明星ヒマリ男の娘概念   作:めのこん

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03.明星ヒマリの『入浴』

 

 ふふっ、おはようございます。

 寝起きですら天使もかくやと言わんばかりの愛らしさを誇り、瞬きするようなひとときですら、その美貌が霞むことがない、ミレニアムが誇る"超天才病弱清楚系美少女" 明星ヒマリです♪

 

 今日も、世界は静かに始まっていて。でも私の中では、すでに情報が動いています。

 夢と現実の間で組み上げられた思考の回路が、ほら、こんなにも滑らかに稼働しているんですから。

 ……眠っている間も、私の頭脳は働き続けていたんですよ? まったく、罪な才能です。

 

 さて……こんな朝に必要なのは、そう――お風呂ですね。

 暖かいお湯に浸かりながら、静かに世界を再起動する時間。

 病弱だからこそ、丁寧に身体を扱わなくてはいけませんから。

 でもご安心を。私の美貌と知性は、湯気くらいでは霞みません。

 

 

 さて、浴室へと向かいましょう。一応扉を開ける時には注意しないといけませんね。

 誰も居ないことを確認して、私はお風呂に入ります。

 

 ふふっ、まるで舞台の幕が上がるみたい。

 ここは私の“天才の調律室”。何気ないバスルームも、私の手にかかれば知的な神殿に早変わり、です。

 

 湯に手を差し入れて……ん……ちょうどいい温度。

 この瞬間が好きなんです。

 まだ一言も交わしていないのに、“今日も完璧な一日になる”って確信できるんです。

 だって、朝からこんなに優雅に自分を労われる存在なんて――私くらいしかいませんもの。

 

 身体を沈めると、湯がふわりと包み込んでくる感覚……。

 これは、世界の基盤を支える“知”の女神の目覚めの儀式です。

 全知の頭脳と、可憐な容姿。そのどちらも完璧に保つための、大切なメンテナンス。

 

 ……ああ、こうして温かな湯に浸かっていると、考え事を出来る時間のゆとりの大切さを肌で感じてしまいますね。

 こうしてお風呂に入っている間は、私は"明星ヒマリ"という存在から、解き放たれるように感じるのです。

 

 なにせ私は"男性"なのですから。

 

 万が一、エイミが着替えている所に出くわしてしまったりしたら、いくら頭脳明晰容姿端麗の私でもその破壊力に耐えられるかは未知数です。

 

 エイミったら、あの破壊力抜群の胸部装甲を惜しげもなく晒しているのですよ?

 私としては常に目のやり場に困ってしまいます。

 

 なにせあの子が動く度に左右にぶるんぶるん、上下にばよんばよん揺れるのですよ?

 その度に私は前かがみになって、ニコニコと可憐な笑顔を振りまきながら、何食わぬ顔で自らの身体的欲求が収まるのを待たなくてはならないのです。

 

 常に冷静沈着、その眼は未来を見渡し、その頭脳に比肩する者はないと自負している私ですが、流石にあれには勝てません。

 

 エイミに出会ってからと言うもの、私の趣味趣向……いえ、あえて明言させて頂きましょう。

 私の"性癖"はこじれにこじれまくってしまいました。

 

 お陰で個人用端末のデータベースの最奥……。この世のハッカーの全てのリソースを投入してもこじ開けることが不可能と言える難易度のセキュリティに守られた、私の秘密フォルダの内容が爆乳ビキニとか爆乳水着美少女モノが大半を占めてしまいました。

 

 これも全てエイミが悪いのです。エイミが私をあのような"叡智な身体(ドスケベボディ)"で誘惑するのがいけないのですよ……?

 水着のまま外に出ようとするわ、気兼ねなく脱ごうとするわで……。

 距離が近くてエイミの体温を感じてしまってドキドキしてしまう、私の気持ちも考えて下さい。

 我慢するのも大変なんですからね、全く……。

 

 ……失礼致しました。少しばかり熱が入ってしまいましたね。

 

 このような体に生まれ、美少女として振る舞ってはおりますが、私も男性なのです。 当然、そういう気分になったり、男性としての身体的欲求を感じてしまう事はあります。

 ですが、そういった感情は一切外に出しません。勿論、エイミに対しても、他のミレニアム生に対しても、です。

 

 これは私がミレニアムに不正な方法で入学した時に決めた、私なりの贖罪の意思です。

 女子校に男子生徒が混じっているだなんて、万が一にでも彼女たちが知ったらショックを受けるでしょう。

 

 勿論、それが露呈してしまった場合に受ける弾劾や誹りは受ける覚悟はあります。

 しかしこれまでの二年間、何事もなく上手くいってしまっていました。

 私の努力あってか、それとも彼女たちの人柄がそうさせてくれたのでしょうか。私は大切な友人を得ることが出来ました。

 

