FAIRY TAIL〜竜に育てられた少年と悪魔の少女 作:からあげ_63
第6話「楽園の塔へ」
『楽園の塔』
ジェラールのもとに部下が報告にやって来た。
「ジェラール様、エルザの捕獲に成功したとの知らせが。こちらに向かってるようです」
ジェラール「そうか......」
ジェラールはその報告にふと口元を釣り上げ、不敵な笑みを浮かべた。この男の目には、どこか底知れぬ楽しげな狂気が浮かんでいる。
何かを期待し、何かを壊すことを心から楽しんでいるような。
「しかし......なぜ今更あの裏切り者を?」
「貴方ほどの魔力があれば始末するのは容易かったはずだ」
ジェラール「それじゃあダメだ」
「?」
部下はその答えに困惑した顔を浮かべる。
ジェラール「この世界は面白くない」
低く囁くような声には、どこか憤りと、しかし子供のような好奇心も混じる。
「はぁ…...?」
ジェラール「しかし楽園の塔が完成した今これ以上生かしておくと面倒なことになりかねん」
「時は来たのだ」
「オレの理想(夢)の為に生け贄となれ
エルザ・スカーレット」
夜の塔には、彼の狂気が静かに広がっていくようだった。
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『魔法評議会会場ERA』
ERAでは評議院のメンバーが集まり緊急会議を行っていた。
「Rシステムがまだ残っているだと!!?そんなバカな!!!」
「8年前…...黒魔術を信仰する魔法教団が莫大な資金を投じて建設する予定だったRシステム」
「7つの塔だったか?あれは全部評議会が押さえ今では跡形もないハズ」
「8つ目の塔があったんよカ=エルムの近海にのう」
「まさか…...既に完成してるわけではなかろうな」
「残念やけど」
「完成…...してるのね」
「しかしRシステムが今ごろになって」
「楽園の塔」
評議院のメンバーが話しているときジークレインが会話に混ざり出した
「Rシステムじゃねぇ楽園の塔…...だろ」
「呼び方などどうでもいい!」
「Rシステムは禁忌の魔法!、民衆への影響が大きすぎる!大混乱を招くぞ!」
「ただちに軍を送る手配を」
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『小舟の上』
一方、エルザを追うため小船ーーー借りるという名の簒奪に近い形で受け取ったものだがーーーを出したエドたちだったが、ここで一つの問題に直面した。
エド「う…おお…おお…」
ナツ「うっぷ…おおおお…」
追跡の頼みの綱であるエドとナツが早々にリタイアしたのだ。乗り物に酔うエドとナツに頼ることはできず、他に追跡手段もないためとりあえずの措置として船を前に進ませることにしたのだ。
ミラ「エド、大丈夫?(背中をさする)」
エド「だ、大丈夫じゃ、ない......」
グレイは苛立ちを隠せず、二人に声をかける。
グレイ「オメーらの鼻を頼りに来たんだぞ!しっかりしやがれ!」
ジュビアは半ば呆れ、半ば軽蔑の混じる声で呟く。
ジュビア「グレイ様の期待を裏切るなんて信じられません」
ノア「やれやれ、ドラゴンスレイヤーってどうしてこう乗り物に弱いんだろうね……」
ノアも若干呆れ気味だ。
ミラが船酔いの二人を心配する中、グレイがつい声を荒げる。
グレイ「くっそ!!俺たちがのされている間にエルザとハッピーがつれてかれたなんてよ!!!」
「まったく…...情けねぇ話しだ」
ジュビア「本当ですね、エルザさん程の魔導士がやられてしまうなんて……」
ジュビアの台詞を聞いたとたんグレイがジュビアを睨み付ける
グレイ「あぁ?やられてねぇよ...‼︎ エルザの事知りもしねぇくせに...!!」
