【リメイク版】ズッ友宣言してきた子の距離感がおかしい   作:猫好きの餅

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 お待たせしました。

 今回は私の別作品の主人公がガッツリ出ます。ご了承くださいませ。


元素の師匠が意外と青春謳歌してた

 

 

 

 

 

「……こ、ここで合ってるか……?」

 

 聖火闘技場の南西にある謎煙の主。更にその外れにある家の前に着いた俺は手にした地図を見て首を傾げた。

 

 集落からはかなり遠い、川を遡るようにして進んだ先にある崖の中に作られた家。ここに「彼女」が住んでいるらしい。

 

「……え、えっと。それで"黒曜石の老婆"さんは…」

「あー、多分まだ寝てるんじゃないかな」

 

 そういい、横で苦笑するのはここに住んでる稲妻から来た人。名前を幻目さんと言って、各地を渡り歩いて「娯楽小説」を書いている作家さん。見た目は白髪紅眼のメガネをかけた優しそうな青年だけど、どうもすごく年上に見える。

 

 

 

 

 

 氷元素を使いこなす上での先生的な人を探していた俺の一つだけあった心当たりがここに住んでる黒曜石の老婆に教えてもらうことなんだけど、それを提案してくれたのがたまたま流泉の衆に来ていたこの人というわけ。

 

「……一応、お酒は持ってきてみたんですけど……了承してくれますかね?」

「はは、心配はいらないよ。僕からも頼むし、君の身の回りで起きてることと、なぜ氷元素を扱いたいのかを説明すればきっと頷いてくるはずだ」

「そうですか?……あんまり自信ないなぁ」

「ムアラニと君の間で起きてる事はなかなか興味深いからね。僕もちょっとインスピレーション貰ったくらい」

 

 まぁ、ズッ友宣言されたなんて話珍しすぎるか。

 

 幻目さんはちょっとまっててねといい、黒曜石の老婆の家へ入っていった。彼女を起こすよう幻目さんの声に、中から「ぅ、…にゅ…げんもく…?」と可愛らしい女の子の声がする。

 

 そして、その直後。

 

「ちょ、シトラリっ?」

「…んーっ、おはようのちゅーしなさいよぉ」

「……ん?」

 

 なんかすごいこと聞こえなかった?

 

 俺が家を2度見すると、なかからどんからがっしゃーんと何かが倒れた音と「んっ!?」「…んぅ…」とか聞こえた。中で何してんの?

 

 しばらくして、ふたりが出てくる。遠い目をした幻目さんと、その後ろから顔が赤い黒曜石の老婆……シトラリさんが顔を出した。部屋の中から聞こえてきた、どう考えてもキスの音は幻目さんの「いまお客さん来てるからっ」の声で鳴り止んだけど、こうして出てこられるとすごく気まずい。

 

「……で、で?ワタシになんの用かしら」

 

 あ、そのまま行くんだ。俺を見て腕を組むシトラリさんに俺は事の次第を話した。幻目さんのアドバイス通りにムアラニの事も全部話す。

 

 そして、15分後。

 

「………わぁ…!」

「……えっ?」

 

 なんかすごい、シトラリさんの顔がキラキラしだした。なんかボソッと「り、リアル娯楽小説じゃない……」とか聞こえたんだけど?

 

 シトラリさんは腕を組んだままんんっと咳払い。

 

「それで?…キミはムアラニにアプローチをするために強くなりたいのね?」

「はい。その、やっぱり好きな子は守れるようになりたいので…」

「おふっ」

「え?」

「な、なんでもない」

 

 なんかシトラリさんと幻目さんがホクホクした顔で見てきてる。

 

「それでその、理由は今話した通りです。……どうかお願いしますっ!俺に氷元素の使い方を教えてください!」

「いいわよ」

「図々しいことは承知してます。ですか、俺は……って、え?……いいんすか?」

 

 まさか二つ返事で了承するとは思わず、俺は素っ頓狂な声を上げた。正直かなりダメ元だったのに。なんならフォンテーヌまで行ってエスコフィエに土下座しようとしてたくらいだ。

 

「まぁ、キミのムアラニへの想いはツタわったしね。……だけど、ふたつ条件があるの」

「条件、ですか?」

「まず、氷元素は数ある中でも扱うのが難しいの。それを短時間で身につかせるならかなりの苦行になる。ワタシの判断でそれを修めるまで、流泉の衆には帰れないと思いなさい」

「…わかりました。…もうひとつはなんですか?」

「幻目の執筆に協力しなさい」

「えっ」

「え、シトラリ?」

 

 1つ目とは別に、神妙な顔で言ってくるシトラリさんに俺と幻目さんが声を上げた。貴方も知らないんかい。

 