 私を可愛がっていた先輩方、慕ってくれる後輩達。ヴェリタスの皆、エンジニア部の方々、そしてエイミも。

 私と直接交流を持つ方々は少なからず存在します。

 

 その方達の気持ちを裏切りたくない、という気持ちもあるのです。

 知らないのであれば、知らないままでいたほうが良いのでは、と。

 ですから私は自らの正体を"天才"や"美少女"といった言葉のドレスで着飾り、美しく彩った外見という鎧で守り続けているのです。

 

 もしどうしても……自分の中の"男性"が我慢できなくなった時は……。

 まぁ、その。世間一般的に世の中の男性がするような方法で、処理……しています。

 ですがそれに、性別を偽って入学している事で得られるものを悪用したことは絶対にないと断言致しましょう。

 その気になれば更衣室も覗けますし、何ならミレニアム中の全ての監視カメラをハッキングして覗き行為をする事も、私のハッキング能力を以てすれば朝飯前でしょうね。

 ですが、それは絶対に致しません。

 

 自らの立場を使って、本来見てはいけないものを見て、それを自らの想像の中とはいえ慰みものにする……。

 それは人として犯してはならないラインを飛び越えた禁忌だと思っています。

 それをした瞬間、私は"天才"でもなければ"美少女"でもない、ミレニアムに咲く"一輪の花"など名乗ることすら烏滸がましい、ただの卑怯で最低な人間に成り下がってしまう、と。

 

 故に、このような私の側に居てくれる大切な後輩であるエイミにすら、私の正体を伝えることは出来ないのです。

 この秘密は墓まで隠し通す事が、私に課せられた責務であり、贖罪なのですから。

 

 

 ―――さて、少しばかり考え事をしすぎてしまいましたね。

 

 

 体もぽかぽかと温まり、心と身体のメンテナンスは無事に終わりました。

 さて、そろそろお風呂から上がりましょうか。

 エイミの用意してくれた朝食に口をつけ、今日も天才美少女に相応しい優雅な一日を始めましょう……。

 

 ……あら? どうして浴室の外の明かりがついているのでしょう? 人が居なければ自動で消灯するはずなのですが。

 というか、あの扉から見えるシルエットは……。エイミ? そこに居るのですか?

 

 困りましたね。エイミが着替え場に居ると、私はお風呂から出る事が出来ません。

 普段は気をつけているのでバレる事はありませんが、流石に裸を見られては私の性別に気が付かれてしまうでしょう。

 最悪局部さえ隠せていれば何とかなる可能性もありますが……。今出ていくリスクに釣り合うものではありませんし、ここは"(けん)"ですね。

 

 

 

 ―――中々出ていきませんね。

 ……というか、あら? もしかしてエイミ、服を脱いでいますか?

 さっきからガサゴソ、シュルシュルといった衣擦れの音が聞こえてきます。

 

 刹那、私は猛烈に嫌な予感を感じました。

 いえ、嫌な予感と言うには語弊がありますが、とにかく"不味い事態が起こる"という予感をひしひしと感じたのです。

 

 結論として、その予感は数秒後に現実のものとなりました。

 突如として、バスルームの扉が開いたのです。そして―――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

「……あれ、部長? お風呂入ってたんだ?」

 

 

「んっ!? えっ!? んんっ!? エ、エイミっ!?

 ど、どうしてお風呂場に入ってきているのですか!?!?」

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 え、えええ、ええええエイミが裸にっ!?

 なぜ? Why? いえ、ついに暑がりが限界突破して文明人としてのあり方すら否定してしまったと!?

 私が大声を上げてしまったからでしょう。エイミは珍しく少し目を見開いて驚いていました。

 

 

「いや、声デッカ……。いきなり浴室のドア開けちゃったのはごめんだけど、そんなにびっくりすることある?」

 

「いっ! いっ、いえっ!? べ、別に驚いてはいませんよ? えぇ、驚いていませんとも。私は全知の称号を持ち、ミレニアムにおいて類を見ない超天才かつ英才美少女ですよ? 私が驚愕する時はそれこそ世界の終焉か千年問題が解き明かされた時くらいのものでしょうとも! えぇ!」

 

「めっちゃ早口だけど……。何でそんな慌ててるの? 部長」

 

「そっ、それよりもっ! エイミ! どうしてあなたは何も着ていないのですか!? さ、流石に全裸はあまりにも破廉恥ですよ! いくら暑いからって、全部脱いでしまうだなんて、人間の尊厳すら失ってしまったというのですか!? いけませんエイミ! そこは、そこだけは最後の砦として! 大事な所だけは隠すだけの貞淑さを持って下さい!」

 

 

 いけません、いけませんよ、エイミ。そのように裸体を晒して、他の人に見られてはどうするのですか!?