グレイに睨まれたジュビアは怯える
ジュビア「ご…ごめんなさい…」
ルーシィ「グレイ!!落ち着いて!!!」
ミラ「そうよ、グレイ。焦ったところで現状は変わらないわ、今できることを考えましょう」
グレイ「ちっ」
グレイが不機嫌に船の上に座り直した
ルーシィ「あいつら…...エルザの昔の仲間って言ってた」
ノア「あたし達だってエルザの事全然わかってなかったことだよね......」
ノアもルーシィに続くようにつぶやく
すると、ジュビアが急に何かを指差す。
ジュビア「あ!何か見えてきました!」
しばらく進み、ようやくその全貌を捉えることのできる距離まで近づいて見えたのは塔。海の真ん中、それもかなり大きめのソレはどう考えても怪しい。不穏な空気が漂う中、エドはなんとか体を起こし塔を見つめた。
エド「あれが楽園の塔か......」
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『楽園の塔』
ナツ達が楽園の塔の向かっていたときエルザは一足先に楽園の塔に連れていかれていた。
エルザ「本当に……完成していたのか」
ショウ「あれから8年も経つからねオレたちが完成させたんだよ」
シモン「歩け」
シモンがエルザの背中を押す。
エルザ「8年か…変わったなお前らも」
その言葉にエルザはどことなく悲しそうな顔をする。
『地下牢獄』
シモン「儀式は明日の正午…...それまで大人しくしていろ」
エルザは牢獄で腕を縛られて吊るされる体制になっていた。
エルザ「(儀式!? Rシステムを作動させるのか)」
牢獄にはショウだけが残りその他の者は出ていった。ショウは一方的にエルザに話しかけ、過去の記憶を持ち出す。
ショウ「しょうがないよね裏切った姉さんが悪いんだ、ジェラールは怒っている」
「儀式の生け贄は姉さんに決まったんだよ」
ショウが一方的に話しかけるのを、エルザは黙って聞いていた。
「もう姉さんには会えなくなるね、でも全ては楽園の為」
エルザは少しだけ震えていた。
「震えてるの?生け贄になるのが怖い?それともここがあの場所だから?」
エルザは昔の事を思い出していた。
楽園の塔を作るために奴隷のように扱われていたこと、ショウが脱走を立案し、ジェラールが庇おうとしたがエルザが犠牲に懲罰房へつれていかれたことを。
ショウ「あのときはごめんよ姉さん…...立案者は俺だった。でも、怖くて言い出せなかった…本当…ズルいよね……」
エルザ「そんな事はもういい、それよりもお前達はRシステムで人を甦らせる事の危険性を理解しているのか?」
ショウ「へぇRシステムが何なのか知ってたのか意外だね」
エルザがRシステムについて話し始める。
エルザ「リバイブシステム、一人の生け贄の代わりに一人の死者を甦らせる人道を外れた禁忌の魔法」
エルザの説明を聞いてショウは少しだけ否定する。
ショウ「魔法に元々人道なんてないよ全ての魔法はヒューマニズムを衰退させる」
エルザ「黒魔術的な思想だな、まるで奴等と同じだ」
ショウ「奴等はRシステムをただの反魂の術、生き返りの魔法 としか認識してなかったんだよ。だけどジェラールは違う。その先の楽園へとオレたちを導いてくれる」
エルザ「楽園?」
ショウはエルザに顔を近付ける。
ショウ「ジェラールがあの方を復活させるとき世界は生まれ変わるんだよ。オレたちは支配者となる」
「自由を奪った奴等の残党に…俺達を裏切った姉さんの仲間達に…何も知らずにのうのうと生きてる愚民どもに…評議院の能無しどもに…」
「全てのものに恐怖と悲しみを与えてやろう!!!!
そして全ての者の自由を奪ってやる!!!!