 シトラリさんは幻目さんに向かって言う。

 

「……せっかくのネタの宝庫じゃない。それに、幻目の新作…ヨみたいし…」

「…あー、うん…わかったよ。……ウルもそれでいいかな?」

「むしろ俺なんかが協力できるんですか?たいしたことはなんにも…」

「ズッ友宣言されてる時点で大したことよ。……それに、そういう展開のなかで、尚も彼女と並ぶために努力するってワタシの好みだしね」

 

 つまり、そういうことだ。この人たち俺をラブコメネタとして昇華させる気だ。だが、ここで立ち止まっていられるか。

 

 俺は、2人に向かって大きく頭を下げた。

 

「わかりました。俺に出来ることなら何でもします。…よろしくお願いしますっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ということで、これからシトラリさんと幻目さんのところで氷元素の修行をすることになった。寝床は幻目さんの使っている天幕を使っていいらしい。幻目さんはどこで寝るんですかと質問が口から出かかったけど、シトラリさんが笑顔で幻目さんの着物の裾を掴んでる時点で大体わかった。

 

 というかこの2人、明らかに付き合ってるな。距離感がもう近い。近すぎる。

 

 俺の前ではなんか普通を装ってるけど、ちょっと目を離すと二人で見つめあってることが多い。というかなんで見つめあってる時に幻目さんメガネずらしてるんだろ?

 

 というか、流れで泊まり込むことになっちゃったな。教えてくれる分文句は言えないけど、ムアラニに一言言ってくればよかった。出発前のあいつの行動本当に謎だったけど、元気は出た。

 

 外は日没。一度謎煙の主で買い物してから戻ってきて、幻目さんの天幕でごろんと寝転がる。天幕の中は小説家らしく色んな紙が置いてあった。

 

 明日から修行が始まる。こういう時って大抵朝早いし、もう寝ておこうか。

 

「はぁ、俺が氷元素を使いこなしたところで、ムアラニは俺を……ってやめやめ。とりあえず今は修行だ」

 

 俺は頭をよぎった考えを振り払い、寝返りを打って目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …………寝れねぇ!!!

 

 何がとはすごく言いにくいけど、シトラリさんの家から聞こえてくる声のせいで寝れねェ!!

 

 やっぱりあの2人付き合ってるのね。

 

 

 俺は明日耳栓を買いに行くと心に決めて、布団を頭から被った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日。

 

 修行といえば朝からだろと思って早起きして待ってたんだけど、シトラリさんが起きてきたのは昼前だった。幻目さんは朝にちゃんと起きてきて俺の面倒を見てくれる。ほんとにいい人だ。

 

「幻目さんは炎元素の神の目を持ってるんですね。……もしかし結構強かったり?」

「まぁ、歳だけは食ってるしね。ただ炎元素と氷元素で扱いが全く異なるんだ。僕から助言できることは悪いけどないかな」

 

 朝ごはんにすぐこそを流れてる川で捕れた魚を焼いて食べながら彼と話した。少しすると買い物に行くから何かあるかい?と尋ねられたので耳栓と答えると汗を垂らして平謝りされた。

 

 で、今はのそのそと家から出てきたシトラリさんに元素の基礎を教わっている。

 

「…さて、氷元素の基礎から叩き込んでくわよ」

「よろしくお願いします。………あの、シトラリさん」

「ナニ?」

「…その、首元に使ってください」

 

 俺の前に立つ彼女の首筋に気になったものがあったので、俺は絆創膏を渡した。怪訝そうな顔をする彼女に俺は遠い目で答える。

 

「首元、虫に刺されちゃってるので」

「虫?…そんなのいるわけ………っ!?……あ、ありがたく貰っとくわ……」

「ハイ」

 

 俺も、ムアラニとこういう感じになる日は来るのだろうか。正直ちょっと羨ましい。

 

 なんか、昨日から見てるとこの2人、すっごいお互いのこと好きだよね。お互いを見る視線の熱がものすごいし、ラブラブって言うのはあれを指すのかも。

 

 絆創膏を貼り、咳払いをしたシトラリさんに改めて氷元素について教わっていく。

 

「まず最初に、氷元素は操作がかなりムズかしいの。理由は正しく"氷"だからね」

「氷だから?」

「キミ、氷とキいてどういう印象を抱くかしら」

「…水を凍らせたもの。飲み物を入れたコップに入れると冷えて美味しい?」

「そうね。つまり氷には戦闘面での要素が無いの」

 

 シトラリさんは手のひらに氷元素を集めて、氷塊を作り出す。

 

