それから四日後。
「はいはい呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん」
「・・・暇だったのか?」
「そやねー。だって表立って動けない*1し。この船の中だと出来る事少ない*2し。かと言って旧特機部二のあの場所今入れないし?*3やれる事と言えばF.I.Sの移動手段及びアジトの特定くらいだけど現地行かないと確定しないし?お陰で暇なのよねー」
なおその過程でネフシュタンの調整とかS2CA・ツインブレイク*4とかスクエアバーストとか組んでたけどあまり使う機会は無さそうなのよねー。ヘキサコンバージョンは使う時が来そうなんだけど。なんならセプテムコンクルージョンも構想だけならあるけどどうやっても俺が邪魔って言う。
「んでんで。本題is何よ」
「奴らの拠点と思わしき場所が一つ判明した。廃病院なのだが・・・」
「BB」
『あー、あの病院ですね。確かに物流的にもおかしい事にはなってるのでこちらでも一つの候補でしたが*5・・・なるほど、そもそもネットに載ってないデータならこちらが分からないのも道理ですねー』
「んじゃそこには今夜俺がソロで強襲掛ければいいんだな?」
「いやなぜそうなる」
「だってアイツら学祭近い*6だろ。そんな中で無茶はさせられん*7よ?そりゃあね?自分の中のモヤモヤとかはあるだろうけど?先のライブでは俺
俺抜きの3VS3ならそりゃ俺が参加すれば勝てるが、そもそもの話1VS3だろうと、それこそ1VS3+4*8でも俺は負けないんだよ。何せ俺の本領は絶対的な多対一。一桁程度ではなぁ・・・いやね?ロックフル解除シンフォギアだとまだ分からんけどそんなん今の技術では無理*9だし。聖遺物としてのブラックボックスがあるの意味わからんよねぇ
「てことで、俺がソロで行く。あ、ネフシュタンは借りていくからそこん所はよろー」
「今言うの!?」*10
「事前に言うだけマシだろ」
「それもそうね・・・」*11
てことで夜。浜崎病院に到着。
「んー、人の気配は一つ、聖遺物の反応が二つ・・・複数使うタイプか?俺みたいに?だとしたら誰だ?」
『ソロモンの杖の反応ですね、これ』
「なら居るのはドクター・ウェルか。でもアイツそこまで病弱だったか?*12いや、確かナスターシャ教授もF.I.Sだったはず・・・必要としてるのはあの人か?」
まぁ幾ら考えても確定はしないし進むか
『監視カメラ、生きてますね』
「まぁいいだろ。相手の読みを外すのが俺だし」
ん?ノイズか。しかも割と数多いが・・・
「小型はなぁ・・・殲滅しきれなかったからなぁ・・・なんなら飛行型とかだと殲滅範囲から逃れてたかもだし・・・」*13
なんだ?この赤い煙・・・とりあえず確保しておくか
「BB、この煙の成分探っておいてくれ」
『了解です』
さて、行くか
歌は・・・いいかな。今日はそんな気分じゃないし*14
「んー、統率はされてても小型は小型。雑魚だな、やっぱ」
にしても若干倒し辛くないか?*15
「・・・!?そう言う事か、考えたな・・・!*16」
直後、聖遺物の高速機動・・・今!
「ちっ、弾くので精一杯・・・生命型の完全聖遺物・・・ソレが噂のネフィリムか!」*17
鳴り響く拍手の音。奥から現れたのは白衣にメガネ、若干眼の焦点は合わず・・・まぁ、やはりな。と言う印象しかない存在だった。
「御名答、御名答。何故ネフィリムの名を知ってるかは知りませんがえぇ、そうですとも。これはネフィリム、天より落ちし完全聖遺物!幾ら貴方が本来のシンフォギアを纏おうともコレには勝てませんよ」
「ソレはどうかな?生憎神殺しには慣れてるんだ」
・・・ん?あぁ、そうか。そういや忘れてたな*18
「な、何の音ですか!?」
「知らんよなぁ?俺が誰なのか!何せこの世界での記録なんざ九ヶ月前が限界!ならばこそ!俺が誰なのか分からなくて当然だよなぁ!?」
直後、壁と天井が崩壊し、
「俺は魔術師!アベレージ・ワンだぜ!?お前らの想定してる数倍は万能なんだよ!」
さて、ネフシュタンも隠れて装着したから普段の黄金の意匠に白磁的な色合いが追加されたこの状態・・・言うならば【ゲイボルグ・シバルバー:アームド・ネフシュタン】・・・GXANだな。*19
「しかしこちらの動きの方が一手上だったようですねぇ?もうネフィリムは運んで・・・待て、なんです、その鎧は・・・!」
ネフシュタンの特徴は凡そ二つある。一つは【強制回復】。肉体の損傷に対して侵食する事で治癒するとかいう頭のおかしい回復能力。その際かなり脳に負荷が掛かるのだが・・・まぁ、俺にはあまり効かないからほぼノーコストで発動できる。二つ目、今回はこっちがメインだな。【超超遠距離攻撃】。あの蛇腹剣、月まで届くんだよな。つまりはネフィリムまで届くと思ったのだが・・・どうやら弾かれたようだな
「ま、そうだよな。普通そうするよな」
「時間通りですね、
「・・・ほう?其奴、マリア・カデンツァブナ・イヴが現フィーネと?」
「えぇ、そうですとも!彼女こそが再誕したフィーネなのです!」
・・・どうなってんだ?*20