やって来ました林間合宿とやら。今日に至るまでになんかクラスメイトが皆んなで買い物しよう、とか言ってたけど乗り気にならなかったのでパスした。そしたら緑谷が死柄木とエンカウントしたって知って大爆笑した。*1そうか、そうか───!
んで本日。バスで移動して着いたのは眼下に広大な森がある崖。
「ふわぁ・・・ねむっ」
お陰でまともに話しを聞けてないぜ!*2まぁどうでもいいような話・・・!?何この土石流!?転移転移っと*3
「よっと。なんなんこりゃ」
「ちっ、やっぱり避けたか」*4
「なんだとセンセー。やっぱりってなんだやっぱりって」
「だってお前、まともに話聞いてなかっただろ。ならこんな不意打ち受けると思ったんだよ。結果は避けられたけどな」
「そりゃそうだろ。相手の話はつまらんかったから聞かなかったが攻撃は反撃or回避って決まってる。*5俺的にはなんでみんな下に流されてるのか分からん。*6降りた方がよさげ?」
「───いや、アドリブだがお前には別方向で試練だ。ここから単独で向こうにあるコテージに
「オケオケ。んじゃアンタらが移動したら始めるよ。これに合図くれ」
そう言って適当に作った合図を出すためだけの機械を渡す
「それ壊したら俺動き出すから。んじゃ待ってまーす」
それから少しした後、合図が来た。
「んー、単独・・・邪魔はされたくない。どうやら空中に対する対抗策は皆無か?」
なら飛べばいいか。翼生やすくらいならもう危険性無しでも出来るんだ。偶にはこれ使うか
「気分はアルビオンってな」*8
そのままカッ飛んで到着
「んー、一番だろ?」*9
「はぁ・・・一体お前はどれだけの手札があるんだよ」
「言えないね!だって俺もその時に思いつく事とかあるし?」
少し離れた所でなんか一人で暴れてる人いるんだけど。
「あれ、なんすか?・・・あー、いや、あれか。森にいるバケモン操ってるのか」
「そうだな。まぁ今のお前には関係のないことだが」
「面白そうだな、手伝うか!更に受難だ!」*10
使うのは降霊術と錬金術。これによって俺式竜牙兵の完成!口田対策で洗脳系は無効化のバフ込み!*11
「んじゃ行ってこいお前ら!」
「おい今のなんだ」
「俺式竜牙兵。戦力としては雑魚相手、一般兵相手なら普通に強い程度。*12ちゃんとした強さ持ってる奴なら勝てます」
「それを放ったと」
「そっすね。まぁアイツらがこっちに揃ったら勝手に自壊させとくんで問題ないっすね」*13
「ちなみにそれ、どれくらい出せる?」
「素材があればですけど・・・んー・・・実質無限かな、と。多分」
「多分ってなんだ多分って」
「だってこんなのに個性使うくらいなら自分で使いたいですもん」
「はぁ・・・」*14
さてさて。昼飯と夕飯を優雅に食べつつ、A組を待ってたら最終的に来たのは完全に日が落ちた後。*15
「ったく。遅ーぞ」
「ああ!?テメェが妨害してたんだろうが!」
「お、よく分かったな爆豪。正解!だって余裕そうだったし?アレだけなら夕飯前くらいに着きそうだったし?それならもうちょい難しくしてもいいかなって!5体にしたのはいい調整だったと思うんだけど、どう?ちょうど2時間伸びるくらいの難易度!我ながら完璧ぃ♪」*16
まあやろうと思えば倒された土の魔獣のリソースで擬似モースを作る事も出来た*17んだけどさ。流石に今のこいつらにモースは余りにも早すぎるかな、という自制はあったんだぜ?*18
「まぁちょっと無疆がやらかしすぎだとは思うからさっさと飯食って今日は寝る事。明日からは覚悟しておけよ」
ちなみにだが、赤点は何人かいた。そいつらはご愁傷様だな。
さて翌日。なんか個性を鍛えるらしい。んで、俺は一人だけ残された
「あのさ、君って本当に個性使ってるの?個性が見えないんだけど・・・」
「あ、そゆことね。個性とかを調べられる個性・・・確かにそれだとバレるか」
「・・・ちょっと待て無疆。お前もしかして・・・」
「そっすよ?俺は無個性です。神秘を扱えるから個性のように見えてるだけのハリボテっすね!カッカッカッ!」
「神秘ってなんだ。教えられる範囲で教えろ」
「神秘って知らないから神秘なんですよ?扱えもしない一般人に教える訳ないじゃないですかぁ」*19
「俺は教師で、プロでもある。だから今後のお前の為に・・・」
「あ、そゆこと。勘違いしてますね。まぁ問題ない範囲で最低限は教えます。*20そもそも神秘は先程も言った通り【知られてない事】が神秘である事の理由です。なのでおいそれと神秘を使えない人に渡せば神秘が薄れるんです。そうなってしまうと神秘の効きも薄くなるんすよね。だから教えられません。神秘は神秘故に神秘なんですから。まぁ現代社会的には個性と言い張れる事ができますから今日まで騙し通せた、って訳ですね。いっちゃなんですが、俺の故郷は個性持ちの方が少ないですよ?*21だって個性に頼らずとも生きていけるんですから。それよりも強く、濃いモノがあるんですから必然、個性因子が入り込める余地などあるわけないですね!」
「つまりアレか?もしやだが、この世には個性ではなく神秘を扱う集団も存在する、と?」
「そっすね。まぁそういうのは基本表で活動しませんから。俺もなんとなくでここにいるんですし。*22個性と言い張れば神秘も隠せる!なんて最高なんでしょう!」
「そ、そうか」
「ちなみに言っておくと。俺はこれ以上鍛える事も可能ですがやり方は確立されてるので意味ないんですよね。だってこれ、限界の越え方とかより効率的に扱えるようになる為のブートキャンプじゃないっすか。俺基本暇ですね」
「なら緑谷とかの近接戦闘組を見てくれ。お前の考え方は体の動かし方ではなく如何に相手を倒すかに長けているだろ?」
「そっすね。ならそうしますか」