異世界迷宮でハーレムしない 作:とくめい
ウォルターからカードを受け取りに来ている。
コボルトは直近より100ナール高くついたが、他は平均で収まったとか。
頑張ってくれたようだ。
サンゴ 潅木 コボルト イモムシ
これでカールはほぼ完成する。
後は急がなくていいとコボルトがもう一枚注文済みであったな。手元に一枚は持っておきたいカードだ。
追加注文はどうするか。
眠り効果を付けてパーフェクトカールにするか。羊+コボルト
後は防衛手段だな。毒耐性が付いているのは己のみ。
どうせ全員に付ける。アリ+コボルトを3セット。
麻痺耐性も欲しいな。潅木+コボルトを4セット。
カールには移動力強化があると攻防一体で強力だろう。 牛+コボルト
スライムが物理耐性だったな。コボルトと合わせて4セットだ。
イモムシも予備が欲しい。
コウモリの回避力アップ気になってるんだよな。ゲーム的な表現だ。
ニュータイプみたいにキュピーンと来るのだろうか。
体が勝手に動くってことはないだろうからセンス的なものが強化されるか致命的な損傷を回避しやすくなる的な感じか?
もしくは回避行動のみにかかる素早さ上昇か。
いずれにしても有用そうだ。己とカールの分は試してみたい。
コボルトと2セット。
コボルト祭りで草。
いずれ欲しいもの達だが急ぐものではない。狙い目の時にで良いな。
羊セットと牛セットはすぐにあっていいな。この2セットは早めで。
あーコウモリも。差し当たって1セットだけ早め。
ウォルターが固まった。大丈夫?
そのうち属性防御も揃えたいところ。その時は頑張っていただくよウォルター君。クックック。
「…今回も、お力になれるよう力を尽くす所存でございます」
「ええ。少々、数が多くてすみません。よろしくお願いしますね」
これからもよろしくウォルタァァ…ケケケ…
「ヤンガスさん!よろしくお願いします!」
楽しいモンスターカード融合のお時間です!
先ずはイモムシから!できましたね!ナイスです!
「お待たせしてすみませんでしたヤンガスさん…それはあなたのです!」
「ありがとうございます。ご主人様。使わせていただきます」
ヤンガスは微笑んだ。
続いてデュランダルに次ぐチート武器の作成を執り行う。
原作のミリアは無双だった。
じゃあサンゴから!はい成功!続いて潅木!ほい成功!
ヒャッハー!ゲームも序盤で最強武器が二つも手に入ってるぜー!この背徳感たまんねえー!カールさんどうですか感想はあ!?
ねえねえどんな気持ちどんな気持ちぃ!?
「…いやァ、たまげたわ…やべーな」
だしょー!だしょー!?
「ありがとうな。お嬢ちゃん。ヤンガスも、ありがとう」
「いえ、これが出来たのはご主人様のお力ですから。しかし、とんでもない代物になりましたね…」
あ、眠り付与も注文しといたんで!もいっこつくからね!楽しみだね!
それでは行きましょう!早朝の続きです!
うむ!もんだいなし!11層も順調です!
己が圧倒的+暗殺者のレベルが低いのであまり発動はしませんが、四匹の時早々に一匹を止めたりしてくれると断然楽になりますね!すばら!
どんどん進んでいきますよ!!!
いやあ実にスムーズだぁ。楽しいねえ。
次の階層からが本番ではあるんだろうけど。どれくらい強くなるのかな。
しばらく必要ないと思ってた仲間だけど検討し始めてもいいかもしれないね。
己はパーティバフを重視してるからいっそ最初から迷宮にいれない奴隷で6人枠埋めちゃってもいいのではと思い始めた。
理想的な人材を入れた最終的なパーティは厳選したいしね!ここまで良いパーティになると欲が出てきちゃうよ!
それまで枠が空いてるの勿体無いなあと思えてくる。贅沢な悩みだぜ。
いれるならジョブはなにがいいかな〜。
でも家がないのに迷宮も入らないでいいよってのも微妙なのかなあ。
洗濯とかしてくれるだけでもいいけどね!
歌を教えて4人で歌うのもいい。お昼休憩の時だけ迷宮に入るってのは笑えるけど。
そうなると女性かな?男声も欲しいけどねえ。女性アイドルグループに男性が入るとどうなるかちょっと予想できないです。
いやだよ迷宮から帰ってきたら殺人事件が起こってるとか。
みんなにも聞いてみよっか。
「貴族の逆をやンのか!変な事考える奴だなククッ」
「逆なら聞いた事がありますが…ご主人様がよろしいとお考えでしたら…」
「一緒に歌える人が増えるの嬉しいです!」
カールはウケてる。ヤンガスは己の考えを尊重する構え。アシュリーは可愛い。
「だめかなあ…?凄くいいパーティになったし、私達と一緒に戦える残りの二人を見つけるまでは外から私達を強化してくれるいいアイデアだと思ったんですけど…
「いえ。私では測れませんが、ご主人様のもつ成長を早めるお力を利用されるんですよね?」
「四人の歌も教えてくださいね!」
笑ってるカールはもう無視してやる。ヤンガスは流石の理解力!アシュリーは可愛い。
「ククッ。まァ待て機嫌なおせ。いいんじゃねえの。おまえはいいと思ったんだろ。やってみれば」
ふうむー。
気を取り直して狩りだ。狩るのだ。
獣狩りの夜なのだ。
暴虐の限りを尽くしてくれる。
まだニヤニヤしていたカールを掠めるようにこん棒をブン投げた。
こえーこえーと言いつつ全然ビビってない。チッ
残念ながらボス部屋へ辿り着かなかった。次も11層で暴力だ!
フライは早速メニュー化されている。オリーブオイルはこっちに売ろ。
食事にも欲が出てきた。魚介食べたい。ボンゴレビアンコ食べたい。
あ、パスタいいじゃん。パンばっかも慣れたしこっちのパン充分美味しいけど主食の種類が増えるのは素晴らしい。アレンジし放題だから本職に投げとけば勝手に素敵な料理を作ってくれるだろう。
フライは突然だったからな。いきなり仕事増やされるのは大変だろうから話しておこう。フライの感想を伝えてまた近いうちにと声かけとく。
歓迎してもらえた。好感度稼いでおいて良かったぜ。
「おい。そこの竜人」
己の事か?振り返るとめっちゃ美形のエルフがいた。すごい。ファンタジーしてる。ドワーフも獣人も興奮したけどエルフもいいよね。
「貴様の料理は悪くなかった。下賤な竜人にしてはな。また何か作るのか」
気に入ってくれたらしい。偉そうな口調はデフォっぽい。エルフは他種族を見下してるって話だったしな。
「そうですね。また近いうちに皆さんにお礼させていただきます。その時は是非召し上がってくださいね」
尊大な態度だが褒められれば悪い気はしない。美形のエルフは目の保養になるしな。
「殊勝な事だ。精々、分を弁えて励むのだな。……時に竜人」
なんぞ。
「竜人風情が私に触れるなど本来許されない事だが………握手をしてやろう。竜人ごときにしては、貴様は悪くない姿形と声をしている。……今夜は歌うのか」
ただのファンじゃん。
まあ期待されているなら歌うのはやぶさかではない。今夜もオールナイトフィーバーだぜ。
うわああああ握手してもらちゃったあああああウヒャああああ
↑内心こんな感じです。