オレたちが世界の支配者となるのだぁぁぁぁ!!!!」
その狂気に満ちた叫びに、エルザは黙っていなかった。
ゴッ!! 彼女は縛られたまま足を振り上げ、ショウの顎を蹴りあげる。
「ガッ」
ショウは気を失い倒れる。
エルザは縛られた紐を噛みきり鎧に換装する。
エルザ「何をすれば人はここまで変われる!!?」
「ジェラール……貴様のせいか……」
彼女の目には、過去への怒りと決意が宿っていた。
『ミリアーナの部屋』
ハッピーはとある部屋で目を覚ました。
その部屋はネコグッズで溢れていた。
ハッピー「ネコーー!!!ネコだらけーー!!!!」
「なんだここ?ナツは?」
ミリアーナ「みゃあ」
ハッピー「!!!」
するといきなりハッピーの目の前にミリアーナが現れる。
ミリアーナ「元気最強?」
ミリアーナは首をかしげてハッピーに尋ねた。
ハッピー「元気…最強?」
ミリアーナ「みゃあー!!喋れるネコネコだぁー!!」
ミリアーナはいきなりテンションを上げた。
ウォーリー「ミリア…...もっとダンディになりな」
ミリアーナの後ろから一つの影が見えた。
ハッピー「お前は!!?」
ウォーリー「ネコが喋るんじゃねぇ喋るからネコなんだぜ」
ミリアーナ「そっかー!!」
ハッピー「全然意味わかんないし!!」
ミリアーナの後ろから現れたのはウォーリーだった。
ハッピー「ここどこだ、ナツはどうしたんだよ!!」
ハッピーはウォーリーとミリアーナに警戒しながら話しかける。
ウォーリー「ヘイ キャーッツ、ボーイは今頃アスファルトに口づけしてるぜ」
ハッピー「ナツが、あれくらいでやられるもんか」
そこにシモンが勢いよく扉を開けてやってきた。
シモン「ウォーリー!! ミリアーナ!! エルザが脱走した!!!」
エルザという名前にハッピーは反応する。
ハッピー「エルザ!!?ここにいるの!!?」
脱走したと言われているのにミリアーナ達はやけに落ち着いていた。
ミリアーナ「脱走ー懐かしい響きーw」
ウォーリー「シモン ダンディになれよこの塔から逃げられるわけないぜ」
シモン「あぁ…逃げねぇだろうな…ジェラールを狙ってくるぜ。エルザを追うぞ!!来い!!」
ミリアーナ「みゃあ!!」
ウォーリー「まったく女ってのはいつの時代も面倒だぜ」
部屋にハッピーだけが取り残された。
ハッピー「一体…何が起こってるんだ?」
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『塔の最上階』
ジェラール「あははははっ」
エルザの脱走を知ったジェラールは、不敵な笑みを浮かべ、狂気の色を瞳に宿す。
「ジェラール様?」
ジェラール「ふふふ、やはりエルザはいい女だ。実に面白い。俺が勝つか エルザが勝つか。楽しもう 生と死……そして過去と未来を紡ぐ楽園のゲームを」
「し…しかし…評議院の動きも気になりますな」
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『ERA(エラ)』
評議院のメンバーはRシステムについて話し合っている。
「Rシステムは人間の生と死の法則を無視した極めて危険な思想が生み出した許されざる魔法」
「占拠しているのが何者だろうと敵とみなすべきだ!!!」
「ただちに軍を派遣するのじゃ!!!」
ジーク「…鳩どもめ」
評議院が騒ぎ立てるなかジークが一言そう言った。
「!?」
「ジーク貴様!!」
評議院から反感をかうなかジークは話しを続ける。
ジーク「オレから言わせれば軍の派遣程度ハト派を呼ばざるを得ないと言ったんだ」
「あれは危険すぎる」
「あんたらは何もわかっていない!!楽園の塔を今すぐ消すなら方法は一つだろ!!」
「衛星魔法陣(サテライトスクエア)からのエーテリオン!!!」
