半年の間は割と準備に忙しかった。*1ノイズとやらの出現パターンの把握とか裏世界の機関を探ったりとか霊脈の異常*2の調査とか。その結果分かったことが幾つかある。
1.ノイズは【リディアン音楽院】を中心に発生しており、例外として湧き出る場合近くに聖遺物が存在している為人為的に発生させている可能性が高い*3
2.日本には【風鳴機関】と呼ばれる組織が存在しており、護国とか言っているがその実情は大分怪しい物である。*4
3.日本に高確率で現れるノイズだが、現在は【二課】と呼ばれる組織に属する【風鳴翼】*5が【天羽々斬】を身に纏いノイズ殲滅に当たっている。風鳴、という事で先述した風鳴機関との関係性を調べてみたが、風鳴機関トップの【風鳴訃堂】の孫であり、内閣情報官【風鳴八紘】の娘である事が判明した。また、二課のトップである【風鳴弦十郎】は彼女から見た時に叔父に当たる。*6
4.国外に目を向けた時に*7危険視するべき組織は二つであり*8、片方はアメリカの【F.I.S】*9、もう片方は現在地不明だが【パヴァリア光明結社】*10だろう。光明結社の方は完全に闇に紛れ込んでいる為向こうから現れない限りこちらから接触する事はかなり難しいが、風鳴訃堂を上手く操ることが出来れば接触する事は可能かもしれない。*11F.I.Sは・・・何したいんだろうな?*12よくわからないから今は放置だろう。
5.2年前にあったと言われるライブに突如現れたノイズの件だが、どうやらその被害者【立花響】の体内に【ガングニール】の聖遺物の欠片が混入しているらしい。*13恐らくこの人物を中心に世界が回るのだろうと推測できる。*14現在彼女は【リディアン音楽院】に通っている。・・・風鳴翼も通っているからこの学院は要警護対象なんだよな・・・
6.ガングニール本体だが、どうやらF.I.Sが接収したようだ。目的や用途は不明だがいつか世界に出てくるだろうとは予測しておくとしよう。
7.これは個人的な事なのだが、どうやら俺のゲイボルグなどは【完全聖遺物】に該当するらしい・・・の割に胸の歌が必要なのは何故だろうな?*15
「さて、どうするべきかねぇ?」
とりあえず先立って調べるべきはノイズの出現元なのだが・・・というか割とこの学院の地下も厄ネタに近そうなんだよな。宝具の気配をひしひしと感じるのも珍しい。
っと、後ろ取られた?
「動かないでください。あなたが最近私達のまわりを嗅ぎ回ってる鼠ですね?」*16
「おっとバレてた?というか俺の索敵に引っかからないその技術に驚きだが」
「何故私達を探ってるのか教えて貰います」
「んー、んー・・・ほら、アレよ。知らない事があったら調べたくなるのが魔術師って者だから、かな。未知の解明、根源への到達は人類のゴールだから。・・・じゃ、伝わらないかな?」
「貴方は私達の敵ですか、味方ですか」*17
「アンタの所属次第だな。ドコだ?」
男は迷ってるな・・・確かに俺の所属が不明、魔術師について知らなければさらに混乱して当然だが・・・
「・・・二課、と言って伝わりますかね?」
「なんだ、なら最初っからそう言ってくれよ。俺はソコとは敵対する気は今の所ないんだからさぁ!」*18
あぁ焦った!コイツ二課かよ。なら味方で良いわ別に
「・・・ならついてきてください。連行、とも言い換えれますが」
・・・あ、ノイズの気配*19
「なら先にノイズの殲滅したいんだが、いいか?今丁度現れたからさ」
「・・・貴方のその索敵範囲にも疑問はありますけどできるんですか?」
「あら、俺について詳しくは知らないっぽいね。いいよ、見せてやる。コレが俺のシンフォギアだぜ・・・!」
んじゃ移動しながら唱えるか。
さて、市街地だがノイズの動きはかなり単調。俺が苦戦する理由なんざどこにもないんだがどうにも数が多すぎる。*20
「うーんめんどくさい」
っと、立花響もこっちの近く・・・コンビナートの方か。なら向かう価値ありそうだな。ここら辺のノイズは一掃したし。*21
っと、なんじゃああの光!?って、宝具・・・いや、シンフォギアの気配か。本来の宝具よりかなり混ざりモノが多いな。
「よく歌ってみせた立花響、ガングニールの継承者よ!」
「うぇぇぇ!?だ、誰ぇ!?」*22
「俺の事はまた後だ!そのガキを守りたいんだろう?なら近くにいてやりな!ここら一体のノイズは・・・」
UBW・起動*23
「俺が全て駆除してみせるさ」
シンフォギア流のUBWは地面以外にも周囲のありとあらゆる設置面から武器の射出が可能になっている。
にしても、アレが《胸の歌》か。なるほど素晴らしいな
「危ねぇな・・・って【天羽々斬】かよ」
「何奴・・・!?」*26
「俺の事は後々。とりあえずノイズ殲滅が先だろ、国の防人」
んー、あの巨大はどうやって倒そうかな・・・方法が多いとやけに悩むのは俺の悪い癖だぜ
「ハァァァッ!」*27
うわぁ、周囲の被害お構い無しかよ。頭世紀末か?*28
「ふう、とりあえず殲滅は終わったな」
立花響は・・・うん、命の危険は無さそうだな。櫻井理論に載ってたバックファイアは特に無さそうだが・・・聖遺物が混入してるのが原因かね?
「ソレでは貴方にも連行されて貰いますよ?」
「ああ、俺もコレで確信できた。アンタらの仲間になれそうだ」
にしてもこの人NINJAか?
上空から唐突に名前と知らん情報を与えてくる強者って作者割と好きなんですよね。類似例としてエヴァのカヲルくんとか。
なおゲイボルグ・シバルバーに歌はありません。その理由は決まってます。その結果とある戦闘シーンが面白い事になりそうです。