ギャンブル中毒者が挑む現代ダンジョン配信物   作:パラレル・ゲーマー

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第66話

 神崎隼人は、自室の古びたゲーミングチェアに深く身を沈め、目の前のモニターに映し出された無機質なテキストの羅列を、睨みつけていた。

 C級ダンジョン【忘れられた闘技場】。

 あの場所での死闘は、彼の肉体と精神に確かな勝利の証と、そしてそれ以上に拭い去ることのできない、明確な「課題」を刻みつけていた。

 勝利の余韻は、すでにない。彼の思考は、ギャンブラーが次のゲームの戦略を練るように、冷徹な自己分析と次なる一手への探求へと、完全に切り替わっていた。

 

「…足りない」

 

 彼の唇から、乾いた呟きが漏れた。

 何が足りないのか。それは、明白だった。

 火力か?いや、違う。【憎悪の残響】がもたらす追加ダメージと、【脆弱の呪い】による防御低下のコンボは、C級の敵に対しても十分に通用していた。

 手数か?それも違う。【万象の守り】がもたらす攻撃速度の上昇は、彼の連撃を並の探索者では追随できない領域へと引き上げている。

 プレイヤースキルか?それも、断じて否だ。彼は、あの絶体絶命の状況下で、ゴブリン・グラディエーターの完璧な連携を、機転と、そして純粋な技量で打ち破ってみせた。彼の反射神経と判断力は、すでにC級のそれを凌駕しているとさえ言えるだろう。

 

 問題は、もっと根本的な部分にあった。

 あまりにも、脆すぎるのだ。

 彼のビルドは、あまりにも攻撃に偏りすぎていた。それは、全てのカードを攻撃に注ぎ込んだ、極端なアグロデッキのようなもの。上手く回れば、格上の相手すら瞬殺できる爆発力を秘めている。だが、一度でも相手の攻撃を通されてしまえば、その勢いはまるで砂上の楼閣のように、あっけなく崩れ去る。

 

 彼は、あのゴブリン・グラディエーターの重い一撃を思い出す。

 盾で受け流し、【鉄壁の報復】でカウンターを叩き込んだ、あの瞬間。確かに、彼のHPは回復した。だが、それ以上に彼の最大HPそのものがごっそりと削り取られるあの感覚。心臓が凍り付くような、絶対的な「死」の予感。

 彼の指輪【混沌の血脈】とパッシブスキル【生命の泉】がもたらす、強力なHP自動回復(リジェネレーション)。それは、確かに彼の生命線だ。だが、それはあくまで受けた傷を「後から癒す」ための力でしかない。

 そもそも、その一撃で致命傷を負ってしまえば、回復する間もなく全てが終わる。

【背水の防壁】の瀕死時に発動する驚異的なリジェネも同じだ。あれは、あくまで最後の保険。その保険が発動する状況に何度も陥っている時点で、彼の戦略は根本的に間違っているのだ。

 

「…必要なのは回復力じゃない。ダメージを、そもそも受けないための力…」

 

 物理ダメージ軽減率。

 アーマー値。

 戦士クラスにとって最も基本的で、最も重要なそのステータス。

 彼のビルドは、その部分が致命的に欠落していた。

 それは、ポーカーで最強の役を揃えることばかりに夢中になり、相手のベット額を読むという、最も基本的なセオリーを忘れているのと同じだった。

 

「…クソが」

 

 彼は、自らの未熟さに悪態をついた。

 D級ダンジョンまで、彼の戦いはあまりにも順調すぎた。ユニークアイテムの豪運とプレイヤースキルで、全ての障害をなぎ倒してこられた。その成功体験が、彼を知らず知らずのうちに傲慢にさせていたのかもしれない。

 このままでは、いずれ必ず越えられない壁にぶつかる。

 C級のただの雑魚モンスターにすらあれほどの苦戦を強いられたのだ。この先に待ち受けるボスモンスターや、あるいはさらに上位のB級ダンジョンでは、今のビルドでは一瞬で塵にされるだろう。

