現代日本と戦乙女のワルツ   作:カジエモン

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最近、暑いですね。皆様は如何お過ごしでしょうか?
私はもうすぐ夏休みですが、遊んでいる暇が無いという地獄。なぜなら、9月に総合型選抜の入試があることと学校の文化祭が同じ月にあるからです。おまけに自分は生徒会………………………………ふざけんなですわ!なんで、経理とか諸々を生徒がやらなければなりませんの!?それ、事務の先生のお仕事ではなくて!?おF◯ckですわよぉぉぉぉぉぉ!!!


災厄の足音

帝国首都 シュバルツグラード 玉座の間

 

?「率直に申し上げます、皇帝陛下。一週間前に南東部の海上に突如現れた『ニホンコク』を名乗る国家との国交正常化は上手く行っておらず、難航を極めております。そこで、親愛なる皇帝陛下よりご意見を頂きたく参りました」

 

貴族であり、軍統括司令官でもある『ゲオルグ・ルデーラ』公爵は、眼の前の玉座に座る皇帝『シルラ・ルドル・フォン・レギンレイヴ』に状況を報告し、意見を求めた。

髭を胸元まで伸ばした男の視線は鋭く、冷ややかなものだった。その姿はまさしく威厳を感じさせる『皇帝』だった。

 

シルラ「公爵よ_____報告によれば、そのニホンという国家は我が帝国とは違い、他の国の民でも、どのような人種でも受け入れるらしいな。到底考えられぬものだ」

 

ゲオルグ「その通りでございます。我々とは全く相容れない国家体制にございます」

 

シルラ「このまま国交正常化を続けていては埒があかぬ。征伐軍を送り、併合した方がよっぽど早い。南部方面軍を即刻招集せよ」

 

ゲオルグ「かしこまりました」

 

シルラ「ときに公爵、そのニホンコクとやらの軍事力は如何なものであり、兵器の進歩はどうなのだ?」

 

ゲオルグ「はい。彼の国は、マシンガンと同程度の連射力を有し、それでいて整備性、携行性に優れたライフルを兵士一人ひとりに配備しております。戦車は我が帝国と同等かそれ以上の性能を有しており、巨体を持ちながらも時速七十キロで走る戦車がいたそうです。艦船に至っては駆逐艦から巡洋艦程度のものを保有しており、中には用途が不明な甲板が平面の艦船があったと報告されています」

 

シルラ「ほう?そこまで脅威と思えるものはないな」

 

ゲオルグ「はい。しかし、これらの兵器にはある”不可解な点”があるのです」

 

シルラ「何だ?言ってみよ」

 

ゲオルグ「はい。実は彼の国のこれらの兵器全てに『ラグナイト機関』が使用されていないのです」

 

シルフィ「!?」

 

ゲオルグ「その代わりの内燃機関として、『ガソリンエンジン』や『ディーゼルエンジン』と呼ばれる『石油』という液体燃料の加工品を使用したエンジンが使われていると報告が上がっています」

 

シルラ「どれも聞いたことのないものばかりだな。しかし、恐るに足らん!征伐軍の編成が完了次第、即刻侵攻を開始せよ」

 

シルラ「はっ!」

 

幸か不幸か、この会話を潜入していた日本の諜報員が聞いていた。この情報はすぐさま暗号に変換され、日本本国に送られたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本国 首相官邸 首相執務室

 

その部屋では一人、資料とにらめっこする壮年の男がいた。時の内閣総理大臣、

 

東野「ふむ…大体この世界の事が掴めてきたぞ。技術力は第二次世界大戦頃のものとほぼ同等か。しかし、歩兵装備は冷戦頃と大差なく、戦車等の陸上兵器は自動装填装置が実用化レベルに達している。なのに、航空技術だけは未発達で気球や飛行船が最新鋭と呼ばれるレベルと来たか………

