んー、さて。なにをする気なのかな?F.I.Sは。
『私達は!このノイズを操る力を以ってしてこの星の全ての国家へと要求する!』*1
ほー、ほー!こりゃあ・・・
「あの、怖くないんですか?」*2
「恐怖?無いだろ。ノイズを操る事が出来るのは認知してる範囲だと【ソロモンの杖】による【バビロニアの蔵】の解放だけだ。そしてその蔵に残ってるノイズは少ない。そこまでは把握できてない*3って事か、ソレともまた別の切札*4があるのか・・・まぁ星への叛逆、人類への叛逆ではなくあくまで対象が国家の時点でたかが知れてる。*5なら何も問題はない」
『そして・・・』
ギア・ペンダント!?いや、あり得るのか。そもそも天羽奏のガングニールはF.I.Sが接収してる。ならばその現装者がF.I.S所属のマリア・カデンツァヴナ・イヴなのは全く以って違和感がない。まぁそもそも適合出来てるのか?と言う疑問はあるが・・・*6
やはりか!ガングニールかぁ・・・予想通りなんだけどなぁ・・・
『私は・・・私達は【フィーネ】!
ん・・・?フィーネ・・・?
いやいやいや、それはないでしょ。だって現フィーネこと櫻井了子が今確かに特機部二に居るんだぞ!?*7いや、ルナアタックのタイミングで死んだと思った?だからフィーネの名を騙ったのか・・・?いや、違う。だとしたら
『そうだな・・・差し当たっては国土の割譲でも求めようか?』
・・・えぇ・・・これは完全に独断専行では?F.I.Sが明確に侵略されない空間を求めるのはわかるけどそれを【全ての国家】に求めるのは馬鹿だろ。・・・せや
「へいBB」
『なんでしょう?』
「マリアの呼称を【アイドル大統領】にしたいんだけどどう思う?」
『珍しくネーミングセンスが光ってると思いますよ?』*9
「だよな!」
『もしも24時間以内に要求が呑まれ無かった場合。その時は各国の首都機能がノイズによって不全になるだろう』
・・・それだけのノイズって残ってたっけ?残ってないと思う*10んだよな。というか最悪月遺跡に仕込まれてた人類種へのトラップ起動がある*11から最悪はどうにでも出来るんだけどさ?
『会場のオーディエンス諸君を解放する!ノイズに手出しはさせない。速やかにお引き取り願おうか』
「BB、カウント5」
『おや、長いですね』
「ここから着地してピッタシくらいだろ」
『なるほど。では合わせますね』
「カウントスタート」
『5』
ガラスを突き破って跳躍
『4』
着地場所の選定。ステージ中央の観客側端くらいがいいか
『3』
ギアペンダント確認。シンフォニックゲイン励起開始
『2』
煙幕術式展開準備
『1』
術式解放。着地
『0』
「何者っ!?」
「ん?知らされてないのか?この世界でここまで無法を起こせるのは俺ただ1人だと思うんだけど?」
「柳星!?しかし今聖遺物は・・・流石に持ってきてないよな?」*12
「チッチッチッ、確かに俺の得物は持ち込まなかったが・・・世界に順応する為に半年、シンフォギアを明確に理解してからもう三ヶ月。ならば俺は俺のギア・ペンダントを作ってて当然なのさ!ま?唄うのは今回はノーセンキュー。アイドル大統領の手番だと思うから譲るのさ!それでも本邦初公開!行くぜ!?」
今の俺・・・いや、アタシ*13はもはや元の姿とはかけ離れている。そう、天羽奏本人と見間違えてもおかしくない姿。いやぁ、ギアの設定にグリッチコールのシステム突っ込んでおいて正解だったな!
「なっ・・・!?」*14
「嘘でしょ・・・!?今は全世界に中継されてるのよ!?*15シンフォギアの櫻井理論こそ公開されてもその装者は秘匿されているはず*16・・・!何故そうも簡単に!?」*17
「チッチッチッ、よく見てみろよ。今中継されてるか?」
「通信途絶・・・!?いつから・・・!」*18
「アタシがステージに上がったその時からさ!そもそもアンタらが何かやらかすのは知ってたからなぁ?準備させてもらったのさ!」
「ならそのガングニールは一体何なのよ!?確かに前装者たる天羽奏のガングニール・ギア・ペンダントはここにあるのよ!?」*19
「作ったんだよ!敢えてな!?敢えて作ったんだよ!アタシの得物は持ち歩きには不便だからなぁ!さぁ、歌えよ!?アイドル大統領さんよぉ!」
「・・・いいわ!*20何が起ころうとも私は私の役目を全うするだけ!」
「この胸に宿った信念の火は誰も消す事は
出来やしない永劫のブレイズ」
「いま例えこの身を焼き尽くそうと
信ず我が道の為なら天になってもいい」
「闇に惑う夜には歌を灯そうか」
「聖光のセレナーデ 力よ宿れ」
「絶対に譲れない夢が吠え叫ぶよ
正義の為に悪を貫け」
「涙などいらない 無双の一振りよ
覚悟を今構えたら誇りと契れ」
んー、マントの扱いは良いんだがソレだけって感じだな
「んー、コレなら翼に任せても良かったかもな。でもまぁ?ライブはまだ始まったばかりなんだし?二曲目に行こうじゃないか!」