 

 彼は椅子を軋ませながら、大きく伸びをした。

 そして、再びモニターへと向き直る。

 彼の瞳には、もはや自己嫌悪の色はない。

 ただ、目の前の難解なパズルをどう解き明かすかという純粋な探求心と、ギャンブラーとしての静かな闘志が燃えていた。

 彼の戦場は、ダンジョンだけではない。

 この情報の海もまた、彼の主戦場なのだ。

 彼はブラウザを立ち上げ、慣れた手つきで日本最大の探索者専用コミュニティサイト『SeekerNet』へとアクセスした。

 

 サイトのトップページは、相変わらず彼の名前で持ちきりだった。

『【神回】JOKER、C級初挑戦でグラディエーターのコンビをソロ撃破!』

『【議論】JOKERのプレイスキルは、もはやA級レベルなのでは?』

『【アンチスレ】JOKERって、結局運だけで成り上がっただけだよな Part.5』

 賞賛、分析、そして嫉妬。

 あらゆる感情が渦巻く、情報の洪水。

 だが、彼はそれらのスレッドには一瞥もくれなかった。

 彼が求めるのは、大衆の評価ではない。

 勝利に直結する、本質的な「情報」。

 彼はサイトの奥深く。

 百戦錬磨の猛者たちだけが棲息する専門的な掲示板へと、その意識をダイブさせていった。

 

『戦士クラス総合スレ Part. 288』

 

 そこは、彼がこれまで何度も訪れてきた戦士たちの聖域。

 だが、今日の彼はこれまでとは違う、明確な目的意識を持ってこのスレッドの過去ログを漁り始めた。

 検索窓に彼が打ち込んだキーワードは、シンプルだった。

『C級』『物理』『痛い』『対策』『死なない』

 エンターキーを押すと、彼の画面には、おびただしい数の同じような悩みを持つ戦士たちの、悲痛な叫びが表示された。

 

『助けて!【忘れられた闘技場】のグラディエーターにワンパンされる!』

『物理耐性、どうやって上げればいいんだ…?装備が高すぎる…』

『装備代で完全に赤字なんだが。C級、無理ゲーすぎだろ…』

 

 隼人は、その一つ一つの叫びに深く共感した。

 そうだ、俺だけじゃない。

 誰もが、この壁にぶつかっているのだ。

 彼は、その膨大な書き込みの中から、ノイズを的確に排除していく。

「気合で避けろ」「死んで覚えろ」といった、何の役にも立たない根性論。

「数千万するユニーク鎧を買えば解決」といった、一部の富裕層にしか通用しない非現実的なアドバイス。

「ヒーラーとタンクを連れて行け」といった、彼のような孤高のソロプレイヤーには全く無意味な提案。

 情報の洪水の中から、彼はただ一つの本質的な「解法」を探し求めていた。

 

 そして、数時間に及ぶ情報の海での探索の末。

 彼はついに、一つのひときわ異彩を放つ議論の流れを見つけ出した。

 それは、彼と同じようにC級の壁にぶつかり、絶望していた一人の新人戦士の問いかけから始まっていた。

 

 488 名無しの新人戦士

 先輩方、教えてください。

 レベル14の戦士です。先日、意を決してC級【忘れられた闘技場】に挑戦したのですが、最初のゴブリン・グラディエーターに文字通り瞬殺されました。

 装備は、E級ダンジョンで揃えられるそこそこのレア装備で固めています。HPも500近くあります。それでも、相手の攻撃を二発受けただけでHPが蒸発しました。

 

 SeekerNetで調べると、「レベル24で習得する【決意のオーラ】を張れ」と書いてありますが、そこまでレベルを上げる前に、心が折れそうです。

 何か他に、この状況を打開する方法はないのでしょうか…?

