文章の書き方を直しました!最近アップしてたやり方だとアンチが出る模様…。ヨシヒロさん教えてくれてありがとうございました!
なんか読みにくいとか、こうした方がいいよ!とかあればアドバイスよろしくです!小説初心者なので助かります!まぁ自分がその書き方が出来るかどうか?力不足かもなので分かりませんけどね(汗)
【第51話】再始動する叡智
ナレーション(永井一郎)
かつて敗れた戦争の中で、葬られた多くの技術と理論。
その中に、世界を変える可能性を秘めた「叡智」が存在した。
宇宙世紀から異なる地へと移されたジオン公国。
この地で彼らが手にしたのは、BETAという未知の存在と、それに対抗するために生み出された数々のデータ。
そして今、その叡智が――新たな胎動を始める。
ジオン技術局 技術解析部
ソロモン内部に設けられた高圧隔離施設にて、一つの解析作業が佳境を迎えていた。
「この数式……確かに、エネルギーCAP理論に基づく高密度蓄電制御構造だ」
老練な技術将校が唸る。
彼の前に展開されたモニターには、地球連邦軍が遺した膨大なデータの断片が表示されていた。
「ミノフスキー粒子の偏在性と電磁圧縮理論の親和性がここまで高いとは……。十分に応用できる」
その言葉に、周囲の研究員たちは顔を見合わせる。
連邦由来の技術と、ジオンが長年築き上げたミノフスキー物理学が、ここで初めて“噛み合った”瞬間だった。
やがて、解析報告書はギレン・ザビのもとへと届けられる。
静かに資料を読み進めたギレンは、無言のまま数秒を置いた後――わずかに口元を歪めた。
「面白い……。であるならば設計図はあるのだ。ジオン製の携行式メガ粒子砲の完成を急げ。」
サイド3 技術試作部門 研究棟
宇宙世紀、かつては栄華を極め、そして没落した貴族家があった。その再興を夢見る技術少将はアプサラスという異端の兵器を提案・設計をした一人の男。ギニアス・サハリン
執念と狂気の狭間に立たされた男が、再び、軍の中枢に呼び戻されることとなった。
サイド3に構えられた技術試作部門――ギニアスの研究棟は、転移後の混乱を経て今やジオンの再興を担う「鍵」として、彼の研究部門に再び光が差していた。
その最中、部屋の主人は薄暗い実験室の奥で、じっと新たな設計図を見つめていた。
「……エネルギーCAP理論…ふむ。ジェネレーター直結のビーム兵器ではないのか。縮退寸前のミノフスキー粒子を貯蔵させるか…携行式ビーム兵器に関してはジオンは連邦に遅れをとっているな…」
ギニアスの瞳は静かだった。かつてのような焦燥や狂気はそこにはなかった。
だがその代わりに――新たな執念と情熱が宿っていた。
「アプサラスは、従来の戦術兵器ではない……だが、まずはミノフスキークラフトによる浮遊性能、エネルギー配分、安定制御……そこからだ」
自ら設計した試験型アプサラスⅠは、兵装も武装も持たない。
だが、高高度浮遊と安定推進という二つの性能は、後の兵器設計において不可欠な技術であった。
新たに軍部からの命により、潤沢な予算と技術班が提供される。彼のもとには、再び人と物が集い始めていた。
その数日後。
試験飛行に必要なテストパイロットの選出を巡って議論が交わされていたが、意外な人物が名乗りを上げた。
「私にやらせてください。お兄様の夢……“正しく”実現させたいんです」
そう言ったのは、ギニアスの実妹でありながらも機動兵器の操縦技術に卓越した女性、アイナ・サハリンだった。
「……無茶を言うな。お前は……」
「私もサハリン家の人間です。サハリン家の再興をお兄様の側に居ることで、一緒に実現させたいのです!」
兄妹の会話を傍らで黙って聞いていた一人の男が進み出た。
「ギニアス様、私が同行致しましょう」
ノリス・パッカード大佐。サハリン家に忠誠を誓う老練の軍人。
彼は、ディスプレイに表示されてる試作中のアプサラスⅠの設計図を見ながら進言した。
「私が試験機のグフフライトタイプにて随行し、アイナ様をお守り致します。」
