IF:YAMA育ちが行く他世界攻略シリーズ   作:柳瀬塔矢

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無印で一番やりたかったシーン。なぜだろ?


休憩タイム

 

どうやら風鳴翼は回復したようだ。なのでかは知らんがアイツらは今日一日中街を遊び歩くらしい。まぁ給料は(アイツらには)出てるから問題ないだろ*1

 

さて、なんとなくで俺もこうやって歩いている訳だが・・・アレだな、社会のあり方ってのはどの世界でも変わらないのだとよく理解出来る。*2なにせ街の人たちが笑顔でいれるのだからな。いやぁ、個性社会は途中から秩序が崩壊したしそもそも俺の元いたあの世界は社会もクソもない*3からなぁ・・・

 

さてさて、何するべきなのか迷っていたが・・・

 

「あ、柳星さん!?」

 

「ん?ああ、偶然だなお前ら・・・1人は初めましてだが」

 

「あ、そうだ!この後私達カラオケ行くんですけど柳星さんもどうですか?」

 

「ふむ───そこな輩がヨシと言うなら俺もお供しようか」

 

てことでカラオケに行くことになった。なお初めましてだった少女は小日向未来と言うらしい。なるほど、こいつが【陽だまり】か。なんとなく言いたいことも分かるってものよな

 

「さて、部屋に入ったは良いが俺はカラオケなぞ初めて*4でな。そもがこんな休日から初めてなのだが・・・」

 

「えぇ!?そんな、勿体無いですよ!?折角あんな綺麗な歌声してるのに!」

 

「なにっ、立花は此奴の歌声を聞いたことがあるのか!?」*5

 

「あ、ええ。この前の輸送案件の時に・・・」

 

んー、良い曲無いかなぁ・・・あ、この曲とか良さそうじゃん?

 

「んじゃ歌わせて貰いますかね」

 

ノーザンクロス

 

「旅の始まりは もう思い出せない 気付いたら 此処に居た」

 

「季節は破けて 未発見赤外線 感じる眼が 迷子になる」

 

「多分失うのだ 命懸けの想い 戦うように恋した 只管に夢を掘った」

 

「その星に降りたかった 君の空飛びたかった」

 

「誰か空虚の輪郭を そっと撫でてくれないか」

 

「胸の鼓動に蹴飛ばされて 転がり出た愛の言葉」

 

「だけど困ったナ 応えが無い!」

 

「宿命に磔られた 北極星が燃えてる」

 

「君をかきむしって濁らせた なのに可憐に笑うとこ好きだったよ」

 

「わぁ・・・」

 

「ふむ、見事としか言いようがないな・・・」*6

 

「君が居ないなら 意味なんてなくなるから 人は全部 消えれば良い」

 

「愛がなくなれば 心だって要らないから この世界も 消えてしまえ」

 

「ずっと苦しかった 命懸けの出逢い もがくように夢見た」

 

「闇雲に手を伸ばした その胸に聞きたかった 君と虹架けたかった」

 

「誰か夜明けの感傷で ぎゅっと抱いてくれないか」

 

「夢の鼓動に弾かれて 飛び散るだけの愛の涙」

 

「それが剥き出しの痛みでも良い!」

 

「宿命に呼び戻された 北極星が泣いてる」

 

「どうせ迷路生き抜くなら 君を尽きるまで愛して死にたいよ」

 

「そして始まるのは 命懸けの終わり」

 

「戦うように愛した ぐしゃぐしゃに夢を蹴った」

 

「その星に果てたかった 君の空咲きたかった」

 

「誰か空虚の輪郭を そっと撫でてくれないか」

 

「時の波動に掻き消されて 救えなかった愛の言葉」

 

「だから モウイチド 応えが欲しい!」

 

「宿命に貼り付けられた 北極星が燃えてる」

 

「君をかきむしって濁らせた なのに可憐に笑うとこ好きだったよ」

 

「君をかきむしって濁らせた なのに可憐に笑うとこ好きだったよ」

 

フゥ・・・

 

「わぁ・・・!素敵な歌ですね!」

 

「と言うかそれよりもその歌声一体なんなんだ・・・!?」

 

「あ、それについてはこうやってる。元々オペラとかミュージカルとかには触れてたからな」

 

「嘘っ、そんな声変わるんですか!?」

 

「にしても───うん、歌は良いな。全てを忘れて歌うことが出来る」

 

ちなみにこの後風鳴翼が謎に演歌を歌っていた。恋は桶狭間ってどゆことだよ。ぐだぐだか?ノッブか!?*7

 

「まさか、こんな場所があるとはな」

 

「あれ、よく街に出向いてたと思ってたんですけど」

 

「別に高台なぞ行かなくとも空を飛べば解決だったからな」*8

 

風鳴翼はよくやっていた。二年間もの時を1人でノイズの被害から守っていたのは事実だしな

 

「な、なにをする!?抱きしめるなど・・・!」

 

「いや、お前さんはよくやったよ。大丈夫、此処から先は俺がいる。別に俺じゃなくても立花響(ガングニール)もいる。大丈夫。風鳴翼はもう一人ではないんだから」

 

「だとしても、だとしてもだ!何故抱きしめた!?」

 

「こうするべきだと心の中のエウロペが囁いたから*9───かな」

 

いや、俺も何してんだみたいなことは思ってるけどさ?やっぱ頑張りには報いが必要じゃん?

 

「おうおう女侍らせて良い身分だな・・・とでも言えば良いか?」

 

「何、恥じるなよ。予言してやる、お前さんもいつかこっちに来るぜ?それは多分もうちょいしたらの話だけどな!いいぜ?悩むくらいならぶつかったほうが早いもんな!?」

 

 

【Zerstörung Gáe Bolg Xibalba tron】(戦と冥府の混ざり詩)

 

 

「テメェにネフシュタンが通じないのは知ってるからなぁ!こんな事になるのは癪だが───詠わせてもらうぜ!?」

 

 

【Killter Ichaival tron】(引き金に掛けた指で夢をなぞる)

 

 

「それがお前の歌なんだな!?雪音クリス───イチイバルよ!」

 

悪いが歌わせないぞ?お前の歌を聞くのは俺の味方になってから。この世界ではどこまでも強欲かつ傲慢に振る舞うって決めたからなぁ!

 

「見定めなぁ!これが本物のバビロニア・・・だぁぁぁぁ!!!」

 

 

【王の財宝】(ゲートオブバビロン)

 

 

いやぁ、ギルガメッシュらしくない使い方だったけど・・・まぁネフシュタンもフィーネとやらの手に渡ったんだろ。て事は終わりももう近いのか───残念だな・・・

 

 

*1
こいつにも給料は出ているのだが最低限以外受け取ってない。使う相手がいないからなぁ・・・

*2
時代ごとの特色の違いこそあれどそこには同じ価値の同じ奇跡が写ってる

*3
秘境は滅んだ世界は燃えた。なんなら今は漂白中。何なんや一体

*4
恐らくノウム・カルデアの方にはカラオケルームとかあったのだろうが利用してない。それは別に歌とかどうでも良い、と言うわけではなく歌うことの楽しさを知らなかった、と言うことなのである

*5
というかお前歌えたの!?と言う驚き

*6
まぁユニバース案件でアイドルとかは知ってたしオペラ座の怪人も歌えるし後そもそもバンド経験もあるしね!

*7
誰が応えてくれ・・・なおカラオケで言うとXVでも出てきたがあの時は翼歌ってないからなぁ・・・

*8
三人は苦笑い

*9
後アレ、藤丸立香ならばそうしただろう、という謎の感覚

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