 このままでは、探索者を辞めるしかありません…。

 

 そのあまりにも切実な、魂の叫び。

 それは、数日前の彼自身の姿を見ているかのようだった。

 この書き込みに対して、多くの同情と、そしていくつかの無責任なアドバイスが寄せられていた。

 だが、その流れを一変させる一つの書き込みが投じられた。

 投稿主は、このスレッドの主であり、全ての戦士から尊敬を集めるあの伝説のコテハン。

『元ギルドマン@戦士一筋』だった。

 

 512 元ギルドマン@戦士一筋

 

 488

 よく聞け、新人。お前の気持ちは、痛いほど分かる。

 俺も、昔はそうだった。C級という、あまりにも高く、分厚い壁の前で、何度も何度も絶望した。

 

 お前の言う通り、本来ならレベル24で習得する【決意のオーラ】を張り、物理耐性をガチガチに固めるのが、戦士としての王道であり、正攻法だ。

 だが、このゲームにはいつだって「抜け道」が用意されている。

 王道を進む覚悟と実力がない者のために、あるいはそれを待てないせっかちな奴らのためにな。

 

 金はかかる。

 だが、本気でC級の壁を越えたいとそう願うのなら、一つのユニークに、お前の未来を「投資」するという手がある。

 

 その名は、【不動の王冠】。

 

 黒鉄で作られた、古びたユニーク・ヘルメットだ。

 

 その名前が画面に表示された瞬間。

 隼人のギャンブラーとしての直感が、激しく反応した。

 これだ。

 これが、俺が探し求めていた答えだ。

 彼は身を乗り出し、食い入るようにその書き込みの続きを読み進めていった。

 

 512 元ギルドマン@戦士一筋

 こいつの何が凄いか、教えてやろう。

 まず、装備するだけでスキル【決意のオーラ Lv.10】が自動で発動する。

 本来ならMPを50%も予約する、あの重いオーラをだ。

 それだけじゃない。なぜかこいつには、「この装備に装着されたオーラスキルのMP予約効率が50%増加する」という、狂った効果まで付いている。

 つまり、どういうことか分かるか?

 実質、たった25%のMP予約で、あの【決意のオーラ】の恩恵を受けられるんだよ。

 

 それだけじゃない。おまけとばかりに、最大HP+100、最大MP+50、さらには気絶とブロック後の回復速度+30%まで付いてくる。

 まさに、C級の壁の前で膝を抱えているお前のような戦士のために、神が用意してくれたかのような「救済措置」だ。

 

 もちろん、その分需要はクソ高い。

 C級に挑む連中が、喉から手が出るほど欲しがっているからな。常に品薄で、マーケットに出品された瞬間に、蒸発するように消えていく。

 今の相場だと、安くても20万円は下らないだろうな。

 

 ポンと出せる額じゃねえかもしれん。

 だが、C級の敵の一撃に怯えながら赤字を垂れ流すくらいなら、一度安全なD級にでも戻って、これを買うための金策に集中した方が、結果的に近道になる。

 これを買う金がないなら、C級はまだお前には早い。

 それが、俺たち先人からの唯一の、そして最後のアドバイスだ。

 

 隼人はその書き込みを最後まで読み終えると、ゆっくりと、深く息を吐き出した。

 そして、彼の口元に獰猛な、そして歓喜に満ちた笑みが浮かび上がった。

【不動の王冠】。

 そのあまりにも完璧な性能。

 今の彼が抱える全ての課題を、たった一つで解決してくれる究極のピース。

 スキル【決意のオーラ】による絶対的な物理防御。

 MP予約効率の上昇による、ビルドの自由度の拡大。

 そして、HPとMPの純粋な底上げ。

 それは、まるでこの瞬間の彼のためにあつらえられたかのような、運命の装備だった。

 

