宇宙世紀マブラヴ   作:vault101のアルチョム

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第一章
【第1話】異星の空にて


宇宙世紀0078年末。

地球連邦政府との緊張が頂点に達しつつあったサイド3・ジオン公国は、総力を挙げて戦争準備を進めていた。

 

ジオン公国首都ズム・シティ上空。サイド3全域を覆う巨大なコロニー群の向こう――突如として宇宙空間に、“歪み”が生じた。

 

異常の第一報は、ソロモンから出撃していた哨戒艦隊からもたらされた。

 

「観測ユニット反応、異常。局所的に空間がねじれています!」

 

「重力じゃなくて、レーダー反応に異常が出てるぞ!これは……重力波じゃない、別の……!」

 

次の瞬間、艦内の照明が一斉に明滅し、周囲の空間が白く発光した。

 

同時に、サイド3、ソロモン、ア・バオア・クー、そしてジオンの全艦艇群が、一斉に“この宇宙”から消失した。

 

──それが、“転移”だった。

 

 

 

まったく異なる天体軌道上に再出現したジオン艦隊。最初に現れたのは、真紅に染まった広大な惑星の姿だった。

 

「……これは……地球、か?」

 

ズム・シティ司令室。各地から上がる通信を前に、ドズル・ザビ中将が眉をひそめる。

 

「青い海はあるようだが、大陸部が異様に赤茶けている。まるで、何百年も放棄されたような……」

 

「兄貴、観測隊からの報告だ。月や地球のサイズ、軌道、重力値は一致……どうやらこの惑星は、地球に限りなく近いようだな」

 

ギレン・ザビ総帥は静かに頷いた。隣に立つキシリア・ザビも、無言でモニターを見つめている。

 

「だが、これは……我々の知る宇宙ではない。いかなる理屈であれ、この“宇宙嵐”は我らを異なる世界へと運んだ。ならば、今我らが為すべきはただ一つだ」

 

「まずは現状の把握。……偵察艦隊を出す」

 

その言葉と同時に、偵察任務を担う艦隊がサイド3から出撃した。

 

 

 

数日後、地球・赤道上空。静止軌道宙域を航行していた、パプア級補給艦〈ハイランド〉と、随伴するムサイ級軽巡〈バイセク〉。

 

両艦は、観測任務とサンプル収集を目的に展開していた。

 

「こちら〈ハイランド〉、レーダー反応あり。再突入中の高熱源体を複数確認。速度はマッハ25……識別コードなし、機体形状も不明」

 

艦橋に緊張が走る。

 

「民間船か?……いや、違う。あの軌道、まるで編隊を組んだような……」

 

「モニターに映像入ります!」

 

画面に映し出されたのは、旧世紀のスペースシャトルに似た艦艇だった。推進装置を噴射しつつ、地球表面のある一点に向けて降下している。

 

「識別できません……構造もこちらの技術とは異なります。恐らく、現地の勢力による艦艇と推定されます」

 

その時、映像の中で艦艇の1つが、地上から発射された“光の柱”に包まれた。

 

「……撃たれた!? 地表から高出力レーザー照射!」

 

「命中確認。撃墜されました!」

 

「レーザー兵器!? こちらに影響は?」

 

「いいえ、我々の高度には届いていません。だが、あの出力……軍用規格以上です」

 

「……まるで、地上で何かが彼らを撃墜しているように見えるな」

 

 

 

サイド3・司令室。

 

ギレン・ザビはモニターをじっと見つめながら、静かに呟いた。

 

「……どこの誰が何と戦っているのかは知らん。だが、これは戦場だ」

 

「我々は異星の空にいる。次に狙われるのが我々でない保証はない。まずは見極めろ――敵が何者か分からぬうちは、動くな」

 

 

 

ナレーション(永井一郎)

その命令を受け、ジオンの艦隊は慎重に情報収集を開始する。

 

やがて判明する“敵”の正体――それは、想像を遥かに超えた、地球外起源の脅威であった。

 

──地表に蔓延る、“BETA”と呼ばれる存在。

 

ジオン公国とその10億の民が、滅亡と隣り合わせの新たな戦場へと足を踏み入れた瞬間だった。

連邦も途中で転移した方がいいかな?

  • 一部隊
  • 一個艦隊
  • モブコロニー(生産性向上の為)
  • サイド7(天パと親父込み)
  • ジュピトリス(若いシロッコ込み)
  • 連邦なんて腐敗した奴らは要らん!
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