るのが難しいですね…他の創作者様は凄い…
今後当作の金回りについてはファジーにしていきます
今夜も歌ってみた。
いや〜娯楽のない世界なので意外と飽きがこない。
めちゃくちゃ性能の高い肉体で疲れることなく戦えることも楽しいし、美声と謎の歌唱スキルで聞いてるばかりだった名曲を己で歌うのも最高である。
今夜はアシュリーを隣に連れている。ちいちゃくてかわいい。
流石にまだ覚えきれてないのでちょこちょことしたコーラスくらい。不慣れな初々しさと、精一杯頑張る姿はお客様ウケもよろしいようだ。
天使にラブソングをっていう名作映画があるが、あのシスターめちゃくちゃ可愛く見えたもんな。
今宵も見事観衆を熱狂の渦に巻き込んだ。もはや立ち見までいる。
「一緒に歌ってくれてありがとうね。上手だったよ〜!」
アシュリーを労うととても嬉しそうだ。撫でてやろう。こっちに来なさい。よーしよしよし…
練習も楽しそうだったし無理はさせてないようだ。迷宮に付き合わせているし還元してあげなければ。
迷宮の感想はどうだろうか。
「ご主人様がとってもお強くってすごいと思いました!村では弱くってほとんど戦力になれない私を案内に使っていただけて嬉しいです」
役割を持ててモチベーションが高まっているようだ。道中あまりの効率に己めちゃくちゃご機嫌で褒め倒してたからね…
この世界は魔物が当たり前に出てくるので村人も大変なようだ。
その戦いの中で獣戦士の条件を満たせてたのかな。
「今後も頼りにさせてもらうね!無理させる場所に行くつもりはないから!」
明日からは本格的に毒持ちの階層を進むことになる。
様子見の感じではこれまで通り問題ないとは思うが、もし己が毒になった場合ヤンガスに魔物を抑えてもらいつつアシュリーに治療をお願いすることになるだろう。ヤンガスもまじえ、いざという時の動きを確認しあった。
明日はモンスターカードを引き取りに行ってヤンガスに融合してもらおう。その時にスキルスロットについて話すか。
追加の注文はどうしようかな?またしてもおひねりに金貨があったのでイモムシを買い足してもいい。次のお金の使い所は二人の装備更新を優先したいところだが…。
何かしらの高額なスキル装備品をオークションで捌くのもアリだ。あんまり繰り返すと目を付けられるかもしれないから回数は絞るべきか。
ではいつやるかなのだが。
皆の装備品を更新して余った分というのが理想ではあるが現状元手が少なすぎて揃えるのも一苦労である。
どうせどこかで大きく稼ぎに行くのだ。ならば最初にかましておいて資金に余裕を持たせる方が効率的ではないだろうか。
その資金を利用して二人の安全度を高める。このルートか。
目を付けられるのは避けたいのだが、ある程度の有用性は見せておきたいという考えもある。
上客だから優先度高めておきたい、くらいには思わせておきたいところ。相手だって人間なのだから、利益を求めたいし情だって大事な商売のファクターなのだ。
そう考えれば、すぐにカードを揃えた相手に何かしら注文は続けていこうか。ウィンウィンということで。今後も長い付き合いになっていくはずだ。
翌日の商人ギルド。
受付に声をかけ、商談室へ。
ウォルターと挨拶を交わし、先ずは精算を行う。アリ イモムシ コボルトの3枚だ。
落札価格は上限ぴったり。まあこれは知っている。逆にいうなら上限額次第ですぐ揃えてくれるし己の商品も高くさばいてくれるということ。売りもやるなら、買う際にスムーズに手に入れてくれるメリットの方が大きい。
