戦争が始まった。初手、敵連合。*1トガヒミコが
二手目、ヒーロー。
なお、ヒーロー側の敗北条件として【死柄木弔とAFOの合流】など*2がある。
「さて、ある程度予測通りに進んだな」
『その予測に彼を巻き込んだのはどうかと思いますよー?』*3
「はっ、ヒーローってのは手負いであればあるほど輝くからな。それに
『なるほど、確かに純粋な動機の元行われる非暴力的な妨害には確かにあの個性は弱いですね。でもそれを伝えることは出来たのでは?』
「何故だ?俺は予測だけで動いている。ならばこの状況は
『そうですか。では何故この場所で待ってるんです?てっきりAFOか死柄木のどっちかに直接仕掛けると思ってたんですけど?』
「AFOがエンデヴァー達に勝利後、天空の棺を狙うとしたら確実にここを通る。そこには当然魔王がいるべきだろう?」*6
『それで礼装フル装備なんですねー』
さて、そんな彼:
特注の拳銃【コンバイラ・デンプテーション】
起源弾:2マガジン*7
特殊環境用決戦礼装*8
ハサンの仮面
A++の宝石×5
となっている。なお既に
『ショートが荼毘に勝利したようですね』*9
「は?そりゃねぇだろ」
『と言うと?』
「荼毘はアヴェンジャーみたいな*10モンだ。止まるわけがない。多分もう一度動き出すぞ。・・・まぁ、それを伝える義理はないんだがな」
『でも一応ここ一年間のクラスメイトだったのでは?かなり楽しんでましたよね?』
「それはそれ、これはこれだ。だって常に気を張ってる訳にはいかないしな。*11ほら、立香もそうだが・・・」
彼は煙草を一息吸うと、煙を吐きながら空を見る。よく晴れた空だ。こんな空をこの世界で見るのはあと何回なのだろうか。そんな事を思いながら───
「いつからか、切り捨てられる命に無関心になった。しょうがない、と言い訳して。『こうしないと生き残れない』なんて無意味な理由を勝手に作って。この世界に来て思い出した。そうだ、俺達は元々が【異聞帯】の住人。汎人類史に迎合出来た唯一の例だが、異聞帯なのだ。他の世界を滅ぼし、滅ぼされを繰り返す世界なのだ、と」*12
『ですが───』
「だから、俺はこの世界に見切りを付けた。多分、俺が居なくてもこうなってただろうし多分勝てる。でもまぁ関わったなら最後まで関わるさ」
空に、突如火柱が上がる。その方向の空は暗く、とうとう彼の居る空間の空までも暗くなる。
「始まるか。───エンデヴァーはAFOを止められなかったか」
AFOにとって。この戦争はただの経由地点の一つに過ぎない。確かに個性が幾つか消え、虎の子だった蘇生系の個性は既に消費済み*13である為、多少は気を付けなければならないが───AFOにとって危険なのは【OFA】と【スター】と【ハサン】であった。その為今回は安全に安全を重ね───甚だ遺憾ではあるが、事実として安全を重ねている───【巻き戻し】の個性を準備していた。しかし、しかしだ。現実はどうか?まさか端役と思っていた現No.1の【エンデヴァー】に対して巻き戻しの使用を固定されたのではないか!その後は勝つ事が出来たがこの後確実に【ハサン】との戦闘が待ち受けている。───認めたくは無い事だろうが、この時AFOの脳内には確実に【焦り】の文字が浮かんでいた───
「先・手・必・勝!」
さて、実はこの時彼を映していたドローンカメラ*14があったが、何が起こったのかを正確に語れる人は後の世にも現れなかった。それはまぁしょうがない事である。本来ここまでベクトルが全く違う宝具を纏める事は不可能なのだから。しかし、実際に起きたこの事象。まさに奇跡と呼べるだろう。
【乱王塵殺】によって身体能力を底上げ、
放った時点で必中。回避は不可。例え無敵だろうと貫通させただろうし、対粛清───は厳しい。アレもアレで対運命のような節が存在する為である。とにかく。例え相手がどれだけ用意したとしてもこの一撃は確実に受けていただろう、と言うことの予測は付く。
つまり、どう言うことなのか。なんとAFO、この一撃によって成人していたはずの姿から赤ん坊にまで逆行したのだ。
『赤ん坊になりましたね』
「オウ、これには俺も予想外。まぁだからと言って見逃す訳がないんだけどな」
最後の一撃はガンドだった。まさに呆気ない終わり方だが・・・しょうがないだろう。悪の頂点に立ったからとそれ以上の過度な成長を辞めた死人もどきと、世界の頂点に立ったと驕った事のない
あの技、つまりどういう事かと言いますと。
ゲイボルク・【シバルバー】
↑
【サッバーグ】+(
って感じです