その一言を聞いて評議院は驚愕する。
「な!!?」
「超絶時空破壊魔法だと!!?」
「被害予測は出来ているのか!!?力加減で一国をも消せる魔法だぞ!!!」
「エーテリオンは我々の最終兵器じゃ!!!Rシステムより危険な魔法なんじゃぞ!!!」
ジーク「ふぅ…」
ジークの説得はまだ続く。
「しかしサテライトスクエアならば この地上全ての物を標的にできる
そしてあの巨大な建造物を消すにはエーテリオンしかない」
ウルティア「賛成…ですわ」
ウルティアは手を上げる。
「ウルティア!!!貴様まで」
ジーク「我々は全部で9名 あと3名の賛成票があればエーテリオンを撃てる!!」
「時間がないんだぞ!!!Rシステムは絶対に使わせちゃいけねぇ!!!」
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『楽園の塔内部』
エルザは楽園の塔で雑魚を蹴散らしながらジェラールを探し回っていた。
「うわぁぁ!!」
「エルザだぁぁ!!」
エルザは雑魚の一人に剣を突き付け質問する。
エルザ「ジェラールはどこだ!?」
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一方リート達も楽園の塔の外にまでやってきていた。岩肌から塔へと続く階段を覗いてみるが、警備の人間が複数人、等間隔で並んでいる。塔へと続く道のりは長く、呑気にわたればバレるのは間違いないだろう。
グレイ「見張りの数が多いな」
ナツ「気にする事ぁねぇ!!突破だ!!」
グレイが見張りの位置を調べているなかナツが力ずくで突破しようとする。
エド「ダメに決まってるだろ」
ルーシィ「そうよ、エルザとハッピーが捕まってる。ヘタな事したら2人がが危険になるのよ」
そんなナツを止めるべくエドとルーシィが言った。
グレイ「しかも塔らしきものはずっと先の方だここでバレたら分がわるいな」
ノア「でも、ずっとここにいてもいつかは見つかるんじゃない?」
ミア「そうねぇ、何か抜け道か何かあるといいんだけど」
さて、どうしたものかと一同考えていると、海の方からジュビアが顔を出す。水の魔法を使いこなすジュビアは身体を水にすることができ、水中の活動を得意とすることエドから索敵を頼んでいたのだ。
ジュビア「ジュビアは水中から塔の地下への抜け道を見つけました」
グレイ「マジか!!」
エド「さすが元エレメント4だな」
ミラ「すごいわねぇ」
ジュビア「褒められました。あなたではなくジュビアが、です」
ルーシィ「はいはい」
グレイに気があるジュビアは恋敵ーーと勘違いしてるーールーシィに自慢げだ。
ジュビア「水中を10分ほど進みますが、息は大丈夫でしょうか?」
ナツ「10分くらいなんともねーよ」
グレイ「だな」
エド「ミラ、行けるか?」
ミラ「大丈夫よ」
ルーシィ&ノア「「いや、無理に決まってるでしょ‼︎」」
ルーシィとノア以外は10分は余裕で潜れるらしい。
するとジュビアは水の玉らしきものを人数分作り出す。
ジュビア「では、これを被ってください酸素を水で閉じ込めてあるので水中でも息ができます」
グレイ「へぇー便利なもんだな」
ナツ「ほぉー、つーかお前誰だ?」
『楽園の塔地下』
ナツ達は水中から現れた
ルーシィ「便利ねコレ。マヌケだけど」
エド「あぁ、色々と役にたちそうだ」
エド達は水の玉を頭から外す。
ジュビア「ルーシィさんだけちょっと小さめに作ったのによく息が続きましたね」
ルーシィ「オイオイ!!!」
ミラ「あらあら」
ノア「何したらそんなに嫌われるの?」
ジュビアとルーシィのコントじみた会話にミラとノアが反応する。
エド「お前たち静かにしろ…敵に見つかったら元も子もないぞ」
ルーシィ「うっ…ごめんなさい…」
グレイは辺りを見回す。