 価格は、20万円。

 今の彼の、全財産に近い金額。

 普通の人間なら、躊躇するだろう。もっと安い代替案はないのかと、さらに情報を探すだろう。

 だが、彼は違った。

 彼のギャンブラーとしての魂が、叫んでいた。

 これは、買いだと。

 これはリスクではない。リターンしかない、最高の投資だと。

 彼は、一秒たりとも迷わなかった。

 勝負のテーブルで必勝のカードが見えた時に、躊躇するギャンブラーは三流だ。

 

「…決めた」

 

 彼は、椅子から勢いよく立ち上がった。

 その瞳には、もはや情報の海をさまよう探求者の光はない。

 ただ、獲物を見つけた狩人の光だけが、爛々と輝いていた。

 彼はアパートのドアへと、一直線に向かう。

 着の身着のまま、財布とスマートフォンだけをポケットにねじ込んで。

 

 迷っている暇などない。

 あの兜は、今この瞬間もマーケットで誰かが狙っているかもしれないのだ。

 彼はアパートを飛び出し、夜の闇の中を全力で駆け出した。

 向かう先は、ただ一つ。

 あらゆる欲望と奇跡が取引される、究極のテーブル。

 新宿ギルド本部ビル。

 その最上階に位置する、『公式オークションハウス』。

 彼の次なる、そしてこれまでで最大のギャンブルが、今、始まろうとしていた。

 

 新宿の夜景は、眠らない。

 星々のように煌めく摩天楼の灯りが、まるでこれから始まる大勝負の舞台を祝福しているかのようだった。

 ギルド本部ビルの荘厳なエントランスを駆け抜け、専用のエレベーターに乗り込む。最上階のボタンを押す彼の指先は、興奮でわずかに震えていた。

 チーン、という軽やかな音と共に扉が開く。

 そこに広がっていたのは、フリーマーケットの混沌とも、換金所の静謐とも違う、独特の空気が支配する空間だった。

『公式オークションハウス』。

 そこは、静かだった。だが、その静寂の中には、一触即発のピリピリとした緊張感が常に張り詰めている。

 壁一面に設置された巨大なモニターには、現在出品されている億単位の価値を持つ伝説級のアイテムが、その神々しい姿を映し出している。フロアには、まばらに、しかしその誰もが尋常ならざるオーラを放つトップランカーや、大物ブローカーたちの姿があった。彼らはソファに深く腰掛け、手元の端末を操作しながら、静かに、しかし熾烈な心理戦を繰り広げている。

 

 隼人は、その場の空気に一瞬だけ気圧されそうになった。

 だが、彼はすぐに自らの内なる闘志を奮い立たせる。

 俺も、このテーブルのプレイヤーなのだと。

 彼は、フロアの隅に設置された検索用の端末へと向かった。

 震える指で、タッチパネルを操作する。

 検索ウィンドウに、彼はその運命の装備の名を打ち込んだ。

 

『――不動の王冠』

 

 数秒のローディング。

 彼の心臓が、ドクンと大きく脈打つ。

 頼む、あってくれ…!

 そして、モニターに検索結果が表示された。

 一件。

 ただ、一件だけヒットした。

 

 ==================================== アイテム名: 【不動の王冠】 出品者: "Anonymous" 現在価格: 180,000 円 入札件数: 0 残り時間: 00:09:58

 あった…!

 しかも、まだ誰も入札していない。

 開始価格は、18万円。彼が、なんとか支払える金額。

 残り時間は、10分を切っている。

 まさに、奇跡的なタイミング。

 彼は、神に、あるいは運命の女神に感謝した。

 そして彼は、一切の躊躇なく、自らの探索者カードを端末に認証させた。

 

『入札額を入力してください』

 

 彼はまず、ジャブを打つことにした。

『185,000円』

 彼が入札ボタンを押した、その瞬間。

 オークションハウスの静かな空気が、わずかに揺れた。

 巨大なモニターの新着入札リストに、『JOKER』という、今この業界で最も注目を集める名前と、その入札額が表示されたからだ。

 フロアにいた何人かの探索者がざわつき、こちらを窺うような視線を向けてくる。

 だが、隼人は気にしない。

 彼の意識は、ただモニターの数字だけに集中していた。

 