オークションについて聞いてみる。原作と変わらなそうだ。そのままの流れで高くなる装備や今求められてるものがないか聞いてみる。
よほど需要の低い装備でない限り大体装備とカードの金額10倍ほどが相場の様だ。
今の需要については、もしかしたら手持ちで譲れるものがあるかもなどと話をふれば良いだろう。
ウォルターは少々思案げな表情で間をとった後答えた。
「詠唱中断のスキルを持った槍を求めていらっしゃる顧客に心当たりがございます」
「確認ですが遅延でなく中断ですね?」
「さようでございます」
なるほど。ウサギとコボルトと二つカードが必要だしね。有用だから上位のパーティは持ってるものだろうが中々手放さないか。
作っておいて取引がポシャったとしてもこちらで利用できるし。
ウサギとコボルトの相場も特に変わりないようだ。注文をだしておく。
これからギャンブルすると宣言したようなものなのでそれとなく嗜められたがこちらとしても毎回するつもりもなし、一度は試してみよう程度で軽く流した。
商談が終われば槍の仕入れだ。
ダマスクス製の出物があったがスロットがない。あっても買えないが。
鋼鉄製のスロット付きを選んだ。
防具屋も合わさっている店なので値引き用にアシュリーの装備も買っておく。懐事情のせいで靴をワンランクアップするにとどまった。
いよいよお待ちかねモンスターカード融合だ。
宿にて二人を前に説明を始める。
以前も伝えた特殊な力の一つだ。己にはスキルが付く枠があるかどうかがわかること。装備によってない事もあれば複数存在するものがあること。
ヤンガスは緊張しながらも無事にそれぞれの融合を行なってくれた。
アリとコボルトは己の竜革の頭装備に付けておいた。急遽装備を交換するとなっても交換しやすい。
ミサンガは悩みどころ。二人は当然のように己がつけるべきと主張する。
脆いのはアシュリーなのだが、己に万が一があれば結局厳しいのであるし素直に己がつけることとする。
それでは5層を攻略しにいこう。
どんどんアリを薙ぎ払っていく。コボルトはちょいちょい混じるがミノはめっきり見なくなった。
ドロップ品の売却額には期待できない。尤も毒針は使い所があるので構わないが。
原作で猛威をふるう暗殺者だが、アシュリーには獣戦士でいてもらっていいだろう。己へのバフ効果もあるしアシュリーも攻撃を避けやすくなりそうだ。
なってもらうのは次の加入者になるだろうか。どんな人がいいだろうな。
珍しく混じっていたミノを切ってアシュリーを見る。
鼻を鳴らし耳をぴくぴくさせ、小首を傾げた。
「ご主人様。多分魔物の部屋のようです。数までは分かりませんがたくさんいそうです」
おー魔物部屋かー。案内はしてもらおう。
歩きながら戦略を立てる。
既にフラガラッハ二振りで倒せるようになっていた。だが魔物部屋で一手増えるのは怖い。
経験値が勿体無いが、デュランダルに切り替える。どうもMP吸収は与えるダメージ量によって変化があるようだ。
つまり己がデュランダルを使えばオーバーホエルミングもダブルスキルも連発し放題である。負ける気がしないぜ…
目的地に着いた。一見行き止まりだが、どこか壁に触れれば罠のように発動するのだろうか。
パーティメンバーとブリーフィングを行う。
アシュリーはお留守番だ。離れておいてもらう。
ヤンガスもお留守番だ。アシュリーを守ってくれ。
総勢、己一人!!突入せん!!!