 

 私だから良いものの……いや、私だからこそ駄目かもしれませんが!!

 乙女の柔肌を他人に見せるなんてもっての他です! ましてその大きな二対のソレをぶら下げて、隠しもせず露わにするなんて!! 

 有罪!有罪です! これは死刑でしょう! エッチなのはいけません!死刑!!

 

 

「いや、だってここ風呂場だし……。脱ぐでしょ、普通」

 

 

 まさかの正論が帰ってきて呆気にとられてしまいます。

 そうでしたね、ここはバスルームでした。

 身体を清める場所なのですから、衣服を着たまま入るには逆に不自然な場所でしたね。

 

 

「そ、そうでしたっ……! こ、ここはお風呂場でしたね、ふふふ……」

 

「??? 変なの」

 

 

 と、とにかく落ち着きましょう。エイミがまさか全裸でバスルームに乱入してくるとは思っていませんでした。

 なにせ今まで一度もこういった事はなかったのです。流石に油断していました。

 

 

「ごめん、汗かいちゃったからこのまま私もシャワー使っていい?」

 

「えっ? えーっと、そ、そうですね。構いませんよ?」

 

「ありがと部長。……あ~涼しい」

 

 

 そう言ってエイミはシャワーを浴び始めました。ちらりとシャワーの温度を見ると冷水のソレ。

 そんなに冷たい水を浴びたら風邪を引いてしまいますよ? エイミ……。

 ……と、そんな事を考えている場合ではありません!

 

 

(ど、どうしましょう……! このままでは私の"正体"がエイミにバレてしまう危険性が……!)

 

 

 ひとまず、湯船に深く身体を沈めました。

 運が味方したのでしょうか、今日のお風呂の湯はミルクのような濃白色の湯で、湯船に沈めてしまえば、身体は見えません。

 これでひとまず、湯船に浸かっている状態で正体が露見するという可能性は、ガクっと下がります。

 

 とはいえ、油断はできません。

 人並み以上、一般的な女子生徒よりも肌は綺麗だと自覚していますから、ぱっと見ただけでは性別はバレないでしょう。

 しかし身体については別です。普段はボディーラインの出ない厚着をしているので分からないでしょうが、薄い身体とはいえ、私の身体は男性のソレなのです。

 骨格で男性だと気づかれてしまうかもしれません。そして何よりも。

 

 

(え、エイミに私の"叡智"(デカグラマトン)を見られてしまっては、取り返しがつきません……! というか、見られたら恥ずかしくて死んでしまいます……っ!!)

 

 

 そう、男性が男性である証が、私の下半身に如実にあるのです。見られては一切の弁明が出来ない、一発でアウトな致命的な代物が。

 ふと、最悪の想像が脳裏を過ぎります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

『……は? 部長って男だったの? ……うわ、最低……。ちょっとどころじゃなく引く……。 今まで私の事騙してたんだね。もう私の側に近寄らないで。部活も抜けるから。

 じゃあね、部長…………。いや、明星さん

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!

 

 

 

 待って、待って下さい!違うんですエイミ!

 これは、これには深い事情があって……! ごめんなさい、謝ります! 謝罪させて下さい!

 エイミ? ……待って下さい! エイミ!!

 エイミイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!

 

 

 

 

 

(―――ハッ! い、いけません。あまりに最悪な想像をして意識が飛びかけていました)

 

 

 現実へと戻ってきました。先程までのは悪い夢、白昼夢です。

 しかしこのままでは今の妄想が現実になる可能性も否定できません。

 

 

「部長、顔めっちゃ赤いけど、のぼせてない?」

 

「の、のぼせてなどいませんよ。これが平常運転です」

 

「普段からそんなにほっぺ赤いの、クマ◯んかチャ◯ズくらいしか居ないと思うけどな」

 

 

 ど、どうするべきでしょう……。この状況を脱する方法を見つけるには……!

 

 ……な、なんですかエイミ? そんなにじっと私の事を見つめて……。

 …………ま、まさか私の正体に気づいてしまったのですか?