歴史や文化に至っては、『ダルクス人』、『ヴァルキュリア人』と呼ばれる人種が多くの伝承を残されている。ヴァルキュリア人は諸説あるが、この世にはもういないとされる説が濃厚。ダルクス人は迫害されて、奴隷のような扱いをする国がある。やはりと言うべきか、どの世界でも人種差別、民族浄化は共通に存在するらしい。そして、それを政府が主導する国家がある。『帝国』___ふざけやがって!」

 

コンコンとノックされる音がしたため、彼はそれを迎え入れる。

 

東野「入りたまえ」

 

?「失礼します」

 

東野「藤森君か、何か情報は手に入ったかな?」

 

藤森哲章(ふじもり てっしょう)防衛大臣__東野とは数年来の付き合いで、何度も様々な問題を解決してきた。

 

藤森「えぇ、ですがあまり良い報せではありません」

 

東野「だろうな………最初は友好的だったが、我が国の政治方針、文化などを教えた途端に態度を急変させたからな」

 

藤森「その事ですが、彼の国…『帝国』が最後通牒を送ってきました」

 

東野「………内容は?」

 

藤森「簡単に言うなら「大人しく併合されるか、戦禍を交えるか選べ」とのことです。このまま行けば、数日後には開戦することになります」

 

東野「やむを得んな。侵略戦争を行っている上に、ホロコーストじみた殺戮をする国家に従う訳にはいかん」

 

藤森「わかりました。官房長官を通じ、拒否通告をしてきます」

 

東野「頼んだ」

 

藤森「それでは、失礼します」

 

ドアが閉じられ、部屋に静寂が訪れる

 

東野「まさか、日本が再び戦争をすることになろうとは………………憲法9条を改正しておいて助かった………………………………こんなことで使うことになるとはなぁ………」

 

彼は諦めに似たような表情をしていた。しかし、その目には決意が見えたという。

 

 

 

 

 

数日後、帝国は最後通牒を拒否した日本に対し宣戦布告した。日本はそれに対し、国家非常事態を宣言し、自衛隊に防衛出動を下令。両国は戦争状態となった。

この事はすぐさま世界中に知れ渡り、マスメディアがこぞって報道した。

 

日本国 国会議事堂

 

その日、東野が会見を行っていた。

 

東野「日本国がこの世界に移転してはや一週間程が経ちました。日本国は、東ヨーロッパ帝国連合………通称帝国と戦争状態に入りました。帝国は第二次世界大戦時のドイツ、ソ連が行っていた民族浄化、粛清を行う国家です。このような国家と条約、同盟を結ぶ訳にはいきません。自衛隊の総力を以てして全力で対処する所存であります。

この戦争は、憲法9条改正以降初の戦争となります。日本国を必ずやあの侵略国家からお守りすることを約束いたします」

 

記者「質問よろしいでしょうか?」

 

東野「どうぞ」

 

記者「自衛隊は憲法改正により、先制攻撃が可能となりましたが、今回はどのように対処されるおつもりでしょうか?」

 

東野「そのことですが、相手の戦力の詳細が判っていない現状、こちらから仕掛けるということはしません」

 

記者「ありがとうございます」

 

このようにして会見は何時間にも及んだ。

 

こうして、日本は異世界で初めて接触した国家と戦禍を交えることとなるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

101:総理大臣

皆さん、戦争が始まりました

 

102:名無しの日本国民

既に戦争中定期(ヨーロッパを見ながら)

 

103:総理大臣

そっちもだけど、日本が宣戦布告されたお

 

104:名無しの日本国民

ファッ!!………ウーン………

 

105:名無しの自衛官

何を四天王?何を四天王!?(HKKN並感)

 

106:名無しの日本国民

は?(殺意)

 

107:名無しの日本国民

どこと戦争なん?

 

108:総理大臣

今話題の帝国さんっすねぇ

 

109:名無しの日本国民

あほしね(直球)

 

110:名無しの日本国民

あほしね(便乗)

 

111:名無しの日本国民

ロシカスは座ってろ!