己は両手に武器を持ってる。こん棒で壁をつついてまわってみた。
すると反応があり、穴が開きそこに吸い込まれるように床まで連動し始めた。
即座にオーバーホエルミング。チラと背後の二人に影響がない事を確認しむしろ己から中へ突っ込む。
すぐに魔物の群れが目に入ってくる。デュランダルでは一撃なのでダブルどころかシングルスキルすら必要ない。
だがスキルを複数念じるのもコツがいるものだ。連続して間違いのない運用ができるよう訓練しておきたい。あえてダブルスキルを使って屠っていく。
オーバーホエルミングの効果時間が切れたらおかわりだ。
左手のデュランダルで ラッシュ/スラッシュ 右手のこん棒でラッシュを念じながら弾き飛ばす。またデュランダルでラッシュ/スラッシュ。小さいコボルトが混じるので少々鬱陶しい。
大半はデカいアリなので気分は地球防衛軍だ。
魔物の部屋で近接武器だろうとも圧倒的だ。
オーバーホエルミングに制限がない状態の己の強烈さを再認識できる。
程なく全滅させた。未だ攻撃も受けないまま。相変わらず息も切れない。
二人を呼び寄せドロップ品を集めた。
綺麗に動く余裕すらあったのでコボルトソルトも損傷がない。大した売却額じゃないけど。
だがコボルトにはこれがある。いくらでも必要なモンスターカード。
己はモンスターカードのドロップ運が良いかもしれない。
アシュリーは己の動きが凄いと大興奮状態だ。
よく見るとヤンガスもだいぶ高揚している。オーバーホエルミング全開状態での戦いは初めてだなそういえば。
己の手札については既にある程度説明をしている。
ボーナスポイントまわりは説明が難しいため、力を振り分けられるというニュアンスで説明していた。普段は力の多くを成長力を高めることに費やしているとも。
二人とも改めて安心したのだろう。主人は本気でやればあれくらいの事ができる。魔物の部屋に入らせなかった事から壁にするつもりもない、というより必要もない事。
ヤンガスにはさっぱりだったようだが、アシュリーは己の動きが一部かろうじてながら見えたこともあったようだ。
鼻と耳だけでなく目も良いのか。感覚全体が優れているだけに身体能力がないことが惜しい。
竜騎士Lv19/英雄Lv17/戦士Lv20/剣士Lv15/探索者Lv20
キャラクター再設定 1
武器5 31
経験値入手10倍 31
必要経験値1/10 31
5thジョブ 15
詠唱省略 3
ワープ 1
鑑定 1
結晶化促進4倍 3
現在のポイントで振り分けるとこんな感じかな。どうしてもボーナス武器の分、ミチオ君より重くならざるを得ない。
その分を数でカバーしたい。他の二人は戦闘しない分余裕があり、己は疲れる事を知らない。10倍の差を埋めるのは難しいだろうが。
なるべくボス部屋の方向へ行きつつ雑魚を優先していたのだが、ついつい狩りに行きたくなってしまう。ボス部屋の前にタイムリミットがきそうだ。
小部屋が見つかったので、ボスまで行けないのであればやっておきたい事を済ませようと1層へ飛んだ。
やりたい事とはジョブを増やすこと。
アシュリーに雑魚を探してもらい久しぶりのニードルウッドに出会った。
出会い頭にこん棒でご挨拶。物凄い勢いで壁にぶち当たった。細かい調整面倒なのでボーナス武器の分を腕力に切り替え素手で殴り始める。
攻撃してくる腕らしき部分を掴んで壁に叩きつける。壁と挟み込むように蹴りをぶち込む。
攻撃を続け程なく倒れた。僧侶ゲット。
次のニードルウッドには槍でこんにちは。騎士の条件を満たしておく。
魔法使いはどうしよう。WEB版だからMP全解放だ。僧侶がMP補正あるけどレベル1。7thジョブまで上げて僧侶と適当に商人を付けた。
MP回復速度にもポイントを割り振っておく。
こん棒で挨拶した後先ほどの素手の感覚を元にある程度ボコボコにしておく。MP回復薬を口に含んでおいて発動。薬を同時に飲み込む。
ぐぐえっ
気分のジェットコースターを味わう。ベルセルクの作者が亡くなった以来の感覚だ…
暗殺者の条件もやっておこう。毒針ぺちぺち。ゲット。
こんなところだっけ?魔法の試し撃ちをしつつ考える。
遊び人の条件って幾つだっけかなー。数までは流石に覚えていない。
まあ今日はこれでいいでしょう。終わろうと二人に声をかけた。魔法にびっくりしていたようだ。
付けくわておきます。アシュリーの可愛さ自体はナーフしません。
皆様方おもいおもいの可愛らしいちいちゃいケモノ娘(非処女)をご想像くださいませ