IF:YAMA育ちが行く他世界攻略シリーズ   作:柳瀬塔矢

53 / 54
エリクシア

 

てことで翌日。フロンティアの場所にF.I.Sと特機部二は揃った。なんかアメリカ海軍とか居るんだけど。

 

「え、何で居るのアイツらは」*1

 

「さぁ・・・横取りしたいんじゃないかしら?元々そう言う性質だし」

 

「そういやルナアタックの時もお前襲われてたな」*2

 

んー、警告するか。*3

 

『今この海域にいる米国海軍に告げる。汝らは現状我ら日の本に対する権力の強制執行、つまりは侵略をしている。下がりたまえ、去りたまえ。なれば汝らの魂は救おう。下がらぬのならば死ぬが良い。それこそ日の本を守護せし者からの運命である───晩鐘は汝の名を示す』*4

 

超広域概念魔術・我死ヲ思ウ故、汝ニ死在リ(メメント・モリ)

 

海軍は・・・下がらないか*5

 

「しょうがない。メメント・モリ起動」

 

直後、海軍の船は一隻残らず塵となった。*6まぁ死んで当然だろ。これで虐殺だ云々言われてもそもそもこの世界の人類に魔術行使に対する証明技術なんてない*7んだから最初から完全犯罪だし。

 

「本当に殺す必要があったんですか・・・?」*8

 

「・・・いや?別に殺さなくても放置出来たよ?でもどうせ死ぬんだしなら誰が殺そうとも変わらなくね?・・・ってのは流石にか。まぁアレよ。向こうが侵略してきたんだから俺から報復しても問題ないってわけ。ただしこう言う手段は普段から【どちらかが死ぬ】という状況を繰り返してきた*9から取れてしまう手段だ。命の価値が安いんだよ、基本。一般人なら尚更*10な。何か特筆すべき技能があると価値は高くなるんだが・・・自国民でもない一般人を簡単に助ける訳ないんだよ」

 

まぁこの選択が出来るから今まで生き残ってきたんだけど。何個世界を滅ぼしたと思ってんだ

 

「てことで改めてF.I.S諸君。今日は素晴らしい日にしようじゃないか」*11

 

向こうからは奏者三人とドクター・ウェルとナスターシャ教授。こっちからは俺と小日向未来、あとは弦十郎。奏者には下がってもらってるし現フィーネは表に出せない。

 

「てことで君達が人類の救済を目的に掲げてるからとりあえず話は聞くけど。神獣鏡は持ってきてあるよね?」

 

「これですね。機械的に増幅させての結界解除は試みましたがやはり無理でした。*12なのでこちらの結論は変わらず人為的な増幅のみですね」

 

さてさて・・・はいはいはい。

 

「んー、確かに使えるけどそもそも受け入れる下地が完成してない*13からな・・・一瞬なら・・・大技関連は絶対に使えないけどそれでも装着だけなら行けるか。そしたらこっちでコピーかけて・・・」

 

てことで未来にペンダントを渡す

 

「はいこれ握って。そして強く想いを願え。未来は何を願う。誰の為に(For whom and)どんな願いを持つ」(what kind of wish do you have?)

 

 

「私は・・・響を助けたい。これまでの守られるだけの私じゃない。私も響を守りたい!」

 

 

【Rei shen shou jing rei zizzl】(鏡に映る、光も闇も何もかも)

 

 

「これが神獣鏡・・・んー、行けるか?まぁデータは取れてる。なら・・・こっち方面で組み直すとして・・・」

 

っと、もう時間切れか。

 

「お疲れ様。とりあえず戻って良いよ・・・後は俺の役目だ」

 

「それで、貴方から見て結界の解除は出来るのでしょうか」

 

・・・そもそもさ。神獣鏡って不要なんじゃねぇの?海に実在してるんだろ?んで結界術があるならさ・・・

 

「もしやそもそも祓魔すら不要だったか・・・?」*14

 

どうなんだろ、そこら辺。何となくで動いてたからなぁ・・・

 

『あ、送られてきましたよ。結界術のソースコード』*15

 

「これは・・・割と複雑に見せてるだけだな。これなら割とすぐに解除出来るぞ。まぁシンフォニックゲインを必要としてるのはアレだけど」

 

というかふと思ったんだけどさ。フロンティアって人類救済の為の方舟、隔離装置じゃん。んで果ての塔たるロンゴミニアドもまた人類の価値証明の為の隔壁じゃん。なら同一の存在と見做して良いのでは?