「他の元素だったらこれを飛ばすだけでも立派な攻撃になるけど、氷は違うわ。落としただけで割れる氷をぶつけられてもダメージなんて与えられない」

「確かに。それなら石投げた方がいいですよね」

 

 俺がぶつかってるのもそこの壁だ。頑張ってどう生成してもただの氷になってしまう。脆いし、そのままにしていると溶けてしまう。

 

 頷いた俺に「ココからが本題」とシトラリさんはもう一度氷元素を手に集めた。

 

「だから、正しくはこうやるの」

 

 シトラリさんの手のひらに霜風が集まる。でも、今度はその霜風の動き方が違った。

 

 まるで螺旋を描くように、氷元素が収縮して集まっていく。そうしてできたさっきと変わらない大きさの氷を掌に受かせて、こちらを見て口を開いた。

 

「ウル、ちょっとコレ飛ばすから槍で突いてみなさい」

「…わ、わかりました」

「全力でね」

 

 俺は言われた通りに背中の槍を構えた。迎撃しやすいように下段で構えると、そこにシトラリさんが氷塊を飛ばす。

 

「えいっ」

「……ッ!!」

 

 結構な速度で飛んでくる氷塊に俺は全力の中段突きを叩き込んだ。普通の氷なら当然木っ端微塵の威力。……だが。

 

「……えっ!?」

 

 突き込んだ槍が氷塊に当たってそのままギリギリと拮抗している。穂先が当たったところにはヒビすら入っておらず、なんなら火花まで出ている。

 

 ギャリィ!!

 

 とても氷から出るとは思えない音を立てながら吹き飛んだ氷塊は、地面にドスンと落ちた。

 

 俺はもう開いた口が塞がらない。今のが氷?

 

「な、なんですか今の」

「ね。硬さがハネ上がったでしょ?……今のは氷元素を圧縮して作った氷よ」

「槍で合わせたら火花出ましたよ?……すげぇここまで硬度が上がるんだ」

 

 地面にめり込んだ氷塊に近づいて持ち上げようとするが、ビクともしねぇ。どんだけ重いんだよ。

 

 それをひょいと回収し、霜に戻したシトラリさんは「どう?」と言わんばかりに胸を張った。

 

「まぁ、ザッとこんなもんよね」

「す、すげぇ。……今のが圧縮ってやつですか?」

「そう。これがまず、基本中の基本。氷元素って氷の状態がそう見られがちだけど、ホントはそれに成るまでの冷気も氷元素なのよ」

 

 シトラリさんはそう説明しながら手から霜…氷元素を出した。貴方もできる?と聞いてくるので自分も出してみるが、どうもシトラリさんのと色が違う。

 

「……なんか見た目が違いません?」

「そりゃあ、圧縮してるからね。コレを飛ばして…えいっ」

 

 シトラリさんは川の中にその霜風を飛ばし、手で握る動作をする。すると川の中から氷柱がいきなり生えた。

 

「お、おおお…!!」

「氷元素はホカの元素と違って、複数の形態をとるの。だからああいう風に変化ができるのよ。…ま、そこがムズしいところなんだけどね」

「なるほど…まずはそれが出来るようにならないと話にならないってことですね」

 

 頷くシトラリさんを尻目に、俺もやってみるけど………。

 

 

「……なんだこれ。めちゃくちゃムズい」

 

 どうやっても手から出す霜風と勢いだけ増すばかりで全然圧縮できない。手で握ってみるとその中に現れるのはただの握った雪玉。その場で落とすと当然一瞬で砕け散る。

 

 隣を見るとシトラリさんは「ん」と掌に圧縮した氷を生成した。そのまま地面に落とすとゴトンと床に日々を入れて転がる。

 

 信じられないものを見るような目の俺に、腰に手を当てたシトラリさんはなんでもないように言う。

 

「まぁ、これはケイケンの差だし最初はそんなもんよ。他の技術はまずそれが出来ないと話にならないから。最初はソレを練習しなさい」

「わ、わかりました。……あの、ちなみに何かコツとかは…?」

「感覚だからヒトそれぞれ。……ワタシはまぁ、握らない程度に握る感じ?」

「握らな……んん??」

 

 どういうこと?俺が首を傾げてると、シトラリさんは小説を読むとかで家に戻ってしまった。

 

 とりあえず、これを習得しないことには始まらないそう。俺はその場に座り込み、何度も何度も挑戦してみる。

 

 その日は夕方までやっていたが、俺手の中にできるものかただの雪玉から変わることはなかった。

 

 

 

 

 

「……ふむふむ、それで?……ムアラニとはどういう出会いなんだい?」

「出会いは……5年前くらいですかね。それまでお互い集落の外で暮らしてたんで」

 