ギニアスは黙って二人を見つめ…
「……好きにしろ。ただしこれは未完成の試作機だ。想定外の挙動があれば即座に中止しろ。それが条件だ。ノリスが搭乗するグフ・フライトタイプもあくまで試験配備の先行機体に過ぎない。
……ふん、まぁアプサラスに何かあれば事だ。慎重にな…」
その数日後。テスト施設の格納区画に、試験用の大型機体が搬入された。
外装は未完成、武装も未搭載。
しかし内部には、試作段階のミノフスキークラフト機構が格納されていた。
それが――アプサラスⅠ、モビルアーマークラスでのミノフスキークラフト実証試験機。
真の完成には程遠いが、「浮かせる」だけならば十分だった。
「……想像していたより、ずっと大きいのね」
艦内の整備デッキに立つのは、アイナ・サハリン。
深い赤のパイロットスーツに身を包み、目の前の巨大な機体を見上げていた。
その背後に、ひとりの忠義の士が控える。
「アイナ様。万一の際は私が機体を寄せますので離脱を。戦艦クラスならまだしもモビルアーマークラスでのミノフスキークラフト搭載は未知数です」
「ありがとう、ノリス。しかし……これは、私の意思よ。お兄様の夢に、私も……応えたい」
静かに微笑むアイナ。
ノリスは深く頷いた。
その胸に宿るのはかつての主の志と、いま仕える兄妹への揺るがぬ忠誠――。それが、ノリス・パッカードという男のすべてだった。
格納庫の奥には、試作機――グフ・フライトタイプが佇む。
脚部に取り付けられたバーニアユニットが、通常のMSにはない飛翔性を約束している。
この機体は、あくまで“試作の”護衛機である。
だがノリスの覚悟は決まっていた。たとえ未完成の機体であろうと、アイナ様を守る盾となるのが自分に課せられた使命――それだけは揺るがぬ真実だった。
「アプサラスⅠ、ミノフスキークラフト点火準備に入ります!」
オペレーターの声が響き渡る中、アイナが搭乗する。コクピットに収まった彼女の表情は、決意に満ちていた。
《……起動シークエンス開始。ミノフスキー粒子圧縮開始……》
深く唸るような重低音。
底に設けられた反応炉が回転を始め、ミノフスキークラフトユニットにエネルギーが流れ込む。
やがて――
「浮いた……!」
アプサラスⅠの巨体が、ゆっくりと数メートル浮上する。
コロニーの地表との間に薄く光が散る――エフェクトの安定した発生現象がまるで重力を拒絶するかのように、無音の浮揚が実現した。
「成功だ……!ゴホッゴホッ…。」
モニター室で見守っていたギニアスが、我を忘れたように立ち上がる。
その背後では、研究員たちが歓声を上げていた。
数時間に渡る安定浮遊テストは、驚くほど順調だった。
異常なし。推力制御も成功。
そして最後に、ギニアスは報告書に一言だけ添えた。
「次段階:兵装搭載試案検討開始」
彼の眼差しは、すでに“兵器としての未来”を見据えていた。
それは、ただの浮遊する機体ではない。
大気圏外からの強襲後、地下拠点への大出力メガ粒子砲による奇襲を運用目的とした「動く要塞」――
いや、「空からの審判」としての化け物が、今まさに胎動を始めたのだった。
夜、仮設司令棟から一人、完成途中の巨大な骨組みを見上げていたアイナは、胸元のペンダントをそっと握った。
そして、その想いを抱く者たちが見つめる先で、アプサラスの影が――ゆっくりと、空に向かって形を成し始めていた。
ナレーション(永井一郎)
未知の地に移りながらも、ジオンの叡智はなおも進化を続ける。
かつては狂気とされた計画が、今――新たな意味を持って再び動き出す。
それは人類の希望となるのか、それとも新たな災厄の扉か。
その答えを知る者はまだ、誰もいない。
連邦も途中で転移した方がいいかな?
-
一部隊
-
一個艦隊
-
モブコロニー(生産性向上の為)
-
サイド7(天パと親父込み)
-
ジュピトリス(若いシロッコ込み)
-
連邦なんて腐敗した奴らは要らん!