 彼の入札を皮切りに、事態は動き始めた。

 残り時間8分。

 新たな入札者が現れた。

『現在価格: 190,000円』

 やはり、いたか。

 この兜を、水面下で狙っていた別のプレイヤーが。

 隼人は舌打ちしながら、即座に再入札する。

『195,000円』

 彼は、相手に考える暇を与えない。即座に上乗せすることで、「お前には譲る気はない」という強い意志を示す。

 だが、相手も引かなかった。

 数秒後には、価格は20万円の大台を突破した。

『現在価格: 200,000円』

 

(…なるほどな。こいつも、本気か)

 隼人は、冷静に相手の懐具合を分析する。

 5000円刻みの丁寧な入札。おそらく、相手も自分と同じように、なけなしの金をかき集めてこのオークションに挑んでいるのだろう。

 ならば、勝負は心理戦だ。

 どちらが先に、相手の心を折るか。

 残り時間5分。

 価格は、21万円を超えた。

 もはや、他の入札者はいない。

 彼と、顔の見えないもう一人のプレイヤーとの一騎打ち。

 モニターの数字が、一進一退の攻防を繰り返す。

 21万5千円。

 22万円。

 22万5千円。

 相手は、決して降りない。

 隼人の額に、じわりと汗が滲む。

 このままでは、不毛なチキンレースだ。いずれ、自分の資金が底をつく。

(…やるしかねえか)

 彼は、覚悟を決めた。

 ギャンブラーとしての最後の、そして最強の一手を打つことを。

 彼は入札額の入力画面に、これまでの5000円刻みとは全く違う、不規則で、そして強い意志を感じさせる数字を打ち込んだ。

 

『――240,000円』

 

 一気に、1万5千円の吊り上げ。

 そして、25万円というキリの良い数字ではなく、あえて24万円という中途半端な数字。

 それは、相手にこう思わせるための、巧妙なブラフだった。

(こいつ、まだ余裕があるのか…?俺はもう25万が限界なのに、こいつはその手前でまだ刻んでくる…。これ以上付き合っても、無駄かもしれない…)

 彼のギャンブルで培った全ての経験と洞察力を込めた、渾身の一撃。

 

 その一撃は、効果てきめんだった。

 残り時間1分。

 モニターの現在価格は、『240,000円』のまま動かない。

 相手は、完全に沈黙した。

 彼の心が、折れたのだ。

 50秒、40秒、30秒…。

 隼人は、心臓の音がうるさいほどに聞こえるのを感じながら、ただカウントダウンを見つめていた。

 10、9、8、7、6、5、4、3、2、1…。

 

『――オークション終了』

 

 モニターに、無慈悲な、しかし彼にとっては勝利のファンファーレとなる文字が表示された。

『落札者: JOKER』

 

「…よしっ!」

 彼は思わず、小さなガッツポーズを決めた。

 周囲の視線も、忘れて。

 彼は、安堵と、そしてこれ以上ないほどの達成感に包まれていた。

 カウンターで24万円という大金を支払い、彼はついにその黒鉄の冠を、その手に収めた。

 ずっしりとした重み。

 そして、その奥に宿る揺るぎない、不屈の闘気。

 彼はその兜を、まるで大切な宝物のように抱きしめた。

 

「…いい買い物だった」

 

 彼の口から、満足のため息が漏れた。

 新たな、そして最強の力を手に入れた彼。

 その視線は、もはやこのオークションハウスにはない。

 次なる戦場。

 あの忌々しいC級ダンジョン【忘れられた闘技場】へと、向けられていた。

 リベンジの時だ。

 物語は、主人公がその知略と胆力で新たな力を手に入れ、次なるステージへの扉をその手でこじ開けた、その最高の瞬間を描き出して幕を閉じた。

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