グレイ「ここがあの塔の地下か?」
ルーシィ「エルザとハッピーがこのどこかに」
すると上から無数の人影が見えた。
「何だ貴様らはぁーー!!!」
その中の一人が大声で叫ぶ。
ルーシィ「やばっ」
ノア「見つかっちゃった!」
グレイ「ここまで来たらやるしかねぇだろ」
ジュビア「はい!!」
エド「ミラ、離れるなよ」
ミラ「ええ」
ナツは炎を纏い敵がいる足場を壊した。
ナツ「何だ貴様らはだと!?」
「上等くれた相手も知らねぇのかヨ!!!」
「うわぁ‼︎」
「ぬぁっ‼︎」
いち早く動いたのは苛立ちを募らせていたナツ。拳に炎を纏い、近場にあった柱の支柱を殴りつけ橋を破壊。幾人かの兵隊ともども橋が落ちる。
ナツ「フェアリーテイルだバカ野郎!!!」
それを皮切りに、兵隊たちも攻撃を開始する。いち早く狙われたのは女性であり弱そうに見えるルーシィ。しかし、敵の攻撃をギリギリ回避し鍵を取り出す。
ルーシィ「開け、処女宮の扉!バルゴ!」
バルゴ「お呼びでしょうか、姫」
出てきたのはメイド服に身を包んだピンク髪の女性。その登場に敵兵士たちが興奮していた。
ルーシィ「お仕置きよろしく!」
バルゴ「かしこまりました」
見た目からは想像できないほどの力で次々と敵兵を薙ぎ倒していく。
そしてジュビアも数人の敵に切りかかられるがジュビアの体は水でできている為効果は全くなかった。
「え?」
「何だこいつ!!?」
ジュビア「シンシンと...水流斬破(ウォータースライサー)!!」
そうして呆気に取られる敵をジュビアが高圧水流でなぎ倒す。受けに甘んじているわけにもいかず、グレイは軽い身のこなしで柱に登り、そこにいた兵士を蹴り倒してそのまま空中に躍り出る。
グレイ「アイスメイク・ハンマー‼︎」
橋の上にいた数人に加え、その下にいた兵士ごと氷のハンマーが叩き潰し、氷塊の中へと閉じ込める。
エド「2人とも離れるなよ」
ミラ「ええ、頼りにしてるわよ♪」
ノア「私たち戦えないんだから、ほんとに頼むよ!」
エド「わかってるよ」
ミラとノアを守りながら、エドは敵兵に囲まれる。しかし、S級魔導士のエドにとって、この程度の相手で動揺するはずもなかった。
エド「...竜水槍ーー乱!」
造形魔法の要領で作り出した無数の水の槍が敵兵たちを次々に貫いていく。突っ込んできた敵は一瞬で吹き飛ばされ、残った者たちは足を止めて怯んだ。ミラとノアのすぐそばまで迫ってきた敵も、エドが瞬時に水の盾で弾き飛ばし、二人を守る。
ミラ「ふふ、やっぱりエドは頼りになるわね」
ノア「さすが、エド!」
しばらくし、片付いたと思いきや脇の通路からは今までの倍の人数が顔を出す。望むところだとばかりに、一同は声を上げるのであった。
しばらくして、敵を殲滅したエド達の部屋の天井から扉が開きハシゴが降りてくる
ナツ「何か扉が開いたぞ」
グレイ「上へ来いってか?」
エド「どうせ侵入する予定だったんだ…...行くぞ」
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『楽園の塔 : 最上階』
「ジェラール様!!一体何を!!?」
「侵入者を引き入れるなんて!!」
ジェラールの部下はジェラールにそう言う。
しかしジェラールは気にしていない。
ジェラール「言っただろ?これはゲームだと
奴等はゲームをクリアしただけのことだ」
「面白くなってきやがった、ハハハ」
「しかし儀式を早めなくてはいずれ評議院に感づかれますぞ」
「ヴィダルダスまだそんなことを心配しているのか?」
ジェラール「止められやしない、評議院のカスどもにはな」
その声には、“絶対”の自信と“狂気”が滲んでいた――。
こんな自己満足な作品を読んでいただきありがとうございます!
よろしけれコメントの方もよろしくお願いします!