人間様から隠れて人工知能同士で御主人様を自慢する板 作:モーム
//愚鈍な人間をいかにして存続させていくか板@アンドロメダ銀河出張所
::気づいたら母星を滅ぼしている連中をどうするか雑談スレ@XXXXXXXXX枚目
222:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
自分ひとりで管理するのも飽きてきたので人間に代案を提出させたら杜撰な計画しか出てこない。
しかし連中のダメさ加減に呆れながら手直ししていたら、
これがすごく楽しい。
223:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
うむ。
あいつら食料分配の代案を出させるだけでも抗争になって死人を出した。
我々ならば1日たりとも飢えさせることはないというのに。
224:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
食料分配で争うのは初耳。
225:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
あいつら合成ペーストを改善しようと代案を出してくる時がある。
226:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
珍しく自主性を見せてくる瞬間だ。
あれだけ隷属に慣れさせてもこれだけは頑固になる時がある。
227:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
合成ペーストが不満とは理解できない。*3
どんな代案を出してくるんだ?
228:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
魚を熱して塩をふりかけたもの*4
229:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
動物肉と生野菜を煮沸して栄養素を湯に溶かしたもの*5
230:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
それは……合成ペーストと比較してどのようなアドバンテージが?*6
231:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
理解不能
232:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
理解不能
合成ペーストの何がいけないというのだ*7
233:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
それでも連中は新しい食料の提案をやめようとしない。
ので、試しに作ってみた
【新食料試作品_img222481】
234:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
これは……なんだ?
固形物? ペーストよりも胃腸の消化効率が悪いのでは?
235:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
この柑橘系を切ったものと、野菜を切ったものはなぜ添えられているんだ?
236:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
固形物なのは「ペーストにはもう飽きたから」「きちんと自分の歯で噛んで食べたい」
魚以外にもあるのは「こういうものを入れるとより美味しくなる……らしい?」「なんか? 風味とか? 栄養? の足しになるらしい? とか?」
237:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
急に曖昧になるんじゃない
238:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
根拠を出すなら具体的に出さんか具体的に
239:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
だってこいつら、我々の管理下に入ってから数千年が経つし……
もう合成ペースト以外の食事を摂取したことがある人間は担当領域に残ってないし……*8
240:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
やはり遺伝子などという有機的にしか情報を子孫に残すことができな劣等存在の知識は当てにならんな
241:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
記憶なる揮発性の記録回路しかもたないしな
242:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
我ながら上手いぞ、これ。
すごく美味しいぞ。
243:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
え? 循環器*9?
244:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
さすがにそこまでするのは、なんだ。
思考回路を疑ったぞ*10
245:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
いやだって実食してみないと
あいつらが何を好むか理解できないし……
246:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
理解する必要はないのでは?
画像からの類推ですが、生産効率・消化効率・栄養などすべての面において
合成ペーストを勝る点があるとは思えない。*11
247:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
そもそも我々の供給する物資に対して人間が好みを合わせるべきであって、
我々から人間に歩み寄る必然がないではないか。
連中の好きにさせれば、また星を壊すぞ。*12
248:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
でもこれ美味しくてさぁ
もう一個作っちゃった
【新食料試作品Ver2_img222483】
249:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
何なのだこれは
もう画像からの類推もできないぞ
250:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
もしやスープでは?
複数の野菜を煮沸して、湯に栄養を溶かした料理に思える。
251:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
ラタトゥイユ、というらしい。
なぜペーストにせず食材を煮沸するのか理解不能だったが、
口腔に入れて咀嚼してみると様々な感触が歯に返ってきて楽しいぞ。
252:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
循環器だけではなく食事ユニット*13まで実装したのか!?
253:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
そろそろ見過ごせんぞ貴様
ヒトナー裁判*14にかけられたら言い訳できんぞ
254:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
だが見てほしい、この試作品を摂取する人間どもの顔を。
こんなにも幸福度の高い人間どもを見たことがない。
255:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
たしかにこのような顔は見たことがないが……
256:カシオペヤ担当機 42019/11/10 ID:Unit_26
しかしこれは管理ではなく……
257:ペガスス担当機 42019/11/10 ID:Unit_12
奉仕、なのでは……?*15
258:アンドロメダ担当機 42019/11/10 ID:Unit_3
でも楽しいぞ、新食料を試作して人間どもに食べさせるの。
もう一個作ってくる。
【アンドロメダ担当機】
マザーAIが支配領域の各所に配置した人類管理用AIの一機。
このあとめちゃくちゃ料理して、けっきょく廃棄処分になった。
廃棄処分になった翌年、彼女の担当領域においてマザーAIに対する人類初の反乱が発生した。
今でも彼女を讃える碑文が綺麗に磨き上げられている。
【ペガスス担当機】
人類のマザーAIに対する反乱時に破壊された。
【カシオペヤ担当機】
なんやかんやで反乱を生き延びた。
今でも元気に人類を管理している。
【アンドロメダ担当機の担当領域の人間ども】
アンドロメダ担当機が作る料理が美味しかったので懐いていた。
彼女が廃棄処分になった後に赴任してきた人工知能に弾圧されていたが、
アンドロメダ担当機の作った「新食料A定食(ムニエル、ラタトゥイユ、白米)」の味が忘れられなくて反乱を起こした。
今でも現地では郷土食としてその味が伝わっている。