 

112:名無しの日本国民

地理的に言うなら、ドイツ地域も東ヨーロッパ帝国連合の支配域なんよなぁ

 

113:名無しの日本国民

ダメみたいですね(諦め)

 

114:財務大臣

どうも、財務大臣です

 

115:名無しの日本国民

うわでた

 

116:名無しの日本国民

この税金泥棒め!

 

117:名無しの自衛官

………わぁ………あっ………(´;ω;`)

 

118:総理大臣

泣いちゃった

 

119:名無しの日本国民

あーあ、言っちゃったよ。ちゃんと貢献している公務員の方もおるんやで。

どうしてくれんのこれ?

 

120:名無しの日本国民

すいません許してください。なんでもしますから

 

121:総理大臣

ん?今なんでもするって

 

122:名無しの日本国民

あっ(察し)

 

123:名無しの日本国民

な!?あんたら誰だ!やっ、やめろぉ!(黒スーツに連行される)

 

124:名無しの日本国民

こわいなーとづまりすとこ

 

125:総理大臣

彼は習志野に送られました

 

126:名無しの日本国民

習志野?………………あっ(察し)

 

127:名無しの日本国民

それ絶対、空挺課程か特戦群課程コースじゃないですかヤダー

 

128:防衛大臣

あぁ、大丈夫ですよ。彼、適正と体力値が高かったので

 

129:名無しの日本国民

えぇ………(引き気味)

 

130:財務大臣

話を元に戻していいですか?

 

131:名無しの日本国民

いいんじゃないかな(エルシャダイ)

 

132:財務大臣

現在、戦争が始まったことにより、防衛費がこれから増額されます

 

133:名無しの日本国民

まぁ、そうやろな

 

134:名無しの日本国民

それがどうしたってんだい?

 

135:財務大臣

計算すると、低く見積もっても今の4倍近くはあることがわかりました

 

136:名無しの日本国民

おい流れ変わったぞ

 

137:名無しの日本国民

ま、まさか!

 

138:総理大臣

増税します

 

139:名無しの日本国民

ホワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!

 

140:名無しの日本国民

御慈悲^〜御慈悲^〜!!!

 

141:総理大臣

すまんな、だが、これはこの世界に来た時点で決まっていたことなんだ

 

142:名無しの日本国民

オォン!(悲しみの咆哮)

 

143:名無しの日本国民

汚い

 

144:名無しの日本国民

しょうがないね(許容の心)

 

145:総理大臣

話を元に戻すぞ。さらなる法改正で自衛隊は今日から国防軍になるで

 

146:名無しの日本国民

マジっすかい!?

 

147:名無しの国防軍人

じゃあ、俺の階級が昇進したのも、それが影響してる?

 

148:防衛大臣

せやで。つーわけで、今日から頼むで統幕長

 

149:名無しの日本国民

うせやろ!?

 

150:名無しの日本国民

自衛官ニキ、元から結構なお偉いさんだったのか

 

151:総理大臣

まぁ、そういうことや。改めて頼むで、統幕長

 

152:統合幕僚長

お任せください。あがいなやつらに日本の土は踏ませません!

ミサイルでじわじわと嬲っちゃるけぇの(怖い顔)

 

153:名無しの日本国民

【速報】統幕長、まさかの広島県民だった模様

 

154:名無しの日本国民

広島県民のワイ歓喜

 

155:名無しの日本国民

なんてことだ、(帝国は)もう助からないゾ♡

 

156:名無しの日本国民

そういえば、自衛隊を国防軍にするにあたって、立民とか色んな政党が「軍国主義の再来だ!」、「日本を暴力国家にする気か!?」だのと騒いでたけど、最近めっきり聞かないね

 

157:名無しの日本国民

そういや、聞かねぇな………………まさか

 

158:総理大臣

ゴミは掃除するに限る

 

159:名無しの日本国民

ヒェ………

 

160:名無しの日本国民

やっぱり独裁者じゃないか!(恐怖)

 

161:名無しの日本国民

まだ、ヨシフおじさんとかアドルフおじさんみたいなことはしてないからセーフ

 

162:名無しの日本国民

粛清はしっかりしてんだよなぁ

 

 

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