リディアンが襲撃されたらしい。今は地下フィルターに逃げているがそこもいつ襲われるか。*1
「なら飛ぶか」
そう言って俺は転移術式を起動。リディアンに転移したのである*2
なお巨大な砲塔こと【カ・ディンギル】はすでにその姿を顕にしている。となると止めれなかったのか。*3んー、どうするかねぇ・・・
「ま、アイツらが来るまで時間稼ぎするか」
「貴様、なぜ私を見て驚かない。コレがネフシュタンであるのだから私が身に纏う事は驚嘆に値するはずだ」*4
「それは人類の考え方だ。魂を知覚し、その上でその殆どを封殺して来た俺からすれば何も当然のことなんだよね。雪音クリス=イチイバルはフィーネに操られた被害者だった。その根底はかつてのテロが起因するがまぁ今はどうでもいいか。とにかく。そのつい先日まで使っていた彼女がネフシュタンを使用していないのならばその所持者は操っていたフィーネ=櫻井了子に移動しててもおかしく無い。そう考えるのは当然だろう?」
「なるほど、魂の知覚か*5・・・リーンカーネーションシステムの作動に使える要素ではある*6が・・・」
「まぁソレと俺が気になってるのはアレをどこに向けて放つのかだな。お前も神代の人間なら分かるだろうが別に俺達にあんな物は必要ない。壊したいものがあるなら其の実力を以ってして壊せばいいだけなのだから。*7*8さぁ聞かせてもらおうかこの星最後の神代人類、終わりの名を持つフィーネよ。貴様は何を想い何の為にその砲塔を用いるのか」
「私は【バラルの呪詛】を解放するのだ。そうすれば人類は再び言語の壁が取り払われ一つになれる!そうなれば私はまたあの人に逢えるだろうよ!」
「───バラルの呪詛・・・ふむ、と言う事はその砲塔は月に向けられた物か。つまりは月遺跡:バラルの呪詛と呼ぶべきだろうがソレだとまだ不完全だな・・・狙う理由が余りにも独善すぎる。空想樹が有る理由にはだいぶ遠い。が、狙われるのは大分
「今回はちょっと面白い事に気がついたからソレも使っていくぞ」
要はさ、俺が宝具扱いしてたのがこっちだとアームドギアなりシンフォギアなりになれるのならさ。
「何が・・・何が起こっている・・・!?なぜ貴様が天羽々斬を扱えているのだ・・・!?」
「
さぁ唱え歌え!歌で世界を平和にしたかった雪音クリスの親のように!平和を目指している風鳴翼のように!俺の魂は空虚な骸なのだから、せめて歌だけは紡いで見せる・・・!
「颯を射る如き刃 麗しきは千の花」
「宵に煌めいた残月哀しみよ浄土に還りなさい・・・
「何故だ!何故貴様がソレを・・・胸の歌を歌える!?」
「慟哭に吠え立つ修羅 いっそ徒然と雫を拭って」
「思い出も誇りも一振りの雷鳴へと」
ふぅ・・・秘剣・・・!
「去りなさい!無想に猛る炎 神楽の風に滅し散華せよ」
「闇を裂け酔狂のいろは唄よ 凛と愛を翳して」
「いざ往かん・・・心に満ちた決意真なる勇気胸に問いて」
「嗚呼絆にすべてを賭した閃光の剣よ」
「四の五の言わずに否、世の飛沫と果てよ」
「何故だ何故だ、何故貴様が他人のシンフォギアを扱えるのだ・・・貴様のその特異なアームドギアはせいぜい人理の再現程度だろうが・・・!」
「儚き記憶の
「星を見上げ 誓いを立てるもう逃げない・・・もう泣かないと」
「嗚呼・・・羅刹の蒼翼よ 今こそさぁ・・・全の解放を」
ソレが分からないなら・・・お前はここで俺に倒される運命なんだよ!
「去りなさい!無想に猛る炎 神楽の風に滅し散華せよ」
「闇を裂け酔狂のいろは唄よ 凛と愛を翳して」
「いざ往かん・・・心に満ちた決意 真なる勇気胸に問いて」
「嗚呼絆に すべてを賭した閃光の剣よ」
「四の五の言わずに否、世の飛沫と果てよ」
チェックメイト。
「答えろ。貴様は一体何者だ・・・!」
「私は人理の影法師であり人理を語り繋ぐ者。そこに国の分別はなくただ人を護る為にいるのだと心得よ」
「だが勝利条件を見誤ったな!私はカ・ディンギルを撃てれば勝ちなのだよ!」
んー、やっぱそうなるか。忙しい忙しいとりあえず【影縫い】で留めておいて・・・宇宙かぁ・・・
カ・ディンギルへのトラップは作動しているのか誰にも確認出来てません。なにせそもそも仕掛け終わったのかも不明だったので。