 そして夕方。今度は幻目さんの取材を受ける。どうも俺のズッ友とかいうところに当たりを感じたらしい。これ当事者としては負け犬の勲章なんだけど。

 

「その頃から仲が良かったの?」

「いや、話すようになったのは割と最近ですよ。泳げない俺を見かねて声をかけてくれました。それまではお互い顔見知りくらいでしたね」

「なるほどね。ムアラニを好きって気がついたのはいつ頃?」

「いつ頃……、うーん」

 

 そう聞かれると答えるの難しいなぁ。気がついたら好きというか、なんなら最初に声をかけられた時に一目惚れってのも有り得る。

 

「……知り合って、色々世話を焼いてくれて……最初はムアラニの笑顔に目を引かれたのを覚えてます」

「確かに、あの子笑顔が眩しいもんね」

 

 ムアラニの笑顔には本当に何度も救われた。彼女の太陽のような笑顔と天真爛漫な性格を見ていると、なんか自分にも自信が湧いてきた。

 

 こうして見ると、やっぱり好きだな。って感じる。もう俺はムアラニ以外の女の子を好きになる時は来ないんじゃないかってくらい。

 

 ズッ友にはなってしまったけれど、俺の想いは増すばかりだ。

 

 幻目さんはそんな俺を見てくすりと笑う。今日はこのくらいにしようか、とメモ帳を閉じた彼に、俺は気になったことを問いかけてみる。

 

「あの、幻目さん」

「なにかな?」

「シトラリさんとは…その…?」

「あー……うん。恋人だよ」

「やっぱり。羨ましいですね」

 

 幻目さんの話を聞くと、彼か稲妻で書いていた小説の読者がシトラリさんだったらしい。インスピレーションを受けにナタに来た幻目さんと偶然知り合って、なんやかんやで今の関係になったんだとか。

 

 特に、2人かよく見つめあってるところとか、すごい羨ましい。距離感近いのもそれが自然というか、お互いを見る目がすごい優しいんだよね。俺もムアラニとこういう感じに……。

 

 などと頭をよぎったキモイ妄想を首を振って振り払う。

 

「…ウルは、ムアラニとどうなっていきたいんだい?」

「……そりゃ、付き合えたらいいなって思ってます。でも、向こうはまだ俺のことを友達としてしか見てないので……。幻目さんはどうやったんですか?」

 

 俺が問いかけると、幻目さんは言いにくそうに頬をかいた。

 

「僕の場合はなんというか、シトラリに攻め落とされた感じだからアドバイスは難しいかもなぁ。……まぁ、好意を向けられるっていうのは嬉しいことなんだし、言葉だけじゃなくて行動で示してみるとかはどうだい?」

「うーん。でもやっぱ男側からやるのは度胸入りますよね」

 

 ただ、悠長なことは言ってられない。ムアラニにはモテるし、今は良くてもそのうち俺の知らない男といい仲になって、それをズッ友の俺に相談や報告をしてくあああああああああ(自爆)。

 

 しかも、1回ムアラニと密着したり抱き合ったりしたりしたもんだから前よりもダメージが上がってるじゃねぇか。

 

 遠い目をしている俺を見た幻目さんは微笑みながら立ち上がった。

 

「若いんだし、悩むだけ悩んだらいいさ。話くらいなら僕がいつでも聞くから」

「……シトラリさんに睨まれそうなので程々にしておきます」

「はは、そりゃ怖いね」

 

 実はさっきから家から顔を出していたシトラリさんの方へふたりで振り向くと、慌てた顔の彼女が顔を引っ込めた。

 

「もう暗いけど、晩御飯はどうする?中で食べるかい?」

「いえ、2人の邪魔はしたくないので。俺は適当に魚でも焼いてます」

「わかった。………その、ウル。夜のことなんだけど……」

 

 そのいいにくそうな顔でなんのことかわかった。俺はさっき買ってもらった耳栓を見せながら言う。

 

「別に、耳栓あるんでいいですよ?もちろん覗いたりなんかしないので」

「……世話をかけるね」

 

 すっげぇ申し訳なさそうな幻目さんを送り出した。中に入っていくのを確認すると、耳栓をつけた俺は座り込んで氷元素圧縮の鍛錬を始める。

 

 昼間も言われた通り、これを身につけないと話にならないんだ。余計なことを考えず、まずはこれに集中しないと。

 

 ただ、この未知の力を使う感じがすごい面白んだよな。シトラリさんに言われたことを思いだながら少しづつやっていく。

 

 

 俺はそのまま夜が更けても鍛錬を続けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 






 修行パート。

 次の投稿は早めにできそうです。
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