IF:YAMA育ちが行く他世界攻略シリーズ   作:柳瀬塔矢

8 / 45
林間合宿:後編〜神野事件

 

3日目、かな。肝試しするって言うから、準備をね、してたのよ。チェイテピラミッド姫路城をなぁ!ハッハァ!*1

 

「うむ!これこそハロウィン!肝試しだろ!」

 

「混ざってないか?*2あとちゃんと指導もしろ」

 

「まぁまぁ、これの本領は1/1になってから!お楽しみにぃ」*3

 

だけどそんなに世界は甘く無い。人理焼却が無くとも、漂白もされず、人類悪が現れず、電脳化することがなくとも。世界は悪意に満ちている

 

「・・・来たな、ヴィラン!」

 

今回は捕まえていいだろ?だって明らかに殺しにきてるもんね!なるほど、お前らの親玉はそんなに俺が欲しいか。俺の個性もどきが欲しいか!

 

「カッカッカッ!いいだろう!相手になってやらぁ!」*4

 

「ちょっ、勝手に・・・」

 

「いいんすよ、俺は元々公安から許可降りてるんで!」

 

とりあえず地形探索、んー・・・危険なのはやっぱフィジカルかな。となるとあの崖に近いところの男が危険なのかな。あっ緑谷もそっちに行った。俺も行こっと*5

 

「よっ」

 

「なんだ今度は!?誰だ!?」

 

「やぁ初めまして。俺のことは知ってるかな?俺は君のことを知らない」

 

「俺はマスキュラー!お前は知ってるぜ!お前も誘拐対象だ!」

 

「も、か・・・なるほど、もう一人いるな?オケオケ・・・連れて行きたいなら倒してからにしろよ、三下が」

 

フィジカルのみ?ヘラクレスの下位互換だろ。持久力も筋力もスピードも対魔力も。*6

 

錬金術で聖剣もどきを作って・・・*7

 

「来いよ、格の違いを見せてやる」

 

直後、突進。なるほど、スピードはCかBってところだな。人にしては速め。だがそれまで。

 

「避けてばかりじゃ勝てねぇぞ!?」

 

「とりあえずお前の限界見極めてんだよ気付かねぇよかよ脳筋が」

 

一振り。それだけで決着が付いた。靭帯という靭帯を全て根深く斬ったんだ。耐えられるわけがねぇ。

 

「んじゃ緑谷、お前はそのガキを預けてこい。俺はヴィランを掃討する」

 

「うん、分かった!」

 

良かった、フルカウルに専念してくれたからか100%で撃つ、なんて事態にはならなかったみたいだな*8

 

 

 

「おいおいなんだよまだ生き残りがいたのかよマジシャン」

 

「おとなしく捕まってくれるとありがたいんだけど?」

 

「捕まるかバーカ!」

 

別に錬金術ってのは触れなくてもいいんだよ!てことで後ろからドーン!ハッハァ!

 

「ガッ!?チッ、だがサブの方はこっちのモンだ!」

 

おっと逃げ足は速い。タイミングもいい。追いかけなくていいかな、今じゃないだろ、ここじゃないだろ。この後だ

 

 

 

てことで翌日、病院。何人か毒ガス喰らったとかで入院してる。その見舞いだな。俺は別件の帰り。

 

「ちなみに言っておくと。*9お前らは爆豪を救出しようとか考えてるんだろうがやめとけ。足引っ張るだけだ」

 

「じゃあどうしろってんだよ!」

 

「俺に任せとけ。お前らは無免許だが俺は一応許されてる。だからまぁ、テレビで俺の活躍見てな。今まで切ってこなかった札一つが二つ切る予定だし、エンタメになるだろ!カッカッカッ」

 

「エンタメって・・・怖くないの?」

 

「何が怖い?何が恐ろしい?この程度の恐怖、すでに克服済みよ」

 

さて、何切ろうかな。編纂?楽しそうだな、ただ十三拘束のタイマンは満たせなさそう*10だし・・・UBW?んー、火力不足になりそう。似たような理由でバビロンも却下。エヌマエリシュは火力高すぎる。街中で使うもんじゃない。ペルレフォーンは速度出す広さがないし・・・機神どもは論外。妖精か?アルビオンとか。いやあれも広範囲すぎるしなぁ・・・*11

 

「あっ、いつのまにか着いてた」

 

って、とっくに凄惨な事態すぎるんだが?しょうがない、獅子王にするか*12

 

「おや、まさか君の方から来るとはね」

 