 

 

【Zerstörung Gáe Bolg Xibalba tron】(戦と冥府の混ざり詩)

 

 

グリッチコール:【獅子王】女神ロンゴミニアド

 

「何よ、その姿は・・・!」

 

「まさに、女神様・・・?」

 

「なんだか凄いデスよ!」

 

「それでは、始めよう」

 

「あなたの遺伝子を

わたしの中で混ぜて」

 

「フラスコのゆるいカーブ

情熱がしたたる」

 

「世界を変える力

胸を突く遠い約束ね」

 

「復讐は理由のように

上に下に揺すぶられ」

 

「殺すのは武器じゃない

ため息ひとつあればいいさ」

 

「傷をさらしたまま

ライトなシンフォニー」

 

「唇のシグナルは今はもうブルー」

 

「禁断のエリクシア」

 

「罪の果ての光」

 

「好きが発動する科学」

 

「焦

   

     

       

         く」

 

「ボタンひとつ

残しただけの姿で

シンセティック」

 

さて、良い感じにシンフォニックゲインも高められてる。魔力のチューニングは済んだ。んじゃ後は照準を合わせて・・・っと。壊さないようにはしないとな。にしても人類の救済ならそもそも月の修復すれば良いのでは?この世界は錬金術あるんだしいけると思うんだよなぁ・・・

 

「なぐさめてみたくて

ライトなシンフォニー」

 

「許した

その後で

ねだる

永遠」

 

「禁断のエリクシア」

 

「迷いの中で咲く」

 

「好きが発動する科学」

 

「焦

   

     

       

         く」

 

「ボタンひとつ

残しただけの姿で

シンセティック」

 

「ボタンひとつ

残しただけの姿で

シンセティック」

 

 

「聖槍、抜錨。空の彼方、大地の向こう、

其は世界の果てに立つ、光の楔」

 

 

【最果てにて輝ける槍】(ロンゴミニアド)

 

 

さて、これでフロンティアが出てくれれば有難いんだが・・・

 

 

*1
呼んでないのに来ないで欲しいとかそんな気持ち

*2
あの時もあの時でなんでアメリカの軍隊が居たのか謎だよね。

*3
警告するだけ優しい

*4
示した、ではなく示す、なのはこれからの行動で変わるから。

*5
「どうやって殺すんだ?HAHAHA!」的な

*6
まぁ超高密度に圧縮された時間流の付与だから風化して当然だよね。数十億年の重みには基本耐えられないのよ

*7
多分キャロルとかサンジェルマンとかアダムとかならギリギリ「今魔術で何かやった!?」って理解できる可能性はある。ただしそれで何をやったのかを即座には理解できないけど。系統が違いすぎるのよね

*8
響ドン引き。まぁ皆ドン引きしてる。了子でさえ「神代でもここまでの技術って見たことないわよ・・・」ってなってる。でもシェム・ハって似たような事できるよね

*9
異聞帯による生存戦争

*10
どこまで行っても捨て駒としか扱わない。誰か特定の人物を守ろうとはしてこなかった。というかロシアとかミクトランは人類総兵士だったし北欧、中国、インド、ギリシャはそもそも争いとは無縁の人類だった(末期インドは除く)し、ブリテンはなんかもう妖精に対する守る価値を見いだせなかったよね

*11
お前はどこの少佐だよ。クリークしにきたんじゃないから帰れ

*12
あの後ドクター・ウェルに「先回りできません?」って言われたから「事前の計測では無理だと出てますが試してみましょう」と言って試した

*13
融合症例たる響ですら二年必要としてたし。翼は生まれながらに奏者になるのを求められてたからその為の調整を繰り返してたし。奏もそうだし。クリスは・・・そう考えるとお前だけ異質では?

*14
まさかのここまでの全てが無意味になる気付き

*15
了子「それを言うなら解除してみなさいよ」




柳星、何とここでこれまでで一番の大ガバ。何やらかしたのかはアニメ見た事ある人なら分かるはず。このガバが今後どう響いてくるのか。G編RTAは成功してるはずなのにAXZとXVで揺り戻しが来そうでウケる。・・・ん?もしやシェム・ハも目覚めない・・・?どうだったっけな・・・
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。