「うぇ〜…さっきより荒れてる〜…」
文を筆頭に鬥我と私で鴉天狗の領地に来た訳なんだけどさ。大荒れしてるのね。倒れてる子もいれば貧困層みたいな子もいる。それに加えて至る所で起こっている喧嘩。それによって壊された建物。仲介に入ったらば四面楚歌。仕返そうもんなら満身創痍。権力ある天狗の勝利は一目瞭然…。まさに弱肉強食の世界、的な感じ?初めてこんないっぱい四字熟語使ったかも、どうどう?賢そう?*1なんて考えてたら文じゃない別の鴉天狗が飛ばずにこっちに移動してきた。鴉天狗なのに(偏見)
「…貴方は?」
「私は宵柱音だよ、君はここら辺の天狗?」
「はい、小天狗です」
小天狗かぁ、つまり一応幹部ってところかな?間違ってたら申し訳ないけど。
「てことは文の同僚?」
「同僚!?同僚なんてそんな恐れ多い…!」
うーん、同僚じゃないんだ。にしても文と同僚になるのは恐れ多い…とは一体…。
「小天狗の中でも1番大天狗に近い存在…!そんな方を同僚だなんて!口が裂けても言えませんよ!」
「?私はいいと思うんですけど…」
「射命丸様ぁ!?」
はい。文本人登場♡(言い方きっしょ)
「同じ小天狗ですよ?きにしてられませんって!」
そう言って陽気に笑った文。
「それじゃあ私達は勝手に集落を復興するからよろしくね」
「で、でも!」
「大丈夫ですよ、この方たちに任せておいてください」
そうそう、任せろ任せろー。
私達はすぐさま作業に取り掛かった。ゆかりんは素材を運び、私は一応聞こえにくい音波を使って空を飛びながら骨組みを組み立てる手伝いをした。まぁ主に荷物運びなんだけどさ。
たまーに結の方も見に行くけど、案外順調そうで、私達とはまた違った信頼の得方をしていた。その方というのも、なんと演説!!結は大天狗を見つけることに協力すると熱弁して、その信頼の為に復興に協力することを誓うと言った。それプラス統制する者が居ないから代わりになる又は射命丸文などに任せる…的なこっちに有利な条件もちらつかせたとか。
うちの子ったら有能ね!
それから数日が経った今、私達の方はどちらかと言うと小天狗の上、中天狗(?)みたいな意味不明な立ち位置にいる。つまり小天狗を纏める存在…的な…?とにかく纏めれたのだ。そう言えば最近面白い子が増えてきたんだよね。アホな白狼天狗がこっちに紛れ込んでたりとか、他種族間恋愛を謳歌してる子がいたり…ね。天狗の集落が平和になってよかったと心の底から思うよ。
ちょっと前までは血の気もクソもないばしょだったからねぇ。ちなみに文には小天狗は小天狗でも情報小天狗っていう役割になった。なんでってそりゃあ…ねぇ?新聞書いてたらそうなるよ。
「文!スクープ!!」
私が誰もいない場所で叫べばすぐにやってくる。
「はいなんでしょう!!」
カシャリとシャッターを切りながら私に声をかけてくる。流石は記者。話よりもネタだね。こうしていつも文に伝えるべきネタを伝えて、広めるように指示する。今回のネタはなんだって?それは…。
「号外でーす!」
【速報】見知らぬ鴉天狗現る!
こんな感じ。そう、今目の前にいんだよね〜そのスクープが。文のネタが。
「な、なによもう…びっくりしたじゃない…」
「貴方の名前は?」
「私?私は姫海棠はたてよ!」
新キャラ登場、これは面白いことが起きる予感がした。
音「ひどいっ」
ちょっとだけ投稿おやすみします