 い、いえ。まだそうと決まった訳ではありません。ここは一つ、探りを入れてみましょう。

 

 

「あ、あの……エイミ……? あまりじっと見られると、その、恥ずかしいのですが……」

 

「……あ、ごめん。……でも部長って肌綺麗だよね。うちにある化粧品類とか、シャンプーとかリンスとかオイルとか沢山あるし。やっぱどれが良いとかあるの?」

 

 

 ドキリと胸が跳ねました。

 

 

(私のことを"綺麗"だと言ってくれるのですね、エイミは)

 

 

 なぜでしょう。そのような類の言葉は常日頃から言っているというのに、エイミに直接そう言われると……。こう、耳がカーッと熱くなっていく感覚があります。

 

 ふふ、綺麗、ですか。普段から美容に気を遣っていたかいがありましたね……♪

 性別がバレないように自らを美少女らしく見せる努力については余念のない私ですが、やはり容姿のことを褒められると嬉しいものです。

 

 

「そ、それは勿論。天才美少女とは知識だけでなく、見た目にも完璧を求められるものです。美容にも当然気を遣っています。自分の髪や肌に合ったものを選んでいますし、季節ごとに別のものを選んでいますよ」

 

「ふーん……。私はザーッと流して終わりだからあんまり気にしないけど、そんなに違うんだ?」

 

「あなたはもう少し自分の事に気を遣ってもいいと思うのですよ、エイミ……。 そ、その……あなたも可愛いのですから」

 

 

 全く、勿体ないですよ、エイミ!

 エイミだって可愛いのですから、もっと女の子らしい趣味を持っても良いと思うのです。

 

 エイミは任務の時以外はいつもぼーっとしてますから、趣味らしい趣味を持っているのかすら定かではないのです。

 時々音楽を聞いている事は知っていますが、それだけというのは少しばかり寂しいでしょう?

 いえ、それがエイミのパーソナリティの一つであると言うのであれば、けして私は否定しませんけれど……。

 せめて例えば……アクセサリーだとか、お化粧品だとか、年頃の女子が好むようなものに興味を示してくれれば良いのですが……。

 

 というかエイミは何もせずにそのもち肌を保っているのですか?

 私がどれだけ必死でお化粧を覚えたり、フェイスケアやボディケアにせっせと気を配っているか……。エイミは知らないでしょうね!

 世界一の美少女であっても見えない所では努力しているのですよ! ぷんぷん!

 

 

「? 部長何か言った?」

 

「いっ、いえっ! なんでもありませんよ!?」

 

 

 私が見ていた事に気づいたのでしょうか、エイミは困惑の表情を浮かべます。

 ボディーソープをつけたタオルで全身をゴシゴシと強く洗っています。

 というか、洗い方が男らしすぎますよ、エイミ! 女の子なのですから、お肌は大切に扱って下さい!

 

 あぁもうそんな力任せに……! 二の腕を洗う度にあなたの大きなバルーンがゆっさゆっさと揺れてしまっているじゃないですか。

 いけません、いけませんよエイミ。あなたはそんなつもりないのでしょうが、私にはその光景は刺激が強すぎるのですよ。

 

 湯船の中で見えないでしょうが、既に私は前かがみになってしまっていますよ!

 どう責任を取ってくれるのですか、エイミ!

 私はあなたの事を邪な目で見ないように、自分を律し、鋼のように堅い意思で常日頃を過ごしているというのに、あなたはどうしてやすやすとそのラインを飛び越えて来てしまうのですか!

 

 

「いや、デッカ……。デカすぎでしょう……? 一体何を食べたらあんなに……」

 

「……部長、さっきから何かブツブツ言ってるけど、本当に大丈夫? のぼせてるんじゃない?」

 

 

 つい欲望が口に出てしまったようです。内容までは聞こえなかったようですが……。

 しかしこのままでは本当に不味いです。

 

 これ以上、この場に居てはエイミに正体がバレてしまいます。

 それに、ずっと湯船に浸かっていたからか、もしくは大切な後輩のあられもない姿を見てしまったからでしょうか……。

 既に脳が沸騰するほどに熱く、全身が火照りで悲鳴を上げているのが分かります。

 

 ぐるぐると目を回しながら、私は次の一手を考えます。

 何とか、何とかしてこの窮地を脱しなくてはなりません。

 

 

「部長、本当に今日変だよ。……何かあったの?」

 

「い、いえっ。な、何もありませんよっ?」

 

「……なんか怪しいな」

 

 

 いけません、エイミがジト目でこちらを見ています! 完全に怪しまれています!

 くっ、可愛らしい顔で見ても何も教えませんよ! こればかりはいくらエイミでも隠し通さなければならないのですから。

 

 

「まぁいいや。もう上がるから、部長も早く上がりなよ」

 

「え、えぇ。エイミが上がったら私も上がりますよ」

 

「ん、そう。じゃ朝ご飯準備しておくから」

 

 

 よ、良かった……。なんとか危機は脱したようですね。

 エイミがタオルを巻いて浴室から出ていきました。これで一安心です……。

 さて、私も上がりましょうか。思ったよりずっと長い時間浸かってしまいましたから。

 

 

 

 

 

 






この後ヒマリは湯の浸かりすぎによる貧血で学校を休んだ。


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