「そりゃあお前を殺せって公安から言われたんでな、ただ一応確認だ。お前がAFOだな?」

 

「否定したら?」

 

「その質問が肯定と同義だろ」

 

「それもそうか!これは一本取られたな。君の個性、僕が貰うよ」

 

「取れる物なら取ってみな。人理数万年*13の記憶、俺の価値は人類社会に比べても重いぜ?」*14

 

「じゃあその言葉に甘えさせてもらおうかなっ!」

 

おっと衝撃波。まぁこの程度で吹き飛ぶわけないよな

 

「まさか全く効いてないとは思わなかった。これはますます個性が気になるな」

 

「うーん、こりゃめんどいな。ならこれ切るか。霊基編纂/伝承降霊(サーヴァント・グリッチコール)。【獅子王】」

 

手元には聖槍ロンゴミニアド。さて、どれだけ耐えてくれるのか気になる

 

「嫌な気配がするね。なるほど、これは短期決戦をしなくちゃいけなさそうだ。・・・宣言しよう。僕の最適解で、君を殴る」

 

「オーケー。なら俺も宣言しよう。この一撃で終わりだよ」

 

高速詠唱、開始

 

十三拘束(シールサーティーン)───決議開始(ディシジョンスタート)

 

途端、槍から声が拡がる。

 

共に戦う者は勇者でなくてはならない(パーシヴァル)

 

そりゃそうだ。何故ならここにいる者は全員ちゃんとしたヒーローなのだから。

 

心の善い者に振るってはならない(ガレス)

 

相手は真性のヴィラン。当然である

 

この戦いが誉れ高き戦いであること(ガウェイン)

 

誉れ高いのか。決議は俺が取ってるわけじゃないからたまに困惑するんだよな

 

是は、一対一の戦いである事 (パロミデス)

 

まぁこれまでではなく次の一撃のみを見たら確かにタイマンだな

 

是は、人道に背かぬ戦いである (ガヘリス)

 

人道には背いてない。なぜならこれはそう言う争いだから

 

是は、精霊との戦いではない事 (ランスロット)

 

逆に精霊だったら恐ろしいわ

 

是は、邪悪との戦いである事 (モードレッド)

 

まぁさっきも言った通り相手は真性のヴィラン。邪悪以外の何者でもない

 

是は、私欲なき戦いである事 (ギャラハッド)

 

あ、私欲なき判定降りるの?んで、ここまで来たらこれもだよな

 

 

是は、世界を救う戦いである事 (アーサー)

 

 

「聖槍、抜錨。空の彼方、大地の向こう、其は世界の果てに立つ、光の楔」

 

 

【最果てにて輝ける槍】(ロンゴミニアド)

 

 

この一撃、確かに何かしらに阻まれた感覚はあるが当然貫通した。無敵貫通舐めんな!

 

「ふぅ・・・久しぶりだからか・・・うん。ちゃんと撃てて良かった」

 

なんか後ろから聞こえるけど無視無視。テレビ局?取材は受け付けないよ。何でわざわざヒーローでもない俺の取材を・・・

 

 

*1
実はそれなりにトンチキ特異点とかも行ってたりする。サバフェスとかハロウィンとかハロウィンとかクリスマスとかぐだぐだとか

*2
それな

*3
指導をしてくれ。なに?緑谷が休憩中だから作った?ならしょうがないか

*4
どうせ個性じゃないから取られる心配もない、という完全に安全な位置からの見物である

*5
他人の成長イベントに乱入する人間のクズ

*6
逆に対魔力がヘラクレス以上だったら化物では?或いは型月からのチェンジリングか?

*7
どれくらいもどきなのかというとニランク下かつ1時間も保たない

*8
後1分遅れてたら撃ってた

*9
なおまだ誰も「助けに行こう」とか言ってないウチから言及したせいが柳星の価値観がずれていること、ヒーローの行動理由の天秤が緑谷なのと合わさったことで助けに行きたいのだと理解してくれた、と解釈した。当たりである。緑谷なら助けに行こうって言いそうだな、と思ったから不意打ちで言及することにした

*10
謎丸で決議に迷う回があったからアレはあくまで騎士達の価値観によるもの、と言う認識でいます

*11
思いついたところから否定していく自己完結の鑑

*12
安心の獅子王

*13
異聞帯込みなのとスペースとかも込み。だから本来数万年じゃ足りない。だってギリシャ異聞帯って宇宙創世から始まってるもん

*14
多分ヒロアカ世界ならこいつ一人いればわくせは発展すると思う

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。